JPH03133881A - 2段ループカー装置の加減速補償演算装置 - Google Patents

2段ループカー装置の加減速補償演算装置

Info

Publication number
JPH03133881A
JPH03133881A JP26931589A JP26931589A JPH03133881A JP H03133881 A JPH03133881 A JP H03133881A JP 26931589 A JP26931589 A JP 26931589A JP 26931589 A JP26931589 A JP 26931589A JP H03133881 A JPH03133881 A JP H03133881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loop car
value
car
calculation means
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26931589A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2511154B2 (ja
Inventor
Hidenori Shintaku
新宅 秀則
Shigeki Koizumi
繁樹 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP26931589A priority Critical patent/JP2511154B2/ja
Publication of JPH03133881A publication Critical patent/JPH03133881A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2511154B2 publication Critical patent/JP2511154B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、めっき処理工程や酸洗ライン等を有
するプロセスラインのごとき連続処理ラインを構成して
いる2段ループカー装置において、例えば金属材料等の
材料の張力制御に使用される2段ループカー装置の加減
速補償演算装置に関するものである。
(従来の技術) 第2図は、従来より用いられている連続処理ラインにお
けるライン構成図である。上述した連続処理ラインは、
第2図にて図示するように、第2図右方から左方に向っ
て符号Aにて示す入側セクション、符号Bにて示す中央
セクション及び符号Cにて示す出側セクションの3つの
セクションから成っている。
前述した入側セクションAは、No、1巻戻機29を始
め、No、2巻戻機30.デフレクタービンチロール3
1a、入側ループカー装置40及びデフレクタ−ビンチ
ロール31bを具備している。No、1巻戻機29には
、材料1のコイル29aが、又No、2@戻$130に
は、材料1のコイル30aが夫々取り付けられている。
デフレクタ−ビンチロール31aは、No、1巻戻機2
9から供給される材料(或いは、No、2巻戻機30か
ら供給される材料)lを受けて、入側ループカー装置4
oに供給すべく前記入側ループカー装置4oに案内する
ようになっている。入側ループカー装置4oは、例えば
、人為的な事故等の特別な場合を除いて中央セクション
Bの駆動を停止させないようにするために設けられたも
のである。入側ループカー装置4oは、前記No、1巻
戻機29(或いはNo、2@戻機30)がらデフレクタ
−ビンチロール31gを通して供給された材料lを受け
て、上段ループカー40g及び下段ループカー40bと
、共に固定状態に置かれているNo、lステアリングロ
ール6 C1a % No、2ステアリングロール60
bとの間の距離を可変調整することによって、この距離
に応じた材料lの一時的な貯蔵量を設定し、この材料1
を一時的に貯蔵した後、デフレクタ−ビンチロール31
bを通して中央セクションBに供給するようになってい
る。入側ループカー装置40には、第2図を参照して明
らかなように、共に水平方向に移動することによって材
料1の張力を可変調整する上段ループカー40aと下段
ループカー40bとによって構成された2段ループカー
装置が採用されている。
前記出側セクションCは、前記入側セクションAと同様
に、デフレクタ−ビンチロール31cを始め、出側ルー
