JPH04155851A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH04155851A JPH04155851A JP28120690A JP28120690A JPH04155851A JP H04155851 A JPH04155851 A JP H04155851A JP 28120690 A JP28120690 A JP 28120690A JP 28120690 A JP28120690 A JP 28120690A JP H04155851 A JPH04155851 A JP H04155851A
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Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
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- Weting (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に層間絶縁膜
としてポリイミド系樹脂膜を用い、かつこの層間絶縁膜
に上縁にテーパを有するビアホールを有する半導体装置
の製造方法に関する。
としてポリイミド系樹脂膜を用い、かつこの層間絶縁膜
に上縁にテーパを有するビアホールを有する半導体装置
の製造方法に関する。
従来、層間絶縁膜としてポリイミド系樹脂膜を用いた半
導体装置において、この層間絶縁膜に上縁にテーパを有
するビアホールを開設する方法として、第4図または第
5図に示す方法が用いられている。
導体装置において、この層間絶縁膜に上縁にテーパを有
するビアホールを開設する方法として、第4図または第
5図に示す方法が用いられている。
第4図はポジレジストをエツチングマスクとして、テー
パ形成のための等方性エツチングと異方性エツチングを
行う方法である。
パ形成のための等方性エツチングと異方性エツチングを
行う方法である。
先ず、第4図(a)のようにシリコン基板1上にフィー
ルド酸化膜やゲート酸化膜を構成するシリコン熱酸化膜
2と、ゲート電極や配線を構成する多結晶シリコン膜3
を形成し、ボロン・リンガラス膜4でこれらを被覆した
後、コンタクトホールを開設し、金属配線5を形成する
。そして、この上に層間絶縁膜としてポリイミド系樹脂
膜7を約2μm!!!布し、かつ焼き締めた後、テーバ
形成のためにポジレジスト9を塗布し、ポジレジストの
パターンニングを行う。
ルド酸化膜やゲート酸化膜を構成するシリコン熱酸化膜
2と、ゲート電極や配線を構成する多結晶シリコン膜3
を形成し、ボロン・リンガラス膜4でこれらを被覆した
後、コンタクトホールを開設し、金属配線5を形成する
。そして、この上に層間絶縁膜としてポリイミド系樹脂
膜7を約2μm!!!布し、かつ焼き締めた後、テーバ
形成のためにポジレジスト9を塗布し、ポジレジストの
パターンニングを行う。
次いで、第4図(b)のように等方性ドライエツチング
技術を用いてポリイミド系樹脂膜70表面にテーパ10
を形成する。
技術を用いてポリイミド系樹脂膜70表面にテーパ10
を形成する。
次に、前記ポジレジスト9を剥離した後、第4図(C)
に示すように再度ポジレジスト9を塗布してビアホール
のパターンニングを行う。
に示すように再度ポジレジスト9を塗布してビアホール
のパターンニングを行う。
そして、第4図(d)のように異方性ドライエツチング
を行ってビアホール11を形成する。その後、第4図(
e)に示すようにポジレジスト9を剥離すれば、ポリイ
ミド系樹脂膜7にテーバ10を有するビアホール11が
形成される。
を行ってビアホール11を形成する。その後、第4図(
e)に示すようにポジレジスト9を剥離すれば、ポリイ
ミド系樹脂膜7にテーバ10を有するビアホール11が
形成される。
また、第5図は無機薄膜をエツチングマスクとして、等
方性エツチングと異方性エツチングを行う方法である。
