JPH0415447A - 空調管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建屋に設けられた会議室、応接室などの使用状
況が一定でない部屋の空調設備を、実際の使用状況に応
じて最適に管理できるようにした空調管理システムに関
する。

〔従来の技術〕

近年、各種の制御機器や情報処理装置の発達に伴い、オ
フィスビルなどの管理を集中化、合理的に行うビル管理
システムが実用化されている。

この種のシステムは、事務室などの一日の利用時間が決
まっている部屋と、会議室や応接室などのように利用時
間が一定でない部屋との空調、その他の設備の制御を利
用時間に応じて管理部署に設置された制御装置によって
適宜実行させることにより、合理的なビル管理の実現を
図っている。

この場合、会議室や応接室などの個別管理は、管理部署
で制御用コンピュータに予約データを入力し、このデー
タに基づいて行っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、上記した従来技術にあっては、管理部署に要員
を常駐させる必要がある。このような方法は大ビルでは
可能であるものの、中小のビルでは合理的管理の目的に
反することから、他の部署の責任者が仕事を兼務し、あ
るいは朝、夕のみ会議室などの予約を受は付けるなどの
方法を採用している。

このため、確実な予約を行えない場合が生じ、予約がで
きなかった場合には空調設備が稼動しておらず、室内が
空調されるまで不愉快な思いをせねばならなった。また
、会議室などが不使用状態であるにもかかわらず空調設
備などが運転されることもあり、不経済であった。

本発明の目的は、上記従来技術の実情に鑑みてなされた
ものであり、利用時間が一定でない部屋の空調管理が適
切に行えるようにした空調管理システムを提供すること
にある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明は、建屋内の使用状
況が一定でない部屋の空調設備を管理するための空調管
理システムにおいて、前記建屋内に構築されたローカル
エリアネットワーク　（ＬＡＮ）と、このローカルエリ
アネットワーク上で作動する電子掲示板システム（ＢＢ
Ｓ）を用いて前記建屋内の前記部屋以外の各部屋から前
記使用状況が一定でない部屋の使用を予約する予約サー
ビス手段と、この予約サービス手段によって転送された
予約データに応じて前記空調設備を制御する制御手段と
を設けるようにしている。

〔作用〕

上記した手段によれば、事務室などに設置されたＢＢＳ
ホストコンピュータに建屋内の各部屋からＢＢＳ端末を
介して予約されたデータがＬＡＮを介して転送され、そ
の転送データに基づいて会議室、応接室などの使用状況
が一定でない部屋の空調運転が制御される。したがって
、部屋の実際の使用状況に応じて最適な空調運転がなさ
れ、経済性及び快適性を向上させることができる。

〔実施例〕

第１図は本発明による空調管理システムの概略構成図で
ある。

ビル１０内には、事務室１２．１４．１６．１８、会議
室２０．２２．２４、及び応接室２６．２８が作られて
いる。事務室１８には、ＢＢＳ（Ｂｕｌｌｅｔｉｎ　Ｂ
ｏａｒｄ　Ｓｙｓｔｅｍ：電子掲示板システム）ホスト
コンピュータ３０が設置され、他の事務室１２．１４．
１６にはＢＢＳの端末機（例えば、パーソナルコンピュ
−タ）３２〜４４が２〜３台づつ設置されている。これ
らの端末機３２〜４４は、ＬＡＮ用ケーブル４６に接続
されている。

ネットワークの形態は、ここではバス形で表現している
が、スター形、リング形などであってもよい。また、伝
送路については、同軸ケープノペツイストペアケーブル
、光フアイバケーブルの何れを用いてもよい。

さらに、事務室１８に設置されたＢＢＳホストコンピュ
ータ３０は、同質に設置された空調制御用コンピュータ
４８に対し、シリアルインターフェースであるＲ３２３
２Ｃケーブルによって接続されている。

事務室１２〜１８、会議室２０〜２４及び応接室２６．
２８には、１室ごとに室内機５０，５２．５４．５６．
５８．６０．６２．６４．６６が設置されている。これ
ら室内機５０〜６６の各々には、不図示の空調機から冷
温媒体が配管６８を介して送り込まれている。また、室
内機５０〜６６の各々には、空調制御用ケーブル７０が
接続され、この空調制御用ケーブル７０にはシーケンサ
７２を介して空調制御用コンピュータ４８が接続されて
いる。

