JP2005518616A - ホームネットワークシステム - Google Patents

Abstract

ホームネットワークシステムに関するもので、外部ＰＣに繋がれたＷＥＢサーバまたは通信端末機に繋がれたＷＡＰサーバを通じたデータの遠隔送／受信、および、ホームネットワークを通じたデータの遠隔送／受信を制御するためのリモートコントロールサーバと、ホーム内に設置された少なくとも一つの内部ＰＣと、前記内部ＰＣに有線または無線ネットワークで繋がれて前記内部ＰＣのブラウザにＧＵＩ形式の使用者インターフェースを提供し、該使用者インターフェース上の使用者制御命令，前記ブラウザを通じた使用者制御命令および前記リモートコントロールサーバを通じた使用者命令に対応するように各ネットワーク製品のモニタリング或いは制御を遂行し、その結果を前記内部ＰＣおよびリモートコントロールサーバに送るネットワークコントローラと、を含む。

Description

本発明は、多様なネットワーク環境に適用するようにしたホームネットワークシステムに関する。

各家庭または遠隔地から家庭にある家電器機を自動的に制御するための初期のホームオートメーション（Home Automation）の場合、電話または赤外線を利用して各機器を別途に制御するもので各器機同士は繋がっていなかった。しかしながら、近年は、通信手段を利用して家電器機間のネットワーク網を構築し、このネットワーク網を制御する制御手段を備えて統合管理するホームネットワークシステムが商用化段階に至っている。

このようなホームネットワークシステムは、図１に示されるように、家庭の多数の電子機器、即ち、冷蔵庫、エアコン、電子レンジ、洗濯機、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）などが繋がれた通信バスを含む。

ここで、図１は、各製品のマイコンがシリアル通信機能を備えて通信バスと直接連結した場合を示している。もし、各製品のマイコンがシリアル通信機能を備えていないか、或いは、通信ラインとして電力線を利用するならば、各製品に対して別途の通信モジュールを装着することでホームネットワーク構成が可能である。

前述のように、ホームネットワークは、一般に、ネットワークシステムを制御するコントローラを含む。しかしながら、現在、大多数の家庭はパーソナルコンピュータを有しているので、そのパーソナルコンピュータにネットワークシステムを制御するためのアプリケーションプログラムをインストールすることだけで該パーソナルコンピュータをネットワークコントローラとして使用することができる。

しかしながら、従来のホームネットワークシステムでは、特定形式のコントローラを通じてのみ製品を制御することが可能であった。

換言すると、各家庭は複数のパーソナルコンピュータを有し、各コンピュータは互いに有線または無線方式のネットワークを構成する場合でも、従来技術は、前述したホームネットワークシステムのコントローラとして設計されたコンピュータを通じてのみホームネットワーク製品を制御することを要求するものである。そのため、他のコンピュータを通じて必要とされる装置の制御を行うことができないという不都合がある。

従って、本発明の目的は、家庭の多様なネットワーク環境に対応して效率的なネットワーク制御を可能にしたホームネットワークシステムを提供することにある。

上記の目的を達成するために、本発明は、外部ＰＣ（パーソナルコンピュータ）に繋がれたＷＥＢ（ウェブ）サーバまたは通信端末機に繋がれたＷＡＰ（Wireless Application Protocol：ワブ）サーバを通じたデータの遠隔送／受信、および、ホームネットワークを通じたデータの遠隔送／受信を制御するためのリモートコントロールサーバと、ホーム内に設置された少なくとも一つの内部ＰＣと、前記内部ＰＣに有線または無線ネットワークで繋がれて前記内部ＰＣのブラウザにＧＵＩ（Graphic(al) User Interface）形式の使用者インターフェースを提供し、該使用者インターフェース上の使用者制御命令，前記ブラウザを通じた使用者制御命令および前記リモートコントロールサーバを通じた使用者命令にそれぞれ対応するように各ネットワーク製品のモニタリング或いは制御を遂行し、その結果を前記内部ＰＣおよびリモートコントロールサーバに送るネットワークコントローラと、を備えることを特徴とするホームネットワークシステムが提供される。

上述した目的並びに本発明の特徴および長所は、添付図面に結合した以下の詳細な記載により一層明確になるであろう。

以下、本発明の好適な実施例が添付図面を参照して説明される。

現在の技術の進展をみると、将来のホームネットワークシステムは、家庭内でネットワーク製品を制御することに加えて、外部からも家庭内のネットワーク製品を制御できるようになることが容易に推測することができる。

