JPH04159969A - 紡糸巻取機におけるボビンホルダ - Google Patents
紡糸巻取機におけるボビンホルダInfo
- Publication number
- JPH04159969A JPH04159969A JP28745090A JP28745090A JPH04159969A JP H04159969 A JPH04159969 A JP H04159969A JP 28745090 A JP28745090 A JP 28745090A JP 28745090 A JP28745090 A JP 28745090A JP H04159969 A JPH04159969 A JP H04159969A
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- JP
- Japan
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- bobbin
- elastic ring
- ring
- bobbin holder
- rotating cylinder
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- Pending
Links
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- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 16
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は紡糸機から紡出された糸条等を高速で巻取る紡
糸巻取機における、ボビンを装着するボビンホルダに関
する。
糸巻取機における、ボビンを装着するボビンホルダに関
する。
〔従来の技術]
従来、この種の紡糸巻取機におけるボビンホルダとして
は、第5図に示すものが知られていた。
は、第5図に示すものが知られていた。
第5図において、ボビンホルダ(1)は、回転円筒(2
)、キャップ(3)、スペーサリング(4)及び弾性リ
ング(5)を主要構成品としている。
)、キャップ(3)、スペーサリング(4)及び弾性リ
ング(5)を主要構成品としている。
回転円筒(2)はボビン(6)を保持する基材となって
おり、回転円筒(2)内のりブ(7)で駆動軸(8)に
固定されている。この駆動軸(8)は回転円筒(2)内
に挿入される固定円筒(9)にベアリング(10)を介
して軸支されている。また、駆動軸(8)の終端には内
蔵モータ(11)が取付けられている。
おり、回転円筒(2)内のりブ(7)で駆動軸(8)に
固定されている。この駆動軸(8)は回転円筒(2)内
に挿入される固定円筒(9)にベアリング(10)を介
して軸支されている。また、駆動軸(8)の終端には内
蔵モータ(11)が取付けられている。
このように、回転円筒(2)は内蔵モータ(11)で高
速回転される構造となっている。
速回転される構造となっている。
そして、この回転円筒(2)外周には、スペーサリング
(4)と弾性リング(5)が交互に遊嵌されている。ス
ペーサリング(4)はアルミ材の円筒であり、その外周
でボビン(6)の内径を支持するものである0弾性リン
グ(5)は断面略方形のゴム材であり、第6図に示され
るように、その両端には金属仮(12)が接着されてい
る。弾性リング(5)はスペーサリング(4)を介して
、軸方向の圧縮力を受けると二点鎖線のように内外径が
膨張する。そして、この内外径の膨張変形によって、弾
性リング(5)が回転円筒 (2)外周とボビン(6)
内周に密着して一体化させ、ボビン(6)を回転円筒(
2)に同芯状に保持して回転駆動力を伝達する。
(4)と弾性リング(5)が交互に遊嵌されている。ス
ペーサリング(4)はアルミ材の円筒であり、その外周
でボビン(6)の内径を支持するものである0弾性リン
グ(5)は断面略方形のゴム材であり、第6図に示され
るように、その両端には金属仮(12)が接着されてい
る。弾性リング(5)はスペーサリング(4)を介して
、軸方向の圧縮力を受けると二点鎖線のように内外径が
膨張する。そして、この内外径の膨張変形によって、弾
