JPH041655A - 感光性平版印刷版処理装置及び補充液補充方法 - Google Patents

感光性平版印刷版処理装置及び補充液補充方法

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JPH041655A
JPH041655A JP10252890A JP10252890A JPH041655A JP H041655 A JPH041655 A JP H041655A JP 10252890 A JP10252890 A JP 10252890A JP 10252890 A JP10252890 A JP 10252890A JP H041655 A JPH041655 A JP H041655A
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JP
Japan
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replenishment
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photosensitive
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Application number
JP10252890A
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English (en)
Inventor
Yoichiro Kenmochi
剱持 洋一郎
Yasuhiro Kagawa
香川 泰広
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Fujifilm Holdings Corp
Fuji Kiki Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Kiki Kogyo KK
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性平版印刷版処理装置及び補充液補充方
法に関し、特にネガ型及びポジ型の両方の型の感光性平
版印刷版を同一の処理装置で処理可能な感光性平版印刷
版処理装置及びこの感光性平版印刷版処理装置へ補充液
を補充する補充液補充方法に関する。
〔従来の技術〕
感光性平版印刷版(プレセンシタイズド・プレート)の
感光層に用いられる○−キノンジアジド化合物は、活性
光線の照射によりアルカリ可溶性を増し、未露光部分が
画像となるのでポジ型感光性平版印刷版用に用いられる
。特に、芳香族ポリヒドロキシ化合物の0−キノンジア
ジドスルホン酸エステルとアルカリ可溶性樹脂、例えば
、フェノール樹脂、クレゾール樹脂、スチレン−無水マ
レイン酸共重合体など、とを混合したものが一般に良く
使われ、感光性平版印刷版の他、フォトエツチング用レ
ジストなどに用いられている。
これらの○−キノンジアジド化合物は、単独で使用する
ことができるが、アルカリ可溶性樹脂と混合し、この混
合物を感光層として設けた方が好ましい。好適なアルカ
リ可溶性樹脂には、ノボラック型フェノール樹脂が含ま
れ、具体的にはフェノールホルムアルデヒド樹脂、クレ
ゾールホルムアルデヒド樹脂、フェノール−クレゾール
ホルムアルデヒド共重合体樹脂などが含まれる。更に上
記アルカリ可溶性ノボラック型フェノール樹脂以外のア
ルカリ可溶性樹脂を必要に応じて配合することができる
。例えば、スチレン−アクリル酸共重合体、メチルメタ
クリレート−メタクリル酸共重合体、アルカリ可溶性ポ
リウレタン樹脂、アルカリ可溶性ビニル系樹脂及びアル
カリ可溶性ビニル樹脂及びアルカリ可溶性ポリブチラー
ル樹脂等を挙げることができる。
一方、ネガ型の感光性平版印刷版の感光層として用いら
れる感光性ジアゾ樹脂は、まず塩化亜鉛複塩のような無
機塩の形で合成され、対イオンをフェノ−性水酸基、ス
ルホン酸基あるいはその両者を有する有機化合物の塩又
は、ヘキサフルオロ燐酸塩、テトラフルオロ硼酸塩又は
、これらの混合塩に変換することにより水不溶性(有機
溶媒可溶性)とし、疎水性樹脂、例えば、エポキシ樹脂
、ポリアミド樹脂、ハロゲン化ビニール、特にポリ塩化
ビニール、ポリ塩化ビニリデン、塩素化ポリオレフィン
、ポリ酢酸ビニール、アセタール樹脂、ウレタン樹脂、
ポリスチレン−無水マレイン酸共重合体、アクリル酸−
アクリル酸エステル共重合体等普通の有機溶媒に可溶性
であり、水に不溶性である感光性ジアゾ樹脂と物理的及
び科学的に親和性がありフィルム形成性の疎水性樹脂と
を低級アルコーノペグリコールエーテル、ジアルキルホ
ルムアミド、塩素化溶剤等の単独又は混合溶媒に溶かし
、必要により染料又は顔料で着色し、場合によっては更
に他の成分例えば、可塑剤、焼出し用色素、安定化剤等
を添加して塗布される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のネガ型感光性平版印刷版と、ポジ型感光性平版印
刷版では、一般に処理液組成、処理補充液組成、処理条
件が異なっているため、ネガ用、ポジ用の処理装置が別
々に必要であった。また、これらの処理装置に用いられ
る補充装置も現像液の電導度(インピーダンス)を検出
して補充するため、複雑でありコスト面で不利であった
本発明の目的は、ネガ型感光性平版印刷版及びポジ型感
光性平版印刷版の両方を簡単な構成で処理できる感光性
平版印刷版処理装置及びこの処理装置に補充液を補充す
る補充液補充方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために第1の発明は、感光性ジアゾ
樹脂を含むネガ型感光層を有する感光性平版印刷版と0
−キノンジアジド化合物を含むポジ型感光層を有する感
光性平版印刷版との両方を現像可能な現像液が貯留され
た現像槽と、前記現像液に浸漬されるように前記感光性
平版印刷版を搬送する搬送手段と、前記現像槽の人口側
に配置されて前記感光性平版印刷版の先端および後端の
通過を検出する検出手段と、前記センサ出力に基づいて
前記感光性平版印刷版の処理面積を演算する演算手段と
、前記現像槽内の現像液を循環させる循環手段と、前記
現像槽内に補充液を供給する液補充手段と、前記処理面
積が所定値未満のときには前記感光性平版印刷版の先端
が検出されてから前記感光性平版印刷版の後端が検出さ
れて所定時間経過するまで前記循環手段を作動させ、前
記処理面積が所定値以上のときには前記処理面積に応じ
た所定量の補充液が供給されるように前記補充液補充手
段を作動させると共に、前記感光性平版印刷版の先端が
検出されてから前記補充液補充手段の作動が停止されて
所定時間経過するまで前記循環手段を作動させる作動手
段とを含んで構成したものである。
本発明の現像液は、1位および3位に水酸基を有しかつ
電子吸引性置換置を有しない化合物および該化合物の塩
のいずれか一方と珪酸アルカリとを含有するpHが12
以上のアルカリ性現像液を用いるのが好ましい。
また、第2の発明は、感光性ジアゾ樹脂を含むネガ型感
光層を有する感光性平版印刷版とO−キノンジアジド化
合物を含むポジ型感光層を有する感光性平版印刷版との
両方を現像可能な現像液が貯留された現像槽内に、所定
の補充タイミングで所定量の補充液を補充する複数の補
充モードによって補充液を補充するにあたり、いずれか
の補充モードの補充タイミングで他の補充モードによる
補充が行なわれているか判断し、補充が行なわれていな
いときは該補充モードによる補充を行ない、補充が行な
われているときには該補充モードの次の補充タイミング
での補充量に加算して補充を行なうことを特徴とする。
〔作用〕
第1の発明の搬送手段は、感光性平版印刷版が現像液に
浸漬されるように感光性平版印刷版を搬送する。検出手
段は、現像槽の入口側に配置されて感光性平版印刷版の
先端および後端の通過を検出する。演算手段は、センサ
出力に基づいて、例えば、感光性平版印刷版の先端が検
出された時点からの経過時間、感光性平版印刷版の幅、