そのため、ホームネットワークシステムは、大きく外部ネットワーク環境と、内部ネットワーク環境、即ち、家庭内ネットワーク環境とに区分することができる。まず、本発明の原理を取り入れたホームネットワークシステムの外部ネットワーク環境が、図２を参照して説明される。

図示されるように、使用者は、インターネットを通じて外部ＰＣのブラウザ（Browser）１０でウェッブ（ＷＥＢ）サーバ１１に接続したり、ポータブル通信端末機２０で無線応用プロトコルによるサーバ、即ち、ＷＡＰ(ワブ）サーバに接続して、家庭内の製品６１を制御したり、モニタリング命令を入力する。これによって、外部から家庭への通信を制御する遠隔制御サーバ３１を通じて、対応する命令が家庭のネットワークコントローラに送信される。

具体的に、家庭内ネットワーク環境は、内部ＰＣ４１およびネットワークコントローラ５０を含む。ここで、ネットワークコントローラ５０は、内部ＰＣ４１と有線（ＬＡＮ）または無線（例えば、ブルートゥース(BLUETOOTH)）を通じて内部ＰＣ４１に繋がれ、該内部ＰＣ４１のブラウザにＧＵＩ形式の使用者インターフェースを提供し、使用者インターフェース上の使用者制御命令、該ブラウザを通じた使用者制御命令および外部環境のリモートコントロールサーバ３１を通じた使用者制御命令に従って各製品６１のモニタリングまたは制御を遂行し、その結果を内部ＰＣ４１およびリモートコントロールサーバ３１に送る。

ここで、上述した動作は、ネットワークコントローラ５０に設置されたローカルサーバ５３によって実行される。すなわち、ローカルサーバ５３は、使用者の要請によってブラウザ５１それ自身および内部ＰＣ４１のブラウザにＧＵＩを提供し、各ブラウザ上で入力された使用者制御命令およびリモートコントロールサーバ３１を通じて入力された使用者制御命令に基づくネットワーク制御プログラムを使用して製品６１の動作状態をモニタリングおよび制御し、そして、その結果は、ローカルサーバ５３それ自身に加えてその結果を表示するためにリモートコントロールサーバ３１または内部ＰＣ４１に伝送される。

次に、本発明のホームネットワークシステムがどのように働くかがより一層詳述される。

まず、さらなる詳述に入る前に、関係する事柄を説明しなければならない。すなわち、もし、誰かがインターネットを通じてネットワーク製品を制御したいとき、彼／彼女は、対応するサービスを提供するインターネットサイトの会員でなければならない。換言すると、使用者は、製品６１を連結（ネットワーク接続）した後、対応するインターネットサイトに接続しなければならない。その後、使用者は、彼／彼女のＩＤおよびパスワードを入力し、そのサイトの会員になる。そして、一旦、使用者が会員になると、彼／彼女は、その対応するサイトから製品制御プログラムをダウンロードするか、或いは、別途のＣＤまたはディスケットを使用して制御プログラムをインストールおよび実行する。後ほど、その制御プログラムを使用する際、使用者は、以前に入力されたＩＤおよびパスワードにより彼／彼女のメンバーシップを確認することができる。

このようにして、ネットワーク制御のための初期段階が完了し、使用者は、外部ネットワーク環境から製品を制御することができる。一旦、初期段階が終了すると、使用者は、インターネットに繋がれたオフィスＰＣのブラウザ１０を使用してインターネットを通じてウェッブサーバ１１にアクセスを行うか、或いは、携帯電話などの通信端末機２０を使用してＷＡＰサーバ２１にアクセスを行う。使用者は、ＷＥＢサーバ１１またはＷＡＰサーバ２１で提供されるネットワーク制御プログラムを使用して製品モニタリング命令または製品制御命令を入力する。

それから、ＷＥＢサーバ１１またはＷＡＰサーバ２１は、リモートコントロールサーバ３１を通じてモニタリング命令または制御命令をネットワークコントローラ５０に伝送する。

ネットワークコントローラ５０は、制御命令によって製品６１の動作を制御し、モニタリング命令に従って製品６１の動作状態をモニタリングし、そして、その結果を再びリモートコントロールサーバ３１を通じてＷＥＢサーバ１１またはＷＡＰサーバ２１に伝送する。

その後、ＷＥＢサーバ１１またはＷＡＰサーバ２１は、製品制御結果またはモニタリング結果を、インターネットを通じて使用者ＰＣのブラウザ１０の画面または通信端末機２０の表示窓に表示する。