性リング(5)が回転円筒 (2)外周とボビン(6)
内周に密着して一体化させ、ボビン(6)を回転円筒(
2)に同芯状に保持して回転駆動力を伝達する。
キャップ(3)は、回転円筒(2)先端に移動可能に挿
入されており、弾性リング(5)をスペーサリング(4
)を介して圧縮又は解放させる部材である。
入されており、弾性リング(5)をスペーサリング(4
)を介して圧縮又は解放させる部材である。
このキャップ(3)のピストン(13)と回転円筒(2
)の先端のシリンダ(14)は、アクチュエータを構成
している。通常は、ピストン(13)とシリンダ(14
)の間にスプリング(15)が介装されており、キャッ
プ(3)がスペーサリング(4)を介して弾性リング(
5)を圧縮する(第5図の断面図の上半分参照)。
)の先端のシリンダ(14)は、アクチュエータを構成
している。通常は、ピストン(13)とシリンダ(14
)の間にスプリング(15)が介装されており、キャッ
プ(3)がスペーサリング(4)を介して弾性リング(
5)を圧縮する(第5図の断面図の上半分参照)。
そして、駆動軸(8)の中心を嵌通する空気孔(16)
からピストン(13)の右室に圧縮空気が導入されると
、シリンダ(14)は左方に移動し、弾性リング(5)
を解放する(第5図の断面図の下半分参照)、。
からピストン(13)の右室に圧縮空気が導入されると
、シリンダ(14)は左方に移動し、弾性リング(5)
を解放する(第5図の断面図の下半分参照)、。
上述した構造の従来の紡糸巻取機におけるボビンホルダ
(1)は、次のように作動する。まず、シリンダ(14
)の右室に圧縮空気が導入されて、ピストン(13)す
なわちキャップ(3)が左方に移動し、弾性リング(5
)は解放状態とされる。ついで、図示されないボビン装
着装置からボビン(6)が挿入される。このとき、弾性
リング(5)は解放状態(外径が未だ小の状態)である
ので、ボビン(6)はスペーサリング(4)上を滑って
装着され、スペーサリング(4)上で支持される。つい
で、シリンダ(14)の右室の圧縮空気を放出すると、
スプリング(15)の反発力によって、ピストン(13
)すなわちキャップ(3)は右方向に移動し、弾性リン
グ(5)はスペーサリング(4)を介して圧縮される。
(1)は、次のように作動する。まず、シリンダ(14
)の右室に圧縮空気が導入されて、ピストン(13)す
なわちキャップ(3)が左方に移動し、弾性リング(5
)は解放状態とされる。ついで、図示されないボビン装
着装置からボビン(6)が挿入される。このとき、弾性
リング(5)は解放状態(外径が未だ小の状態)である
ので、ボビン(6)はスペーサリング(4)上を滑って
装着され、スペーサリング(4)上で支持される。つい
で、シリンダ(14)の右室の圧縮空気を放出すると、
スプリング(15)の反発力によって、ピストン(13
)すなわちキャップ(3)は右方向に移動し、弾性リン
グ(5)はスペーサリング(4)を介して圧縮される。
弾性リング(5)が圧縮されると、内外径方向に膨張し
、ボビン(6)の内径と回転円筒(2)の外径と密着し
て一体化する。そして、回転円筒(2)の回転力がボビ
ン(6)に伝達され糸条が巻き付けられるようになって
いる。
、ボビン(6)の内径と回転円筒(2)の外径と密着し
て一体化する。そして、回転円筒(2)の回転力がボビ
ン(6)に伝達され糸条が巻き付けられるようになって
いる。
(発明が解決しようとする課題〕
従来の技術で述べた紡糸巻取機におけるボビンホルダ(
1)においては、第7図(a)に示されるように、弾性
リング(5)はスペーサリング(4)を介して先端から
順次圧縮され膨張する。ところで、ボビン(6)がボビ
ンホルダ(1)上に装着された状態で圧縮されると、弾
性リング(5)が内外径方向に膨張する。この圧縮膨張
は軸方向に配列された弾性リング(5)毎に均一に発生
するものではなく、始端から順次応力が伝わるのに応じ
て、始端の弾性リング(5a)から順に圧縮膨張する。
1)においては、第7図(a)に示されるように、弾性
リング(5)はスペーサリング(4)を介して先端から
順次圧縮され膨張する。ところで、ボビン(6)がボビ
ンホルダ(1)上に装着された状態で圧縮されると、弾