および搬送手段による搬送速度を乗算することにより、
処理面積を演算する。作動手段は、処理面積が所定値未
満のときには、感光性平版印刷版の先端が検出されてか
ら感光性平版印刷版の後端が検出されて所定時間経過す
るまで、循環手段を作動させる。また、作動手段は、処
理面積が所定値以上のときには、処理面積に応じた所定
量の補充液が供給されるように補充液補充手段を作動さ
せると共に、感光性平版印刷版の先端が検出されてから
補充液補充手段の作動が停止されて所定時間経過するま
で循環手段を作動させる。このように、感光性平版印刷
版の先端が検出されたときから循環手段によって現像槽
内の現像液を循環させることにより現像むら等の発生が
防止され、補充液を補充したときも補充液補充手段が停
止してから所定時間経過するまで循環手段を作動させて
いるため、補充液が均一に攪拌される。本発明で処理す
る感光性平版印刷版は、感光性ジアゾ樹脂を含むネガ型
感光層を有する感光性平版印刷版、O−キノンジアジド
化合物を含むポジ型感光層を有する感光性平版印刷版の
いずれでもよい。
第2の発明における複数の補充モードとしては、オペレ
ータが指示したときに所定量の補充液を補充する手動補
充モード、感光性平版印刷版の処理面積が所定値以上に
なったとき処理面積に応じた所定量の補充液を補充する
処理補充モード、感光性平版印刷版処理装置が停止して
いる間の空気中の炭酸ガスの影響等による処理液の劣化
や蒸発による液量の減少を補なうために感光性平版印刷
版処理装置が作動を開始したときに感光性平版印刷版処
理装置の停止時間に応じた量の補充液を補充する日間補
充モード、感光性平版印刷版処理装置が作動していると
きの空気中の炭酸ガスの影響等による処理液の劣化や処
理による処理液の劣化、蒸発による液量の減少等を補う
ために所定時間毎に所定量の補充液を補充する経時補充
モード等がある。第2の発明では、上記複数の補充モー
ド等に従って補充液の補充が行なわれるが、いずれかの
補充モードの補充タイミングのときに他の補充モードの
補充が行なわれているときには、次の補充タイミングで
の補充量に加算して補充が行なわれ、これによって最適
な量の補充液の補充を行なうことができる。
本発明に使用される現像液、フィニッシャ−液は次のと
ありである。
現像液 本発明における現像液又は現像補充液はpH12以上に
調整され、この現像液又は現像補充液には、アルカリ剤
、界面活性剤、有機溶媒、消泡剤又は硬水軟化剤などの
添加剤、無機塩類などを含むことができる。
本発明の現像液に使用されるアルカリ性水溶液のアルカ
リ剤としては、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、水酸化
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、第3燐
酸ナトリウム、第2燐酸ナトリウム、第3燐酸アンモニ
ウム、第2燐酸アンモニウム、メタ珪酸ナトリウム、重
炭酸ナトリウム、硼酸ナトリウム、硼酸アンモニウム、
アンモニアなどのような無機アルカリ剤、およびモノメ
チルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モノ
エチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、モ
ノイソプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、n−ブ
チルアミン、モノエタノールアミン、ジェタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、モノイソプロパツールアミ
ン、ジイソプロノ寸ノールアミン、エチレンイミン、エ
チレンジアミン、ピリジンなどのような有機アミン化合
物があり、これらは単独もしくは組合せて使用できる。
このうち、特に珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、水酸化
カリウム、水酸化ナトリウム、モノエタノールアミン、
ジェタノールアミン、トリエタノールアミンなどが好ま
しく単独あるいは組み合わせて使用してよい。
これらのアルカリ剤の現像液組成物中の含有量は0.0
5〜10重量%、好ましくは0.1〜7重量水%が適当
である。
また必要に応じて、該現像液組成物中には、アニオン界
面活性剤を加えても良い。更に、有機溶媒を加えること
もできる。アニオン界面活性剤としては例えば、ラウリ
ルアルコールサルフェートのナトリウム塩、オクチルア
ルコールサルフェートのナトリウム塩、ラウリルアルコ
ールサルフェートのアンモニウム塩、第2ナトリウムア
ルキルサルフエートなどの炭素数8〜22の高級アルコ
ール硫酸エステル塩類、例えばセチルアルコール燐酸エ
ステルのす) IJウム塩などのような脂肪族アルコー
ル燐酸エステル塩類、例えばドデシルベンゼンスルホン
酸のナトリウム塩、イソプロピルナフタレンスルホン酸
のナトリウム塩、メタニトロベンゼンスルホン酸のナト
リウム塩などのようなアルキルアリールスルホン酸塩類
、例えばC+tH33CON (CH3)CH2CH2
SO3Naなどのようなアルキルアミドのスルホン酸塩
類、例えばナトリウムスルホこはく酸ジオクチルエステ
ル、ナトリウムスルホこはく酸ジヘキシルエステルなど
の二塩基性脂肪酸エステルのスルホン酸塩類などが含ま
れる。さらに下記−最大(I)で表される分子内に少な
くとも1つのアリール基、少なくとも1つのオキシアル
キレン基、及び少なくとも1つの硫酸エステル基または
スルホン酸基を有するアニオン界面活性剤を現像液又は
現像補充液中に含むことができる。
R3 式中、Aは置換されていてもよいアリール基を示し、R
1は水素原子または低級アルキル基を示し、Mは水素原
子、アルカリ金属または、アンモニウムを示す。mは0
または1以上の整数を示しnはOまたは正の数を示すが
、mとnが同時に0になることはない。pは1〜5の整
数を示す。
上記Aのアリール基としては、フェニル基またはナフチ
ル基が好ましく、中でもナフチル基が好ましい。アリー
ル基には更に1以上の置換基を有しているものも含まれ
る。この置換基としては、01〜CI8、より好ましく
は01〜CI2にアルキル、C2〜C16のアルケニノ
ペC1〜C18のアラルキル、C1〜CI8のアルコキ
シの多基、ニトロ基、ハロゲノ基などが好ましい。R1
で示される低級アルキル基としては、炭素数1〜3のも
の、好ましくはメチル基である。Mのアルカリ金属とし
ては、ナトリウムおよびカリウムが好ましく、アンモニ
ウムとしてはNH4およびNH(C2H5)3などが好
ましい。mは0または1以上の整数を表わすが、より好
ましくはOまたは1〜5の整数であり、特に好ましくは
0である。nは、0または正の数を表わしより好ましく
は0〜30の数である。ここで、nはオキシド類の平均
付加モル数を表わす。従って上記−最大では、オキシド
類の付加モル数が異る化合物の混合物を含むことは勿論
のことである。またmとnとが同時にOになることはあ
りえない。pは1〜5の整数を示し、特に1または2が
好ましい。
一般式(I)で示される化合物のうち、特に好ましい化
合物例を以下に示すが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
OCII (CH3)2 (CH2 CH2 2、SO3に アニオン界面活住剤は、使用時の現像液の総重量に対し
て0.1〜5重量%の範囲で含有させておくことが適用
である。0.1重量%よりも少なくなるとその使用効果
が低くなり、5重量%よりも多くなると、例えば光硬化
性感光液に含有させた光硬化部分の色素の溶出(色抜け
)が過多となったり、光硬化した画像の耐磨耗性などの
機械的、化学的強度が劣化するなどの弊害が出てくる。
有機溶媒としては、水に対する溶解度が約10重量%以
下のものが適しており、好ましくは5重量%以下のもの
から選ばれる。たとえば1−フェニルエタノール、2−
フェニルエタノーノペ3−フェニルプロパノ−ルー1.
