JPS5929818Y2 - Pc板接続金具の検査治具 - Google Patents

Pc板接続金具の検査治具

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Publication number
JPS5929818Y2
JPS5929818Y2 JP14660779U JP14660779U JPS5929818Y2 JP S5929818 Y2 JPS5929818 Y2 JP S5929818Y2 JP 14660779 U JP14660779 U JP 14660779U JP 14660779 U JP14660779 U JP 14660779U JP S5929818 Y2 JPS5929818 Y2 JP S5929818Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection jig
board connection
welded part
effective height
connection fittings
Prior art date
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Expired
Application number
JP14660779U
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English (en)
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JPS5665791U (ja
Inventor
捷太郎 辻村
恒司 滝田
Original Assignee
清水建設株式会社
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Publication date
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、平鋼板面に鋼棒を載せて鋼棒の両側を平鋼板
面に溶接してなるPC板接続金具において、鋼棒と平鋼
板との溶接部の有効高さが所定の規格を満しているか否
かの判定を的確に、かつ簡易迅速に行うことができるよ
うにした検査治具に関するものである。
PC工法の構造接合金物、すなわちPC板接続金具はP
C板の最重要部品の1つであり、その品質確保について
は大いに留意する必要がある。
このPC板接続金具は、PC板の表面に露出して建方現
場で板と板とを接合するプレート部と、PC板のコンク
リート部へ定着させるアンカ鉄筋部から成立っており、
プレート部とアンカ鉄筋部を接合している溶接部はこの
金具の強度土量も重要な部分であるところから、その溶
接部が所定の規格を満しているか否かを的確に検査し、
PC板接続金具としての合否の判定を実施しなければな
らない。
ところで、上記金具の溶接部の検査内容は、種種の項目
にわたっており、従来主にノギスを用いて寸法を測定す
る作業を行っているが、溶接部の高さ、すなわち、プレ
ート面からアンカ鉄筋部の溶接上縁間の距離をノギスで
測定することは構造上困難を伴うので、その測定に手間
がかかるうえ、合否の判定にも的確性を欠く等の不都合
があった。
本考案は上記の如き実状に鑑み、鋼棒と平鋼板との溶接
部に単に当てるのみで、溶接部の高さの寸法が規格値を
満しているか否かの判定を的確に、しかも簡易迅速に行
うことができるPC板接続金具の検査治具を提供しよう
とするものである。
以下、本考案の実施態様を図面について説明する。
PC板接続金具は、平鋼板1面に鋼棒2の1端部な載せ
、鋼棒2の両側を平鋼板1面に溶接することによって構
成されている。
3,3はその両側の溶接部であって、tはその溶接長、
t′はその有効溶接長、hは溶接部の溶接面からの高さ
である。
溶接部3はそれが凸面状をなしている場合と凹面状をな
している場合があり、溶接部の有効高さHは、溶接部3
が凸面状の場合は溶接部の高さhと等しく、凹面状の場
合は、H=h−h’とされており、h′は溶接部の上縁
にあたる肉薄の部分の高さである。
本考案に係る検査治具は、上記溶接部3の有効高さHが
規格を満たしているか否かを判定するためのものであっ
て、次のように構成されている。
すなわち、4は容易に変形しない金属または硬質プラス
チックの方形板であって、方形板4の1隅部には、1辺
aからそれと隣接する他辺すにかけて、溶接部3が凸面
状をなしている場合の溶接部の有効高さHに相当する高
さの規格寸法Cを有し、かつ溶接部3を避けるための切
欠き5が形成されている。
上記切欠き5は反対側の辺すからそれに隣接する辺aに
かけて高さC′の切欠きとなっていて、検査治具の方向
を変えることにより、1つの切欠き5で2規格の検査が
できるようになっている。
また、上記隅部には、溶接部3が凹面状をなしている場
合の有効高さH=h −h’を満足させるべく、規格C
に基準h′を加えた位置にhの修正目盛6が付されてお
り、反対側にも修正目盛6寮付されている。
なお、方形板4の他の隅部にも、それぞれ他の規格の切
欠き5’ 、 5″!JZ形成されており、かつ修正目
盛5//、 6#!・・・・・も付されている。
7は検査治具の掛穴であり、8は方形板4の適宜辺に設
けられたスケールで溶接長tの測定等に用いられる。
救主の如く構成された検査治具を用いてPC板接続金具
の溶接部3,3の有効高さHを検査するには、検査治具
の各切欠き5,5’、5“のうち被検査金具の鋼棒2の
径に対応する切欠き、たとえば切欠き5を選び、その切
欠き5を方形板4の辺aが平鋼板1面に当てた状態で溶
接部3に当てる。
そして、溶接部3が凸面状の場合はその上縁が切欠き5
の上端を越えていれば規格を満たしているものとし、そ
れ以下では不合格と判定する。
また、溶接部3が凹面状の場合は修正目盛6によって上
記の判定をする。
このように、溶接部3の有効高さHが規格を満たしてい
るか否かの判定は、単に溶接部3に検査治具の切欠き5
、5’、 5”ie当てるのみで、きわめて簡易迅速
に、しかも的確に行うことができるので、検査の質的向
上とその作業能率の向上を図ることができる。
なお、溶接部3の他の規格寸法は、ノギスによ−って測
定して合否を判定すればよい。
これを要するに、本考案は、平鋼板面に鋼棒な載せて鋼
棒の両側を平鋼板面に溶接した構成のPC板接続金具に
おける溶接部の有効高さを検査する治具であって、容易
に変形しない方形板の隅部に、その1辺からそれに隣接
する他辺にかけて、溶接部か凸面状をなす場合の有効高
さに相当する切欠きを形成すると共に、溶接部が凸面状
をなす場合の有効高さ修正目盛を付したから、鋼棒と平
鋼板との溶接部に単に当てるのみで、溶接部の高さの寸
法が規格値を満たしているか否かの判定を的確に、しか
も簡易迅速に行うことができ、PC板接続金具の検査の
質的向上とその作業能率の大幅な向上を図ることができ
る極めて有用な実用的効果を湊するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るPC板接続金具の検査治具の一実施
例を示すものであって、第1図はPC板接続金具の斜視
図、第2図および第3図はそれぞれ同上縦断正面図、第
4図は検査治具の平面図、第5図および第よび第6図は
それぞれ検査態様を示す説明図である。 1・・−・・・平鋼板、2・・・・・・鋼棒、3,3・
・・・・・溶接部4・・・・・・方形板、5 、5 、
5′−・・・・・切欠き、6,6’。 6“ 6″?・・・・・有効高さ修正目盛。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平鋼板面に鋼棒を載せて鋼棒の両側を平鋼板面に溶接し
    た構成のPC板接続金具における溶接部の有効高さを検
    査する治具であって、容易に変形しない方形板の隅部に
    、その−辺からそれに隣接する他辺にかけて、溶接部が
    凸面状をなす場合の有効高さに相当する切欠きを形成す
    ると共に、溶接部が凹面状をなす場合の有効高さ修正目
    盛を付したことを特徴とするPC板接続金具の検査治具
JP14660779U 1979-10-23 1979-10-23 Pc板接続金具の検査治具 Expired JPS5929818Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14660779U JPS5929818Y2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23 Pc板接続金具の検査治具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14660779U JPS5929818Y2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23 Pc板接続金具の検査治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5665791U JPS5665791U (ja) 1981-06-02
JPS5929818Y2 true JPS5929818Y2 (ja) 1984-08-27

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ID=29377764

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JP14660779U Expired JPS5929818Y2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23 Pc板接続金具の検査治具

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JPS5665791U (ja) 1981-06-02

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