プカー装置50、デフレクタ−ビンチロール31dSN
o、1巻取機33及びNo、2巻取機34を具備してい
る。デフレクタ−ビンチロール31cは、中央セクショ
ンBから供給される材料1を受けて、出側ループカー装
置50に供給すべく前記出側ループカー装置50に案内
するようになっている。出側ループカー装置50は、前
記入側ループカー装置40と同様に、例えば人為的な事
故等の特別な場合を除いて中央セクションBの駆動を停
止させないようにするために設けられたものである。出
側ループカー装置50は、デフレクタ−ビンチロール3
1cを通して中央セクションBから供給された材料1を
受けて、上段ループカー50a及び下段ループカー50
bと、共に固定状態に置かれているNo、lステアリン
グロール70 a 5No−2ステアリングロール70
bとの間の距離を可変調整することによって、この距離
に応じた材料1の一時的な貯蔵量を設定し、この材料1
を一時的に貯蔵した後、デフレクタ−ビンチロール31
dを通してNo、1巻取機33(或いは、No、2巻取
機34)に供給するようになっている。
出側ループカー装置50には、第2図を参照して明らか
なように、前記入側ループカー装置40と同様に共に水
平方向に移動することによって材料1の張力を可変調整
する上段ループカー50aと下段ループカー50bとに
よって構成された2段ループカー装置が採用されている
。デックレタービンチロール31dは、出側ループカー
装置50から供給された材料1を受けて、これをNo、
1巻取機33(或いはNo、2巻取機34)に供給する
ことによって巻取らせるべく、前記材料1をNo、1巻
取機33(或いはNo、2巻取機34)に案内するよう
になっている。No、1巻取機33は、デックレタービ
ンチロール31dを通して出側ループカー装置50から
供給された材料1を受けて、これをコイル状に巻取るよ
うになっている。No、2巻取機34は、前記No、1
巻取機33と同様に、デフレクタ−ビンチロール31d
を通して出側ループカー装置50から供給された材料1
を受けて、これをコイル状に巻取るようになっている。
中央セクションBは、既に説明したように、めっき処理
工程や酸洗工程等を実施するために設けられたもので、
入側セクションAから供給された材料lを受けて、これ
に所定の処理を連続的に施す処理部32を有し、この処
理部32にてめっき処理、或いは酸洗処理等の所定の処
理が施された材料1を、出側セクションCに送り出すよ
うになっている。
上述した構成の連続処理ラインにおいて、中央セクショ
ンBは、材料1の加工時の品質低下を防止するために、
入側セクションAから供給された材料1を、処理部32
にて連続的に処理する必要があるので、前述したような
操作中やむを得ない場合以外は前記連続的な処理作業を
停止させることができない。これに対して、入側セクシ
ョンAは、No、1巻戻機29又はNo、2巻戻機30
に夫々取り付けられている材料ユのコイル29 a r
  30 aを交換しながら新しい材料1を中央セクシ
ョンBに供給する必要があるので、前記交換作業を実施
するに際しては、その駆動を一時的に停止させなければ
ならない。同様に出側セクションCは、中央セクション
Bにて前記のような所定の処理が施された後の材料1を
、No、1巻取機33又はNo、 2巻取機34にてコ
イル状に巻取った後、それらのコイル33a、34aの
抜き出し作業等を行なう必要があるので、前記抜き出し
作業等を実施するに際しては、その駆動を一時的に停止
させなければならない。
このように、入側セクションAのNo、1巻戻機29、
No、2巻戻機30や或いは出側セクションCのNo、
1巻取機33、”No、2巻取機34の駆動を停止させ
た場合においても、中央セクションBの駆動については
停止させることができないために、前述したように材料
1を一時的に貯蔵する機能を有する装置として、入側セ
クションAにおける中央セクションB寄りに入側ループ
カー装置40を設け、出側セクションCにおける中央セ
クションB寄りに出側ループカー装置50を設けること
としている。
(発明が解決しようとする課題) 従来、上述した入側ループカー装置40にあっては、上
段ループカー40a1下段ループカー40bは、1台の
モータによって駆動されており、出側ループカー装置5
0にあっても、入側ループカー装置40におけると同様
に、上段ループカー50a1下段ループカー50bは、
