JPH0416886Y2 - - Google Patents

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JPH0416886Y2
JPH0416886Y2 JP20184184U JP20184184U JPH0416886Y2 JP H0416886 Y2 JPH0416886 Y2 JP H0416886Y2 JP 20184184 U JP20184184 U JP 20184184U JP 20184184 U JP20184184 U JP 20184184U JP H0416886 Y2 JPH0416886 Y2 JP H0416886Y2
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 −産業上の利用分野− この考案は、3次元空間内に置かれた物体表面
の位置を接触針により検出する位置検出器に関す
るもので、特に、その接触針の支持構造に関する
ものである。
この種位置検出器は、第3図に示すように、工
作機械の工具ホルダ5等に装着されるハウジング
1と、このハウジングから伸びる接触針2とを有
しており、接触針2の先端3と被測定物7との接
触により被測定物7の位置を検出する構造を有し
ている。先端3が被測定物7に衝突したときの当
接力は、接触針2の変位で吸収されるので、この
種位置検出器では、接触針の先端3の高い位置精
度と共に、外力が開放されたときの接触針2の高
い復元精度が要求され、更に、装置の構造が簡単
で加工が容易であることが要求される。
−従来の技術− 従来、位置検出器における接触針の支持構造と
して第4図ないし第6図に示すような構造が知ら
れている。第4図に示すものは、接触針の基部1
7aに3本の支持杆50を放射状に設け、ハウジ
ング1aの受座51に嵌装した2個のボール5
2,52間に形成される凹所53で支持杆50を
支持するようにしたものである(例えば、特開昭
55−157447号)。
第5図に示すものは、接触針2の基部17bと
ハウジング1bとにそれぞれ受座54,55,5
6と支持体57……57とを設けたもので、受座
54にテーパ穴58を、受座55にV溝59を形
成すると共に、受座56は平面としてそれぞれの
受座と支持体先端のボール60との係合により、
接触針の先端3の位置が規制されるようにしたも
のである。
第6図に示すものは、第4図の構造における係
合対をV溝とボールに置き換えたもので、接触針
の基部17cに放射状に3本のV溝61を設け、
ハウジング1cに設けた3個の支持体62の先端
のボール63をV溝61に係合させたものであ
る。
上記従来構造のうち、第4図及び第5図に示す
ものは、受座53ないし56の加工が面倒で装置
が高価になるという問題がある。これに対して第
6図に示すものは、比較的加工が簡単で充分な精
度を達成できるという特徴がある。
−考案の目的− この考案は、上記第6図に示した従来構造に替
えて使用することができる接触針の支持構造を提
供することを目的としてなされたもので、加工が
簡単で第6図に示した構造と同等ないしそれ以上
の精度を達成できる新たな支持構造を提供しよう
とするものである。
−考案の構成− 図示実施例の符号を用いて説明すれば、本考案
の位置検出器は、接触針2の基部17とハウジン
グ1との対向する支持面17a,1aの一方には
接触針2に直交する方向の1本の溝21aと該溝
を中心として対称に配置された斜めの溝21b,
21bとが設けられており、前記支持面の他方に
は支持突起19,19,19が接触針2を中心と
する正三角形の各頂点位置に設けられており、か
つ、これらの支持突起と前記溝とを圧接係合させ
る弾機18が設けられていることを特徴とするも
ので、更に必要によりハウジング1と前記基部1
7とをその一方に植設され他方に嵌合されたコイ
ルバネ22により連係して接触針2の回動を弾性
的に制限するようにしたものである。
−実施例− 以下、接触針の変位を静電容量の変化で検出す
る実施例を示す第1図及び第2図に基づいて詳述
する。第1図はハウジング1の断面を示したもの
で、ハウジング1は、ヘツド部1A、中間部1
B、及びシヤンク部1Cよりなり、これらはネジ
部8,9により相互に締結されて一体化されてい
る。10は中間ハウジング1Bに嵌装されたイン
ナーハウジング、11はインナーハウジング10
の外周に嵌装されたスナツプリング、12はバネ
受板、13は中間ハウジング1Bの内径に嵌装さ
れたスナツプリング、14はスナツプリング11
とバネ受板12との間に介装された圧縮コイルバ
ネであり、該コイルバネ14の付勢力によつてイ
ンナーハウジング10及びバネ受板12が中間ハ
ウジング1B内に係着されている。インナーハウ
ジング10には、その中心にハウジング1の軸線
方向に貫通孔15が設けられており、この貫通孔
15に直動杆16が摺動自在に挿通されている。
17は接触針2の円板状の基部、18は基部1
7の周縁部と中間ハウジング1Bとの間に介装さ
れた圧縮コイルバネ、19はヘツド側ハウジング
1Aの支持面1aの周縁部に突出している支持杆
である。
ヘツド側ハウジング1Aの支持面1aに植設し
た支持突起19は、その先端が半球状とされ、第
2図に示すように、接触針2を中心とする正三角
形の各頂点位置に設けられている。一方、接触針
の基部17の支持面17aには、接触針2の軸線
と直交する方向のV溝21aと該溝21aを中心
として軸対称に配置された斜めのV溝21b,2
1bとが削設されている。そして基部17の背面
とハウジング1B間に架設された圧縮コイルバネ
18の付勢力により支持突起19の先端がこれら
のV溝21a,21bに嵌合している。即ち、接
触針2は、支持突起19に3点支持された状態で
安定位置に保持されている。22はヘツド側ハウ
ジング1Aの支持面1aに植立されたコイルバネ
