JPH04168732A - ヘテロ接合電界効果トランジスタ - Google Patents
ヘテロ接合電界効果トランジスタInfo
- Publication number
- JPH04168732A JPH04168732A JP29769490A JP29769490A JPH04168732A JP H04168732 A JPH04168732 A JP H04168732A JP 29769490 A JP29769490 A JP 29769490A JP 29769490 A JP29769490 A JP 29769490A JP H04168732 A JPH04168732 A JP H04168732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- channel layer
- channel
- doped
- effect transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005669 field effect Effects 0.000 title claims description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 21
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims 2
- 239000000969 carrier Substances 0.000 abstract description 5
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000005428 wave function Effects 0.000 abstract description 2
- 230000003190 augmentative effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000530 Gallium indium arsenide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000002019 doping agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はへテロ接合電界効果トランジスタ(以下HF
ETと略す)に関し、特に高出力化を実現できるHFE
Tに関するものである。
ETと略す)に関し、特に高出力化を実現できるHFE
Tに関するものである。
第3図(alは従来のHF E Tのチャネル領域の層
構造を示す断面図であり、図において、■は例えばGa
Asからなる半絶縁性基板、3は例えば■n o、 +
5G a o、 gsA Sからなるノンドープのチャ
ネル層、4はチャネル層3より電子親和力の小さい材料
例えばAj2GaAsからなる、n型不純物をドープし
た電子供給層、5は2次元電子層である。
構造を示す断面図であり、図において、■は例えばGa
Asからなる半絶縁性基板、3は例えば■n o、 +
5G a o、 gsA Sからなるノンドープのチャ
ネル層、4はチャネル層3より電子親和力の小さい材料
例えばAj2GaAsからなる、n型不純物をドープし
た電子供給層、5は2次元電子層である。
また、第3図(b)は第3図(a)のエネルギーバンド
構造を示す図である。
構造を示す図である。
次に動作について説明する。
ノンドープのチャネル層3と電子供給層4の電子親和力
の差により、該電子供給層4に導入したドーパントのう
ちキャリア(図示せず)のみが上記ノンドープのチャネ
ル層3に供給され、2次元電子層5を形成する。該2次
元電子層5の濃度n8は上記ノンドープのチャネル層3
と上記電子供給層4のバンドギャップの差でおおかた物
理的に制約される。nsを大きくするにはバンドギャッ
プの差の大きな材料の組合せが必要となるが、これも結
晶性の点から制約される。結局この構造では、nsの上
限は結晶性と物理的制約で限られる。
の差により、該電子供給層4に導入したドーパントのう
ちキャリア(図示せず)のみが上記ノンドープのチャネ
ル層3に供給され、2次元電子層5を形成する。該2次
元電子層5の濃度n8は上記ノンドープのチャネル層3
と上記電子供給層4のバンドギャップの差でおおかた物
理的に制約される。nsを大きくするにはバンドギャッ
プの差の大きな材料の組合せが必要となるが、これも結
晶性の点から制約される。結局この構造では、nsの上
限は結晶性と物理的制約で限られる。
nsはFETで取り出しつる電流量を決めるため、従来
のHFETでは大電流化即ち高出力化が難しい。
のHFETでは大電流化即ち高出力化が難しい。
従来のHFETは以上のように構成されているので、n
sを向上して、高出力化を図ることが困難であるという
問題点があった。
sを向上して、高出力化を図ることが困難であるという
問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、nsを向上した高出力のHFETを得ること
を目的とし、さらにトランスコンダクタンスg□のリニ
アリティをも向上したHFETを得ることを目的とする
。
たもので、nsを向上した高出力のHFETを得ること
を目的とし、さらにトランスコンダクタンスg□のリニ
アリティをも向上したHFETを得ることを目的とする
。
この発明に係るHFETは、チャネル層内の基板側の一
部にドープ層を設けたものである。
部にドープ層を設けたものである。
また、この発明に係るHFETはチャネル層の基板側を
電子供給層側よりもバンドギャップが小さく、電子親和
力の大きい材料で構成したものである。
電子供給層側よりもバンドギャップが小さく、電子親和
力の大きい材料で構成したものである。
−〔作用〕
この発明においては、チャネル層内の基板側の一部にド
ープ層を設けたから、nsが向上されることとなり、こ
れによりFETの高出力化を実現することができる。
ープ層を設けたから、nsが向上されることとなり、こ
れによりFETの高出力化を実現することができる。
また、この発明においては、チャネル層の基板側を電子
供給層側よりもバンドギャップが小さく、電子親和力の
大きい材料で構成したからnsか向上されることとなり
、これによりFETの高出力化を実現することかできる
とともに、トランスコンダクタンスg1のリニアリティ
をも向上することができる。
供給層側よりもバンドギャップが小さく、電子親和力の
大きい材料で構成したからnsか向上されることとなり
、これによりFETの高出力化を実現することかできる
とともに、トランスコンダクタンスg1のリニアリティ