1台のモータによって駆動されるようになっており、こ
れらのモータによって第2図水平方向に往復動すること
で(材料1の貯蔵R)可変調整し、この材料1を一時的
に貯蔵するようになっていた。然るに、入側ループカー
装置40において、上段ループカー40aと下段ループ
カー40bとを1台のモータによって駆動すると、材料
1に材料1の自重等による上下振動等に起因する張力変
動等の張力外乱が生じるという不具合がある。このよう
な不具合は、出側ループカー装置50において、上段ル
ープカー50aと下段ループカー50bとを1台のモー
タによろて駆動した場合にも同様に生ずる。
そこで、上述した不具合を解消するために、即ち、材料
1における張力外乱の緩和等を図るために、入側ループ
カー装置40、出側ループカー装置50のいずれにおい
ても、上段ループカー40a (50a) 、下段ルー
プカー40b (50b)を、夫々別々のモータで駆動
する2段ループカー装置が採用されるようになってきた
。上記構成の2段ループカー装置においては、この2段
ループカー装置を通る材料1の張力制御に使用するd 
v / d を値を、2段ループカー装置の入側の現在
速度veから2段ループカー装置の出側の現在」度vd
を減算して算出した速度差に基づいて演算していた。そ
してこの演算結果は、そのまま前述した上段ループカー
と下段ループカーのdv/dt値として使用されるのが
一般的であった。
しかしながら、上述した方法にて算出したdv/dt値
を、前記の上段ループカーの制御と下段ループカーとの
制御に使用すると、これら上段ループカーと下段ループ
カーとの加減速時において、上段ループカーと下段ルー
プカーとが同期走行しなかった場合には、上記dv/d
t値は、上段ループカー及び下段ループカーにおける適
正なdv/dt値ではなくなる。そのため、上段ルーブ
カ、下段ループカーの制御においてζ材料1の適正な加
減速張力基準値を得ることができず、前記2段ループカ
ー装置を通る材料1に張力変動等の不具合が生ずるとい
う問題点があった。
従って本発明は、上記問題点を解消するためになされた
もので、その目的は、連続処理ラインを形成する2段ル
ープカー装置において、上段ループカー、下段ループカ
ー各々の適正なdv/dt値を演算し、この演算によっ
て得られた上段ループカー、下段ループカー各々の適正
なdv/dt値を用いることによって、上段ループカー
、下段ループカーに対して夫々適正な材料の加減速張力
を設定することができ、2段ループカー装置における材
料に張力外乱が生ずる一要因を除去することが可能な2
段ループカー装置の加減速補償演算装置を提供すること
にある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、連続処理ラインを
構成し、この連続処理ラインを通る材料を一時的に貯蔵
するための上段ループカーと下段ループカーとが、各々
別々の駆動手段によって駆動される2段ループカー装置
の加減速補償演算装置であって、2段ループカー装置の
入側現在速度から2段ループカー装置の出側現在速度を
減算して算出した速度差に基づいて2段ループカー装置
のdv/dt値を演算する2段ループカー装置dv/d
t値演算手段と、前記2段ループカー装置dv/dt値
演算手段からの出力と与えられた上段ループカーdv/
dt値及び下段ループカーdv/dt値とに基づいて、
上段ループカーの最終dv/dt値を演算する上段ルー
プカー最終dv/dt値演算手段と、前記上段ループカ
ー最。
終dv/dt値演算手段からの出力に基づいて上段ルー
プカーの加減速時に上段ループカーにおける材料の張力
基準値に対して補償しなければならない上段ループカー
における材料の張力フォーシング量を演算する上段ルー
プカー張力フォーシング量演算手段と、前記2段ループ
カー装置dv/dt値演算手段からの出力と与えられた
上段ループカーdv/dt値及び下段ループカーdv/
dt値とに基づいて、下段ループカーの最終dv/dt
値を演算する下段ループカー最終dv/dt値演算手段
と、前記下段ループカー最終dv/dt値演算手段から
の出力に基づいて下段ループカーの加減速時に下段ルー
プカーにおける材料の張力基準値に対して補償しなけれ
ばならない下段ループカーにおける材料の張力フォーシ
ング量を演算する下段ループカー張力フォーシング量演
算手段と、を備えた構成とした。
(作 用) 上記構成において、上段ループカー最終dv/dt値演