であり、このコイルバネ22は接触針の基部17
に設けた貫通孔23に嵌装されて接触針2の回動
を弾性的に抑える作用を為している。
支持突起19は、それぞれヘツド側ハウジング
1Aに螺着して設けられており、これを回動させ
ることによつてその突出高さを調整できるように
なつている。更に各支持突起の螺着部には、これ
を横方向から押圧するセツトスクリユ24が設け
られて所定高さに設定された支持突起19を固定
する構造となつている。第2図に示すように、本
考案では、接触針の基部17に接触針2の軸線と
直交する方向のV溝21aと該溝21aを中心と
して軸対称に配置された斜めのV溝21b,21
bとを設け、正三角形の各頂点位置に設けた支持
突起19をこれらのV溝に嵌合させて接触針2の
位置決めを行うようになつているので、支持突起
19の位置誤差または溝21a,21bの加工誤
差が生じても接触針2の偏心移動によつて当該誤
差が吸収されるので、安定位置における接触針2
の高精度の復元性が保証される。
直動杆16の先端は、その基部25とバネ受板
12との間に介装された圧縮コイルバネ26の付
勢力によつて接触針の基部17の裏面に圧接され
ている。前記インナーハウジング10には、絶縁
体27を介して円板状の固定極板28が固着され
ており、この固定極板28は、薄い雲母等からな
る絶縁板29を挟んで可動極板30と対向してい
る。
可動極板30は、直動杆16に摺動自在に嵌装
されており、バネ受板12との間に介装された圧
縮コイルバネ31により固定極板28に向けて付
勢されている。そしてこの可動極板30には、こ
れを直動杆16に固定する為のセツトスクリユ3
2が設けられており、中間ハウジング1Bにはこ
のセツトスクリユ32を回動させる為のドライバ
挿通孔33が設けられている。34はドライバ挿
通孔33をふさいでいる着脱自在なゴムキヤツプ
である。
以上の構成において、セツトスクリユ32を暖
めた状態としておけば、可動極板30は絶縁板2
9を挟んで固定極板28と密着された状態となる
から、絶縁板29の厚さを所望の極板間隔となる
ように正確に仕上げておく。この状態でハウジン
グ1のシヤンク4を回転軸に嵌着し、該回転軸を
回転させながら接触針2の先端が正確にその軸線
上に位置するように支持突起19の高さを調節
し、セツトスクリユ24で支持突起19の位置を
固定する。次いでドライバ挿通孔33からドライ
バを差し込んでセツトスクリユ32により可動極
板30を直動杆16に固定してやれば、極板28
と30の間隔は絶縁板29の厚さで決定される所
望の値に正確に設定される。
接触針2の先端3が被測定物7と接触すれば、
接触針2はバネ18の付勢力に抗して軸線方向に
移動させれるか、あるいは第1図に想像線で示す
ように傾動させられる。何れの場合にもこの接触
針2の変位が直動杆16をバネ26の付勢力に抗
して軸線方向に移動させるから、セツトスクリユ
32で直動杆16に固定された可動極板30は固
定極板28から離隔し、該離隔による両極板2
8,30間の静電容量の変化が図示しない測定位
置により電気的に検出されて接触針2と被測定物
7との接触が検知される。
以上の実施例は、静電容量の変化により接触針
と被測定物との接触を検知するものであるが、差
動トランスを使用して検知するものや、接触針と
被測定物との接触による電気の導通を利用して検
知するもの等が知られており、検知手段の如何に
関わらず本考案の構成を採用し得ることは言うま
でもない。
−考案の効果− 以上、本考案の構成によれば、加工が簡単であ
り、加工誤差があつても接触針の高い位置精度と
復元性が保証され、組立後の接触針の位置調整も
容易な支持構造を得ることができ、従つて、高精
度の位置検出器を極めて安価に提供することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は接触針の正面図、第3図は位置検出器の使用
状態を示す側面図、第4図ないし第6図は従来構
造を示す説明図である。 図中、1はハウジング、1aはその支持面、2
は接触針、3はその先端、7は被測定物、17は
接触針の基部、17aはその支持面、18は圧縮
コイルバネ、19は支持突起、21a,21bは
V溝、22はコイルバネ、23は貫通孔である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ハウジングに支持された基部から伸びる接触
    針の先端を被測定物に当接させて該被測定物の
    位置ないし表面形状を計測する位置検出器にお
    いて、前記基部はその支持面をハウジングの支
    持面に対向させて支持されており、該支持面の
    一方には前記接触針と直交する方向の1本の溝
    と該溝を中心として対称に配置された斜めの溝
    とが設けられており、前記支持面の他方には支
    持突起が前記接触針を中心とする正三角形の各
    頂点位置に設けられており、かつ、これらの支
    持突起と前記溝とを圧接係合させる弾機が設け
    られていることを特徴とする、位置検出器。 2 ハウジングと前記基部とが、その一方に植設
    され他方に嵌合されたコイルバネにより連係さ
    れて接触針の回動が阻止されている、実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の位置検出器。
JP20184184U 1984-12-25 1984-12-25 Expired JPH0416886Y2 (ja)

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JP6743115B2 (ja) * 2018-12-14 2020-08-19 Dmg森精機株式会社 接触検知装置

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