一方、端末機３２〜４４はＬＡＮに接続されており、事
務室１８に設置されているＢＢＳホストコンピュータ３
０がＢＢＳのホストとして機能している。

第２図はＢＢＳのホストコンピュータとしてパーソナル
コンピュータを用いたときのＢＢＳソフトウェアを示し
ている。

Ｏ３（オペレーションシステム）として例えばＭＳ−Ｄ
Ｏ３（マイクロソフト−ディスク・オペレーティング・
システム）７４が用いられ、ネットワークの通信プロト
コルとしてＭＳ−ＮＥＴＷＯＲＫ７６が用いられている
。これらのシステムのもとに、通常ＢＢＳに組み込まれ
ている電子メール８０、電子掲示板８２、スケジュール
管理８４、会議室予約８６、ファイル転送８８、その他
９０の各々のプログラムがアプリケーション管理プログ
ラム７８によって管理されている、この各プログラムの
主要な実行内容を示したのが第３図である。

通常、使用されているＢＢＳの会議室予約サービスは、
会議室の予約状況表示、予約登録、予約取消などが主で
ある。この内の会議室予約サービスの処理手順を示した
のが第４図である。

まず、会議室の予約状況の表示がなされ（ステップ９２
）、ついで端末機３２〜４４の何れかから予約／取消の
入力があったか否か（ステップ９４）の判定がなされる
。予約／取消が判定された場合、その指定内容に従った
処理が実行（ステップ９６）され、さらに予約の時間な
どの時間設定が実行され（ステップ９８）、これが登録
処理される（ステップ１００）。この設定されたスケジ
ュールのデータは、空調制御用コンピュータ４８に転送
される（ステップ１０２）。この後、処理は終了する（
ステップ１０４）。

なお、端末機３２〜４４からのデータ人力時には、第５
図に示すように、付属するモニタデイスプレィに表示さ
れる。この表示内容に対応するデータをもとに、空調制
御用コンピュータ４８は指定の会議室の室内機及び空調
機を使用開始の所定時間前から運転を開始させる。また
、照明などについては、会議室の使用の開始直前から点
灯制御する。

なお、以上の説明では、高層のビルディングを対象とし
たが、これに限定されるものではな（、不定期に使用さ
れる部屋を有する建屋に広く適用可能である。

〔発明の効果〕

以上より明らかなように、本発明によれば、建屋内の使
用状況が一定でない部屋の空調設備を管理するた必の空
調管理ンステムにおいて、前記建屋内に構築されたロー
カルエリアネットワークと、このローカルエリアネット
ワーク上で作動する電子掲示板システムを用いて前記建
屋内の前記部屋以外の各部屋から前記使用状況が一定で
ない部屋の使用を予約する予約サービス手段と、この予
約サービス手段によって転送された予約データに応じて
前記空調設備を制御する制御手段とを設けるようにした
ので、部屋の実際の使用状況に応じて最適な空調運転が
なされ、経済性及び快適性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による空調管理システムの概略構成図、
第２図はＢＢＳのホストコンピュータとシテパーソナル
コンピュータを用いたときのＢＢＳソフトウェア構成を
示す説明図、第３図はＢＢＳに組み込まれているサービ
スプログラムの主要な実行内容を示す説明図、第４図は
会議室予約サービスの処理手順を示すフロチャート、第
５図は端末機からのデータ人力時の表示内容を示す説明
図である。 １０・・・ビル、 １２．１４．１６．１８・・・事務室、２０．２２．２
４・・・会議室、 ２６．２８・・・応接室、 ３０・・・ＢＢＳホストコンピュータ、３２〜４４ ４６　・　・　・ ４８　・　・　・ ５０〜６６ ７２　・　・　・ ・・・端末機、 ＬＡＮ用ケーブノペ 空調制御用コンピュータ、 ・・・室内機、 シーケンサ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）建屋内の使用状況が一定でない部屋の空調設備を
   管理するための空調管理システムにおいて、前記建屋内
   に構築されたローカルエリアネットワークと、このロー
   カルエリアネットワーク上で作動する電子掲示板システ
   ムを用いて前記建屋内の前記部屋以外の各部屋から前記
   使用状況が一定でない部屋の使用を予約する予約サービ
   ス手段と、この予約サービス手段によって転送された予
   約データに応じて前記空調設備を制御する制御手段とを
   具備することを特徴とする空調管理システム。