算手段は、2段ループカー装置dv/dt値演算手段か
らの出力と上段ループカーdv/dt値と下段ループカ
ーdv/dt値とに基づいて、上段ループカーの最終d
v/dt値を演算して出力し、下段ループカー最終dv
/dt値演算手段は、2段ループカー装置dv/dt値
演算手段からの出力と上段ループカーdv/dt値と下
段ループカーdv/dt値とに基づいて、下段ループカ
ーの最終dv/dt値を演算して出力するようにしたの
で、上段ループカーと下段ループカーとの加減速時に上
段ループカーと下段ループカーとが同期走行していない
場合でも、上段ループカー、下段ループカー各々の適正
なdv/dt値が得られるものである。
(実施例) 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
本発明に係る2段ループカー装置の加減速補償演算装置
は、既に説明した内容から明らかなように、連続処理ラ
インを構成する2段ループカー装置における材料の張力
を演算する2段ループカー装置の張力演算装置に適用さ
れるものである。更に説明すると、前記第2図にて示し
たように、2段ループカー装置は、連続処理ラインを構
成している入側セクションAの中央セクションB寄りと
、出側セクションCの中央セクションB寄りとに夫々設
けられている。そしてこれら2つの2段ループカー装置
において、中央セクションBに供給する材料1、或いは
中央セクションBから供給される材料1を一時的に貯蔵
することによって、人為的な事故等の特別な場合を除き
中央セクションBの駆動を停止させないようにしている
。第1図は、上述した2段ループカー装置に適用される
2段ループカー装置の張力演算装置の全体構成と、この
2段ループカー装置の張力演算装置を構成する本発明の
一実施例に従う2段ループカー装置の加減速補償演算装
置の全体構成とを示したブロック図であるが、第1図で
は図示の都合上、前記第2図中の入側セクションAに設
けられている2段ループカー装置40のみを示すことと
した。なお、上記2段ループカー装置を構成している上
段ループカーと下段ループカーとは、図から明らかなよ
うに、各々別々のモータによって駆動されるように構成
されている。          。
第1図において、2段ループカー装置40は、上段ルー
プカー40a及び下段ループカー40bを始め、ともに
固定状態に置かれているNo、1ステアリングロール6
0aSNo、2ステアリングロール60bを有している
。前記2段ループカー装置40は、入側セクションA(
第2図にて図示)から中央セクションB(第2図にて図
示)に供給される材料1を受けて、上段ループカー40
a1下段ループカー40bと、前記のともに固定状態に
置かれているNo、lステアリングロール60a1No
、2ステアリングロール60bとの間の距離に応じた貯
蔵量にて前記材料1を一時的に貯蔵するようになってい
る。2段ループカー装置40は、符号veにて示す2段
ループカー装置40の入側における現在速度が、符号v
dにて示す2段ループカー装置40の出側における現在
速度よりも高い場合には、2段ループカー装置40によ
って一時的に貯蔵される材料1の貯蔵量は増大する。一
方、2段ループカー装置40の入側現在速度veが、2
段ループカー装置40の出側現在速度vdよりも低い場
合には、2段ループカー装置40によって一時的に貯蔵
される材料1の貯蔵量は減少するようになっている。前
記上段ループカー40aは、上段巻取ドラム6を通して
伝達される上段ループカー駆動モータ10の駆動力によ
って符号v1にて示すように第1図水平方向に駆動(往
復動)される。そして上段ループカー40aとN011
ステアリングロール60aとの間の材料1の張力が制御
されるようになっている。前記下段ループカー40bも
前記上段ループカー40aと同様に、下段巻取ドラム7
を通して伝達される下段ループカー駆動モータ11の駆
動力によって符号v2にて示すように第1図水平方向に
駆動(往復動)される。そして下段ループカー40bと
No、2ステアリングロール60bとの間の材料1の張
力が制御されるようになっている。前記上段巻取ドラム
6には、この上段巻取ドラム6の回転角度を検出するこ
とにより、この上段巻取ドラム6と連繋している上段ル
ープカー40aの位置検出を行なう上段ループカー位置
検出器8が取り付けられている。
前記上段ループカー位置検出器8は、ループカー位置偏