4−フェニルブタノール−1,4−フェニルブタノール
−2,2−フェニルブタノール−1,2−フェノキシエ
タノール、2−ベンジルオキシエタノール、○−メトキ
シヘンジルアリコーノベm−メトキシベンジルアルコー
ノベp−メトキシベンジルアルコーノヘベンジルアルコ
ーノベシクロヘキサノール、2−メチルシクロヘキサノ
ール、4−メチルシクロヘキサノール及び3−メチルシ
クロヘキサノール等をあげることができる。
有機溶媒は含有量は使用時の現像液の総重量に対して1
〜5重量%が好適である。その使用量は界面活性剤の使
用量と密接な関係があり、有機溶媒の量が増すにつれ、
アニオン界面活性剤の量は増加させることが好ましい。
これはアニオン界面活性剤の量が少なく、有機溶媒の量
を多く用いると有機溶媒が溶解せず、従って良好な現像
性の確保が期待できなくなるからである。
また、さらに必要に応じ、アルカリ可溶性メルカプト化
合物および/またはチオエーテル化合物、消泡剤及び硬
水軟化剤のような添加剤を含有させることもできる。硬
水軟化剤としては例えばNa2P20−r 、Nas 
P2O3、Na5P:+Os 。
Na20a P (Nap3p)PO2Na2、カルボ
ン(ポリメタ燐酸ナトリウム)などのポリ燐酸塩、例え
ばエチレンジアミンテトラ酢酸、そのカリウム塩、その
ナトリウム塩ニジエチレントリアミンペンタ酢酸、その
カリウム塩、ナトリウム塩;トリエチレンテトラミンヘ
キサ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩;ヒドロ
キシエチルエチレンジアミントリ酢酸、そのカリウム塩
、そのナトリウム塩;ニトリロトリ酢酸、そのカリウム
塩、そのナトリウム塩;1,2−ジアミノシクロヘキサ
ンテトラ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩;1
,3−ジアミノ−2−プロパツールテトラ酢酸、そのカ
リウム塩、そのナトリウム塩などのようなアミノポリカ
ルボン酸類を挙げることができる。このような硬水軟化
剤は使用される硬水の硬度およびその使用量に応じて最
適量が変化するが、一般的な使用量を示せば、使用時の
現像液中に0.01〜5重量%、より好ましくは0.0
1〜0.5重量%の範囲で含有させられる。
アルカリ可溶性メルカプト化合物および/またはチオエ
ーテル化合物としては、分子内に1つ以上のメルカプト
基および/またはチオエーテル基を有し、少なくとも1
つ以上の酸基を有する化合物が好ましく、さらに1分子
内に1つ以上のメルカプト基及びカルボキシル基を有す
る化合物が好ましい。例えばメルカプト酢酸、2−メル
カプトプロピオン酸、3−メルカプトプロピオン酸、4
−メルカプトブタン酸、2,4−ジメルカプトブタン酸
、2−メルカプトテトラデカン酸、2−メルカプトミリ
スチン酸、メルカプトこはく酸、23−ジメルカプトこ
はく酸、システィン、N−アセチルシスティン、N−(
2−メルカプトプロピオニル)グリシン、N−(2−メ
ルカプト−2−メチルプロピオニル)グリシン、N−(
3−メルカプトプロピオニル)グリシン、N−(2−メ
ルカプト−2−メチルプロピオニル)システィン、ペニ
シラミン、N−アセチルペニシラミン、グリシン・シス
ティン・グルタミンFm合物、N−(23−ジメルカプ
トプロピオニル)グリシン、2メルカプトニコチン酸、
チオサリチル酸、3−メルカプト安息香酸、4−メルカ
プト安息香酸、3−カルボキシ−2−メルカプトピリジ
ン、2−メルカプトベンゾチアゾール−5−カルボン酸
、2メルカプト−3−フェニルプロペン酸、2−メルカ
プト−5−カルボキシエチルイミダゾーノベ5−メルカ
プ)−1−(4−カルボキシフェニル)テトラゾール、
N−(3,5−ジカルボキシフェニル)−2−メルカプ
トテトラゾール、2(1,2−ジカルボキシエチルチオ
)−5−メルカプト−1,,3,4−チアジアゾール、
2−(5メルカプ)−1,3,4−チアジアゾリルチオ
)ヘキサン酸、2−メルカプトエタンスルホン酸、2,
3−ジメルカプト−1−プロパンスルホン酸、2−メル
カプトベンゼンスルホン酸、4メルカプトベンゼンスル
ホン酸、3−メルカプト−4−(2−スルホフェニル)
−1,2,4−)リアゾール、2−メルカプチドベンゾ
チアゾール−5−スルホン酸、2−メルカプトベンゾイ
ミダゾール−6−スルホン酸、メルカプトコハクイミド
、4−メルカプトベンゼンスルホンアミド、2−メルカ
プトベンゾイミダゾール−5−スルホンアミド、3−メ
ルカプ)−4−(1(メチルアミノスルホニル)エトキ
シ)トルエン、3−メルカプト−4−(2−(メチルス
ルホニルアミノ)エトキシ)トルエン、4−メルカプト
−N−(P−メチルフェニルスルホニル)ベンズアミド
、4−メルカプトフェノール、3−メルカプトフェノー
ル、3.4−ジメルカプトトルエン、2−メルカプトヒ
ドロキノン、2−チオウラシル、3−ヒドロキシ−2−
メルカプトピリジン、4−ヒドロキシチオフェノール、
4−ヒドロキシ−2−メルカプトピリミジン、4,6−
シヒドロキシー2−メルカプトピリミジン、2.3−ジ
ヒドロキシプロピルメルカプタン、テトラエチレングリ
コーノぺ2−メルカプト−4−オクチルフェニルエーテ
ルメチルエーテル、2−メルカプト−4−オクチルフェ
ノーノヘメタルスルホニルアミノエチルエーテノベ 2
−メルカプト−4−オクチルフェノール、メチルアミノ
スルホニルブチルエーテノペチオジグリコール酸、チオ
ジフェノーノベ6.8−ジチオオクタン酸またはそのア
ルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、有機アミン塩など
が挙げられる。
特に好ましいものとしてはチオサリチル酸、N−(2,
3ジルカプトプロピオニル)グリシン、2−(1,2−
ジカルボキシエチルチオ)−5−メルカプト−1,3,
4−チアジアゾーノベN−(2−メルカプト−2−メチ
ルプロピオニル)システィン、システィンなどが挙げら
れる。
これらは、単独または混合して使用される。現像液組成
物における含有量は0.001重量%〜10重量%が好
ましい。
本発明に用いられる現像液にはさらに1位及び3位に水
酸基を有し電子吸引性置換基を有しない芳香族化合物ま
たはその塩を含有せしめることができる。これらの1位
及び3位に水酸基を有し、電子吸引性置換基を有しない
芳香族化合物またはその塩の好ましい例としては、下記
−最大CII)で示される化合物が挙げられる。
(]−M “ 上記(II)の化合物のAとしては、水素、又はフェニ
ル環、又はナフチル環が好ましい。縮合環には更に1つ
以上の置換基を有しているものも含まれる。このような
置換基きしては炭素数1〜12のアルキル、炭素数2〜
12のアルケニル、炭素数7〜12のアラルキル基など
が好ましい。R1の低級アルキル基および低級アルコキ
シ基としては炭素数1〜6のものが好ましく、特に好ま
しくはメチル基である。Mのアルカリ金属としては、リ
チウム、ナトリウム及びカリウムが好ましく、アンモニ
ウムとしてはNR2R’ R’ R5が好ましい。ここ
でR2−R5は水素原子または炭素数1〜6の置換基が
あってもよい低級アルキル基が好ましく、R2−R5は
それぞれ異なっていても同一でも構わない。−最大〔■
〕で示される化合物のうち、特に好ましい化合物の例を
以下に示す。
もちろんこれらの塩であってもよい。また、本発明はこ
れらの化合物に限定されるものではない。
H これらは、単独または混合して使用され、使用時の現像
液の総重量に対する含有量は0.001重量%〜10重
量%が好ましい。
フィニッシャ−液 本発明に用いられるフィニッシャ−液は、現像された感
光性平版印刷版の版面を保護するものであり、一般的に
酸性領域、即ち、pH3〜6の範囲で使用する方が有利
である。pH値を3〜6にするためには一般的にはフィ
ニッシャ−液中に鉱酸、有機酸又は無機塩等を添加する