性リング(5)が内外径方向に膨張する。この圧縮膨張
は軸方向に配列された弾性リング(5)毎に均一に発生
するものではなく、始端から順次応力が伝わるのに応じ
て、始端の弾性リング(5a)から順に圧縮膨張する。
そして、先に圧縮膨張した弾性リング(5a)はボビン
(6)の内径やボビンホルダ(1)の外径に先に密着す
る。そして、これらとの間に摩擦力fr、ft−−一〜
−・・が発生する。したがって、第7図(b)に示され
るように、終端に行くに従って圧縮力Fが小さくなって
いく、この圧縮力Fの減少の程度は、ボビンホルダ(1
)も長尺化して遊嵌される弾性リング(5)の数が多く
なるに従って大きくなる。近年、8個のボビン(6)を
保持するボビンホルダ(1)が出現しており、終端に近
いボビン(6)が充分保持されない現象が多発するとい
う問題点を有していた。
(6)の内径やボビンホルダ(1)の外径に先に密着す
る。そして、これらとの間に摩擦力fr、ft−−一〜
−・・が発生する。したがって、第7図(b)に示され
るように、終端に行くに従って圧縮力Fが小さくなって
いく、この圧縮力Fの減少の程度は、ボビンホルダ(1
)も長尺化して遊嵌される弾性リング(5)の数が多く
なるに従って大きくなる。近年、8個のボビン(6)を
保持するボビンホルダ(1)が出現しており、終端に近
いボビン(6)が充分保持されない現象が多発するとい
う問題点を有していた。
特に、弾性リング(5)の摩耗や劣化が進むとこの現象
の発生が顕著となる。
の発生が顕著となる。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、ボビ
ンホルダの終端付近のボビンの保持を確実にすることが
できる紡糸巻取機におけるボビンホルダを提供しようと
するものである。
てなされたものであり、その目的とするところは、ボビ
ンホルダの終端付近のボビンの保持を確実にすることが
できる紡糸巻取機におけるボビンホルダを提供しようと
するものである。
上記目的を達成するために、本発明における紡糸巻取機
におけるボビンホルダは、回転円筒外周に、この回転円
筒に遊嵌されボビンの内径を支持するスペーサリングと
、同しく回転円筒に遊嵌され圧縮膨張によって回転円筒
外周とボビン内周に密着する弾性リングを交互に配置し
、回転円筒の先端にこれらのスペーサリングとゴムリン
グとを軸方向に圧縮又は解放するキャップとを設けた紡
糸巻取機におけるボビンホルダにおいて、前記キャップ
に延長部材を設け、該延長部材が途中のスペーサリング
又は弾性リングに当接するようにしたものである。
におけるボビンホルダは、回転円筒外周に、この回転円
筒に遊嵌されボビンの内径を支持するスペーサリングと
、同しく回転円筒に遊嵌され圧縮膨張によって回転円筒
外周とボビン内周に密着する弾性リングを交互に配置し
、回転円筒の先端にこれらのスペーサリングとゴムリン
グとを軸方向に圧縮又は解放するキャップとを設けた紡
糸巻取機におけるボビンホルダにおいて、前記キャップ
に延長部材を設け、該延長部材が途中のスペーサリング
又は弾性リングに当接するようにしたものである。
キャップの延長部材が途中のスペーサリング又は弾性リ
ングに当接することにより、圧縮力の伝達点が始端と途
中に分割され、途中以降終端までの弾性リングにも充分
な圧縮力が及ぶ。
ングに当接することにより、圧縮力の伝達点が始端と途
中に分割され、途中以降終端までの弾性リングにも充分
な圧縮力が及ぶ。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明のボビンホルダの断面図である。
なお、第4図で説明したものと同様の作動をする部分に
は同じ符号を付してその説明を省略し、以下変更点につ
いて説明する。第4図と異なる点は、キャップの構造で
ある。
は同じ符号を付してその説明を省略し、以下変更点につ
いて説明する。第4図と異なる点は、キャップの構造で
ある。
第1図において、キャップ(3)の右端に、内径が同じ
で外径が小さい筒状の延長筒(3a)が一体的に固設さ
れている。この延長筒(3a)に、内径が大きくなった
スペーサリング(4a)及び弾性リング(5c)が遊嵌
されている。キャップ(3)の肩部(3b)には弾性リ