差演算手段21に、上段ループカー40aの位置検出信
号P1を出力する。前記下段巻取ドラム7にも、前記上
段巻取ドラム6におけると同様に、この下段巻取ドラム
7の回転角度を検出することにより、この下段巻取ドラ
ム7と連繋している下段ループカー40bの位置検出を
行なう下段ループカー位置検出器9が取り付けられてい
る。
前記下段ループカー位置検出器9は、ループカー位置偏
差演算手段21に、下段ループカー40bの位置検出信
号P2を出力する。
前記上段巻取ドラム6には、又、上段ループカー速度検
出器12が設けられており、この上段ル−ブカー速度検
出器12は、前記上段巻取ドラム6の回転角度に比例し
た数のパルス信号を、本発明の一実施例に従う2段ルー
プカー装置の加減速補償演算装置100に出力する。前
記下段巻取ドラム7にも、前記上段巻取ドラム6と同様
に、下段ループカー速度検出器13が設けられており、
この下段ループカー速度検出器13は、前記下段巻取ド
ラム7の回転角度に比例した数のパルス信号を、前記2
段ループカー装置の加減速補償演算装置100に出力す
るようになっている。
本発明に係る2段ループカー装置の加減速補償演算装置
100は、第1図を参照して明らかなように、上段ルー
プカー速度演算手段14を始め、下段ループカー速度演
算手段15.2段ループカー装置dv/dt値演算手段
16、上段ループカーdv/dt値演算手段17、下段
ループカーdv/dt値演算手段18、上段ループカー
最終値dv/dt演算手段17A1下段ループカー最終
値dv/dt演算手段18A1上段ループカー張カフォ
ーシング量演算手段19及び下段ループカー張力フォー
シング量演算手段20を具備している。前記加減速補償
演算袋R100は、上段ループカー速度検出器12から
の出力と、下段ループカー速度検出器13からの出力と
、2段ループカー装置入側現在速度veと、2段ループ
カー装置出側現在速度vdとに基づいて上段ループカー
40aと下段ループカー40bとの加減速時における適
正な加減速張力補償量を、上段ループカー張力基準値演
算手段24、下段ループカー張力基準値演算手段26に
対して夫々出力するようになっている。
上段ループカー速度演算手段14は、前記上段ループカ
ー速度検出器12からの出力に基づいて下記の(1)式
に示すような演算を行なって上段ループカー40aの現
在走行速度v1を算出し、上段ループカーdv/dt値
演算手段17に出力する。
但し、ΔP1 :上段ループカー速度検出器12から出
力される単位時間当りのパル ス信号数。
K1 :上段巻取ドラム6が1回転する間に上段ループ
カー速度検出器12 から出力されるパルス信号数。
Dl:上段巻取ドラム6の直径。
下段ループカー速度演算手段15は、前記下段ループカ
ー速度検出器13からの出力に基づいて下記の(2)式
に示すような演算を行なって下段ループカー40bの現
在走行速度v2を算出し、下段ループカーdv/dt値
演算手段18に出力する。
から出力されるパルス信号数。
D2 :下段巻取ドラム7の直径。
2段ループカー装置d v / d を値演算手段16
は、2段ループカー装置40の入側現在速度veから2
段ループカー装置40の出側現在速度vdを減算して算
出した速度差ve−vdに基づいて下記の(3)式に示
すような演算を行って2段ループカー装置40の速度微
分値DVDT3を算出し、上段ループカー最終dv/d
t値演算手段17Aおよび下段ループカー最終dv/d
t値演算手段18Aに対して夫々出力する。
但し、ΔP2:下2:−プカー速度検出器13から出力
される単位時間当りのパル ス信号数。
K2:下段巻取ドラム7が1回転する間に下段ループカ
ー速度検出器13 上段ループカーdv/dt値演算手段17は、前記上段
ループカー速度演算手段14から出力される上段ループ
カー402の現在走行速度v1に基づいて、下記の(4
)式に示すような演算を行って上段ループカー40aの
速度微分値dvdt1を算出し、上段ループカーd v
 / d を値演算手段17Aおよび下段ループカー最
終dv/dt値演算手段18Aに対して夫々出力する。
下段ループカーdv/dt値演算手段18は、前記下段
ループカー速度演算手段15から出力される下段ループ
カー40bの現在走行速度V2に基づいて下記の(5)
式に示すような演算を行って下段ループカー40bの速
度微分値dvdt2を算出し、この算出した値を、上段
ループカー最終dv/dt値演算手段17Aおよび下段