このようにして、使用者は、ＰＣまたは通信端末機を通じてネットワーク製品の動作状態を確認することができる。使用者がどのように設定するかによって、ネットワーク製品の動作状態が自動的にモニタリングおよび表示されるようにすることもできる。

その間、内部ネットワーク環境で製品を制御する場合、使用者は、有線または無線通信網を通じて内部ＰＣ４１に繋がれたネットワークコントローラ５０のローカルサーバ５３によって提供されるＧＵＩ画面上で製品モニタリング命令または動作制御命令を入力する。

その後、ローカルサーバ５３は、製品モニタリング命令または動作制御命令によるネットワーク制御プログラム５４に基づいたネットワーク製品６１の動作を制御またはモニタリングし、その結果を、ＧＵＩ画面を通じて再び内部ＰＣ４１の画面上に表示する。

それゆえ、使用者は、ネットワークコントローラ５０を使用しなくても、各部屋に設置されているＰＣ４１を通じてモニタリング命令または動作制御命令を入力し、そして、家庭用の製品６１の動作状態を制御およびモニタリングすることができる。

また、使用者がネットワークコントローラ５０を使用しなければならない場合でも、外部へのデータ送信が行われないことを除いて、使用者は同等の利益を有することができ、すなわち、使用者はＧＵＩインターフェースが提供され、そして、ネットワーク制御プログラム５４を使用した使用者命令に従って家庭用の製品を制御およびモニタリングすることができる。

本発明は、本発明の所定の好適な一実施態様を参照して示されまた記述されたが、いわゆる当業者にとって、構成および細部の様々な変形が添付された特許請求の範囲の記載により規定された発明の概念および思想から外れることなく行い得ることは理解されるであろう。

本発明は、ネットワークコントロールの使用のための別途のネットワークコントローラまたはプログラムを要求することなく、もし、家庭用の製品がネットワークコントローラやＬＡＮを通じてネットワーク接続されていれば、使用者はネットワークコントローラのプログラムおよび使用者インターフェースを共有することができる。

従って、本発明は、使用者がシステムを構築する費用を節減することができると共に、ネットワーク制御を通じて家庭用の製品を簡単に制御することができ、そして、ホームネットワークシステムの効率を改善することができる。

一般的なホームネットワークシステムの概略的な構成を示すブロック図である。 本発明の好適な実施例によるホームネットワークシステムの構成を示すブロック図である。

Claims (3)

1. 外部ＰＣに繋がれたＷＥＢサーバまたは通信端末機に繋がれたＷＡＰサーバを通じたデータの遠隔送／受信、および、ホームネットワークを通じたデータの遠隔送／受信を制御するためのリモートコントロールサーバと、
   ホーム内に設置された少なくとも一つの内部ＰＣと、
   前記内部ＰＣに有線または無線ネットワークで繋がれて前記内部ＰＣのブラウザにＧＵＩ形式の使用者インターフェースを提供し、該使用者インターフェース上の使用者制御命令，前記ブラウザを通じた使用者制御命令および前記リモートコントロールサーバを通じた使用者命令にそれぞれ対応するように各ネットワーク製品のモニタリング或いは制御を遂行し、その結果を前記内部ＰＣおよびリモートコントロールサーバに送るネットワークコントローラと、を備えることを特徴とするホームネットワークシステム。
2. 請求項１に記載のホームネットワークシステムにおいて、前記ネットワークコントローラは、
   ネットワーク製品のモニタリングおよび動作制御環境を提供するためのブラウザと、
   前記製品のモニタリングおよび動作制御を遂行するためのネットワーク制御プログラムと、
   前記ネットワーク製品制御関連画面を生成するためのＧＵＩデータと、
   使用者の要請によって前記ブラウザおよび前記内部ＰＣのブラウザにＧＵＩ形式の使用者インターフェースを提供し、各ブラウザ上に入力された使用者制御命令およびリモートコントロールサーバを通じて入力された使用者制御命令によって前記ネットワーク制御プログラムを利用して該当製品の動作状態をモニタリングしおよび動作を制御し、その結果が前記リモートコントロールサーバまたは内部ＰＣに表示されるように伝送するローカルサーバと、を備えることを特徴とするホームネットワークシステム。
3. 請求項２に記載のホームネットワークシステムにおいて、前記ローカルサーバは、前記ネットワークコントローラにソフトウェア形態でインストールされることを特徴とするホームネットワークシステム。

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