JPH04155609A - 複合型磁気ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

複合型磁気ヘッドおよびその製造方法

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JPH04155609A
JPH04155609A JP28034190A JP28034190A JPH04155609A JP H04155609 A JPH04155609 A JP H04155609A JP 28034190 A JP28034190 A JP 28034190A JP 28034190 A JP28034190 A JP 28034190A JP H04155609 A JPH04155609 A JP H04155609A
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magnetic
head
thin film
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JP28034190A
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English (en)
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Chiharu Mitsumata
千春 三俣
Nobuyuki Yamada
信行 山田
Kazumi Noguchi
野口 一美
Tetsuo Kawai
哲郎 川井
Shunichi Nishiyama
俊一 西山
Makoto Goto
良 後藤
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高密度磁気記録用の磁気ヘッドに関し。
特に記録専用のヘッドとして磁気誘導型ヘッド(以下M
C,ヘッドと記述する)を、再生専用のヘッドとして磁
気抵抗効果型ヘッド(以下MRヘッドと記述する)を併
せて備えた複合型磁気ヘッドおよびその製造方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、磁気記録装置に使用される磁気ヘッドとしては、
記録用ヘッドと再生用ヘッドとを兼用しているものが広
く使用されている。しかしながら近年においては、−段
と向上を要請されている磁気記録の高密度化を図るため
に、上記の磁気ヘッドとして記録用ヘッドと再生用ヘッ
ドとを分離した構成の複合型磁気ヘッドが提案されてい
る。
この提案の目的は、磁気ヘッドにおける記録性能と再生
性能とが、必ずしも同一の構成若しくは仕様によっては
最適化が困難である点を解決しようとするものである。
すなわち記録用ヘッドと再生用ヘッドとを分離して専用
化し、各々の性能を向上させ、前記要請の高磁気記録密
度を達成しようとするものである。このような目的を達
成する磁気ヘッドの構成に関しては1例えば特開昭50
−90355号公報やIEEE Trans、 Mag
netics、 MAG 17(1987)、 P、2
890〜2892において論じられている。
また、記録再生分離型の磁気ヘッドを具現化する手段と
しては、2通りのものが考えられる。その一つとしては
1例えば特開昭64−82312号公報に記載されてい
るように9両ヘッドを薄膜プロセスによって同一基板上
に順次積層することにより。
分離形成する手段である。他の一つの手段としては1例
えばDigest of Intermag Conf
erence、 EB−10(1987)に開示されて
いるように1両ヘッドを基板上に並置して分離形成する
ものが考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記特開昭64−82312号公報記載のものにおいて
は、製造工程が記録再生兼用型の磁気ヘッドのものより
長くなる欠点がある。また薄膜プロセスによって再生用
の磁気抵抗素子(以下MR素子と記述する)の上層に記
録用ヘッドを積層する構成であるため、積層時の段差が
大になることにより。
パターンの合わせ精度の維持、薄膜加工等が困難である
という問題点がある。このため良品率の低下を招来する
のみならず、記録ヘッドの上下磁極層にも前記段差が反
映されるため、記録性能が劣化するという問題点も併存
する。
一方、 Digest of Internal Co
nferenceに記載の磁気ヘッドにおいては、記録
用ヘッドと再生用ヘッドのトラック位置が異なるために
、記録再生兼用型の磁気ヘッドの使用を前提として構成
しである磁気ディスク装置にそのまま使用することは。
アクセス方法に支障があるため困難であるという問題点
がある。
本発明は上記従来技術に存在する問題点を解決し、近年
の要請に応え得る高磁気記録密度の、しかも信鯨性の高
い記録再生性能を有し、かつ良品率の高い複合型磁気ヘ
ッドを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、第1の発明においては、磁
気誘導型ヘッド部と磁気抵抗効果型ヘッド部とを有する
複合型磁気ヘッドにおいて、少なくとも略U字形の開口
部を高透磁率材料によって形成してなるCコア部材の開
口部に非磁性材料からなり略I字形に形成した基板を接
合し、Cコア部材および基板のトレーリングエツジ側に
非磁性材料からなる薄膜を部分的に介在させて高透磁率
材料からなるflMを被着して磁気誘導型ヘッドを形成
し、高透磁率材料からなる薄膜上に絶縁膜を介して磁気
抵抗素子を設けて磁気抵抗効果型ヘッドを形成し、これ
らのヘッド部の磁気ギャップを同一トラスフ上に臨むよ
うに配置する。という技術的手段を採用した。
上記の発明において、Cコア部材をフェライトのような
高透磁率材料で形成してもよく、また非磁性材料によっ
て形成した後に、開口部に高透磁率材料からなる薄膜を
被着して形成してもよい。
次に第2の発明においては、磁気誘導型ヘッド部と磁気
抵抗効果型ヘッド部とを有する複合型磁気ヘッドの製造
方法において、少なくとも略U字形の開口部を高透磁率
材料によって形成してなるCコア部材の開口部に非磁性
材料からなり略■字形に形成した基板をガラスボンディ
ング接合した後、基板の余剰部分を切断除去し、Cコア
部材および基板のトレーリングエツジ側を鏡面ラッピン
グ加工し、このトレーリングエツジ側に非磁性材料から
なる薄膜を部分的に介在させて高透磁率材料からなる薄
膜を被着して磁気誘導型ヘッドを形成し、高透磁率材料
からなる薄膜上に絶縁膜を介しかつ磁気ギャップが前記
誘導型ヘッド部の磁気ギャップと同一トラック上に臨む
ように磁気抵抗素子を設けて磁気抵抗効果型ヘッド部を
形成する。
という技術的手段を採用した。
上記の発明においても、Cコア部材の構成を前記第1の
発明と同様にすることができる。
〔作 用〕
上記の構成により、記録専用のMGヘッド部と再生専用
のMRヘッド部とが各々別個の工程で形成されるため1
両ヘッド部をiWIプロセスによって同一基板上に順次
積層することによって形成する手段に比べて、 I!!
