JPH04161377A - 感圧記録紙用顕色剤分散液の製造方法 - Google Patents

感圧記録紙用顕色剤分散液の製造方法

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JPH04161377A
JPH04161377A JP2288892A JP28889290A JPH04161377A JP H04161377 A JPH04161377 A JP H04161377A JP 2288892 A JP2288892 A JP 2288892A JP 28889290 A JP28889290 A JP 28889290A JP H04161377 A JPH04161377 A JP H04161377A
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Tsunashige Itou
維成 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は感圧記録紙用顕色剤分散液の製造方法に関する
。特に、一般式(I)で表される疎水基を、ポリビニル
アルコールの分子中に導入した変性ポリビニルアルコー
ルを使用することで、乳化液の安定性、脱溶媒時の安定
性を改良した顕色剤分散液の製造方法に関する。
(従来技術) 感圧記録シートは、発色剤を適当な溶媒に溶解し、その
油滴をカプセル化したマイクロカプセルを含むマイクロ
カプセル層を支持体上に塗布した上葉紙、顕色剤を含む
顕色剤層を他の支持体上に塗布した下葉紙、及び場合に
よっては支持体の一方の面にマイクロカプセル層を他面
に顕色剤層を塗布した中葉紙の組合せよりなるもの、あ
るいは支持体の同一面に前記のカプセルと顕色剤が含有
されたもの、あるいは支持体中に前記のカプセルか顕色
剤の一方が含有され、他の一方が塗布されたものがある
感圧記録シートの顕色剤としては、酸性白土、活性白土
、アタパルジャイト、ゼオライト、ベントナイト、カオ
リンの如き粘土物質、芳香族カルボン酸あるいはその誘
導体の多価金属塩、フェノールホルムアルデヒド樹脂等
がよく知られている。
感圧記録シートが備えるべき性能として、1)経時によ
る顕色能の低下が少ないこと。
2)発色体の耐光性が優れていること。
3)光にさらした時、顕色面の黄変が少ないこと。
4)発色体の耐水性、耐可塑剤性が優れていること。
5)空気中の窒素酸化物による、顕色面の黄変が少ない
こと。
等があげられる。
現在知られている顕色剤の中では、芳香族カルボン酸あ
るいはその誘導体の多価金属塩が最も優れた性能を示す
。芳香族カルボン酸の金属塩を用いた顕色シートは、該
顕色剤を無機顔料、バインダー、分散剤、およびその他
の添加剤と共に、機械的に水に分散して得られる塗液を
、支持体に塗布し調製するのが一般的であるが、大量の
分散液を製造するのに時間がかかる。また高濃度で分散
を行うと粒子の凝集が発生しやすく、安定でかつ顕色剤
濃度の高い分散液を得るのが非常に困難であり製造適性
上好ましくない。
一方顕色剤を有機溶剤に溶解して、分散剤の存在下で水
中に乳化すると、高濃度の乳化分散液が得られるが、分
散粒子が有機溶剤を含んだ液滴で存在しているために、
粒子の合一、相分離等が発生し、保存安定性に問題があ
る。特開昭64−34782には顕色剤を有機溶剤に溶
解し、分散剤を含む水中に乳化した後、有機溶剤を除去
して顕色剤分散液を調製する方法が記載されているが、
有機溶剤を除去するときに凝集塊が発生し、また長時間
加熱したときの液の熱安定性が悪く、製造適性上好まし
くない。
(本発明の目的) 本発明の目的は、高濃度で、長期保存時の安定性にすぐ
れ、製造適性のある顕色剤分散液の製造方法を提供する
ことである。
(発明の構成) 本発明の目的は、 顕色剤を有機溶剤に溶解し、分散剤の存在下で水中に乳
化し顕色剤乳化分散液を製造する、あるいは乳化後有機
溶剤を除去して顕色剤分散液を製造する方法において、
分散剤として特に、一般式(1)で表される疎水基をポ
リビニルアルコールの分子中に導入した変性ポリビニル
アルコールを使用することで達成された。
本発明で使用される変性ポリビニルアルコールは、ポリ
マー鎖の側鎖及び/または末端に、一般式(1)で表さ
れるような比較的大きな疎水基を導入したものである。
一般式(I)中のR1、R2、R3は同一でも異なって
もよい炭素数1から12までのアルキル基秦示すが、−
特に炭素数2から8のアルキル基が好ましい。R1、R
2、R3のうち2つまでは水素原子であってもよい。
一般式(I)の疎水基は、0.1〜5mo1%の範囲で
PVA分子中に導入するのが好ましく、変性ポリビニル
アルコールの水溶性を高めるために、マレイン酸、イタ
コン酸等のカルボン酸との共重合によりカルボキシル基
を導入することもできる。本発明の変性ポリビニルアル
コールは鹸化度85mo1%以上で使用するのが好まし
く、まり変性ポリビニルアルコールの重合度は200〜
2000の範囲が好ましい。
本発明の変性ポリビニルアルコールは、さらに他の水溶
性高分子を併用して使用することもできる。他の水溶性
高分子としては、ポリビニルアルコール、ポリアクリル
アミド、ポリアクリル酸ソータ、ポリビニルエーテル、
ポリスチレンスルホン酸ソーダ、無水マレイン酸共重合
体等が挙げられる。
一般式(1)で表される疎水基を導入した変性ポリビニ
ルアルコールは、乳化する顕色剤量に対して、0.1〜
20重量%の範囲で使用するが、さらに好ましくは0.
5〜10重量%である。
顕色剤を溶解した有機溶剤溶液を水中に乳化する際に、
一般式(1)で表される疎水基で変性されたポリビニル
アルコールと共に、イオン系または非イオン系の界面活
性剤を併用することもできる。使用される界面活性剤と
しては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフ
タレンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、シアル牛
ルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、
多価アルコール脂肪酸部分エステル等が挙げられる。ま
た乳化の際に無機のアルカリ金属塩を添加することもで
きる。
顕色剤を溶解する有機溶剤としては、トルエン、エチル
ベンゼン、キシレン、α−メチルナフタレン、ジメチル
ナフタレン、メチルエチルケトン、メチルインブチルケ
トン、ジイソブチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、
酢酸アミル、ブタノール、ベンジルアルコール、クレゾ
ール、四基(1素、ジクロロメタン、クロロホルム、パ
ラフィン、綿実油、灯油、パラフィン油、ナフテン油、
アルキル化ビフェニル、アルキル化ターフェニル、塩素
化パラフィン、アルキル化ナフタレン、ジフェニルアル
カン等を挙げることができる。特に有機溶剤を除去して
使用する場合には、メチルイソブチルケトン、トルエン
、キシレンが好ましい。
顕色剤は上記溶剤に対して10〜200重量%、好まし
くは30〜150重量%溶解される。また酸化防止剤、
紫外線吸収剤等の添加剤を顕色剤とともに有機溶剤に溶
解して乳化することもできる。
顕色剤の有機溶剤溶液は水に対して20〜300重量%
、好ましくは50〜200重量%添加ビ乳化される。乳
化液はそのまま顕色剤乳化分散液として用いても良いが
、さらに有機溶剤を除去することで、長期間安定な顕色
剤分散液が得られる。
塗布液の調製にあたり、無機顔料例えば酸化チタン、酸
化亜鉛、酸化珪素、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウ
ム、カオリン、活性白土、タルク、W酸バリウム、酸化
マグネシウム等を併用すると塗布適性及び隠ぺい力の向
上、顕色能の向上等好ましい効果が得られる。無機顔料
の好ましい使用量は、該顕色剤1重量部に対して1〜1
00重量部であり更に好ましくは2〜40重量部である
塗布液のバインダーとしては、ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸、無水マレイン酸−スチレン共重合体、
デンプン、カゼイン、アラビアゴム、ゼラチン、カルボ
キシメチルセルロース、メチルセルロース等の合成また
は天然高分子物質が用いられる。
支持体に塗布される顕色剤の最終的な量は0゜1〜3.
 0g/m2好ましくは、0.2〜1.0g/m2が適
当である。
本発明の記録シートに用いられる顕色剤と反応する発色
剤は特に限定されないが、トリフェニルメタンフタリド
系化合物、フルオラン系化合物、フェノチアジン系化合
物、インドリルフタリド系化合物、ロイコオーラミン系
化合物、ローダミンラクタム系化合物、トリフェニルメ
タン系化合物、トリアゼン系化合物、スピロピラン系化
合物、フルオレン系化合物等各種の化合物が挙げられる
発色剤は溶媒に溶解して、カプセル化され支持体に塗布
される。溶媒としては天然または合成油を単独または併
用して用いることができる。溶媒の例として、綿実油、
灯油、パラフィン油、ナフテン油、アルキル化ビフェニ
ル、アルキル化ターフェニル、塩素化パラフィン、アル
キル化ナフタレン、ジフェニルアルカン等が挙げられる
発色剤含有マイクロカプセルの製造方法としては、界面
重合法、内部重合法、相分離法、外部重合法、コアセル
ベーシヲン法等が用いられる。
発色剤含有マイクロカプセルを含む塗液を調製するにあ
たり一般に水溶性バインダー、ラテックス系バインダー
が使用される。さらにカプセル保膜剤としてセルロース
粉末、デンプン粒子、タルク等を添加して発色剤含有マ
イクロカプセル塗布液を得る。
本発明の感圧記録用顕色剤シートは次に示す発色剤含有
−Zイクロカプセルシートを用いてその性能を試験した
[発色剤含有マイクロカプセルシートの調製]発色剤と
してクリスタルバイオレットラクトン5.0gとベンゾ
イルロイコメチレンブルー1゜Og及び3−(4−Cジ
エチルアミノ)−2−エトキシフェニルl −3−(2
−メチル−1−エチル−3−インドリル)−4−アザフ
タリド3.0gをジイソプロピルナフタレン100gに
溶解する。この油性液に多価イソシアネートとしてカル
ボジイミド変性ジフェニルメタンジイソシアネート(日
本ポリウレタン社製、商品名「ミリオネー)  MTL
J)をlogとへキサメチレンジイソシアネートのイン
シアヌレート体(日本ポリウレタン社製、商品名「コロ
ネート EHJ)5gとアミンのアルキレンオキサイド
付加物としてエチレンジアミンのブチレンオキサイド付
加物(エチレンジアミンに対するブチレンオキサイドの
付加モル吸う16.8モル、分子量1267)3.0g
を溶解し1次溶液を調製した。次に水140gにポリビ
ニルアルコールlOg及びカルボキシメチルセルロース
5gを溶解し2次溶液を調製した。
2次溶液を激しく攪拌しながら上記1次溶液を注ぎ水中
油滴型エマルジョンを形成させた。油滴のサイズが7.
0μになったところで攪拌を弱め、次いでこの乳化物中
に20℃の水100gを添加した後、系の温度を徐々に
65°Cまで上昇させ、この温度で90分保った。この
ようにして得られたカプセル液にポリビニルアルコール
の15%水溶液80g5 カルボキシ変性SBRラテッ
クスを固形分にて30g、JR粉粒子(平均粒子径15
μ)60gを添加した。次いで、水を添加して固形分濃
度を20%に調節し、塗布液を調製した。この塗布液を
乾燥重量で4.0g/m2となるように、40g/m2
原紙上にエアーナイフ塗布機にて塗布、乾燥してマイク
ロカプセルシートを得た。
以下実施例を示し、本発明の感圧記録用顕色剤シートに
ついて具体的に説明するが、本実施例のみに限定される
ものではない。
(発明の実施例) 実施例!−1 〔顕色剤乳化分散液の調製J 3、 5−ジー(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛
100部をキシレン80部に溶解し、顕色剤キシレン溶
液とする。変性ポリビニルアルコール(酢酸ビニルとプ
ロピオン酸ビニルとの共重合物、プロピオン酸ビニル1
.5mo−1%、鹸化度約98ff101%、重合度約
1000)10%水溶液25部に対し、水を50部添加
した水相に、顕色剤キシレン溶液を130部加え、ホモ
ジナイザー(日本精機、AM−7型)を用いて、平均粒
子径1.0μmになるように乳化した。この乳化液に1
30部の水を加えた後、乳化液を加熱し、キシレンを水
と共沸させて乳化液から除去し、固形分濃度を30%に
調節して、顕色剤乳化分散液を調製した。〔塗布液の調
製〕 炭酸カルシウム(白石工業製、Br1lliant15
、平均粒径0,5μ)120部、活性白土10部、酸化
亜鉛20部、ヘキサメタリン酸ナトリウム1部と水20
0部を用い、サンドグラインダーにて平均粒径3μにな
るように均一に分散し分散液を得た。この分散液300
部に10%PVA−117(クラレ製)水溶液200部
を加え、さらに上記顕色剤乳化分散液を15部添加し、
固形分濃度が20%になるように加水調製し塗布液を得
た。
[顕色剤シートの作成] この塗布液を50g/m2の原紙に5.0g/m2の固
型分が塗布されるようにバー塗布して、乾燥し顕色剤シ
ートを得た。
実施例1−2 実施例1−1の[顕色剤乳化分散液の調製]で用いた変
性ポリビニルアルコール10%水溶液25部の代わりに
、変性ポリビニルアルコール(酢酸ビニルとバーサチッ
ク酸ビニルの共重合物、バーサチ・ツク酸ビニル1mo
J%、鹸化度98約mo1%、重合度500)10%水
溶液25部を用いた以外は実施例I−1と同様にして顕
色剤分散液、及び顕色シートを得た。
実施例1−3 実施例1−1の[顕色剤乳化分散液の調製]で用いた変
性ポリビニルアルコール10%水溶液25部の代わりに
、変性ボッビニルアルコール(酢酸ビニルとバーサチッ
ク酸ビニルとイタコン酸の共重合物、バーサチック酸ビ
ニル1mo1%、イタフン酸2mo 1%、鹸化度約9
8mo1%、重合度的700)10%水溶液25部を用
いた以外は実施例1−1と同様にして顕色剤分散液、及
び顕色シートを得た。
実施例1−4 実施例1−1の[H色剤乳化分散液の調製]で用いた変
性ポリビニルアルコール10%水溶液25部の代わりに
、変性ポリビニルアルコール(酢酸ビニルとバーサチッ
ク酸ビニルとイタコン酸の共重合物、バーサチック酸ビ
ニル1mo1%、イタコン酸2mo 1%、鹸化度約9
8mo1%、重合度的1900)5%水溶液50部を用
い、水を25部添加する以外は、実施例1−1と同様に
して顕色剤分散液、及び顕色シートを得た。
実施例1−5 実施例I−1の[顕色剤乳化分散液の調製Jで用いた変
性ポリビニルアルコール10%水溶液25部の代わりに
、変性ポリビニルアルコール(酢酸ビニルとバーサチッ
ク酸ビニルとイタコン酸の共重合物、バーサチック酸ビ
ニル3mo 1%、イタコン酸1mo1%、鹸化度約9
8mo1%、重合度的300)10%水溶液50部を用
いた以外は、実施例1−1と同様にして顕色剤分散液、
及び顕色シートを得た。
実施例1−6 実施例1−1の[顕色剤乳化分散液の調製1で用いた変
性ポリビニルアルコール10%水溶液25部の代わりに
、変性ポリビニルアルコール(酢酸ビニルとバーサチッ
ク酸ビニルとイタコン酸の共重合物、バーサチック酸ビ
ニル3mol%、イタコン酸1mo1%、鹸化度約98
mo 1%、重合度的800)10%水溶液50部を用
いた以外は、実施例1−1と同様にして顕色剤分散液、
及び顕色シートを得た。
比較例1−1 実施例1−1の[顕色剤乳化分散液の調製]で用いり変
性ポリビニルアルコール10%水溶液25部の代わりに
、ポリビニルアルコール(クラレ製、PVA−110、
鹸化度98.5mo1%、重合度的1000)10%水
溶液25部を用いた以外は、実施例I−1と同様にして
顕色剤分散液、及び顕色シートを得た。
比較例1−2 実施例1−2の[顕色剤乳化分散液の調製]で用いた変
性ポリビニルアルコール10%水溶液25部の代わりに
、ポリビニルアルコール(クラレ製、 PVA105、
鹸化度98.5mo1%、重合度的500)10%水溶
液25部を用いた以外は、実施例1−2と同様にして顕
色剤分散液、及び顕色シートを得た。
実施例11−1 実施例1−3の[n色剤乳化分散液の調製]で用いた変
性ポリビニルアルコール10%水溶液25部に代えて、
変性ポリビニルアルコール(酢酸ビニルとバーサチック
酸ビニルとイタコン酸の共重合物、バーサチック酸ビニ
ル1mo1%、イタコン酸2mo 1%、鹸化度約98
mo1%、重合度的700)10%水溶液10部とポリ
ビニルアルコール(クラレ製、PVA−117、鹸化度
98.5mo1%、重合度的1700)10%水溶液1
5部を併用した以外は、実施例I−1と同様にして顕色
剤分散液、及び顕色シートを得た。
実施例]1−2 実施例I−6の[顕色剤乳化分散液の調製]で用いた変
性ポリビニルアルコール10%水溶液25部に代えて、
変性ポリビニルアルコール(酢酸ビニルとバーサチック
酸ビニルとイタコン酸の共重合物、バーサチック酸ビニ
ル3mo1%、イタコン酸1mo1%、鹸化度約98m
o1%、重合度的800)10%水溶液10部とポリビ
ニルアルコール(クラレ製、PVA−117、鹸化度9
8.5mo1%、重合度的1700)10%水溶液15
部を併用した以外は、実施例I−1と同様にして顕色剤
分散液、及び顕色シートを得た。
比較例■ 実施例+1−1の〔顕色剤乳化分散液の調製]で用いた
変性ポリビニルアルコール10%水溶液10部とポリビ
ニルアルコール(クラレ製、PVA−117)10%水
溶液15部に代えて、ポリビニルアルコール(クラレ製
、PVA−117)10%水溶液25部を使用した以外
は、実施例■−1と同様にして顕色剤分散液、及び顕色
シートを得た。
各分散液の脱溶媒時の安定性、及び顕色シートの発色性
について以下のように評価し、その結果を表−1にまと
めた。
(脱溶媒時の安定性) 有機溶剤を加熱除去して得られた顕色剤分散液300g
を、目の大きさが22μm のふるいで濾過し、ふるい
上の残さの乾燥重量を測定して、安定性の評価を行った
。残さ量が少ないほど脱溶媒時の安定性がよい。
(発色性試験) 発色剤含有マイクロカプセルンートのマイクロカプセル
層を顕色剤シート上に重ね、約300kg/cm2の加
重圧をかけて発色させた。室温下で24時間放置した後
の濃度りを、マクベス反射濃度計で測定した。
第  1  表 第1表かられかるように、本発明の顕色剤分散液は脱溶
媒時の安定性がよく、製造適性が付与され、発色性も良
好な性能を示している。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)置換サリチル酸金属塩を主成分とする顕色剤を有
    機溶剤に溶解し、水中に乳化分散する際に、分散剤とし
    て、ポリビニルアルコールの分子中に、下記一般式(
    I )で表される疎水基を導入した変性ポリビニルアルコ
    ールを用いることを特徴とする、感圧記録紙用顕色剤分
    散液の製造方法。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2は同一でも異なってもよい炭素
    数1から12までのアルキル基または水素原子を示し、
    R_3は炭素数1から12までのアルキル基を示す。)
  2. (2)一般式( I )で表される疎水基の含有量が、0
    .1〜5mol%である変性ポリビニルアルコールを用
    いることを特徴とする、請求項(1)記載の感圧記録紙
    用顕色剤分散液の製造方法。
  3. (3)一般式( I )で表される疎水基を導入した変性
    ポリビニルアルコールの鹸化度が、85mol%以上で
    あることを特徴とする、請求項(1)及び(2)記載の
    感圧記録紙用顕色剤分散液の製造方法。
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