方性エツチングと異方性エツチングを行う方法である。
先ず、第5図(a)のようにシリコン基板1上に金属配
線5までの工程を施した後、シリコン窒化膜6を200
0人程度ゲラズマCVD法にて形成し、その上にポリイ
ミド系樹脂膜7を約2μmWJ布して焼き締め、さらに
その上に無機薄膜としてチタン薄膜8を1000〜20
00人程度スパッタリ形成法にて堆積する。その上で、
チタン薄膜8のエツチング用にポジレジスト9を塗布し
てパターンニングする。
線5までの工程を施した後、シリコン窒化膜6を200
0人程度ゲラズマCVD法にて形成し、その上にポリイ
ミド系樹脂膜7を約2μmWJ布して焼き締め、さらに
その上に無機薄膜としてチタン薄膜8を1000〜20
00人程度スパッタリ形成法にて堆積する。その上で、
チタン薄膜8のエツチング用にポジレジスト9を塗布し
てパターンニングする。
次いで、第5図(b)のようにチタン薄膜8をドライエ
ツチングし、このドライエツチングされたチタン薄膜8
をエツチングマスクとして第5図(c)のようにポリイ
ミド系樹脂膜7の等方性ドライエツチングを行ってテー
パ10を形成する。
ツチングし、このドライエツチングされたチタン薄膜8
をエツチングマスクとして第5図(c)のようにポリイ
ミド系樹脂膜7の等方性ドライエツチングを行ってテー
パ10を形成する。
次に、第5図(d)に示すように、さらに同一のチタン
薄膜をマスクとして異方性ドライエツチングを実施して
、ビアホール11を形成する。その後、第5図(e)の
ように、チタン薄膜8をウェットエツチングにて除去し
た後、ビアホール11直下のシリコン窒化膜6を異方性
ドライエツチングにて除去することでビアホールが形成
される。
薄膜をマスクとして異方性ドライエツチングを実施して
、ビアホール11を形成する。その後、第5図(e)の
ように、チタン薄膜8をウェットエツチングにて除去し
た後、ビアホール11直下のシリコン窒化膜6を異方性
ドライエツチングにて除去することでビアホールが形成
される。
このような第4図または第5図に示した従来のビアホー
ルの形成方法では、次のような問題が生じている。
ルの形成方法では、次のような問題が生じている。
すなわち、第4図に示したように、ポリイミド系樹脂膜
7のエツチングマスクにポジレジスト9を用いる場合、
ポジレジスト9とポリイミド系樹脂膜7のエツチング用
の選択比が1.0以下であるために、等方性ドライエツ
チングによってポジレジスト9の開口が広げられること
になり、このため等方性エツチングと異方性ドライエツ
チングの各ドライエツチングを一つのポジレジスト9を
マスクとしてし行うことができず、フォトリソグラフィ
工程が2回必要となる。このため、工期が長くなる上に
、両フォトリソグラフイエ程間の目合わせ露光時の目ズ
レも考慮しなければならないという問題がある。
7のエツチングマスクにポジレジスト9を用いる場合、
ポジレジスト9とポリイミド系樹脂膜7のエツチング用
の選択比が1.0以下であるために、等方性ドライエツ
チングによってポジレジスト9の開口が広げられること
になり、このため等方性エツチングと異方性ドライエツ
チングの各ドライエツチングを一つのポジレジスト9を
マスクとしてし行うことができず、フォトリソグラフィ
工程が2回必要となる。このため、工期が長くなる上に
、両フォトリソグラフイエ程間の目合わせ露光時の目ズ
レも考慮しなければならないという問題がある。
また、第5図に示したように、チタン薄膜8のような無
機薄膜をエツチングマスクに用いる場合は、ポリイミド
系樹脂膜7中に吸着されている水分が無機薄膜(今回の
例ではチタンflli18)に抑えられてポリイミド系
樹脂膜7表面から放出できず、僅かに開孔したビアホー
ル11に集中するため、孤立したビアホールパターンと
集中したビアホールパターン間のエツチングレートにパ
ターン効果が発生してエツチングレートが大きく変わり
、各ビアホールを高精度に形成することが難しいという
問題がある。
機薄膜をエツチングマスクに用いる場合は、ポリイミド
