JPH0320773Y2 - - Google Patents

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JPH0320773Y2
JPH0320773Y2 JP15289885U JP15289885U JPH0320773Y2 JP H0320773 Y2 JPH0320773 Y2 JP H0320773Y2 JP 15289885 U JP15289885 U JP 15289885U JP 15289885 U JP15289885 U JP 15289885U JP H0320773 Y2 JPH0320773 Y2 JP H0320773Y2
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JP
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pin
arm
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vertical
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JP15289885U
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JPS6262257U (ja
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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 イ 産業上の利用分野 本案は建築鉄骨又は海洋構造物等の溶接部非破
壊検査に好適な超音波斜角探傷用Y距離測定器に
関するものである。
ロ 従来の技術とその問題点 建築鉄骨の溶接は大部分が突合せ継手とT継手
である。鉄骨溶接部は想定される種々の外力、特
に耐震性を考慮して強度設計されており、溶接部
の品質は鉄骨全体、建築構造物の品質を左右する
ものである。従つて、その溶接は充分な検査によ
つて品質を確認することが必要であり、その検査
は超音波斜角探傷により実施されている。第1図
は両部材15,16が直角に溶接されるT継手溶
接部の断面であり、このような継手の超音波検査
は部材15の表面を基準として精度よく探触子溶
接部距離(Y距離)を測定することができ、ビー
ム路程W及び屈折角θより反射源位置(欠陥位
置)を推定することができる。鉄骨構造には両部
材15′,16′が直交しない第2図、第3図のよ
うな継手(斜めT継手と称する)も多用され、こ
の場合にはY距離を測定する適当な基準がなく、
反射源の位置推定が難しく、欠陥と妨害エコーの
判別にも影響する。
B 考案の構成 イ 問題を解決しようとする手段 本願では下記の構成のものによつて上述した問
題を解決しようとするものである。すなわち、上
述の如き斜めT継手の超音波検査におけるY距離
は第4図の如く両部材の表裏面の交点を通り、探
傷面に垂直な面を基準として測定することが欠陥
判別の為にも必要である。部材15′と部材1
6′が傾斜角α(両部材が直交するときα=0とな
る)で交わるとき、Yの距離を知りたい。A面1
5″とB面16″の交るP′点を基準とする距離
Y′が測定できるならばY=Y′−Sで求められる。
ここで、SはS=t×tanαである。本案のもの
は種々の傾斜角に対応してY′とtanαを直読でき
るようにしようとするものである。なお、図中、
tは部材16′の板厚、Qは入射点、16はC
面をそれぞれ示す。
ロ 考案の実施例 1は本案の超音波斜角探傷用Y距離測定器であ
る。2は所定長さの左方部2Aと所定長さの右方
部2Bとからなる横アームで、3は所定長さの上
方部3Aと所定長さの下方部3Bとからなる縦ア
ームで、これら両アーム2,3は上記左右部2
A,2Bの境界線位置、上記上下部3A,3Bの
境界線位置をもつて第1ピン4で連結されてい
る。5は上記左方部2Aと同一寸法の第1補助ア
ームであるが、当該補助アーム5の右端は上記縦
アーム3の上方部3Aにおける上端と第2ピン6
で連結されている。7は上記下方部3Bと同一寸
法の第2補助アームであるが、この補助アームの
上端は上記横アームの右方部2Bの右端と第3ピ
ン8で連結されている。9は縦接触片であるが、
この接触片9の上方部は上記第1補助アーム5の
左端と第4ピン10で連結され、かつ、下方部は
上記横アームの左方部2Aの左端と第5ピン11
で連結されている。なお、この縦接触片9の左方
辺が接触辺9Aとなつている。12は横接触片で
あるが、この接触片12の左方部は上記縦アーム
の下方部3Bにおける下端と第6ピン13で連結
されていると共に、右方部は上記第2補助アーム
7の下端と第7ピン14で連結されている。12
Aは上記横接触片の下辺に位置する接触辺で、こ
の接触辺12Aには後述する交点Pからの距離を
示す目盛12Bが刻設され、また、上記横接触片