ング(5C)が当接し、延長筒(3a)に遊嵌されたス
ペーサリング(4a)及び弾性リング(5C)はこの肩
部(3b)を介して圧縮力が伝達される。一方、延長筒
(3a)の先端(3C)にはスペーサリング(4b)が
当接し、回転円筒(2)に遊嵌されたスペーサリング(
4b)及び弾性リング(5d)は、延長筒(3a)の先
端(3b)を介して圧縮力が伝達される。つまり、スペ
ーサリング及び弾性リングは、延長筒(3a)に遊嵌さ
れた始端側のスペーサリング(4a)及び弾性リング(
5c)と、回転円筒(2)に遊嵌された終端側のスペー
サリング(4b)及び弾性リング(5d)との2群A。
で外径が小さい筒状の延長筒(3a)が一体的に固設さ
れている。この延長筒(3a)に、内径が大きくなった
スペーサリング(4a)及び弾性リング(5c)が遊嵌
されている。キャップ(3)の肩部(3b)には弾性リ
ング(5C)が当接し、延長筒(3a)に遊嵌されたス
ペーサリング(4a)及び弾性リング(5C)はこの肩
部(3b)を介して圧縮力が伝達される。一方、延長筒
(3a)の先端(3C)にはスペーサリング(4b)が
当接し、回転円筒(2)に遊嵌されたスペーサリング(
4b)及び弾性リング(5d)は、延長筒(3a)の先
端(3b)を介して圧縮力が伝達される。つまり、スペ
ーサリング及び弾性リングは、延長筒(3a)に遊嵌さ
れた始端側のスペーサリング(4a)及び弾性リング(
5c)と、回転円筒(2)に遊嵌された終端側のスペー
サリング(4b)及び弾性リング(5d)との2群A。
Bに分割され、それぞれの群A、Bに別個に圧縮力が伝
達される。なお、弾性リング(5d)が第6図に示す金
属板(12)を有する場合には、延長筒(3a)の先端
(3b)が直接弾性リング(5d)に当接するものでも
よい。
達される。なお、弾性リング(5d)が第6図に示す金
属板(12)を有する場合には、延長筒(3a)の先端
(3b)が直接弾性リング(5d)に当接するものでも
よい。
また、A群及びB群への圧縮力の伝達のタイミングは、
A群先端の弾性リング(5C)とキャンプ(3)の肩部
(3b)の隙間ε(開放状態における隙間)により調整
できる。隙間εがゼロであると、A群及びB群への圧縮
力の伝達は同時となり、A群及びB群の弾性リング(5
c) (5d)は左側から膨張し始める。しかし、A群
の弾性リング(5C)が膨張すると、B群に伝達される
圧縮力が小さくなっていくことから、数ミリメートル程
度のプラス寸法の隙間εとすることが好ましい。プラス
寸法の隙間ε分だけB群の弾性リング(5d)が圧縮さ
れるまで、A群の弾性リング(5c)には圧縮力が作用
しないので、B群の弾性リング(5d)は確実に圧縮さ
れる。そして、隙間εがゼロになって初めて、A群の弾
性リング(5c)が圧縮されるが、B群の弾性リング(
5d)は端まで確実に圧縮される。
A群先端の弾性リング(5C)とキャンプ(3)の肩部
(3b)の隙間ε(開放状態における隙間)により調整
できる。隙間εがゼロであると、A群及びB群への圧縮
力の伝達は同時となり、A群及びB群の弾性リング(5
c) (5d)は左側から膨張し始める。しかし、A群
の弾性リング(5C)が膨張すると、B群に伝達される
圧縮力が小さくなっていくことから、数ミリメートル程
度のプラス寸法の隙間εとすることが好ましい。プラス
寸法の隙間ε分だけB群の弾性リング(5d)が圧縮さ
れるまで、A群の弾性リング(5c)には圧縮力が作用
しないので、B群の弾性リング(5d)は確実に圧縮さ
れる。そして、隙間εがゼロになって初めて、A群の弾
性リング(5c)が圧縮されるが、B群の弾性リング(
5d)は端まで確実に圧縮される。
つぎに、キャップ(3)の他の延長部材を第2図により
説明する。第2図の延長部材は、4本のバー (3d)
となっている。したがって、この延長部材の上に位置す
るスペーサリング及び弾性リングは内径に溝を有してい
る。このバー(3d)を用いると、スペーサリング及び
弾性リングの内径寸法を同一にできる。さらに、このバ
ー(3d)を回転円筒の溝内を摺動するものとし、バー
(3d)の先端の周方向突起がスペーサリング及び弾性
リングに当接するものでもよい。さらに、弾性リングも
第6図のものに限らず種々の公知のものを用いることが