。その添加量は0.01〜2重量%が適当である。上記
有機酸としてはクエン酸、酢酸、蓚酸、マロン酸、p−
)ルエンスルホン酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸、レブリ
ン酸、有機スルホン酸などがあり、鉱酸としては硝酸、
硫酸、燐酸等が有用である。鉱酸、有機酸又は無機塩等
の少なくとも1種もしくは2種以上併用してもよい。ま
は、本発明に用いられるフィニッシャ−液には皮膜形成
性を有する水溶性樹脂、界面活性剤、湿潤剤、有機溶剤
などを含有することができる。
本発明に使用される皮膜形成性を有する水溶性樹脂の好
ましい具体例としては、例えばアラビアガム、繊維素誘
導体(例えば、カルボキシメチルセルローズ、カルボキ
シエチルセルローズ、メチルセルローズ等)及びその変
性体、ポリビニルアルコール及びその誘導体、ポリビニ
ルピロリドン、ポリアクリルアミド及びその共重合体、
アクリル酸共重合体、ビニルメチルエーテル−無水マレ
イン酸共重合体、酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体
、スチレン−無水マレイン酸共重合体、焙焼デキストリ
ン、酵素分解デキストリン、酵素分解エーテル化デキス
トリン等が挙げられる。
本発明のフィニッシャ−液中の上記水溶性樹脂の含有量
は、3〜25重量%が適当であり、好ましい範囲は10
〜25重量%である。
なお、本発明においては上記水溶性樹脂を2種以上混合
使用しても良い。
本発明に用いられるフィニッシャ−液には上記の皮膜形
成性を有する水溶性樹脂に加えて、着肉不良(印刷時に
インキが画像部に付着しない現象)を防止するために、
アセチレンアルコール、アセチレングリコール又はその
アルキレンオキシド付加物を含有せしめることができる
。アセチレンアルコールは、分子内にアセチレン結合を
有する不飽和アルコールを意味し、例えば、以下の化合
物: 1)CHミCCH20H 2)CHミCCH2CH20H CH3CH。
3)CHミC−C−CH2CHCH。
○H CH。
4)CH=C−C−CH。
CH CH3 5)CH=C−C−CH,CH3 CH 等が挙げられる。
また、アセチレングリコールは分子内にアセチレン結合
を有する不飽和グリコールであり、例えば、以下の化合
物: 6)HOCH2C=CCH20H CH,CH3 7)CH3CH2(、CミC−CCH,CH3OH0H CH3CH。
8)CH3−C−C=C−C−C−CH30H0H CH3CH3CH3CH3 9)CH3−CHCH2C−C=C−CCH2CHCH
30HOH 等が挙げられる。
また、これらのアセチレンアルコール及び/又はアセチ
レングリコールのアルキレンオキシド付加物も同様に使
用できる。アルキレンオキシドとしては、エチレンオキ
シド、プロピレンオキンドが好ましく、特にエチレンオ
キシドが好ましい。
アルキレンオキシドの付加モル数は30以下が好ましい
。好ましい具体例として前記7)や9)のエチレンオキ
シド付加物(付加モル数30)を挙げることができる。
本発明のフィニッシャ−液に使用されるアセチレンアル
コール、アセチレングリコール又はそのアルキレンオキ
シド付加物の量は、全フィニッシャ−液に対して0.0
1〜10重量%が適当であり、好ましい範囲は0.05
〜3重量%である。
本発明のフィニッシャ−液には種々の界面活性剤を添加
してもよい。使用できる界面活性剤としてはアニオン界
面活性剤又はノニオン界面活性剤が挙げられる。アニオ
ン界面活性剤としては脂肪族アルコール硫酸エステル塩
類、脂肪族アルコール燐酸エステル塩類、二塩基性脂肪
酸エステルのスルホン酸塩類、脂肪酸アミドスルホン酸
塩、アルキルアリールスルホン酸塩類、ホルムアルデヒ
ド縮合ナフタレンスルホン酸塩類等が用いられる。
ノニオン界面活性剤としてはポリエチレングリコールア
ルキルエーテル、ポリエチレングリコールアルキルエス
テノペソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシプロ
ピレンポリオキシエチレンエーテル類等が用いられる。
該界面活性剤は二種以上併用することもできる。使用量
は特に限定する必要はないが好ましい範囲としてはフィ
ニッシャ−液の0.01〜10重量%である。
上記成分の他必要により湿潤剤としてグリセリン、エチ
レングリコール、トリエチレングリコール等の低級多価
アルコールも使用することができる。これらの湿潤剤の
使用量は保護剤中に0.1〜5.0重量%が適当であり
、好ましい範囲は0゜5〜3. 0重量%である。以上
の他に本発明のフィニッシャ−液には、防腐剤などを添
加することができる。例えば安息香酸およびその誘導体
、フェノール、ホルマリン、デヒドロ酢酸ナトリウム等
を0.005〜2.0重量%の範囲で添加できる。
本発明のフィニッシャ−液には消泡剤を添加することも
できる。好ましい消泡剤には有機シリコーン化合物が含
まれ、その添加量は0.0001〜0.1重量%の範囲
が好ましい。
本発明に用いられるフィニッシャ−液には画像部の感脂
性低下を防ぐため有機溶剤を含有させることができる。
好ましい有機溶剤は水難溶性のものであり、沸点が約り
20℃〜約250℃の石油留分、例えばジブチルフタレ
ート、ジオクチルアジペートなどの凝固点が15℃以下
で沸点が300℃以上の可塑剤が挙げられる。このよう
な有機溶剤は0.05〜5重量%の範囲で添加される。
〔発明の効果〕
以上説明したように第1の発明によれば、電導度測定用
のセンサを用いていないので、低コストでかつ簡単な構
成で液補充を行うことができると共に、ネガ型及びポジ
型のいずれの感光性平版印刷版であっても、その処理中
および補充液を供給したときに現像液を循環させている
ので、現像液を均一に攪拌することができ、現像処理を
均一に行うことができる。また、第1の発明の処理装置
を用いて処理されたネガ型、ポジ型のいずれの感光性平
版印刷版も印刷に供した場合、生地汚れのない良好な印
刷物を得ることができる、という効果が得られる。
また、第2の発明によれば、複数の補充モードによって
補充液の補充を行なっているため、補充原因に応じた補
充が行えると共に、補充タイミングのときに他の補充を
行っているときには次の補充量に加算して補充している
ため最適な量の補充液を補充することができる、という
効果が得られる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して第1、第2の発明の一実施例を詳
細に説明する。第1図は、本発明の補充方法が適用可能
な感光性平版印刷版処理装置の概略を示すものである。
この感光性平版印刷版処理装置は、現像液22を貯留す
る現像槽14、現像槽14からオーバーフローした現像
液22を貯留するオーバーフロー槽16、現像された感
光性平版印刷版の水洗、版面保護等を行なう第1リンス
槽18および第2リンス槽20を順に配列して構成され
ている。本実施例では、現像槽14に下記に示す組成の
現像液が貯留され、第1リンス槽18に水洗水、第2リ
ンス槽20に下記に示す組成の乳化型フィニッシャ−液
が貯留されている。本実施例では第1リンス槽に水洗水
23、第2リンス槽にフィニッシャ−液24を用いてい
るが、第1、第2リンス槽共にフィニッシャ−液24を
用いることもできる。なお、感光性平版印刷版としては
、アルミ板支持体の上に、感光性ジアゾ樹脂を含むネガ
型感光層を塗布したネガ型感光性平版印刷版、及びアル
ミ板支持体の上に0−キノンアジド化合物を含むポジ型
感光層を塗布した感光性平版印刷版を用いた。
現像液 ナフタレンスルホン酸ナトリウム   3g2−メチル
レゾルシン      0.3gp)(13 (SiC2/に20モル比1:1の珪酸カリ2.5重量
%水溶液に上記化合物 を添加) フィニッシャ−液 下記の水相と油相とを混和した乳化型フィニッシャ−液 (水相) 純水         670部 サイクロデキストリン   30部 (商品名トヨゾリン−p 東洋醸造■製) ポリビニルピロリドンに−30ION クリームデキストリン  150部 (焙焼デキストリン) アラビアガム      100部 (13°Be水溶液) リン酸(85%)       4部 (油相) 2−エチルヘキサン−7部 1.3−ジオール ナフタレンスルホン1    3N ソ一ダホルマリン縮合物 3.6−シメチルー4−  7部 オクチン−3,6−ジオール のエチレンオキシド付加物 (エチレンオキサイドの付加数 30モル) 現像槽14の感光性平版印刷版12挿入側には、感光性
平版印刷版12の先端および後端の通過を検出する板検
出センサ10が配置されている。この板検出センサ10
は、例えば、反射型の光学センサで構成され、板検出セ
ンサ10が感光性平版印刷版の先端を検出してから後端
を検出するまでオンとなりかつ板検出センサ10が感光
性平版印刷版の後端を検出してから先端を検出するまで
オフとなる検出信号(第16図)を出力する。
現像槽14は、上方に開口されかつ底部中央部が下方に
向けて突出された略逆山型状に形成されている。現像槽
14内には、感光性平版印刷版12の搬送路を構成する
複数のガイドローラから成るガイドローラ群26が配置
されている。ガイドローラ群26の略中央部には、スプ
レーパイプ28が配置されている。このスプレーパイプ
28は、長さ方向沿って一列に複数個の吐出口が形成さ
れかつ搬送される感光性平版印刷版12を挟むように配
置された一対のパイプで構成されている。このスプレー
パイプ28からは、搬送される感光性平版印刷版12の
表面と裏面とに向けて搬送方向と対向する側から現像液
が噴出される。スプレーパイプ28は、現像液を循環さ
せる現像循環管路32を介して現像槽14の底面側内部
に連通されている。この現像循環管路32には、現像液
を循環させるための現像循環ポンプ34および現像液中
に混入した異物等を除去するためのフィルタ36が設け
られている。なお、38は不要になった現像液を排出す
るための排出口である。現像槽14内のオーバーフロー
槽16側には、搬送される感光性平版印刷版12の表面
と裏面に対応するように、ブラシローラ30が回転可能
に配置されている。このブラシローラ30は、長尺状の
繊状ブラシをナイロンシートを介して回転軸に螺旋状に
巻付けることにより構成されている。繊状ブラシは、ナ
イロン、ETEF、PPS、PP等で形成することがで
きる。このブラシローラ30の外径は25〜40aun
が好ましく繊状ブラシの線径は20〜70μmが好まし
い。このブラシローラ30は300 r pm以下、好
ましくは60〜200rpm以下で回転される。なお、
ブラシローラ30は回転軸へ螺旋状の溝を設け、この溝
内にねじりブラシを挿入して巻きつけて形成してもよい
。このねじりブラシは、2本の線材に毛が固定されたブ
ラシで、このねじりブラシの線材を溝内へ挿入ことによ
り毛が溝の外側へ略均−に分散して突出し放射状に立設
した毛が回転軸の回りに略均−に配置される。このねじ
りブラシは上記の繊状ブラシと同じ材質で形成されてい
る。
現像槽14のオーバーフロー槽16側上部は下方に折曲
げられている。このため現像槽14内の余剰現像液がこ
の折曲げ部をオーバーフローしてオーバーフロー槽16
内に貯留される。オーバーフロー槽16には、オーバー
フロー槽16の底面を貫通するドレーン40が設けられ
ている。ドレーン40の一端はオーバーフロー槽16の
開口側に位置し他端は不要現像液を貯留する廃液タンク
42に連通されている。この廃液タンク42には、廃液
タンク42内の液レベルを検出するレベルセンサ44が
設けられている。また、オーバーフロー槽16の底面側
内部にはオーバーフロー槽16内の不要現像液を排出す
るための排出口46に連通されている。
オーバーフロー槽16と第1リンス槽18との接続部上
方には、一対のローラで構成された搬送ローラ対48が
配置されている。搬送ローラ対48の上側に位置するロ
ーラには、この上側ローラと接触して回転する小径ロー
ラ50が設けられている。また、搬送ローラ対48の下
側に位置するローラには、この下側ローラと接触して回
転する小径ローラ51.52が設けられている。小径ロ
ーラ50は、第1リンス層18に補充される水がオーバ
ーフロー槽16内に混入してオーバーフロー槽16内の
現像液22が希釈されるのを防止するだめのものであり
、小径ローラ51は、下側ローラに付着した水がオーバ
ーフロー槽16内に混入するのを防止するためのもので
あり、小径ローラ52は下側ローうに付着した現像液が
第1リンス槽18内に混入するのを防止するためのもの
である。
第1リンス槽18には、第1リンス槽18の底面を貫通
するドレーン58が設けられている。ドレーン58の一
端は略直角に屈曲されて第1リンス槽18の開口側に位
置し、他端は廃液クンク42に連通されている。第1リ
ンス槽18の上方でかつ搬送ローラ対48と対向する位
置には、一対のローラで構成された搬送ローラ対56が
配置されている。搬送ローラ対48と搬送ローラ対56
とが対向しているたt、感光性平版印刷版12はこれら
の搬送ローラ対によって略水平状態で搬送される。搬送
ローラ対48と搬送ローラ56との間には、スプレーパ
イプ54が配置されている。
スプレーパイプ54は、上記と同様に複数の吐出口が穿
設された一対のパイプを搬送される感光性平版印刷版1
2を挟むように配列して構成されている。スプレーパイ
プ54は、第1リンス槽18内のフィニッシャ−液24
を循環させる第1リンス循環管路60を介して第1リン
ス槽18の底面側内部に連通されている。第1リンス循
環管路60には、フィニッシャ−液24を循環させる第
1リンス循環ポンプ62及びフィニッシャ−液24内の
異物等を除去するフィルタ64が設けられている。スプ
レーパイプ54の上側のパイプからは、搬送される感光
性平版印刷版12の表面に対して搬送方向と逆方向から
フィニッシャ−液24が噴出され、スプレーパイプ54
の下側のパイプからは、搬送される感光性平版印刷版1
2の裏面に対して搬送方向と同方向からフィニッシャ−
液24が噴出される。なお、66は不要となったフィニ
ッシャ−液24を排出するた約の排出口である。
第2リンス槽20には、第2リンス槽20の底面を貫通
するドレーン72が設けられている。ドレーン72の一
端は略直角に屈曲されて第2リンス槽20の開口部側に
位置し、他端は廃液を貯留する廃液タンク41に接続さ
れている。廃液タンク41にはレベルセンサ43が設け
られている。
第2リンス槽20の上方には、一対のローラで構成され
た搬送ローラ対68が配置されている。この搬送ローラ
対68の挿入側にはスプレーパイプ70が配置されてい
る。スプレーパイプ70は、上記と同様に複数の吐出口
が穿設された一対のパイプを搬送される感光性平版印刷
版12を挟むように配置して構成されている。このスプ
レーパイプ70は第2リンス槽20内のフィニッンヤー
液24を循環させる第2リンス循環管路74を介して第
2リンス槽20の底面側内部に連通されている。第2リ
ンス循環管路74にはフィニッシャ−液24を循環させ
るための第2リンス循環ポンプ76および異物等を除去
するためのフィルタ78が設けられている。第2リンス
循環ポンプ76によってフィニッシャ−液24を循環さ
せることにより、スプレーパイプ70の上側のパイプか
らは感光性平版印刷版12の表面に対して搬送方向と同
方向からフィニッシャ−液24が噴出され、下側のパイ
プからは感光性平版印刷版12の裏面に対して搬送方向
と同方向からフィニッシャ−液24が噴出される。
一端が現像槽14の底面側側面を貫通して内部に突出す
るように、共通管路85が配置されている。共通管路8
5の他端には供給された現像補充液を一旦貯留する注入