をも向上することができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例によるHFETのチャ
ネル領域の層構造を示す図であり、図において、第3図
と同−符号又は相当部分である。また、2はチャネル層
3内に設けられたチャネル層と同一材料でn型不純物を
ドーピングした層である。
ネル領域の層構造を示す図であり、図において、第3図
と同−符号又は相当部分である。また、2はチャネル層
3内に設けられたチャネル層と同一材料でn型不純物を
ドーピングした層である。
次に動作について説明する。
チャネル内の基板側で、基底準位にある2次元電子の波
動関数のピークの位置(おおかた電子供給層4とチャネ
ル層3の界面から50人位)以上はなれたチャネル層3
内にドープ層2を設けることで、2次元電子の輸送特性
を大きく劣化させずに、ドープ層2の分、キャリアの量
を増やせるため、FETの動作に寄与するトータルのキ
ャリア量が増し、高電流化すなわち高出力化を図ること
ができる。
動関数のピークの位置(おおかた電子供給層4とチャネ
ル層3の界面から50人位)以上はなれたチャネル層3
内にドープ層2を設けることで、2次元電子の輸送特性
を大きく劣化させずに、ドープ層2の分、キャリアの量
を増やせるため、FETの動作に寄与するトータルのキ
ャリア量が増し、高電流化すなわち高出力化を図ること
ができる。
このように第1の実施例によれば、チャネル層3内にド
ープ層2を設けたので、高出力化を図ることができる。
ープ層2を設けたので、高出力化を図ることができる。
また、第2図は本発明の第2の実施例によるl−lFE
Tのチャネル領域の層構造を示す図であり、図において
、第3図と同一符号は同−又は相当部分である。また、
2′はチャネル層内に設けた低バンドギャップ層であり
、例えば格子不整合による結晶欠陥が生じない程度に十
分薄く形成されたI n o、 26G a O,75
A Sからなる。
Tのチャネル領域の層構造を示す図であり、図において
、第3図と同一符号は同−又は相当部分である。また、
2′はチャネル層内に設けた低バンドギャップ層であり
、例えば格子不整合による結晶欠陥が生じない程度に十
分薄く形成されたI n o、 26G a O,75
A Sからなる。
次に動作について説明する。
チャネル層3内の基板側に低バンドギャップ層を設けた
ことにより、nsを増大させるだけでなく、チャネル内
の電子濃度を基板側へいく程大きくできるため、高出力
化に加え、トランスコンダクタンスg、のりニアリティ
が向上し、FETの入出力特性の線形性が向上する。
ことにより、nsを増大させるだけでなく、チャネル内
の電子濃度を基板側へいく程大きくできるため、高出力
化に加え、トランスコンダクタンスg、のりニアリティ
が向上し、FETの入出力特性の線形性が向上する。
このように第2の実施例によれば、チャネル層3内の基
板側をバンドギャップの小さな材料にしたので、高出力
化を図ることができ、加えてg、nのリニアリティ向上
による入出力特性の線形性を向上することかできる。
板側をバンドギャップの小さな材料にしたので、高出力
化を図ることができ、加えてg、nのリニアリティ向上
による入出力特性の線形性を向上することかできる。
なお、上記実施例ではバンドギャップを不連続に変化さ
せたものを示したが、基板側へいく程バンドギャップが
徐々に小さくなるように連続的に変化させてもよい。
せたものを示したが、基板側へいく程バンドギャップが
徐々に小さくなるように連続的に変化させてもよい。
また、上記各実施例ではGaAs基板上にInGaAs
チャネル層、AAGaAs電子供給層を形成したものに
ついて述べたが、基板及び各層の構成材料はこれらに限
られるものではないことはいうまでもない。
チャネル層、AAGaAs電子供給層を形成したものに
ついて述べたが、基板及び各層の構成材料はこれらに限
られるものではないことはいうまでもない。
以上のように第1の発明のHFETによれば、チャネル
内の基板側にドープ層を設けたので、容易にn8を向上
し、高出力化を図ることができるという効果かある。
内の基板側にドープ層を設けたので、容易にn8を向上
し、高出力化を図ることができるという効果かある。
また、第2の発明のHFETによれば、チャネル層内の
基板側はどバンドギャップの小さい材料にしたので、n
8増大による高出力化を図ることができ、加えてg□の
リニアリティ向上による入出力特性の線形性が向上する
こともできるという効果がある。
基板側はどバンドギャップの小さい材料にしたので、n
8増大による高出力化を図ることができ、加えてg□の
リニアリティ向上による入出力特性の線形性が向上する
こともできるという効果がある。
第1図(a)はこの発明の第1の実施例によるHFET
のチャネル領域の層構造を示す断面図、第1図(b)は
第1図(a)のエネルギーバンド構造を示す図、第2図
(a)はこの発明の第2の実施例によるHFETのチャ
ネル領域の層構造を示す断面図、第2図(b)は第2図
(a)のエネルギーバンド構造を示す図、第3図(a)
は従来のHFETのチャネル領域の層構造を示す断面図
、第3図(b)は第3図(a)のエネルギーバンド構造
を示す図である。 図において、1は基板、2はドープ層、2′は低バンド
ギャップ層、3はチャネル層、4は電子供給層、5は2
次元電子層である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
のチャネル領域の層構造を示す断面図、第1図(b)は
第1図(a)のエネルギーバンド構造を示す図、第2図
(a)はこの発明の第2の実施例によるHFETのチャ
ネル領域の層構造を示す断面図、第2図(b)は第2図
(a)のエネルギーバンド構造を示す図、第3図(a)
は従来のHFETのチャネル領域の層構造を示す断面図
、第3図(b)は第3図(a)のエネルギーバンド構造
を示す図である。 図において、1は基板、2はドープ層、2′は低バンド
ギャップ層、3はチャネル層、4は電子供給層、5は2
次元電子層である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)半導体基板上に形成された電子親和力の大きいチ
ャネル層と、該チャネル層上に形成された電子親和力が
上記チャネル層より小さく、かつ不純物がドープされた
電子供給層とを有するヘテロ接合電界効果トランジスタ
において、 上記チャネル層は、ノンドープの第1のチャネル層と、 該第1のチャネル層と上記基板との間に設けられた不純
物がドープされた第2のチャネル層とからなることを特
徴とするヘテロ接合電界効果トランジスタ。 - (2)半導体基板上に形成された電子親和力の大きいチ
ャネル層と、該チャネル層上に形成された電子親和力が
上記チャネル層より小さく、かつ不純物がドープされた
電子供給層とを有するヘテロ接合電界効果トランジスタ