の上辺には第7ピン14を中心とする目盛板12
Cが連設されている。加えて、上記縦接触片9と
横接触片12などの関係は下記の如くなつてい
る。すなわち、上記縦接触片9における接触辺9
Aの延長線9′と上記横接触片12における接触
辺12Aの延長線12′の交点をPとすると、上
記第4ピン10、第5ピン11を通る直線P″及
び第6ピン13、第7ピン14を通る直線Pも
交点Pを通るように構成されている。この結果、
第1補助アーム5及び第2補助アーム7はそれぞ
れ横アームの左方部2A及び縦アームの下方部3
Bと平行に動くことになる。また、縦、横の接触
片9,12のうち一方を固定すると、他方は交点
Pを中心として回転運動し、これら接触辺9A,
12Aは常に交点Pより一定の距離にあり、その
延長線は交点Pを通ることになる。ピン14を中
心とする補助アーム7の回転角は交点Pを中心と
する接触辺9Aの回転角に等しくなり、目盛板1
2Cには傾斜角αに対応するtanαの値を目盛つ
ておき、補助アーム7を介して、そのときの傾斜
角αにおけるtanαの値を直読できるものとする。
ハ 使用方法 効果と共に説明する。
C 考案の効果 第6図は部材15′に板厚tmmの部材16′が傾
斜角αで溶接された斜めT継手の断面を示す。本
案のものにおける接触辺9A,12Aはそれぞれ
の延長線の交点Pより離れた構造であることによ
り、接触辺9A,12Aは溶接部の余盛をかわし
てA面15″、B面16″に接触させることができ
る。この状態で接触片12の距離目盛はA面1
5″とB面16″の交点P′からの距離を示してお
り、交点P′からB面16″上の任意の点Q(超音波
斜角探傷における探触子位置)までの距離Y′を
読みとることができる。このとき、補助アーム7
に設けた矢印7Aを介して目盛板12Cの値aを
読み、t×aを計算する。aは傾斜角αに対する
tanαを示すから、t×a=t×tanα=Sとなり、
A面15″とC面16の交点Pを基準とする距
離Yは、Y=Y′−S(Sは傾斜方向に対応して正
又は負の値となる)で求めることができる。従つ
て、本案のものにより、従来測定困難であつた斜
めT継手の超音波斜角探傷における探触子溶接部
距離(Y距離)を容易に測定することができる。
その結果、反射源位置の推定精度が向上し、欠陥
の見落とし、誤判定を防ぎ、超音波探傷結果の信
頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はT継手溶接部の正面図、第2図、第3
図は斜めT継手の正面図、第4図は斜めT継手の
Y距離測定原理の説明図、第5図は本願のものの
正面図、第6図は作用を説明する正面図である。 1……超音波斜角探傷用Y距離測定器、2……
横アーム、3……縦アーム、5……第1補助アー
ム、7……第2補助アーム、9……縦接触片、1
2……横接触片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 横アーム2と縦アーム3を第1ピン4で連結
    すると共に、上記縦アーム3の上端には左方に
    向け第1補助アーム5を第2ピン6で連結し、
    上記横アーム2の右端と下方に向けた第2補助
    アーム7を第3ピン8で連結し、上記補助アー
    ム5の左端と横アーム2の左端には縦接触片9
    を第4ピン10、第5ピン11で連結し、上記
    縦アームの下端と補助アーム7の下端には横接
    触片12を第6ピン13、第7ピン14で連結
    すると共に、上記縦接触片9における接触辺の
    延長線と横接触片12における接触辺の延長線
    の交点Pと上記第4ピン10、第5ピン11を
    通る直線P″とが交わり、かつ、第6ピン13、
    第7ピン14を通る直線Pも交わるよう構成
    したことを特徴とする超音波斜角探傷用Y距離
    測定器。 2 上記横接触片12の接触辺には交点Pからの
    距離を示す目盛が、また、当該横接触片12の
    上辺には第7ピン14を中心とする目盛板が連
    設されている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の超音波斜角探傷用Y距離測定器。
JP15289885U 1985-10-04 1985-10-04 Expired JPH0320773Y2 (ja)

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JP15289885U JPH0320773Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

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JPS6262257U JPS6262257U (ja) 1987-04-17
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