系樹脂膜7中に吸着されている水分が無機薄膜(今回の
例ではチタンflli18)に抑えられてポリイミド系
樹脂膜7表面から放出できず、僅かに開孔したビアホー
ル11に集中するため、孤立したビアホールパターンと
集中したビアホールパターン間のエツチングレートにパ
ターン効果が発生してエツチングレートが大きく変わり
、各ビアホールを高精度に形成することが難しいという
問題がある。
本発明の目的は、これらの問題を解消し、1回のフォト
リソグラフィ工程で所望のビアホールを高精度に開設す
ることを可能とした半導体装置の製造方法を提供するこ
とにある。
リソグラフィ工程で所望のビアホールを高精度に開設す
ることを可能とした半導体装置の製造方法を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の製造方法は、半導体基板上に形成した配線上に
第1層間絶縁膜としてのポリイミド系樹脂膜を塗布しか
つ焼き締める工程と、この上に第2層間絶縁膜としての
ポリイミド系樹脂膜を塗布しかつ前記第1層間絶縁膜と
は異なる条件で焼き締める工程と、前記第1および第2
の層間絶縁膜を1回のフォトリソグラフィ工程で等方性
および異方性エツチングし、これらの絶縁膜にわたって
上縁にテーパの付いたビアホールを開設する工程とを含
んでいる。
第1層間絶縁膜としてのポリイミド系樹脂膜を塗布しか
つ焼き締める工程と、この上に第2層間絶縁膜としての
ポリイミド系樹脂膜を塗布しかつ前記第1層間絶縁膜と
は異なる条件で焼き締める工程と、前記第1および第2
の層間絶縁膜を1回のフォトリソグラフィ工程で等方性
および異方性エツチングし、これらの絶縁膜にわたって
上縁にテーパの付いたビアホールを開設する工程とを含
んでいる。
この場合、第2層間絶縁膜を形成するポリイミド系樹脂
膜は、ビアホールの開設工程で使用するポジレジストの
現像と同時に容易にエツチングされる程度の温度および
時間で焼き締めることが必要とされる。
膜は、ビアホールの開設工程で使用するポジレジストの
現像と同時に容易にエツチングされる程度の温度および
時間で焼き締めることが必要とされる。
〔作用]
本発明方法によれば、上層のポリイミド系樹脂膜は、フ
ォトリソグラフィ工程の現像時に現像液によってエツチ
ングされてテーパが形成されるため、その後のエツチン
グ工程でビアホールを開設することで、上縁にテーパの
あるビアホールを1回のフォトリソグラフィ工程で完成
することが可能となる。
ォトリソグラフィ工程の現像時に現像液によってエツチ
ングされてテーパが形成されるため、その後のエツチン
グ工程でビアホールを開設することで、上縁にテーパの
あるビアホールを1回のフォトリソグラフィ工程で完成
することが可能となる。
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第一の実施例の半導体装置の製造方法
の各工程の基板断面図である。
の各工程の基板断面図である。
先ず、第1図(a)のように、シリコン基板1上にフィ
ールド酸化膜やゲート酸化膜を構成するシリコン熱酸化
膜2と、ゲート電極や配線を構成する多結晶シリコン膜
3を形成し、ボロン・リンガラス膜4でこれらを被覆し
た後、コンタクトホールを開設し、金属配線5を形成す
る。そして、この上に第1層ポリイミド系樹脂膜7aを
約1μm塗布し、400℃程度の温度で30分以上焼き
締める。次に、この上に第2層ポリイミド系樹脂膜7b
を約1am塗布し、160℃位の温度で40分程度焼き
締める。
ールド酸化膜やゲート酸化膜を構成するシリコン熱酸化
膜2と、ゲート電極や配線を構成する多結晶シリコン膜
3を形成し、ボロン・リンガラス膜4でこれらを被覆し
た後、コンタクトホールを開設し、金属配線5を形成す
る。そして、この上に第1層ポリイミド系樹脂膜7aを
約1μm塗布し、400℃程度の温度で30分以上焼き
締める。次に、この上に第2層ポリイミド系樹脂膜7b
を約1am塗布し、160℃位の温度で40分程度焼き
締める。
次いで、第1図(b)のようにポジレジスト9を約2.