!プロセスの工数が少なくて済むと共に、薄膜加工が容
易であり、良品率を高めることが可能である。またMG
ヘッド部を形成するガラスボンディングを先の工程で行
なった後に、若しくは別工程においてMRヘッド部を形
成する構成であるため、ガラスボンディング時の加熱に
よりMRヘッド部を損壊する懸念は全くない。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を示す要部側面図である。第1
図において、1はCコア部材であり1例えばMn−Zn
フェライトにより、略U字形の開口部1aを有するブロ
ック状体に形成する。2は基板であり9例えばMnO・
NiOのような非磁性材料によって形成し、前記Cコア
部材1の開口部1aに嵌着する0次に3はガラスであり
、Cコア部材1と基板2とを接合固着しており1例えば
550°Cに加熱した際の棒状ガラス(図示せず)の溶
融によって形成され、所謂ガラスボンディング手段によ
る。4は薄膜であり2例えばSiOo、からなる非磁性
材料をスパッタ等の手段によって基板2のトレーリング
エツジ2aの一部に被着させる。この薄l!14はMG
ヘッド部を構成する磁気ギャップを形成する。5は薄膜
であり1例えばFe−へ1−5i合金のような高透磁率
材料からなり、基板2のトレーリングエツジ2aおよび
薄膜4の表面にスパッタ等の手段によって被着し、MG
ヘッド部を形成する。6はMR素子であり1絶縁層7を
介して前記薄膜5上に設け、MRヘッド部を形成する。
なお薄M4によって形成されるMGヘッド部の磁気ギャ
ップと、MRヘッド部の磁気ギャップ(何れも図示せず
)とは、磁気記録媒体(図示せず)の同一トラック上に
臨むように配置する。
上記の構成により、Cコア部材1にコイル(図示せず)
を巻装し、MGヘッド部を構成する磁気ギャップ(薄膜
4の部分)と、MRヘッド部を構成する磁気ギャップ(
図示せず)とを磁気記録媒体に臨ませて作動させれば、
コイルへの信号電流と対応する磁束が磁気ギャップから
磁気記録媒体に漏洩するから、磁気記録媒体の記録を行
なうことができる。一方再生の際は、磁気記録媒体から
の磁束の変化がMRヘッド部を構成する磁気ギャップか
らMR素子6に作用し、これをMR素子6からの電気的
出力として検出することができるから、磁気記録媒体中
の記録を再生することができる。
第2図(a)Φ)は各々第1図に示す複合型磁気ヘッド
を製造する工程の一部を説明する要部側面図であり、同
一部分は前記第1図と同一の参照符号で示す、まず第2
図(a)に示すように、  Mn(lNioからなる非
磁性材料により、基板素材21を作製した後、その突部
21a(後に基板2を形成する部位)をCコア部材1の
開口部la内に嵌合させて。
ボイドその他の欠陥を発生しない高品質のガラス3によ
り、550〜600℃のガラスボンディングで一体に接
合固着する0次に第2図(ハ)に示すように。
基板素材21の余剰部21bを、Cコア部材1の端部近
傍において切断又は研削除去する。上記切断又は研削加
工後、Cコア部材1および基板2のトレーリングエツジ
2aを鏡面ラッピング加工する。以後は第1図に示すよ
うに、II膜4,5.絶縁層7を順次積層してMR素子
6を設ければよい1第3図は本発明の他の実施例を示す
要部側面図であり、同一部分は前記第1図および第2図
(a)(b)と同一の参照符号で示す、第3図において
、11はCコア基体であり1例えばMnO・NiOのよ
うな非磁性材料により、略U字形の開口部11aを有す
るブロック状に形成する。11bは薄膜であり。
例えばFe−A 1.−5i合金のような高透磁率材料
によって形成し、Cコア基体11の開口部11aの内面
および端面部11cにスパッタ等の手段によって被着し
、Cコア部材1を構成する。その他の構成は前記第1図
に示すものと同様であり、従って作用もまた同様である
第4図(a)(b) (C)は夫々第3図に示す複合型
磁気ヘッドを製造する工程の一部を説明する要部側面図
であり、同一部分は前記第1図、第2図(a)ら)およ
び第3図と同一の参照符号で示す。まず第4図(alに