において、 上記チャネル層は、その基板側が電子供給層側よりもバ
ンドギャップが小さい材料で構成されていることを特徴
とするヘテロ接合電界効果トランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2297694A JP2608630B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | ヘテロ接合電界効果トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2297694A JP2608630B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | ヘテロ接合電界効果トランジスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04168732A true JPH04168732A (ja) | 1992-06-16 |
JP2608630B2 JP2608630B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=17849946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2297694A Expired - Fee Related JP2608630B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | ヘテロ接合電界効果トランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2608630B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61174776A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-06 | Sony Corp | ヘテロ接合電界効果トランジスタ |
JPS63184369A (ja) * | 1986-08-19 | 1988-07-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電界効果トランジスタ |
JPS63313871A (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-21 | Fujitsu Ltd | 電子移動度変調半導体装置 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP2297694A patent/JP2608630B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61174776A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-06 | Sony Corp | ヘテロ接合電界効果トランジスタ |
JPS63184369A (ja) * | 1986-08-19 | 1988-07-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電界効果トランジスタ |
JPS63313871A (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-21 | Fujitsu Ltd | 電子移動度変調半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2608630B2 (ja) | 1997-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3135939B2 (ja) | Hemt型半導体装置 | |
JP2581355B2 (ja) | Pチャンネル・デバイス用の異方型n+ゲートをもつ相補型ヘテロ接合電界効果トランジスタ | |
JPH0677245A (ja) | バイポーラ・トランジスタおよびその製造方法 | |
JPH07335867A (ja) | 電界効果トランジスタ | |
CA2135982A1 (en) | Lateral bipolar transistor | |
JPH027532A (ja) | 積層チャネル電界効果トランジスタ | |
US5147775A (en) | Method of fabricating a high-frequency bipolar transistor | |
US5606185A (en) | Parabolically graded base-collector double heterojunction bipolar transistor | |
JP2758803B2 (ja) | 電界効果トランジスタ | |
JPH03145139A (ja) | 電界効果トランジスタとその製造方法 | |
JPH04168732A (ja) | ヘテロ接合電界効果トランジスタ | |
JP2759526B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JPS6153768A (ja) | ヘテロ接合バイポ−ラトランジスタ | |
JPH084140B2 (ja) | 電界効果トランジスタ | |
JPH08264760A (ja) | ヘテロ接合電界効果型トランジスタとその製造方法 | |
JPH0812910B2 (ja) | 化合物半導体装置およびその製造方法 | |
JPH04326734A (ja) | 電界効果トランジスタ | |
JP2616634B2 (ja) | 電界効果トランジスタ | |
JP3256643B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPS6330788B2 (ja) | ||
JP2910909B2 (ja) | 電界効果トランジスタ | |
JP2680812B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH01149465A (ja) | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ | |
JPH04267529A (ja) | コレクタトップ型ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法 | |
JP2979629B2 (ja) | ホットエレクトロントランジスタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |