JPH064244Y2 - リンクチェーン用ピッチゲージ - Google Patents

リンクチェーン用ピッチゲージ

Info

Publication number
JPH064244Y2
JPH064244Y2 JP1984126934U JP12693484U JPH064244Y2 JP H064244 Y2 JPH064244 Y2 JP H064244Y2 JP 1984126934 U JP1984126934 U JP 1984126934U JP 12693484 U JP12693484 U JP 12693484U JP H064244 Y2 JPH064244 Y2 JP H064244Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
pitch
cylinder
outer cylinder
chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1984126934U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6142401U (ja
Inventor
幸生 広川
孝男 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kito Corp
Original Assignee
Kito Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kito Corp filed Critical Kito Corp
Priority to JP1984126934U priority Critical patent/JPH064244Y2/ja
Publication of JPS6142401U publication Critical patent/JPS6142401U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH064244Y2 publication Critical patent/JPH064244Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はチェーンブロックその他の揚重機等に用いら
れるリンクチェーンのピッチを測定するためのピッチゲ
ージに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、チェーンブロックその他の揚重機等に用いられて
いるリンクチェーンの摩耗状況を調べる場合、数箇のリ
ンクのピッチの和をノギスまたは板ゲージにより測定す
る方法が採用されている。
しかし、ノギスにより測定する場合は次の欠点がある。
(1)内側ジョウにより測定するので、スライダーの操作
が面倒で直角度が出にくく、そのため測定精度が悪い。
(2)線径が細く小型のリンクチェーンの場合は、ノギス
の内側ジョウがチェーンリンク内に入らないので、測定
不可能な場合がある。
(3)測定誤差が出やすい。
また板ゲージにより測定する場合は次の欠点がある。
(1)2種類程度の測定サイズリンクのチェーンしか測定
できない。
(2)3種類以上のサイズのリンクチェーンを測定できる
ようにするためには、形状が複雑になると共にコスト高
になり、かつ取扱いが面倒である。
(3)摩耗限界寸法までの余裕代が判別しにくい。
〔考案の目的、構成〕
この考案は前述の問題を有利に解決できるチェーンピッ
チゲージを提供することを目的とするものであって、こ
の考案の要旨とするところは、外筒1とその中に摺動自
在に嵌挿された内筒2とからなる伸縮筒3の両端部に、
チェーンリンク内に挿入されるリンク係合部4を有する
係合部材5,6が固定され、前記外筒1には、外筒長手
方向に延長するスリット7が設けられ、そのスリット7
に嵌挿された指示ピン8は内筒2に固定され、外筒1に
おけるスリット7の側部には複数のリンクチェーンピッ
チ限界表示部が設けられ、前記内筒2には伸縮筒伸長用
ばね9が係合されていることを特徴とするリンクチェー
ン用ピッチゲージにある。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
第1図ないし第8図はこの考案の一実施例を示すもので
あって、断面円形の外筒1内に断面円形の内筒2が摺動
自在に嵌挿されて伸縮筒3が構成され、その伸縮筒3の
一端部および他端部に、チェーンリンク内に挿入される
リンク係合部4を有する板状の係合部材5,6が固定さ
れ、前記外筒1には、外筒長手方向に延長するスリット
7が設けられ、そのスリット7に嵌挿された指示ピン8
は内筒2に対し圧入嵌合またはその他の手段により固定
され、その指示ピン8の端面には指示線10が設けら
れ、かつ内筒2内には、つる巻きばねからなる伸縮筒伸
長用ばね9が収容され、そのばね9の一端部は内筒2の
端部に固定されたばね受け部材に係合され、さらにその
ばね9の他端部は外筒1に挿通固定されたピン11に係
合され、また内筒2には、内筒長手方向に延長するスリ
ット12が設けられ、そのスリット12に前記ピン11
が挿通されている。
側部に沿って複数のリンクチェーンピッチ限界表示部1
3A,13B,13C,13Dを表示した表示板14に
おける前記各リンクチェーンピッチ限界表示部13A〜
13Dが外筒1のスリット7の側部に沿って並ぶように
配置された状態で、前記表示板14が外筒1に対し接着