ループカー最終dv/dt値演算手段18Aに対して夫
々出力する。
上段ループカー最終dv/dt値演算手段17Aは、前
記2段ループカーdv/dt値演算手段16から出力さ
れる速度微分値DVDT3と、前記上段ループカーd 
V/d を値演算手段17から出力される速度微分値d
vd t 1と、前記下段ループカーdv/dt値演算
手段18から出力される速度微分値dvdt2とに基づ
いて下記の(6)式に示す演算を行って上段ループカー
40aの最終速度微分値DVDT1を算出し、この算出
した値を、上段ループカー張力フォーシング量演算手段
19に出力する。
下段ループカー最終dv/dt値演算手段18Aは、前
記2段ループカー装置dv/dt値演算手段16から出
力される速度微分値DVDT3と、前記上段ループカー
dv/dt値演算手段17から出力される速度微分値d
vd t 1と、前記下段ループカーdv/dt値演算
手段18から出力される速度微分値dvd t 2とに
基づいて、下記の(7)式に示すような演算を行って下
段ループカー40bの最終速度微分値DVDT2を算出
し、この算出した値を、下段ループカー張力フォーシン
グ量演算手段20に出力する。
上段ループカー張力フォーシング量演算手段19は、前
記上段ループカーdv/dt値演算手段17から出力さ
れる速度微分値DVDT1に基づいて下記の(8)式に
示すような演算を行って上段ループカー40aの加減速
張力F。olを算出し、この算出した値を、上段ループ
カー張力基準値演算手段24に出力する。
Fool−に1・DvDTl  ・・・・・・(8)但
し、Kl :上段ループカー40aの加減速時における
フォーシング係数。
下段ループカー張力フォーシング量演算手段20は、前
記下段ループカーdv/dt値演算手段18から出力さ
れる速度微分値DVDT2に基づいて下記の(9)式に
示すような演算を行って下段ループカー40bの加減速
張力F。o2を算出し、この算出した値を、下段ループ
カー張力基準値演算手段26に出力する。
Foc2wK2争DVDT2 叫・・(9)但し、K2
:下段ループカー40bの加減速時におけるフォーシン
グ係数。
前述したループカー位置偏差演算手段21は、前記上段
ループカー位置検出器8から出力される上段ループカー
40aの位置検出信号P1と、前記下段ループカー位置
検出器9から出力される下段ループカー40bの位置検
出信号P2とに基づいて下記の(10)式に示すような
演算を行ってループカーの位置偏差値ΔPを算出し、こ
の算出した値を、上段ループカー張力補正値演算手段2
2に出力する。
ΔP−P2−P1    町旧・・(lo)上段ループ
カー張力補正値演算手段22は、前記ループカー位置偏
差演算手段21から構成される装置偏差値ΔPに基づい
て下記の(11)式に示すような演算を行って上段ルー
プカー40aの張力補正値T。を算出し、この算出した
値を、上段ループカー張力基準値演算手段24に出力す
る。
T −ΔP−K     ・・・・・・・・・(11)
但し、K:張力補正定数 上段ループカー張力設定手段23は、上段ループカー4
0aにおける材料1の張力基準値T8□を設定するもの
であり、この設定した張力基準値”SLを、上段ループ
カー張力基準値演算手段24に出力する。
上段ループカー張力基準値演算手段24は、前記上段ル
ープカー張力設定手段23から出力される張力基準値T
8□と、前記上段ループカー張力フォーシング量演算手
段19から出力される加減速張力F。olと、前記上段
ループカー張力補正値演算手段22から出力される張力
補正値T。とに基づいて、下記の(12)式に示すよう
な演算を行って上段ループカー40bの張力基準値T1
を算出し、この算出した値を、上段ループカーモータ制
御手段27に出力する。
T−T+F+T     ・・・・・・(12)1  
 81   0CI    C 下段ループカー張力設定手段25は、下段ループカー4
0bの張力基準値T8□を設定するものであり、この設
定した張力基準値T8□を、下段ループカー張力基準値
演算手段26に出力する。
下段ループカー張力基準値演算手段26は、前記下段ル
ープカー張力設定手段25から出力される張力基準値T
8□と、前記下段ループカー張力フォーシング量演算手
段20から出力される加減速張力Foc2とに基づいて
、下記の(13)式に示すような演算を行って下段ルー
プカー40bの張力基準値T2を算出し、この算出した
値を、下段ループカーモータ制御手段28に出力する。