口86が連通されている。
この注入口86は現像補充液補充管84を介して現像補
充液(現像槽14内に貯留された現像液、すなわち使用
液と同組成の現像液と同一の液でも異った組成の液でも
よい)を貯留した現像補充液タンク82に連通されてる
。現像補充液タンク82には、現像補充液タンク82内
の現像補充液のレベルを検出するレベルセンサ83が設
けられている。現像補充液補充管路84の途中には、現
像補充液タンク82内の現像補充液を注入口86に供給
するだめの現像補充液補充ポンプP、が設けられている
。また、注入口86は、リターンポンプ104を備えた
リターン管路102を介してオーバーフロー槽16の底
面側内部に連通されている。
一端が第1リンス槽18の底面側側面を貫通して内部に
突出するように、第1リンス補充管路96が設けられて
いる。この第1リンス補充管F1896の他端は水補充
タンク88に連通されている。
また、第1リンス補充管路96の途中には、供給された
補充液(本実施例では水)を一端貯留する注入口98が
設けられている。第1リンス補充管路96には第2リン
ス補充管路100の一端が連通されている。第2リンス
補充管路100の他端は第2リンス槽20の開口部側に
位置している。
そして、第1リンス補充管路96には水補充タンク88
内の水を補充液として第1リンス槽18内に供給するた
約の第1リンス補充ポンプP2が接続され、第2リンス
補充管路100には水補充タンク88内の水を補充液と
して第2リンス槽20内に供給するための第2リンス補
充ポンプP3が接続されている。本実施例においては、
第1リンス槽18、第2リンス槽20への補充液として
水を用いているが、フィニッシャ−補充液を用いること
もできる。
水補充タンク88の上面には、水道水が供給される供給
口91が設けられている。供給口91の先端にはフロー
トの上下動によって開閉されるフロート弁90が取付け
られている。また水補充タンク88の側面には、余剰水
をオーバーフローするためのドレーン92が取付けられ
ている。そして、水補充タンク88には、水補充タンク
88内の水のレベルを検出するレベルセンサ94が設け
られている。
第2図に示すように上記板検出センサ10、レベルセン
サ43.44.83.94は、マイクロコンピュータ等
で構成された制御回路106に接続されている。また、
制御回路106は、現像循環ポンプ34、第1リンス循
環ポンプ62、第2リンス循環ポンプ76、現像補充液
補充ポンプP1、第1リンス補充ポンプP2、第2リン
ス補充ポンプP3、!Jターンポンプ104に接続され
ている。そして制御回路106には、感光性平版印刷版
処理装置に電源を供給する時にオンされる電源スィッチ
108、感光性平版印刷版処理装置を運転する時にオン
される運転スイッチ110、現像液の手動補充をするた
めにオンされる補充スイッチ112、制御回路106内
に記憶されている各種変数を変更するためのデータを人
力するキーボード114、および警報を発するアラーム
116が接続されている。また制御回路106には、割
込みに使用されるタイマー、ライフリータイマ、時間を
計時するクロック、以下で説明するルーチンを記憶した
メモリ等が設けられている。
以下本実施例の作用を説明する。まず感光性平版印刷版
処理装置の感光性平版印刷版処理について説明する。電
源スィッチ108をオンし、さらに運転スイッチ110
をオンすると焼付処理された感光性平版印刷版の搬送が
行われ、感光性平版印刷版12はガイドローラ群26に
案内されて現像液22に浸漬される。現像循環ポンプ3
4が作動されるとスプレーパイプ28から感光性平版印
刷版12の表面および裏面に現像液が吹き付けられる。
また、ブラシローラ30によって膨潤または溶解した不
要な感光層が除去されるので感光性平版印刷版12は現
像処理される。現像処理された感光性平版印刷版12は
、搬送ローラ対48.56.68によって第1リンス槽
18、第2リンス槽2′0方向に搬送され、スプレーパ
イプ54、スプレーパイプ70からそれぞれ噴出される
水およびフィニッシャ−液24によって洗浄版面保護等
の処理が行われる。
上記現像液22は、感光性平版印刷版の処理、空気中の
炭酸ガスの影響等によって劣化すると共に、処理や蒸発
によって液量が減少する。また、第1リンス槽23、第
2リンス槽24の水又はフィニッシャ−液も処理や蒸発
によって液量が減少したり、液が劣化したりする。これ
らの劣化や蒸発による液量の減少を補うために液補充す
る必要がある。現像槽14内には、現像槽14内に貯留
されている現像液と同組成の現像補充液が補充され、第
1リンス槽18、第2リンス槽20には水が補充液とし
て補充される。この場合、第2リンス槽20のフィニッ
シャ−液24は、この水の補充(主として蒸発による減
少分に相当する補充)によって次第に稀釈されるから、
定期的、例えば1週間ごとに第2リンス槽20内のフィ
ニッシマー液24を交換する。また、この場合、水の代
りにフィニッシャ−補充液を補充すれば、この定期的な
液交換の頻度を少なくすることができる。
第3図は、この液補充をするためのメインルーチンを示
すもので、ステップ120において感光性平版印刷版処
理装置の電源スィッチ108がオンしているか否かを判
断し、電源スイツチ108オフのときはステップ122
に進み、電源スイツチ108オンのときはステップ12
4に進む。ステップ124では、運転スイッチ110が
オンしているか否かを判断し、運転スイッチ110オフ
のときはステップ126において補充スイッチ112が
オンしているか否かを判断する。ステップ126で補充
スイッチ112オフと判断された時にはステップ】22
に進む。このステップ122においては経過時間を計時
する。したがって、電源がオフになった時点からの経過
時間、運転スイッチがオフになった時点からの経過時間
が計時されることになる。補充スイッチ112がオンの
ときはステップ128において現像補充液の手動補充を
行い、運転スイッチ110がオンのときには、ステップ
130で現像補充液日間補充を行なうと共に、ステップ
132にふいて現像補充液と水の処理補充を行なう。
第4図は、ステップ128の現像補充液手動補充の詳細
を示すルーチンである。ステップ140において、レベ
ルセンサ43.44.83.94の出力に基づいて多液
のレベルが正常か否かを判断する。廃液タンク41.4
2内の液レベルが所定値以上でこれ以上廃液を貯留でき
ないとき、現像補充液補充タンク82または水補充タン
ク88内の液レベルが所定値以下で現像補充液または水
を補充できないときには、異常と判断してステップ14
2においてアラーム116によって警報を発する。この
警報を発する処理は、後述する経時補充、日間補充、処
理補充でも実行されるが以下のルーチンでは説明を省略
した。ステップ140で各液レベルが正常であると判断
されたときには、ステップ144.146.148にお
いて、現像補充液補充ポンプPI、現像循環ポンプ34
、リターンポンプ104を作動させた後、ステップ15
0において現時刻より時間T4後の時刻を現像補充液補
充ポンプP1の停止時刻としてコンベアレジスタAにセ
ットする。また次のステップ152では、現時刻より時
間T4 +Ts後の時刻を現像循環ポンプおよびリター
ンポンプの停止時刻として他のコンベアレジスタBにセ
ットする。この時間T4 、Ts は次の式で与えられ
る。
Q。
T< −・60  C5ec〕・・・(1)q+ Ts = 60  [s e c〕−(2)ただし、Q
l は現像補充液補充量(例えば、600cc) 、q
+ は現像補充液補充ポンプP、の単位時間当りの吐出
量(例えば、200cc/分)である。なお、これらの
値はキーボード114を模作することによって変更する
ことができる。
第6図および第7図はコンベアレジスタA、 Bにセッ
トされた時刻になった時に割り込まれる時刻一致割込み
ルーチンを示すものであり、セットした時刻からT4S
eC経過すると第6図のルーチンが起動され、ステップ
160において現像補充液補充ポンプP、の作動が停止
される。
また、セットされた時刻から(T4 + TS ) s
ec経過すると第7図のルーチンが起動され、ステップ
162で現像循環ポンプ34の起動が停止されると共に
、ステップ164でリターンポンプ104の作動が停止
される。
以上の結果、補充スイッチ112がオンされると、現像
補充液補充ポンプPI、現像循環ポンプ34、およびリ
ターンポンプ104は第5図に示すように作動される。
次に、第8図を参照して現像補充液の経時補充について
説明する。第8図のルーチンは、運転スイッチ110を
オンさせた時点またはウィークリータイマー作動後所定
時間(例えば、1時間)毎に実行される。なお、ウィー
クリータイマー作動時点は、1日のうちの特定時間、例
えば朝8時に設定することができる。ステップ170で
は、現像補充液が補充中でないか否かを判断し、現像補
充液補充中のときは、ステップ172において補充時間
T。に以下の(3)式に示す補充時間T6を加算した値
を補充時間T。とする。なお、補充時間Toの初期値は
0である。
qま ただし、Q3は現像液経時補充量(例えば、100cc
/h)である。
一方、現像補充液補充中でないときは、ステップ174
において補充時間T。に上記(3)式の補充時間T6を
加算した値を補充時間T6とする。次のステップ176
では現像補充液補充ポンプP1を作動させた後、ステッ
プ178でコンベアレジスタAに現時刻より補充時間T
6経過後の時刻を現像補充液補充ポンプPIの停止時刻
としてセットし、ステップ180で補充時間Toを0に
リセットした後リターンする。第9図は、コンベアレジ
スタAにセットした時刻になったときに割り込まれる時
刻一致割込みルーチンを示すもので、このルーチンが起
動されるとステップ182において現像補充液補充ポン
プP、の作動を停止した後メインルーチンにリターンす
る。
上記のように、現像補充液経時補充を行なうタイミング
で他の原因による現像補充液補充が行われていたときに
は、補充時間T6が補充時間T。
とじて記−憶され、次の現像補充液経時補充のタイミン
グでこのタイミングの補充時間に加算され、このタイミ
ングの現像補充液経時補充とともに実行されることにな
る。
第10図及び第11図は、第3図のステップ130の現
像補充液日間補充の詳細ルーチンを示すものである。な
お、第10図及び第11図は、第8図及び第9図と同様
であるため、対応する部分には同一符号を付し、相違点
のみ説明する。すなわち第10図では、第8図の補充時
間T0に代えて補充時間TAを用い、補充時間T6に代
えて補充時間T、を用いている。この補充時間TAの初
期値は0であり、補充時間T7は以下の(4〕式で与え
られる。
qま ただし、Q4は現像補充液日間補充量の単位時間あたり
の量(例えば、50cc/h) 、経過時間はステップ
122で計時された経過時間である。
この経過時間は、30分未満は切捨て、30分以上は切
り上げて上記(4)式に適用される。
次に、第3図のステップ132の処理補充について第1
2図〜15図を参照して説明する。ステップ130の現
像補充液日間補充処理が終了すると第12図のルーチン
が実行される。ステップ200において、板検出センサ
10がオフしているか否かを判断し、板検出センサ10
がオンのときはステップ202において前回オフであっ
たか否かを判断する。前回オフであったとき、すなわち
板検出センサ10出力がオフからオンに変化したときに
は、ステップ204において制御回路106に内蔵され
ているタイマーをスタートさせる。
このタイマーは、積算して時間t。(例えば、3ffi
、、 )計時したときにカウントアツプする。次のステ
ップ206.208.210では、現像循環ポンプ34
、第1リンス循環ポンプ62、第2リンス循環ポンプ7
6をそれぞれ作動させる。これによって、第16図に示
すように、板検出センサ10出力が立ち上がったとき、
すなわち感光性平版印刷版の先端が検出されたときに、
現像循環ポンプ34、第1リンス循環ポンプ62、第2
リンス循環ポンプ76がそれぞれ作動される。なお、ス
テップ202で前回オンと判断されたとき、すなわち板
検出センサ10出力がオンを継続しているときにはその
まま次のステップへ進む。
ステップ200において板検出センサ10出力がオフで
あると判断されたときには、ステップ212において前
回オンであったか否かを判断する。
前回オンと判断されたとき、すなわち、板検出センサ1
0出力がオンからオフに変化したときには、ステップ2
14においてタイマーをストップさせ、ステップ216
においてカウント値1を1インクリメントする。このカ
ウント値lの初期値はOである。ステップ218では補
充ポンプPiが停止しているか否かを判断する。補充ポ
ンプP】は、i=1のとき現像補充液補充ポンプP、、
i=2のとき第1リンス補充ポンプP2、i=3のとき
第2リンス補充ポンプP3をそれぞれ示す。補充ポンプ
P】が停止しているときには、ステップ220において
現時刻よりT5後の時刻を補充ポンプP1に対する循環
ポンプの停止時刻として各コンベアレジスタにセットす
る。
現像補充液補充ポンプP1に対応する循環ポンプは現像
循環ポンプ34、第1リンス補充ポンプP2に対応する
循環ポンプは第1リンス循環ポンプ62、第2リンス補
充ポンプP3に対応する循環ポンプは第2リンス循環ポ
ンプ76である。
次のステップ222では、カウント値1が3以上になっ
た否か、すなわち現像循環ポンプ34、第1リンス循環
ポンプ62、第2リンス循環ボンブ76の各々について
停止時刻を各コンベアレジスタにセットしたか否かを判
断し、セットしていないときにはステップ216に戻る
。一方、ステップ218で補充ポンプP1が作動してい
ると判断されたときは、そのままステップ222に進む
ステップ222でカウント値lが3以上になったと判断
されたときは、ステップ224においてカウント値1を
0にリセットする。
第13図は、ステップ220でセットされた時刻になっ
たときに割り込まれる時刻−散開込みルーチンを示すも
ので、ステップ226においてどの循環ポンプのための
割込みかを判断し、ステップ228において判定された
循環ポンプの作動を停止した後リターンする。
以上の結果、第16図に示すように、板検出センサ10
の出力がオフからオンに変化すると、すなわち感光性平
版印刷版の先端が検出されると、現像循環ポンプ34、
第1リンス循環ポンプ62、第2リンス循環ポンプ76
が作動され、板検出センサ10が感光性平版印刷版の後
端を検出して、その出力がオンからオフに変化した時点
でそれぞれの循環ポンプに対応する補充ポンプが停止し
ていれば、時間T5経過後に各循環ポンプの作動が停止
されることになる。
第14図は、タイマーがカウントアツプしたときに割り
込まれる割込みルーチンを示すものである。上記のよう
にタイマーは3 ff1inでカウントアツプするため
、板検出センサ10出力が継続して3つ□。オンになっ
たとき、または板検出センサ10出力のオン時間が積算
して311、になったときにタイマー割込みルーチンが
起動されることになる。
第14図のステップ230ではタイマーをクリアし、ス
テップ232においてカウント値1を1インクリメント
する。ステップ234ではカウント値1が1か否かを判
断し、1でないとき、すなわちl=2.3のときは、ス
テップ236において第1リンス補充ポンプP2または
第2リンス補充ポンプP3を作動させた後、ステップ2
37において現時刻より時間T2または時間T3経過後
の時刻を第1リンス補充ポンプP2または第2リンス補
充ポンプP2の停止時刻としてコンベアレジスタにセッ
トする。次のステップ250では、カウント値1が3以