おいて、Cコア基体11の開口部12aの内面および端
面部11cに高透磁率材料からなる薄膜11bを被着し
、Cコア部材1を製作する。以後、  の工程は前記第
2図(a)(b)と同様であり、第4図(b)に示すよ
うに基板素材21をCコア部材1にガラスボンディング
した後、第4図(C)に示すように余剰部21bを切断
又は研削除去し、Cコア部材1および基板2のトレーリ
ングエツジ2aを鏡面ラッピング加工する。以後は第3
図に示すように薄膜4,5.絶縁層7を順次積層してM
R素子6を設ければよい。
本実施例においては、MGヘッド部としてコンポリシッ
ク型のものを使用した例については記述したが、他の形
式のものを使用しても作用は同様である。またlコアお
よびCコアを形成する材料としてはMn−Znフェライ
ト以外の高透磁率材料を使用してもよい。なおMR素子
の形成手段としては、スパッタを初めとする公知の手段
を使用できる。
〔発明の効果〕
本発明は以上記述のような構成および作用であるから、
下記の効果を奏し得る。
(1)記録用ヘッドであるMGヘッド部を先に形成した
後にMRヘッド部を形成する構成としたことにより、ガ
ラスボンディング時の加熱により。
MRヘッド部および/または薄膜を破壊することがなく
、高品質を維持できる。
(2)  MGヘッド部とMRヘッド部との間隔を小に
することができ、トラック上の両ヘッド部の位置ずれを
防止できる。
(3)MGヘッド部とMRヘッド部とを別個の薄膜プロ
セスで形成するため、薄膜加工が容易であり、良品率を
高めることが可能である。
(4)記録用ヘッド部と再生用ヘッド部とを分離して形
成したため、高磁気記録密度であると共に。
信頼性の高い記録再生が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す要部側面図、第2図(a
)(ロ)は各々第1図に示す複合型磁気ヘッドを製造す
る工程の一部を説明する要部側面図、第3図は本発明の
他の実施例を示す要部側面図、第4図(a)(b)(c
)は夫々第3図に示す複合型磁気ヘッドを製造する工程
の一部を説明する要部側面図である。 1:Cコア部材、2:基板、4,5:fi膜。 6:MR素子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気誘導型ヘッド部と磁気抵抗効果型ヘッド部と
    を有する複合型磁気ヘッドにおいて、少なくとも略U字
    形の開口部を高透磁率材料によって形成してなるCコア
    部材の開口部に非磁性材料からなり略I字形に形成した
    基板を接合し、Cコア部材および基板のトレーリングエ
    ッジ側に非磁性材料からなる薄膜を部分的に介在させて
    高透磁率材料からなる薄膜を被着して磁気誘導型ヘッド
    を形成し、高透磁率材料からなる薄膜上に絶縁膜を介し
    て磁気抵抗素子を設けて磁気抵抗効果型ヘッドを形成し
    、これらのヘッド部の磁気ギャップを同一トラック上に
    臨むように配置したことを特徴とする複合型磁気ヘッド
  2. (2)磁気誘導型ヘッド部と磁気抵抗効果型ヘッド部と
    を有する複合型磁気ヘッドの製造方法において、少なく
    とも略U字形の開口部を高透磁率材料によって形成して
    なるCコア部材の開口部に非磁性材料からなり略I字形
    に形成した基板をガラスボンディング接合した後、基板
    の余剰部分を切断除去し、Cコア部材および基板のトレ
    ーリングエッジ側を鏡面ラッピング加工し、このトレー
    リングエッジ側に非磁性材料からなる薄膜を部分的に介
    在させて高透磁率材料からなる薄膜を被着して磁気誘導
    型ヘッドを形成し、高透磁率材料からなる薄膜上に絶縁
    膜を介しかつ磁気ギャップが前記誘導型ヘッド部の磁気
    ギャップと同一トラック上に臨むように磁気抵抗素子を
    設けて磁気抵抗効果型ヘッド部を形成したことを特徴と
    する複合型磁気ヘッドの製造方法。
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