JPH0416881Y2 - - Google Patents

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JPH0416881Y2
JPH0416881Y2 JP1983011996U JP1199683U JPH0416881Y2 JP H0416881 Y2 JPH0416881 Y2 JP H0416881Y2 JP 1983011996 U JP1983011996 U JP 1983011996U JP 1199683 U JP1199683 U JP 1199683U JP H0416881 Y2 JPH0416881 Y2 JP H0416881Y2
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measuring
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JP1983011996U
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建築、土木工事での配筋検査に使用
する測定具に関する。
従来、配筋検査の時の不良の判定基準は明確に
定められておらず、個人間でバラツキを生じやす
いものであつた。また、配筋検査には鉄筋間のピ
ツチを測るものやスターラツプ筋のフツク度合を
測るもの、及び圧接部鉄筋の偏心程度を測るもの
等種々の計測内容があり、例えばスチール製の巻
尺等でこれをすべて行うと鉄筋間のピツチのごと
き単純に直線的なものについては割合正確に測れ
るが、曲げたりずらしたりして測る際には誤差を
生じるおそれがある。
さらに、鉄筋にはD10,16,19,22…
等種々の径のものが存在し、ピツチや偏心程度を
知るには必ずこの鉄筋径の大きさを考慮しなけれ
ばならず算出が面倒なものであつた。
本考案の目的は上記従来例の不都合を解消し、
簡易、迅速かつ正確に測定でき、しかも鉄筋径の
異なる場合でも当該鉄筋径に応じた測定値を簡単
に見出すことができる配筋測定具を提供すること
にある。
以下、図面について本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案の測定具の実施例を示す平面図
で、それぞれ合成樹脂製透明薄板からなる第1の
測定板1、第2の測定板、第3の測定板3,4の
端部に透孔5を設け、該透孔5を介して各板1,
2,3,4を輪体6で引出し可能に止めたもので
ある。なお、輪体6は新たな測定板を入れられる
ように開閉自在のものであることが望ましい。
第1の測定板1は、例えば大梁主筋二段筋のあ
きピツチを測定するためのもので、該主筋間に挿
入するに適する外形、すなわち第2図に示すよう
に略直角三角形をなし、底辺1aと斜辺1bとを
結んで高さ方向に平行に目盛1c,1c′…を施し
たものである。この目盛1c,1c′…は底辺1a
と斜辺1bとの間隔を示す。
また、中央のなるべく邪魔にならない場所に鉄
筋径D16,19…D35に対応する許容測定範
囲(例えば主筋としてD16の鉄筋を用いた場合
は、鉄筋間のあきピツチの許容値は32〜42)1d
を記載する。
第2の測定板2は圧接部鉄筋の偏心を測定する
もので、第3図に示すように全体が矩形で長い一
辺から鉄筋圧接部が挿入するだけの大きな切欠き
2aを有し、この切欠き2aのほぼ中央を横切る
ように前記長い一辺と平行な基準線2bを設け、
該基準線2bを中心として適宜間隔(図示では2
mm)で平行な寸法目盛2c,2c′…を記載した。
さらに邪魔にならない余白に、各鉄筋径D1
6,D19…D35に対応した圧接部偏心の許容
測定範囲2dを記載する。
第3の測定板3,4は、例えば大梁のスターラ
ツプ筋のフツク角度と曲げ長さの測定を行うもの
で、第4図、第5図に示すように、測定板3は細
長帯状のものの中央を135°の角度で湾曲させた外
形を有し、測定板4は同じ細長帯状のものの中央
を90°の角度で湾曲させた外形を有する。
この曲げ角度を135°と90°に限定するのは、鉄
筋コンクリート学会での鉄筋曲げ角度の規格が
135°と90°となっているからである。
各測定板3,4には、前記湾曲する個所の端部
に基準線3a,3a′,4a,4a′を設け、該基準
線3a,3a′,4a,4a′にそれぞれ適宜間隔で
平行な寸法目盛3b,3b′,4b,4b′を施す。
なお、3a,3b,4a,4bは鉄筋径がD10
の場合に使用し、3a′,3b′,4a′,4b′は鉄筋
径がD13の場合に使用する目盛であり、目盛3
bを例に取ると3d,4d,5d,6dという符
号を付している。
これは、3dは基準線3aからの距離が鉄筋径
がD10の直径の3倍の長さ、4dは4倍の長
さ、5dは5倍の長さ、6dは6倍の長さというこ
とを示す。他の目盛3b′,4b,4b′についても
同様である。
次に使用法について説明すると、各測定板1,