r 2− T S2 + F OC2・” ・・・・”
 (13)下段ループカーモータ制御手段27は、前記
上段ループカー張力基準値演算手段24から出力される
張力基準値T1に基づいて前述した上段ループカー駆動
モータ10を制御する。
下段ループカーモータ制御手段28は、前記下段ループ
カー張力基準値演算手段26から出力される張力基準値
T2に、基づいて前記下段ループカー駆動モータ11を
制御する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、2段ループカー
装置の入側現在速度から2段ループカー装置の出側現在
速度を減算して算出した速度差に基づいて2段ループカ
ー装置のdv/dt値を演算する2段ループカー装置d
v/dt値演算手段と、前記2段ループカー装置dv/
dt値演算手段からの出力と与えられた上段ループカー
dv/dt値及び下段ループカーdv/dt値とに基づ
いて、上段ループカーの最終d v /、d を値を演
算する上段ループカー最終dv/dt値演算手段と、前
記上段ループカー最終dv/dt値演算手段からの出力
に基づいて上段ループカーの加減速時に上段ループカー
における材料の張力基準値に対して補償しなければなら
ない上段ループカーにおける材料の張力フォーシング量
を演算する上段ループカー張力フォーシング量演算手段
と、前記2段ループカー装置dv/dt値演算手段から
の出力と前記上段ループカーdv/dt値と前記下段ル
ープカーdv/dt値とに基づいて、下段ループカーの
最終dv/dt値を演算する下段ループカー最終dv/
dt値演算手段と、前記下段ループカー最終dv/dt
値演算手段からの出力に基づいて下段ループカーの加減
速時に下段ループカーにおける材料の張力基準値に対し
て補償しなければならない下段ループカーにおける材料
の張力フォーシング量を演算する下段ループカー張力フ
オーシング量演算手段と、を設けることとしたので、連
続処理ラインを形成する2段ループカー装置において、
上段ループカー、下段ループカー各々の適正なdv/d
t値を演算し、この演算によって得られた上段ループカ
ー、下段ループカー各々の適正なdv/dt値を用いる
ことによって、上段ループカー、下段ループカーに対し
て夫々適正な加減速張力を設定することができ、2段ル
ープカー装置における材料に張力外乱が生ずる一要因を
除去することが可能な2段ループカー装置の加減速補償
演算装置を提供することができる。
−ブカーフォーシング演算手段、 ブカーフォーシング演算手段。
20・・・下段ルー
【図面の簡単な説明】
第1図は、2段ループカー装置の張力演算装置の全体構
成と、この2段ループカー装置の張力演算装置を構成す
る本発明の一実施例に従う2段ループカー装置の加減速
補償演算装置の全体構成とを示したブロック図、第2図
は、従来より用いられている連続処理ラインにおけるラ
イン構成図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 連続処理ラインを構成し、この連続処理ラインを通る材
    料を一時的に貯蔵するための上段ループカーと下段ルー
    プカーとが、各々別々の駆動手段によって駆動される2
    段ループカー装置の加減速補償演算装置であって、 2段ループカー装置の入側現在速度から2段ループカー
    装置の出側現在速度を減算して算出した速度差に基づい
    て2段ループカー装置のdv/dt値を演算する2段ル
    ープカー装置dv/dt値演算手段と、 前記2段ループカー装置dv/dt値演算手段からめ出
    力と与えられた上段ループカーdv/dt値及び下段ル
    ープカーdv/dt値とに基づいて、上段ループカーの
    最終dv/dt値を演算する上段ループカー最終dv/
    dt値演算手段と、前記上段ループカー最終dv/dt
    値演算手段からの出力に基づいて上段ループカーの加減
    速時に上段ループカーにおける材料の張力基準値に対し
    て補償しなければならない上段ループカーにおける材料
    の張力フォーシング量を演算する上段ループカー張力フ
    ォーシング量演算手段と、 前記2段ループカー装置dv/dt値演算手段からの出
    力と与えられた上段ループカーdv/dt値及び下段ル
    ープカーdv/dt値とに基づいて、下段ループカーの
    最終dv/dt値を演算する下段ループカー最終dv/