5μm塗布してフォトリソグラフィ工程を経てポジレジ
スト9にビアホールパターンを形成する。この時、同時
に第2層ポリイミド系樹脂膜7bは現像液により等方性
ウェットエツチングされ、テーパ10を形成する。
5μm塗布してフォトリソグラフィ工程を経てポジレジ
スト9にビアホールパターンを形成する。この時、同時
に第2層ポリイミド系樹脂膜7bは現像液により等方性
ウェットエツチングされ、テーパ10を形成する。
その後、第1図(C)のようにビアホールパターンが形
成されたポジレジスト9をエツチングマスクとして第1
層ポリイミド系樹脂膜7aを異方性ドライエツチングし
てビアホール11を開孔する。
成されたポジレジスト9をエツチングマスクとして第1
層ポリイミド系樹脂膜7aを異方性ドライエツチングし
てビアホール11を開孔する。
しかる後、第1図(d)のようにポジレジスト9を剥離
し、その後、再度400°Cで30分以上の焼き締めを
実施することで上縁がテーバ状をしたビアホールが完成
される。
し、その後、再度400°Cで30分以上の焼き締めを
実施することで上縁がテーバ状をしたビアホールが完成
される。
なお、第2層ポリイミド系樹脂膜7bの異方性ドライエ
ツチングは、酸素および弗化物の混合ガスを用いること
で容易に行なうことができる。また、ポジレジスト9の
剥離はドライエツチング中に硬化した表面を酸素プラズ
マで軽く除去した後、フェノール酸を成分とした一般的
剥離液を用いて剥離温度を90°C以下の低温で行えば
、第2層ポリイミド系樹脂膜7bの剥離液によるエツチ
ングを極力抑えることができる。
ツチングは、酸素および弗化物の混合ガスを用いること
で容易に行なうことができる。また、ポジレジスト9の
剥離はドライエツチング中に硬化した表面を酸素プラズ
マで軽く除去した後、フェノール酸を成分とした一般的
剥離液を用いて剥離温度を90°C以下の低温で行えば
、第2層ポリイミド系樹脂膜7bの剥離液によるエツチ
ングを極力抑えることができる。
さらに、第2層ポリイミド系樹脂膜7bの現像液による
等方性ウェットエツチングを、第1層ポリイミド系樹脂
膜7aで深さ方向がエツチングストップされるまで行っ
ているが、これは焼き締め時の温度および時間を適正に
選択することで、第2層ポリイミド系樹脂膜7bの膜中
で停止するような条件の選定もできる。
等方性ウェットエツチングを、第1層ポリイミド系樹脂
膜7aで深さ方向がエツチングストップされるまで行っ
ているが、これは焼き締め時の温度および時間を適正に
選択することで、第2層ポリイミド系樹脂膜7bの膜中
で停止するような条件の選定もできる。
この場合、焼き締め条件としては、130°C以下では
第2層ポリイミド系樹脂膜7bのウェットエツチングレ
ートが極端に速すぎてポジレジスト9のリフトオフが発
生し、また200°C以上ではウェットエツチングレー
ト′、0でテーパの形成ができないので、この間の温度
で時間との組合わせによりウェットエツチング量をコン
トロールしなければならない。
第2層ポリイミド系樹脂膜7bのウェットエツチングレ
ートが極端に速すぎてポジレジスト9のリフトオフが発
生し、また200°C以上ではウェットエツチングレー
ト′、0でテーパの形成ができないので、この間の温度
で時間との組合わせによりウェットエツチング量をコン
トロールしなければならない。
本発明の第2の実施例を第2図を用いて説明する。
先ず、第2図(a)のように、シリコン基板1に金属配
線5までの工程を施したのち、第−層ポリイミド系樹脂
膜7aを約1.2μml布し、400°C程度の温度で
30分以上焼き締める。次に、この上に第2層ポリイミ
ド系樹脂膜7bを約1.czm塗布し、160°C位の
温度で40分程度焼き締める。
線5までの工程を施したのち、第−層ポリイミド系樹脂
膜7aを約1.2μml布し、400°C程度の温度で
30分以上焼き締める。次に、この上に第2層ポリイミ
ド系樹脂膜7bを約1.czm塗布し、160°C位の
温度で40分程度焼き締める。
次いで、第2図(b)のように、ポジレジスト9を約1
μm塗布1布してフォトリソグラフィ工程を経てポジレ
ジスト9にビアホールパターンを形成する。この時、同
時に第2層ポリイミド系樹脂膜7bも現像液により等方
性ウェットエツチングされ、テーパ10を形成する。