2,3,4は輪体6にフリーに固定されているの
で、測定目的に従つて必要なものを引出して用い
ることができる。
まず、大梁主筋二段筋のあきを調べるには、第
6図に示すように測定板1を主筋7,7′間に直
角に差し入れ主筋7,7′の中心が接するところ
の目盛1c等を読み取ればよい。図示の場合、主
筋7,7′の間隔は目分量で約60mmとすぐ読み取
れ、またこの主筋7,7′がD35の鉄筋であれ
ば、許容測定範囲1dを見るとD35は59〜60な
ので検査合格値であることがわかる。
次に圧接部鉄筋の偏心を調べるには、第7図に
示すように測定板2の切欠き2aに鉄筋8,8′
の圧接部8aを置き、一方の鉄筋8の中心に該当
する目盛2c等を読みとればよい。
また、鉄筋8,8′の径に応じた許容値は、許
容測定範囲2dを見ればよく、例えば図示の鉄筋
8,8′がD29のものであり、目盛2cが4mm
であるとすれば許容範囲内(D29−6)にある
ことがすぐにわかる。
一方、大梁スターラツプ筋のフツク角度と曲げ
長さを測定するには、第8図、第9図に示すよう
に測定板3,4をそれぞれ鉄筋9,10の外側に
あてればよい。このようにすることで、曲げ角度
を135°としたい場合には測定板3を使用し、90°
としたい場合には測定板4を使用する。
そして、当てた鉄筋がこの測定板3,4の外側
に沿つて曲がつていれば、135°または90°の角度
で正確に曲がつていることになる。
さらに、曲げた端がどこまで延びているかを寸
法目盛3b,3b′,4b,4b′で計る。
これにより、必要とされる曲げ端の長さが測定
できる。
なお、測定板3,4は中央から対象な形であ
り、さらに透明であるので裏返しても目盛3b,
3b′,4b,4b′が読み取れる。従つて、D13
の鉄筋を測るにはD10の場合とは反対にひつく
り返して用いればよい。
以上述べたように本考案の配筋測定具は、測定
個所への挿入又は測定個所を挿入するに適する外
形を有する薄板面上に、測定目盛と各径の鉄筋の
許容測定範囲を記載したので、簡易、迅速に配筋
測定を行え、しかも各鉄筋径に応じた検査許容値
と簡単に対比することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の配筋測定具の実施例を示す平
面図、第2図〜第5図はそれぞれ各測定板の平面
図、第6図〜第9図はそれぞれ各測定板の使用状
態を示す平面図である。 1,2,3,4……測定板、1a……底辺、1
b……斜辺、1c,1c′……目盛、1d……許容
測定範囲、2a……切欠き、2b……基準線、2
c,2c′……寸法目盛、2d……許容測定範囲、
3a,3a′,4a,4a′……基準線、3b,3
b′,4b,4b′……目盛、5……透孔、6……輪
体、7,7′……主筋、8,8′……鉄筋、8a…
…圧接部、9,10……固定具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 略直角三角形をなし、底辺1aと斜辺1bとを
    結んで高さ方向に平行に、底辺1aと斜辺1bと
    の間隔を示す目盛1c,1c′…を施し、また、中
    央のなるべく邪魔にならない場所に各種鉄筋径D
    16,19…D35に対応する許容測定範囲1d
    を記載した第1の測定板1と、 全体が矩形で長い一辺から鉄筋圧接部が挿入す
    るだけの大きな切欠き2aを有し、この切欠き2
    aのほぼ中央を横切るように前記長い一辺と平行
    な基準線2bを設け、該基準線2bを中心として
    適宜間隔(図示では2mm)で平行な寸法目盛2
    c,2c′…を記載し、さらに邪魔にならない余白
    に、各種鉄筋径D16,D19…D35に対応し
    た圧接部偏心の許容測定範囲2dを記載した第2
    の測定板2と、 細長帯状のものの中央を135°または90°の角度
    で湾曲させた外形を有し、湾曲する個所の端部に
    基準線3a,3a′,4a,4a′を設け、該基準線
    3a,3a′,4a,4a′にそれぞれ適宜間隔で平
    行な寸法目盛3b,3b′,4b,4b′を施した第
    3の測定板3,4とからなり、 各測定板1,2,3,4を輪体6にフリーに固
    定したことを特徴とする配筋測定板具。
JP1199683U 1983-01-29 1983-01-29 配筋測定具 Granted JPS59117901U (ja)

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JPS59117901U JPS59117901U (ja) 1984-08-09
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ID=30143408

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