    dt値演算手段と、前記下段ループカー最終dv/dt
    値演算手段からの出力に基づいて下段ループカーの加減
    速時に下段ループカーにおける材料の張力基準値に対し
    て補償しなければならない下段ループカーにおける材料
    の張力フォーシング量を演算する下段ループカー張力フ
    ォーシング量演算手段と、 を備えたことを特徴とする2段ループカー装置の加減速
    補償演算装置。
JP26931589A 1989-10-17 1989-10-17 2段ル―プカ―装置の加減速補償演算装置 Expired - Fee Related JP2511154B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26931589A JP2511154B2 (ja) 1989-10-17 1989-10-17 2段ル―プカ―装置の加減速補償演算装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26931589A JP2511154B2 (ja) 1989-10-17 1989-10-17 2段ル―プカ―装置の加減速補償演算装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03133881A true JPH03133881A (ja) 1991-06-07
JP2511154B2 JP2511154B2 (ja) 1996-06-26

Family

ID=17470635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26931589A Expired - Fee Related JP2511154B2 (ja) 1989-10-17 1989-10-17 2段ル―プカ―装置の加減速補償演算装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2511154B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2511154B2 (ja) 1996-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6227271A (ja) 連続処理設備の速度制御装置
JPH09216013A (ja) 熱間圧延鋼板の捲取り時の形状安定方法および装置
CA2025219C (en) Strip storage arrangement
JPH03133881A (ja) 2段ループカー装置の加減速補償演算装置
KR100311539B1 (ko) 모터 제어장치 및 모터 제어시스템
CN101712422B (zh) 用于排空气动纱线存储装置的方法和执行该方法的纺织机
JPS6218243B2 (ja)
JP3626515B2 (ja) 連続プレス装置
JPH04169458A (ja) 2分割貯蔵装置の制御装置
CN111545575B (zh) 五机架冷连轧机动态变规格阶段的厚度控制方法
JP2708669B2 (ja) 連続鋼板処理ラインの切断制御装置
JPH04338058A (ja) 連続処理設備の追従制御装置
SU809077A1 (ru) Устройство дл управлени накопите-лЕМ пОлОСы
JP2000191197A (ja) 帯状材のル―パ内での張力制御方法
JPS6350084B2 (ja)
JPH0446619A (ja) 全連続式冷間圧延機入側ブライドルの制御装置
JPH01313103A (ja) 帯状材のセンタリング装置
JPH08175720A (ja) ループカー制御装置
JPH0741218A (ja) シートの重ね継ぎ制御方法
JP2777293B2 (ja) 連続処理設備の速度制御装置
JPH04237507A (ja) 圧延設備
JPH08132125A (ja) 帯鋼の連続酸洗における酸洗槽入側ループカーの制御方法及び装置
JPH1157835A (ja) ストリッププロセスラインにおけるライン速度制御方法
JPH0678578A (ja) モータ制御装置及びモータ制御システム
JPH01288558A (ja) プロセス速度制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees