JPH0452184A - 感圧記録シート - Google Patents

感圧記録シート

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JPH0452184A
JPH0452184A JP2161056A JP16105690A JPH0452184A JP H0452184 A JPH0452184 A JP H0452184A JP 2161056 A JP2161056 A JP 2161056A JP 16105690 A JP16105690 A JP 16105690A JP H0452184 A JPH0452184 A JP H0452184A
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oil
sheet
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liquid
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JP2161056A
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English (en)
Inventor
Masajiro Sano
正次郎 佐野
Korenari Itou
維成 伊藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は感圧記録シートに関する。更に詳細には、ほぼ
無色の電子供与性染料(以下発色剤と称する。)と電子
受容性顕色剤(以下顕色剤と称する。)との反応により
発色像を得る感圧記録シートに関する。
(従来技術) 感圧記録シートは、発色剤を適当な溶媒に溶解し、その
油滴をカプセル化したマイクロカプセルを含むマイクロ
カプセル層を支持体上に塗布した上葉紙、顕色剤を含む
顕色剤層を他の支持体上に塗布した下葉紙、及び場合に
よっては支持体の一方の面にマイクロカプセル層を、他
面に顕色剤層を塗布した中葉紙の組み合わせよりなるも
の、或いは支持体の同一面に前記のカプセルと顕色剤が
含有されたもの、或いは支持体中に前記のカプセルか閏
色剤の一方が含有され、他の一方が塗布されたもの等が
ある。
感圧記録シートの顕色剤としては、酸性白土、活性白土
、アタパルジャイト、ゼオライト、ベントナイト、カオ
リンの如き粘土物質、芳香族カルボン酸の金属塩、フェ
ノールホルムアルデヒド樹脂等がよく知られている。
感圧記録シートが備えるべき性能として、1)発色濃度
が高いこと。
2)経時による顕色能の低下が少ないこと。
3)発色速度が速いこと。
4)発色像の耐光性が優れていること。
5)W4色面の黄変が少ないこと。
等があげられる。
現在知られている顕色剤の中では、芳香族カルボン酸の
金属塩が総合的に最も優れた性能を示す。
しかし、1北性能のうち、発色速度に関しては十分では
なく、特に低温条件下においては印字直後の発色濃度が
低く、飽和濃度に達するまでに長時間を要するという欠
点を有する。
芳香族カルボン酸の金属塩を用いた顕色剤シートは、該
顕色剤を無機顔料、バインダー、分散剤及びその他の添
加剤と共に機械的に水に分散して得られる塗液を支持体
に塗布し調整するのが一般的であるが、特開昭54−1
4322号及び特開昭59−155093号には、芳香
族カルボン酸の金属塩を脂肪族エステル、芳香族エステ
ル、アルキルナフタレン及びジアリールアルカン等の有
機溶剤に溶解し、これを水中に乳化した塗液を支持体に
塗布し顕色剤シートを調整する方法が記載されている。
この方法で得られた顕色剤シートは、−船釣な方法で得
られた顕色剤シートより発色速度が速いという利点を有
している。しかし、顕色剤層に溶剤が残留しているため
、近年背反が著しいノンインパクトプリンター用の用紙
として使われた場合、次のような欠点を有する。
即ち、電子写真方式のノンインパクトプリンターでは、
コンピューターからの情報を怒光ドラム上で潜像形成、
トナー現像を行なった後、紙に転写し、プレヒーター及
びヒートロールによってトナーを紙に定着する。このト
ナ一定着時に顕色剤層に熱がかかり、顕色剤層の残留溶
剤が蒸発し煙及び臭気を発生し、作業環境を悪くする。
(発明の目的) 本発明の目的は、発色速度が速く、かつノンインパクト
プリンター適性の良い感圧記録シートを提供することで
ある。
(発明の精成) 本発明の目的は、 1) ほぼ無色の電子供与性染料と電子受容作票色剤と
の反応により発色像を得る感圧記録シートにおいて、電
子受容性顕色剤層が、芳香族カルボン酸の金属塩を植物
油脂に溶解して水中に乳化した塗液を支持体に塗布して
成ることを特徴とする感圧記録シート。
2) 1)において、芳香族カルボン酸の金属塩を植物
油脂と沸点200℃以下の有機溶剤に溶解して水中に乳
化した塗液を支持体に塗布して成ることを特徴とする感
圧記録シート。
により達成された。
本発明に使用する芳香族カルボン酸の金属塩は、例えば
、米国特許3,864,146号、3,983.292
号、特公昭51−25174号、特開昭62−1948
6号、特開昭63−254124号等に記載されている
上記芳香族カルボン酸の金属塩における芳香族カルボン
酸はカルボキシ基に対し、オルトまたはバラ位に水酸基
を有するものが有用であり、中でもサリチル酸誘導体が
好ましく、アルキル基、アリール基、アラルキル基等の
置換基を有し置換基の炭素原子数の総和が8以上である
ものが好誌しい 本発明に使用する好吐しいサリチル酸誘導体の金属塩の
具体例を示すと、3.5−ジ−t−ブチルサリチル酸、
3.5−ジ−t−オクチルサリチル酸、3.5−ジ−t
−ノニルサリチル酸、35−ジ−t−ドデシルサリチル
酸、3−メチル5−t−ドデシルサリチル酸、3−t−
ドデシルサリチル酸、5−t−ドデシルサリチル酸、5
−シクロへキシルシクロへキシルサリチル酸、35−ビ
ス(α−メチルベンジル)サリチル酸、3゜5−ビス〈
α、α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3−メチル−
5−(α−メチルベンジル)サリチル酸、3−(α、α
−ジメチルベンジル)−5−メチルサリチル酸、3−(
α、α−ジメチルベンジル)−6−メチルサリチル酸、
3−(α−メチルベンジル)−5−(α、α−ジメチル
ペンシル)サリチル酸、3−(α、α−ジメチルペンシ
ル)−6−ニチルサリチル酸、3−フェニルー5−(α
、α−ジメチルベンジル)サリチル酸、カルボキシ変性
テルペンフェノール樹脂、3,5ビス(α−メチルベン
ジル)サリチル酸とベンジルクロライドとの反応物であ
るサリチル酸樹脂等の亜鉛塩、ニッケル塩、アルミニウ
ム塩、カルシウム塩等が挙げられる。
本発明に使用する植物油脂とは、植物の果実、種子など
から採取される油脂のことをいい、その乾燥性の強弱に
より一般に、乾性油、半乾性油及び不乾性油の三種に分
類される。これら植物油脂のうち、ヨウ素価130以下
の半乾性油または不乾性油が好ましい、また芳香族カル
ボン酸の金属塩の溶剤として植物油脂のみを用いる場合
は、常温で液体の植物油を用いることが好ましく、他の
有機溶剤を併用する場合は常温で固体の植物脂を用いる
こともできる。
本発明に使用する好ましい植物油脂の具体例を示すと、
綿実油、大豆油、ゴマ油、菜種油、オリーブ油、ツバキ
油、トウモロコシ油、ヤシ油、落花生油、パーム油、パ
ーム核油等が挙げられる。
これらの植物油脂は揮発性がないので、顕色剤層に熱が
かかった時、煙を発生することがない。
芳香族カルボン酸の金属塩の溶液の粘度を下げて乳化工
程の作業性を良くする目的などで、これらの植物油脂に
沸点200℃以下の揮発性の有機溶剤を併用することら
できる。併用する溶剤としては、トルエン、キシレン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソ
ブチルゲトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、ブタノール、
パラフィン、灯油などを挙げることができる。これら揮
発性の有機溶剤は塗布乾煉工程で蒸発し、顕色剤層には
残留しない。
芳香族カルボン酸の金属塩は上記溶剤中に、5〜70重
量%好ましくは10〜50重量%溶解される。この有機
溶剤溶液は撹伴機等にて水中に乳化され乳化液となる。
有機溶剤溶液は、水に対して5〜120重量%好ましく
は、50〜100%添加し乳化される。
この場合、イオン系または非イオン系の界面活性剤や水
溶性高分子を添書Uすることにより、安定した乳化液を
短時間で得ることができる。
使用される界面活性剤としては、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル
スルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル、多価アルコール脂肪酸部分エス
テル等が挙げられる。また水溶性高分子としては、ポリ
ビニルアルコール、変性ポリビニルアルコール、ポリア
クリルアミド、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルエー
テル、ポリスチレンスルホン酸ソーダ、無水マレイン酸
共重合体等が挙げられる。
塗布液の調整にあたり、無機顔料例えば酸化チタン、酸
化亜鉛、酸化珪素、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウ
ム、カオリン、活性白土、タルク、硫酸バリウム、酸化
マグネシウム等を併用すると堕布適性及び隠ぺい力の向
上、顕色能の向上等好ましい効果が得られる。無I!顔
料の好ましい併用量は、該顕色剤1重量部に対して1〜
100重量部であり更に好ましくは2〜40重量部であ
る。
塗布液のバインダーとしては、スチレン−ブタジェン共
重合体ラテックス、酢酸ビニル系ラテックス、アクリル
酸エステル系ラテックス等のラテックス類、ポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸、無水マレイン酸−スチレ
ン共重合体、デンプン、カゼイン、アラビアゴム、ゼラ
チン、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース
等の合成又は天然高分子物質が用いられる。
支持体に塗布される顕色剤の最終的な量は0゜1g/m
2〜3.0g/m2好?シ<は、0.2g/m2〜1.
0g/m’が適当て′ある。
本発明の記録シートに用いられる顕色剤と反応する発色
剤は、とくに限定されないが、トリフェニルメタンフタ
リド系化合物、フルオラン系化合物、フェノチアジン系
化合物、インドリルフタリド系化合物、インドリルアザ
フタリド系化合物、ロイコオーラミン系化合物、ローダ
ミンラクタム系化合物、トリフェニルメタン系化合物、
トリアゼン系化合物、スピロピラン系化合物等があげら
れる。
発色剤は溶媒に溶解して、カプセル化され支持体に塗布
される。
溶媒としては天然又は合成油を単独又は併用して用いる
ことができる。溶媒の例として、灯油、パラフィン、ナ
フテン油、アルキル化ビフェニル、アルキル化ターフェ
ニル、塩素化パラフィン、アルキル化ナフタレン、ジア
リールアルカン、フタル酸エステル等をあげることがで
きる。
発色剤含有マイクロカプセルの製造方法としては、界面
重合法、内部重合法、相分離法、外部重合法、コアセル
ベーション法等が用いられる。
発色剤含有マイクロカプセルを含む塗液を調整するにあ
たり一般に水溶性バインダー、ラテックス系バインダー
が使用される。更にカプセル保護剤例えば、セルロース
粉末、デンプン粒子、タルク等を添加して発色剤含有マ
イクロカプセル塗布液を得る。
本発明の感圧記録紙用顕色剤シートは次に示す発色剤含
有マイクロカプセルシートを用いてその性能を試験した
〔発色剤含有マイクロカプセルシートの調整〕発色剤と
してクリスタルバイオレットラクトン5.0gとベンゾ
イルロイコメチレンブルー10g及び3− [4−(ジ
エチルアミノ)−2−エトキシフェニル] −3−(2
−メチル−1−エチル−3−インドリル)−4−アザフ
タリド3.Ogをジイソプロピルナフタレン100gに
溶解する。この油性液に多価イソシアネートとしてカル
ボジイミド変性ジフェニルメタンジイソシアネート(日
本ポリウレタン社製、商品名「ミリオネート MTLJ
>を10gとへキサメチレンジイソシアネートのインシ
アヌレート体(日本ポリウレタン社製、商品名[コロネ
ート EHJ )5gとアミンのアルキレンオキサイド
付加物としてエチレンジアミンのブチレンオキサイド付
加物(エチレンジアミンに対するブチレンオキサイドの
付加モル数16.8モル、分子量1267>3.0gを
溶解し1次溶液を調整した。
次に水140gにポリビニルアルコール10g及びカル
ボキシメチルセルロース5gを溶解し2次溶液を調整し
た。2次溶液を激しく撹伴しなから上配置次溶液を注ぎ
水中油滴型エマルションを形成させた。オイルドロップ
レットのサイズが7゜0μになったところで撹伴を弱め
、次いでこの乳化物中に20℃の水100gを添加した
後、系の温度を徐々に65℃まで上昇させ、この温度で
90分保った。
このようにして得られたカプセル液にポリビニルアルコ
ールの15%水溶液80g、カルボキシ変性SBRラテ
ックスを固形分にて30g、澱粉粒子(平均粒径15μ
)60gを添加した。
次いで、水を添加して固形分濃度を20%に調節し、塗
布液を調整した。
この塗布液を乾燥重量で4.0g/fflとなるように
、40g/rrN[紙上にエアーナイフ塗布機にて塗布
乾燥し、マイクロカプセルシートを得た。
以下実施例を示し、本発明の感圧記録紙用顕色剤シート
について具体的に説明するが、本実施例のみに限定され
るものではない。
(発明の実施例) 実施例1 3.5−ビス(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛1
5gを綿実油30gに加え溶解しな。
これを4%ポリビニルアルコール(PVA−205クラ
レ製)水溶液70g中に添加し、更に界面活性剤として
10%ポリオキシエチレンソルビタンオレエート水溶液
を4g加え、ホモジナイザーにて乳化物の平均粒径が1
.0μになるように乳化液を調整した。
次に、炭酸カルシウム120g、活性白土15g、M化
亜鉛20g、ヘキサメタリン酸ナトリウム1gと水20
0gを用い、サンドミルにより微粒化処理した分散液を
得た。
上記乳化液と分散液を混合した後、バインダーとして、
9%PVA−117(クラレ製)水溶液100gとカル
ボキシ変性SBRラテックス(住友ノーガタック製、S
SN307)7 <固形分として)を添加し、固形分濃
度が20%になるように加水調整し、塗布液を得た。
この塗布液を50g/m2の原紙に5.0g/m2の固
形分が塗布されるようにエアーナイフコーターにて塗布
、乾燥し顕色剤シートを得た。
実施例2 実施例1の綿実油30gの代わりに大豆油30gを用い
た以外は、実施例1と同様にして顕色剤シートを得た。
実施例3 実施例1の綿実油30gの代わりにオリーブ油30gを
用いた以外は、実施例1と同様にして顕色剤シートを得
た。
実施例4 実施例1の綿実油30gの代わりにゴマ油15gと酢酸
エチル15gを用いた以外は、実施例1と同様にして顕
色剤シートを得た。
実施例5 実施例1の綿実油30gの代わりに綿実油15gと酢酸
エチル15gを用いた以外は、実施例1と同様にして票
色剤シートを得た。
実施例6 実施例1の綿実油30gの代わりにトウモロコシ油15
gと酢酸エチル15gを用いた以外は、実施例1と同様
にして顕色剤シートを得た。
比較例1 実施例1の綿実油30gの代わりにジイソプロピルナフ
タレン30gを用いた以外は、実施例1と同様にして顕
色剤シートを得た。
比較例2 3.5−ビス(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛1
5g、炭酸カルシウム120g、活性白土15g、酸化
亜鉛20g、ヘキサメタリン酸ナトリウム1gと水20
0gを用い、サンドミルにより微粒化処理した分散液を
得た。
上記分散液にバインダーとして、9%PVA117(ク
ラレ製)水溶液100gとカルボキシ変性SBRラテッ
クス(住友ノーガタック製、SSN307)7 (固形
分として)を添加し、固形分濃度が20%になるように
加水調整し、塗布液を得た。
この塗布液を50g/m2の原紙に5.0g/mtの固
形分が塗布されるようにエアーナイフコーターにて塗布
、乾燥し謬色剤シートを得た。
実施例7 3−t−ドデシルサリチル酸亜鉛15gをトウモロコシ
油3g及びキシレン12gに加え溶解した。
これを4%ポリビニルアルコール(PVA−217E 
 クラレ製)水溶液70g中に添加し、ホモジナイザー
にて乳化物の平均粒径が2.0μになるように乳化液を
調整した。
次に、炭酸カルシウム120g、カオリン15g、M化
亜鉛20g、ヘキサメタリン酸ナトリウム1gと水20
0gを用い、サンドミルにより微粒化処理した分散液を
得た。
上記乳化液と分散液を混合した後、バインダーとして、
9%PVA−117(クラレ製)水溶液100gとカル
ボキシ変性SBRラテックス(住友ノーガタック製、S
SN307)7 (固形分として)を添加し、固形分濃
度が20%になるように加水調整し、塗布液を得た。
この塗布液を50g/m2の原紙に5.0g/m!!の
固形分が塗布されるようにエアーナイフコーターにて塗
布、乾燥し顕色剤シートを得た。
実施例8 実施例7のトウモロコシ油の代わりに菜種油を用いた以
外は、実施例7と同様にして顕色剤シートを得た。
実施例9 実施例7のトウモロコシ油の代わりに椰子油を用いた以
外は、実施例7と同様にして顕色剤シートを得た。
実施例10 実施例7のトウモロコシ油の代わりに落花生油を用いた
以外は、実施例7と同様にして顕色剤シートを得た。
比較例3 実施例7のトウモロコシ油の代わりに1−エチルフェニ
ル−1−フェニルエタンを用いた以外は、実施例7と同
様にして顕色剤シートを得た。
比較例4 3−t−ドデシルサリチル酸亜鉛15g、炭酸カルシウ
ム120g、カオリン15g、酸化亜鉛20g、ヘキサ
メタリン酸ナトリウム1gと水200gを用い、サンド
ミルにより微粒化処理した分散液を得た。
上記分散液にバインダーとして、9%PVA−117(
クラレ製)水溶液100gとカルボキシ変性SBRラテ
ックス(住友ノーガタック製、SSN307)7 (固
形分として)を添加し、固形分濃度が20%になるよう
に加水調整し、塗布液を得た。
この塗布液を50g/m2の原紙に5.0g/rnまの
固形分が塗布されるようにエアーナイフコーターにて塗
布、乾燥し顕色剤シートを得た。
上記各顕色剤シートと発色剤含有マイクロカプセルシー
トを組み合わせて感圧記録シートとしての評価テストを
行ない、その結果を第1表に記載した。なお評価テスト
は以下の方法により行なった。
(1)発色速度及び発色濃度試験 顕色剤シートと発色剤含有マイクロカプセルシートを5
℃、R835%の恒温恒温室に1時開以上保存した0次
にこの恒温恒温室の中で発色剤含有マイクロカプセルシ
ートのマイクロカプセル層を顕色剤シート上に重ね、3
00kg/cm の荷重圧を1秒かけて発色させた。マ
クベス反射濃度計で加圧後15秒の濃度(D、)を測定
した。
その後この発色した顕色剤シートを常温(25℃)下に
て24時間放置した後マクベス反射濃度計で濃度(D2
)な測定した。
D、/D2比を発色速度、D2を発色濃度とした。
(2)加熱による煙の発生試験 顕色剤シートの顕色面を、180°Cに加熱した熱板に
5秒間接触させて、煙の発生を目視で観察した。
*煙の発生の評価 O:発生しない。
×:発生する。
第1表 第1表に示すように、本発明の顕色剤シートは比較用の
顕色剤シートに比べ、発色速度に優れ、加熱時の煙の発
生もなく、極めて良好な性能を有している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ほぼ無色の電子供与性染料と電子受容性顕色剤との
    反応により発色像を得る感圧記録シートにおいて、電子
    受容性顕色剤層が、芳香族カルボン酸の金属塩を植物油
    脂に溶解して水中に乳化した塗液を支持体に塗布して成
    ることを特徴とする感圧記録シート。 2)請求項1)において、芳香族カルボン酸の金属塩を
    植物油脂と沸点200℃以下の有機溶剤に溶解して水中
    に乳化した塗液を支持体に塗布して成ることを特徴とす
    る感圧記録シート。
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