JPH0416843Y2 - - Google Patents

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JPH0416843Y2
JPH0416843Y2 JP1985145865U JP14586585U JPH0416843Y2 JP H0416843 Y2 JPH0416843 Y2 JP H0416843Y2 JP 1985145865 U JP1985145865 U JP 1985145865U JP 14586585 U JP14586585 U JP 14586585U JP H0416843 Y2 JPH0416843 Y2 JP H0416843Y2
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rug
floor
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water
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、床用板体に関する。
〔従来の技術〕
従来、ベランダ、物干し台等の床面構成材とし
て、実開昭56−143452号公報に記載されるような
床用板体がある。上記床用板体は、ベース部の上
面の敷物を取着している。この床用板体は、ベー
ス部の存在によつて所要の強度、剛性を確保し、
かつ敷物の存在によつて太陽熱による異常昇温の
回避、歩行感の向上等を図つている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の床用板体にあつて
は、雨が降つたり、散水を施した時、その水分が
長時間にわたつて敷物中に滞留し、敷物の乾燥が
遅いという問題点がある。
本考案は敷物を備える床用板体の水はけを良く
し、降雨、散水等の後に該敷物を早期に乾燥可能
とすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、ベース部の上面に透水性の敷物が取
着されてなる床用板体において、ベース部は上面
材と下面材を備え、上面材と下面材の間に、それ
らの端部側に開口する複数の中空部を並列的に形
成するとともに、上面材に一端部から他端部に連
続する溝状の透孔部を設けてなるようにしたもの
である。
〔作用〕
本考案によれば、雨水、散水等の水分は、透水
性の敷物を透水して上面材に達した後、上面材の
透孔部から直ちに中空部に滴下し、中空部を横方
向に流れてその開口部から外部に排水される。こ
れにより、敷物を備える床用板体の水はけを良く
し、降雨、散水等の後に該敷物を早期に乾燥する
ことが可能となる。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例に係る床用板体10の
一部を破断して示す斜視図である。床用板体10
は、ベース部11の上面の敷物12を取着してい
る。ベース部11は、合成樹脂からなり、上面材
13と下面材14を備え、上面材13と下面材1
4の間に複数の中空部15を並列的に形成してい
る。中空部15は、ベース部11の両端部に開口
している。また、上面材13には各中空部15に
透孔するように、上面材13の一端部から他端部
に連続する溝状の透孔部16が設けられている。
敷物12は透水性の人工芝、天然繊維、発泡体等
からなり、ベース部11の上面材13の上面に、
接着、同時成形、熱圧着等によつて結合されてい
る。
第2図は上記床用板体10をベランダ17の床
面構成材として使用している状態を示す断面図で
ある。18は、床用板体10が固定される構造体
であり、構造体18は排水路19を備えている。
20は、排水路19に連なる排水管、21は、ベ
ランダ17の手摺である。しかして、第2図に示
すように、ベランダ17に雨が降つたり、散水を
施した時、それらの水分は、透水性の敷物12を
透水してベース部11の上面材13に達した後、
上面材13の透孔部16から直ちに中空部15に
滴下し、中空部15を横方向に流れてその開口部
15Aから床用板体10の外部に排水される。床
用板体10の外部に排水された水は、構造体18
の排水路19、排水管20に流下して処理され
る。
すなわち、この実施例によれば、敷物12を備
える床用板体10の水はけを良くし、降雨、散水
等の後に該敷物を早期に乾燥することが可能とな
る。なお、床用板体10は上記のように水はけが
良いので、床用板体10の全体を傾斜して、排水
の促進を図るような必要がない。
なお、この床用板体10は、上面材13の一端
部から他端部に連続する透孔部16をその幅方向
に並列的に形成しているので、幅方向に湾曲状と
なるように容易にたわみ可能である。したがつ
て、この床用板体10は、設置場所の床面が曲面
であつたり、床面の端部に傾斜がある場合にも、
該床面の全域に密着して配置可能である。
また、この床用板体10は、上記透孔部16の
形成によつてベース部11の強度、剛性を低下す
るものの、敷物12の一体化によつて補強され、
十分な強度、剛性を保持可能である。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案は、ベース部の上面に透
水性の敷物が取着されてなる床用板体において、
ベース部は上面材と下面材を備え、上面材と下面
材の間に、それらの端部側に開口する複数の中空
部を並列的に形成するとともに、上面材に透孔部
を設けてなるようにしたものである。したがつ
て、敷物を備える床用板体の水はけを良くし、降
雨、散水等の後に該敷物を早期に乾燥することが
可能となる。
本考案は、上面材に一端部から他端部に連続す
る透孔部をその幅方向に並列的に形成しているの
で、幅方向に湾曲状となるように容易にたわみ可
能であるので、設置場所の床面が曲面であつた
り、床面の端部に傾斜がある場合にも、該床面の
全域に密着して配置できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る床用板体を示す
斜視図、第2図は第1図の床用板体の使用状態を
示す断面図である。 10……床用板体、11……ベース部、12…
…敷物、13……上面材、14……下面材、15
……中空部、15A……開口部、16……透孔
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース部の上面に透水性の敷物が取着されてな
    る床用板体において、ベース部は上面材と下面材
    を備え、上面材と下面材の間に、それらの端部側
    に開口する複数の中空部を並列的に形成するとと
    もに、上面材に一端部から他端部に連続する溝状
    の透孔部を設けてなることを特徴とする床用板
    体。
JP1985145865U 1985-09-25 1985-09-25 Expired JPH0416843Y2 (ja)

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JP1985145865U JPH0416843Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

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JP1985145865U JPH0416843Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6254139U JPS6254139U (ja) 1987-04-03
JPH0416843Y2 true JPH0416843Y2 (ja) 1992-04-15

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JP1985145865U Expired JPH0416843Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745293U (ja) * 1980-08-26 1982-03-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617320Y2 (ja) * 1981-01-22 1986-03-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745293U (ja) * 1980-08-26 1982-03-12

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JPS6254139U (ja) 1987-04-03

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