μm塗布1布してフォトリソグラフィ工程を経てポジレ
ジスト9にビアホールパターンを形成する。この時、同
時に第2層ポリイミド系樹脂膜7bも現像液により等方
性ウェットエツチングされ、テーパ10を形成する。
その後、第2図(C)のように、ビアホールパターンが
形成されたポジレジスト9をエツチングマスクとして第
1層ポリイミド系樹脂膜7aの異方性ドライエツチング
を開始し、エツチングマスクとしてのポジレジスト9が
完全になくなるまでエツチングを行った後、400°C
の温度で30分以上の焼き締めを行う。
形成されたポジレジスト9をエツチングマスクとして第
1層ポリイミド系樹脂膜7aの異方性ドライエツチング
を開始し、エツチングマスクとしてのポジレジスト9が
完全になくなるまでエツチングを行った後、400°C
の温度で30分以上の焼き締めを行う。
この異方性ドライエツチングの状況を第3図に示す、す
なわち、第3図(a)のように、ポジレジスト9をマス
クに、第2層ポリイミド系樹脂膜7bを現像液によりエ
ツチングしてテーパ10を形成した後、そのまま異方性
エツチングすることで、第3図(b)のように、ポジレ
ジスト9の厚さが徐々に低減され、同時に第1層ポリイ
ミド系樹脂膜7aが異方性エツチングされる。そして、
第3図(C)のように、ポジレジスト9が完全になくな
った後もエツチングを進行することで、ビアホール11
が完成される。
なわち、第3図(a)のように、ポジレジスト9をマス
クに、第2層ポリイミド系樹脂膜7bを現像液によりエ
ツチングしてテーパ10を形成した後、そのまま異方性
エツチングすることで、第3図(b)のように、ポジレ
ジスト9の厚さが徐々に低減され、同時に第1層ポリイ
ミド系樹脂膜7aが異方性エツチングされる。そして、
第3図(C)のように、ポジレジスト9が完全になくな
った後もエツチングを進行することで、ビアホール11
が完成される。
この場合、ポジレジスト9が無くなった後には、第2層
ポリイミド′系樹脂膜7b表面のエツチングも進行して
その厚さが薄くなるが、第1層ポリイミド系樹脂膜7a
の塗布膜厚を予め厚くしておくことで、層間膜の全体厚
さを所要厚さに確保でき、寄生容量の増大は抑制できる
。
ポリイミド′系樹脂膜7b表面のエツチングも進行して
その厚さが薄くなるが、第1層ポリイミド系樹脂膜7a
の塗布膜厚を予め厚くしておくことで、層間膜の全体厚
さを所要厚さに確保でき、寄生容量の増大は抑制できる
。
この第2の実施例では、ポジレジスト9の剥離工程を必
要とせず、その分第1の実施例よりもプロセス的に簡単
になっている。
要とせず、その分第1の実施例よりもプロセス的に簡単
になっている。
以上説明したように本発明は、層間絶縁膜としてのポリ
イミド系樹脂膜を二層構造とし、上層のポリイミド系樹
脂膜の塗布後の焼き締めを、フォトリソグラフィ工程の
現像時に現像液によってエツチングされる程度の温度と
時間で行うので、ポリイミド系樹脂膜に1回のフォトリ
ソグラフィ工程を施すだけで上縁にテーパのあるビアホ
ールを開設することができ、しかもテーパとビアホール
間の目ずれを解消し、かつパターン効果による寸法誤差
等を解消することができる。
イミド系樹脂膜を二層構造とし、上層のポリイミド系樹
脂膜の塗布後の焼き締めを、フォトリソグラフィ工程の
現像時に現像液によってエツチングされる程度の温度と
時間で行うので、ポリイミド系樹脂膜に1回のフォトリ
ソグラフィ工程を施すだけで上縁にテーパのあるビアホ
ールを開設することができ、しかもテーパとビアホール
間の目ずれを解消し、かつパターン効果による寸法誤差
等を解消することができる。
第1図(a)ないしくd)は本発明の製造方法の第1実
施例を製造工程順に示す断面図、第2図(a)ないしく
c)は本発明の第2実施例を製造工程順に示す断面図、
第3図(a)ないしくC)は第2実施例の工程一部を詳
細に示す断面図、第4図(a)ないしくe)および第5
図(a)ないしくe)はそれぞれ異なる従来の製造方法
を工程順に示す断面図である。 1・・・シリコン基板、2・・・シリコン熱酸化膜、3
・・・多結晶シリコン膜、4・・・ボロン・リンガラス
膜、訃・・金属配線、6・・・シリコン窒化膜、7・・
・ポリイミド系樹脂膜、7a・・・第−層ポリイミド系
樹脂膜、7b・・・第二層ポリイミド膜、8・・・チタ