剤等により固定され、前記各表示部13A〜13Bの側
部にはチェーンリンクの線径を表わす数字と係合部材
5,6の間に配置されるリンク数を表わす数字(括弧内
数字)とが表示されている。
第9図ないし第12図にはこの考案の第2実施例を示す
ものであって、外筒1における直径方向の一方のスリッ
ト7の両側に表示板14A,14Bが配置され、かつ外
筒1における直径方向の他方の一側部には、表示板14
Cが配置され、各表示板14A,14B,14Cは外筒
1に対し接着剤等により固着され、表示板14A,14
B,14Cにはスリットに隣接する位置において表示部
13A〜13Mが表示されると共に、各表示部13A〜
13Mに対応する線径数字およびリンク数字(それぞれ
図示を省略した)が表示されるが、その他の構成は第1
実施例の場合と同様である。
第2実施例の場合は、3枚の表示板14A,14B,1
4Cが取付けられているので、第1実施例の場合よりも
多種類のリンクチェーンのピッチの許容限界を計測する
ことができる。
第1実施例のリンクチェーン用ピッチゲージを使用して
リンクチェーンのピッチの許容限界を計測する場合は、
まず第13図に示すように、一方の係合部材5における
リンク係合部4を、リンクチェーン15における計測区
間の一端部のリンク16Aに挿入して、そのリンク16
A内にある他のリンク16Bの端部に係合し、次いでピ
ッチゲージを押圧して短縮した状態で、他方の係合部材
6における係合部4を、リンクチェーン15における計
測区間の他端部のリンク16Cに挿入したのち、ピッチ
ゲージから押圧力を解放することにより、ばね9の力に
よりピッチゲージを伸長させて、第14図に示すよう
に、他方の係合部材6における係合部4を前記リンク1
6C内にある他のリンク16Dの端部に押圧係合させ
る。
この場合、指示ピン8における指示線10が所定の表示
部の範囲内にあれば、リンクチェーンの摩耗が許容限界
内にあることを示し、また前記指示線10が所定の表示
部の範囲から外れているときは、リンクチェーンの摩耗
が許容限界を越えたことを示す。
この考案を実施する場合、前記指示線10を省略して、
指示ピン8の端部に、表示板の側縁に対向する指示用V
形部分を形成してもよい。また表示板を使用しないで、
外筒1に直接表示部を設けてもよく、さらに表示部とし
ては目盛その他任意の表示手段を採用してもよい。
外筒1における直径方向の一方のスリット7の両側にの
みリンクチェーンピッチ限界表示部を設けてもよく、あ
るいは外筒1における直径方向の両側にあるスリットの
両側にそれぞれリンクチェーンピッチ限界表示部を設け
てもよい。
リンクチェーンピッチ限界表示部として、図示のように
コ字状のものを採用すれば、摩擦限界までの余裕代を一
目で容易に判別することができる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、リンクチェーン用ピッチゲージにお
ける一端部の係合部材5のリンク係合部4をリンクチェ
ーン15のリンクに挿入係合し、かつ前記ピッチゲージ
をばね9の力に抗して押圧することにより短縮させた状
態で、ピッチゲージの他端部にある係合部材6のリンク
係合部4をリンクチェーン15の他のリンクに挿入し、
次いで前記押圧を解放すると、ばね9の力により伸縮筒
3が伸長されて、各係合部材5,6のリンク係合部4が
リンクチェーン15における被計測区間のリンクに自動
的に押圧係合されるので、ワンタッチ方式でリンクチェ
ーン用ピッチゲージをリンクチェーン15の所定位置に
容易にかつ迅速にセットして、リンクチェーンピッチの
限界を計測することができ、さらに外筒1のスリット7
の側部に沿って複数のリンクチェーンピッチ限界表示部
が設けられているので、複数種類のリンクチェーンのピ
ッチを計測することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図はこの考案の第1実施例を示すもの
であって、第1図はリンクチェーン用ピッチゲージの正
面図、第2図はその平面図、第3図はその底面図、第4
図は第1図における指示ピン付近の拡大正面図、第5図
は第1図のA−A線断面図、第6図は第1図のB−B線
断面図、第7図は第1図のC−C線断面図、第8図は表
示板の一部切欠拡大展開図である。 第9図ないし第12図はこの考案の第2実施例を示すも
のであって、第9図はリンクチェーン用ピッチゲージの
正面図、第10図はその背面図、第11図は第9図のD
−D線断面図、第12図は第9図のE−E線断面図であ
る。第13図はリンクチェーン用ピッチゲージにおける
一方の係合部材の係合部をチェーンリンクに挿入係合し
た状態を示す正面図、第14図はリンクチェーンのピッ
チを計測している状態を示す正面図である。 図において、1は外筒、2は内筒、3は伸縮筒、4はリ
ンク係合部、5は係合部材、6は係合部材、7はスリッ
ト、8は指示ピン、9は伸縮筒伸長用ばね、10は指示
線、11はピン、12はスリット、13Aないし13M
はリンクチェーンピッチ限界表示部、14Aないし14
Cは表示板、15はリンクチェーン、16Aないし16
Dはリンクである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭48−13055(JP,U) 実開 昭58−88101(JP,U) 実開 昭54−57045(JP,U) 実公 昭50−5418(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒1とその中に摺動自在に嵌挿された内