できる。第3図に示すハの字型断面の弾性リング(19
)でもよく、第4図に示す分割されたゴム(22)を有
するものでもよい。第4図の弾性リング(20)は、隙
間δを持たせて近接配置された剛体リング(21)(2
1)間に一体的に介装されたゴム(22)を有するもの
であり、そのゴム(22)の長さ又は数を変更すること
によって圧縮力による圧縮膨張に差を持たせ圧力勾配を
均等化させることができる。したがって、本発明の延長
部材と併せて採用すると、弾性リングの一層の均一膨張
が達成できる。
説明する。第2図の延長部材は、4本のバー (3d)
となっている。したがって、この延長部材の上に位置す
るスペーサリング及び弾性リングは内径に溝を有してい
る。このバー(3d)を用いると、スペーサリング及び
弾性リングの内径寸法を同一にできる。さらに、このバ
ー(3d)を回転円筒の溝内を摺動するものとし、バー
(3d)の先端の周方向突起がスペーサリング及び弾性
リングに当接するものでもよい。さらに、弾性リングも
第6図のものに限らず種々の公知のものを用いることが
できる。第3図に示すハの字型断面の弾性リング(19
)でもよく、第4図に示す分割されたゴム(22)を有
するものでもよい。第4図の弾性リング(20)は、隙
間δを持たせて近接配置された剛体リング(21)(2
1)間に一体的に介装されたゴム(22)を有するもの
であり、そのゴム(22)の長さ又は数を変更すること
によって圧縮力による圧縮膨張に差を持たせ圧力勾配を
均等化させることができる。したがって、本発明の延長
部材と併せて採用すると、弾性リングの一層の均一膨張
が達成できる。
なお、本発明の実施例はボビン(6)を装置するボビン
ホルダ(1)を内蔵モータ(11)で直接駆動する、い
わゆるスピンドルドライブ型の紡糸巻取機について説明
したが、ボビンホルダ(1)に装着されたボビン(6)
に接触するフリクシッヨモータローラーによりボビンを
間接的に駆動するいわゆるフリクシランドライブ型の紡
糸巻取機にも適用される。また、紡糸巻取機1台に対し
てボビンホルダ(1)を2本突設したタレント弐に限ら
ず、紡糸巻取Ia1台に対しボビンホルダ(1)を1本
固定的に突設した紡糸巻取機にも本発明が適用される。
ホルダ(1)を内蔵モータ(11)で直接駆動する、い
わゆるスピンドルドライブ型の紡糸巻取機について説明
したが、ボビンホルダ(1)に装着されたボビン(6)
に接触するフリクシッヨモータローラーによりボビンを
間接的に駆動するいわゆるフリクシランドライブ型の紡
糸巻取機にも適用される。また、紡糸巻取機1台に対し
てボビンホルダ(1)を2本突設したタレント弐に限ら
ず、紡糸巻取Ia1台に対しボビンホルダ(1)を1本
固定的に突設した紡糸巻取機にも本発明が適用される。
本発明における紡糸巻取機におけるボビンホルダは、キ
ャンプに延長部材を設け、該延長部材が途中のスペーサ
リング又は弾性リングに当接するようにしたものであり
、圧縮力の伝達がボビンホルダの始端と途中に分割され
、途中以降終端までの弾性リングにも充分な圧縮力が及
ぶので、終端に近いボビンが充分保持されないという現
象の発生を抑えることができる。したがって、8個のボ
ビンを保持するボビンホルダの如き長尺化したボビンホ
ルダにおいて、弾性リングが多少摩耗等しても確実に作
動させることができる。
ャンプに延長部材を設け、該延長部材が途中のスペーサ
リング又は弾性リングに当接するようにしたものであり
、圧縮力の伝達がボビンホルダの始端と途中に分割され
、途中以降終端までの弾性リングにも充分な圧縮力が及
ぶので、終端に近いボビンが充分保持されないという現
象の発生を抑えることができる。したがって、8個のボ
ビンを保持するボビンホルダの如き長尺化したボビンホ
ルダにおいて、弾性リングが多少摩耗等しても確実に作
動させることができる。
第1図は、本発明の紡糸巻取機におけるボビンホルダの
構造を示す断面図、第2図は他の延長部材を示す図、第
3図及び第4図は他の弾性リングを示す図、第5図は従
来の紡糸巻取機におけるボビンホルダの構造を示す断面
図、第6図は弾性リングを示す図、第7図は従来のボビ
ンホルダでの圧縮力の伝達程度を示す図である。 1・・・ボビンホルダ、2・・・回転円筒、3・・・キ