ン薄膜、9・・・ポジレジスト、10・・・テーパ、1
1・・・ビアホール。 第2図 第4図 城 Φ if’) ” 綜
施例を製造工程順に示す断面図、第2図(a)ないしく
c)は本発明の第2実施例を製造工程順に示す断面図、
第3図(a)ないしくC)は第2実施例の工程一部を詳
細に示す断面図、第4図(a)ないしくe)および第5
図(a)ないしくe)はそれぞれ異なる従来の製造方法
を工程順に示す断面図である。 1・・・シリコン基板、2・・・シリコン熱酸化膜、3
・・・多結晶シリコン膜、4・・・ボロン・リンガラス
膜、訃・・金属配線、6・・・シリコン窒化膜、7・・
・ポリイミド系樹脂膜、7a・・・第−層ポリイミド系
樹脂膜、7b・・・第二層ポリイミド膜、8・・・チタ
ン薄膜、9・・・ポジレジスト、10・・・テーパ、1
1・・・ビアホール。 第2図 第4図 城 Φ if’) ” 綜
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板上に形成した配線上に第1層間絶縁膜と
してのポリイミド系樹脂膜を塗布しかつ焼き締める工程
と、この上に第2層間絶縁膜としてのポリイミド系樹脂
膜を塗布しかつ前記第1層間絶縁膜とは異なる条件で焼
き締める工程と、前記第1および第2の層間絶縁膜を1
回のフォトリソグラフィ工程で等方性および異方性エッ
チングし、これらの絶縁膜にわたって上縁にテーパの付
いたビアホールを開設する工程とを含むことを特徴とす
る半導体装置の製造方法。 2、第2層間絶縁膜を形成するポリイミド系樹脂膜は、
ビアホールの開設工程で使用するポジレジストの現像と
同時に容易にエッチングされる程度の温度および時間で
焼き締めてなる特許請求の範囲第1項記載の半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2281206A JP2912002B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2281206A JP2912002B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04155851A true JPH04155851A (ja) | 1992-05-28 |
JP2912002B2 JP2912002B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=17635838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2281206A Expired - Lifetime JP2912002B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2912002B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313372A (en) * | 1976-07-22 | 1978-02-06 | Fujitsu Ltd | Formation of electrode window |
JPS62221119A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-29 | Hitachi Ltd | 透孔形成方法 |
-
1990
- 1990-10-19 JP JP2281206A patent/JP2912002B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313372A (en) * | 1976-07-22 | 1978-02-06 | Fujitsu Ltd | Formation of electrode window |
JPS62221119A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-29 | Hitachi Ltd | 透孔形成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2912002B2 (ja) | 1999-06-28 |
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