    筒2とからなる伸縮筒3の両端部に、チェーンリンク内
    に挿入されるリンク係合部4を有する係合部材5,6が
    固定され、前記外筒1には、外筒長手方向に延長するス
    リット7が設けられ、そのスリット7に嵌挿された指示
    ピン8は内筒2に固定され、外筒1におけるスリット7
    の側部には複数のリンクチェーンピッチ限界表示部が設
    けられ、前記内筒2には伸縮筒伸長用ばね9が係合され
    ていることを特徴とするリンクチェーン用ピッチゲー
    ジ。
JP1984126934U 1984-08-23 1984-08-23 リンクチェーン用ピッチゲージ Expired - Lifetime JPH064244Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984126934U JPH064244Y2 (ja) 1984-08-23 1984-08-23 リンクチェーン用ピッチゲージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984126934U JPH064244Y2 (ja) 1984-08-23 1984-08-23 リンクチェーン用ピッチゲージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6142401U JPS6142401U (ja) 1986-03-19
JPH064244Y2 true JPH064244Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=30685588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984126934U Expired - Lifetime JPH064244Y2 (ja) 1984-08-23 1984-08-23 リンクチェーン用ピッチゲージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH064244Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102501054B (zh) * 2011-12-29 2013-09-04 徐州重型机械有限公司 一种起重机伸缩缸滑道调整装置
JP6182370B2 (ja) * 2013-06-27 2017-08-16 三和シヤッター工業株式会社 ローラチェーン用のゲージ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5457045U (ja) * 1977-09-28 1979-04-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6142401U (ja) 1986-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4955645A (en) Gauging device and method for coupling threaded, tubular articles and a coupling assembly
US4052881A (en) Process for providing offset bends of the correct dimension in pipe and the like
WO2005017371A1 (ja) ブーツバンド
JPH064244Y2 (ja) リンクチェーン用ピッチゲージ
US4835873A (en) Gauging device and method for coupling threaded, tubular articles and a coupling assembly
US4897931A (en) Angle indicating caliper
EP0198108A3 (en) A vernier gauge
US6438859B1 (en) Calibrated arcuate wedge tool for measuring a gap adjacent to a curved surface
US4677751A (en) Device and method for determining hose size and hose fitting style and size
JP2006010385A (ja) 測定器具
JPS5888101U (ja) 切管用許容範囲表示メジヤ−
JPH0313681Y2 (ja)
JP2729073B2 (ja) めねじの測定装置
JPH0419441Y2 (ja)
KR200154422Y1 (ko) 다기능 측정자
CN207036019U (zh) 一种快捷式健身器材上圆柱体间距测量装置
JP3505217B2 (ja) 枠体の対角測定器
JPH11258073A (ja) 有限要素法における応力解析の精度向上方法
JP2518181Y2 (ja) フランジ用ガスケット選別測定具
JPH0416881Y2 (ja)
JPH0619042Y2 (ja) 内スプラインポインティング面測定用治具
JP2519449Y2 (ja) 面取寸法測定機能付ノギス
JPS6145111Y2 (ja)
JPH0452641Y2 (ja)
JP3018332U (ja) 鉄筋圧接部の検査用ゲージ