ャンプ、3a・・・延長筒(延長突起)、3d・・・バ
ー(延長突起)、 5.5a〜5d、19.20−弾性リング、4.4a、
4b・・・スペーサリング、6・・・ボビン。 特 許 出 願 人 村田機械株式会社代理人 弁
理士 梶 良 之第2図 (a) 第3図 (b) 吊4図
構造を示す断面図、第2図は他の延長部材を示す図、第
3図及び第4図は他の弾性リングを示す図、第5図は従
来の紡糸巻取機におけるボビンホルダの構造を示す断面
図、第6図は弾性リングを示す図、第7図は従来のボビ
ンホルダでの圧縮力の伝達程度を示す図である。 1・・・ボビンホルダ、2・・・回転円筒、3・・・キ
ャンプ、3a・・・延長筒(延長突起)、3d・・・バ
ー(延長突起)、 5.5a〜5d、19.20−弾性リング、4.4a、
4b・・・スペーサリング、6・・・ボビン。 特 許 出 願 人 村田機械株式会社代理人 弁
理士 梶 良 之第2図 (a) 第3図 (b) 吊4図
Claims (1)
- (1)回転円筒外周に、この回転円筒に遊嵌されボビン
の内径を支持するスペーサリングと、同じく回転円筒に
遊嵌され圧縮膨張によって回転円筒外周とボビン内周に
密着する弾性リングを交互に配置し、回転円筒の先端に
これらのスペーサリングとゴムリングとを軸方向に圧縮
又は解放するキャップとを設けた紡糸巻取機におけるボ
ビンホルダにおいて、前記キャップに延長部材を設け、
該延長部材が途中のスペーサリング又は弾性リングに当
接するようにしたことを特徴とする紡糸巻取機における
ボビンホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28745090A JPH04159969A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 紡糸巻取機におけるボビンホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28745090A JPH04159969A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 紡糸巻取機におけるボビンホルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04159969A true JPH04159969A (ja) | 1992-06-03 |
Family
ID=17717488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28745090A Pending JPH04159969A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 紡糸巻取機におけるボビンホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04159969A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020212180A1 (de) * | 2019-04-17 | 2020-10-22 | Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg | Spulhülse |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP28745090A patent/JPH04159969A/ja active Pending
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WO2020212180A1 (de) * | 2019-04-17 | 2020-10-22 | Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg | Spulhülse |
CN113677610A (zh) * | 2019-04-17 | 2021-11-19 | 欧瑞康纺织有限及两合公司 | 筒子壳体 |
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