上になったか否かを判断し、カウント値が3以上になっ
たときには、ステップ252でカウント値1をOにリセ
ットした後リターンする。一方、カウント値jが3未満
のときはステップ232に戻る。
ステップ234においてカウント値lが1であると判断
されたときには、ステップ238において現像補充液補
充中でないか否かを判断する。現像液補充中のときはス
テップ242において補充時間Tに補充時間T、を加算
した値を補充時間Tとして記憶する。
上記補充時間Ti  (i=1.2.3)は、以下に示
す(5)、(6)、(7)式で与えられる。
V ’r+ =Q2  ・t。
W         V T 2  = Q s  ・ t。
/Q2  ・・・(6) W         ■ T3  =Qs  ’  j。
/ Q 3  ・・・(7) 但し、Q2は単位処理面積当りの現像液処理補充量(例
えば、90cc/m’) 、toは時間(例えば、3m
1n ) 、Wは感光性平版印刷版の幅(例えば、70
0mm)、Vは感光性平版印刷版の搬送速度(例えば、
720 mm/+y+in ) 、Qs は第1リンス
槽18に供給する単位処理面積当りの水補充量(例えば
、20cc/m’) 、Q2 は第1リンス補充ポンプ
P2の単位時間当りの吐出量、Q6は第2リンス槽20
へ供給する単位処理面積当りの水補充量(例えば、Q5
と同じ値)、q3は第2リンス補充ポンプP3の単位時
間当りの吐出量(例えば、q2と同じ値)である。
ステップ238で現像補充液補充中でないと判断された
とき、すなわち現像補充液経時補充、現像補充液日間補
充等が行われていないときには、ステップ242におい
て補充時間Tに補充時間T1を加算した値を補充時間T
1とし、ステップ244で現像補充液補充ポンプP1を
作動させた後ステップ246において現時刻よりT1経
過後の時刻を現像補充液補充ポンプP、の停止時刻とし
てコンベアレジスタAにセットした後ステップ248に
おいて補充時間Tを0にセットする。
il 51rは、各コンベアレジスタにセットされた時
刻になったときに割り込まれる割込みルーチンを示すも
ので、このルーチンが起動されるとステップ254にお
いて補充ポンプP、を停止した後メインルーチンにリタ
ーンする。
以上の結果、タイマーがカウントアツプすると第1リン
ス補充ポンプP2及び第2リンス補充ポンプP3が作動
され、この状態で現像補充液補充ポンプP1が停止して
いれば現像補充液補充ポンプP1 も作動される。一方
、タイマーがカウントアツプした時点で現像補充液補充
ポンプP1が作動じていれば補充時間T1が記憶され次
回のタイマー割込み時の補充時間T、に加算されて現像
補充液補充ポンプP1が作動されることになる。また、
第12図のステップ220では、補充ポンプP、が停止
しているときのみ各循環ポンプの停止時刻をセットして
いるため、現像循環ポンプ34、第1リンス循環ポンプ
62、第2リンス循環ポンプ76は現像補充液補充ポン
プPu、第1リンス補充ポンプP2、第2リンス補充ポ
ンプP3の作動が停止された後時間T5経過後に作動が
停止されることになる。
なお、上記で説明したQ1〜Q6、to、W、VSQ+
〜q3等の各変数は、キーボード114の操作によって
変更することができるものであり、このように変更する
ことによって感光性平版印刷版の種類やサイズに応じた
最適な補充を行なうことができる。また、このように変
数を変更することによって、ポンプの経時変化による吐
出量の変化等にも対応することができる。
本実施例の装置及び処理剤を用いてネガ型及びポジ型感
光性平版印刷版を処理し、印刷したところいずれも地汚
れのない良好な印刷物を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用可能な感光性平版印刷版処理装置
の概略図、第2図は第1図の各センサ、各モーフ等と制
御回路との接続関係を示すブロック図、第3図は現像液
および水の補充制御のメインルーチンを示す流れ図、第
4図は現像補充液手動補充ルーチンを示す流れ図、第5
図は現像補充液手動補充の現像補充液補充ポンプ等の動
作を示す線図、第6図および第7図は時刻−散開込みル
ーチンを示す流れ図、第8図および第9図は現像補充液
経時補充ルーチンを示す流れ図、第10図および第11
図は現像補充液日間補充ルーチンを示す流れ図、第12
図、第13図および第15図は現像補充液と水との処理
補充ルーチンを示す流れ図、第16図は現像補充液およ
び水の処理補充による現像補充液補充ポンプ、循環ポン
プ等の動作を示す線図である。 10  ・ 12 ・ 14 ・ 16 ・ 18 ・ 20 ・ 22 ・ 24 ・ 板検出センサ、 感光性平版印刷版、 現像槽、 オーバーフロー槽、 第1リンス槽、 第2リンス槽、 現像液、 フィニッシャ−液。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光性ジアゾ樹脂を含むネガ型感光層を有する感
    光性平版印刷版とO−キノンジアジド化合物を含むポジ
    型感光層を有する感光性平版印刷版との両方を現像可能
    な現像液が貯留された現像槽と、 前記現像液に浸漬されるように前記感光性平版印刷版を
    搬送する搬送手段と、 前記現像槽の入口側に配置されて前記感光性平版印刷版
    の先端および後端の通過を検出する検出手段と、 前記センサ出力に基づいて前記感光性平版印刷版の処理
    面積を演算する演算手段と、 前記現像槽内の現像液を循環させる循環手段と、前記現
    像槽内に補充液を供給する補充液補充手段と、 前記処理面積が所定値未満のときには前記感光性平版印
    刷版の先端が検出されてから前記感光性平版印刷版の後
    端が検出されて所定時間経過するまで前記循環手段を作
    動させ、前記処理面積が所定値以上のときには前記処理
    面積に応じた所定量の補充液が供給されるように前記補
    充液補充手段を作動させると共に、前記感光性平版印刷
    版の先端が検出されてから前記補充液補充手段の作動が
    停止されて所定時間経過するまで前記循環手段を作動さ
    せる作動手段と、 を含む感光性平版印刷版処理装置。
  2. (2)感光性ジアゾ樹脂を含むネガ型感光層を有する感
    光性平版印刷版とO−キノンジアジド化合物を含むポジ
    型感光層を有する感光性平版印刷版との両方を現像可能
    な現像液が貯留された現像槽内に、所定の補充タイミン
    グで所定量の補充液を補充する複数の補充モードによっ
    て補充液を補充するにあたり、いずれかの補充モードの
    補充タイミングで他の補充モードによる補充が行なわれ
    ているか判断し、補充が行なわれていないときは該補充
    モードによる補充を行ない、補充が行なわれているとき
    には該補充モードの次の補充タイミングでの補充量に加
    算して補充を行なうことを特徴とする補充液補充方法。
JP10252890A 1990-04-18 1990-04-18 感光性平版印刷版処理装置及び補充液補充方法 Pending JPH041655A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006091535A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Fuji Photo Film Co Ltd 液体供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006091535A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Fuji Photo Film Co Ltd 液体供給装置

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