JPH04154410A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

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Publication number
JPH04154410A
JPH04154410A JP2278533A JP27853390A JPH04154410A JP H04154410 A JPH04154410 A JP H04154410A JP 2278533 A JP2278533 A JP 2278533A JP 27853390 A JP27853390 A JP 27853390A JP H04154410 A JPH04154410 A JP H04154410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
height
bead
outside
reinforcing filler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2278533A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirosaburou Nakaseko
中瀬古 広三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2278533A priority Critical patent/JPH04154410A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、振動特性を改善した空気入りラジアルタイヤ
に関する。
〔従来技術〕
近来、乗用車特に中型車、大型車及び上級車においては
、快適な走行並びに高速走行に対する要望が非常に強く
なってきており、快適性及び高速性能を向上させるため
に車両の構造等を改善する試みが行われている。
ここで、車両の快適性を向上させるためには、車室内の
静粛性が重要視されてきており、重要な車両の性能とし
て認識されるようになってきているために、車室内の静
粛性の確保を目的として、種々の車両側の防音対策が施
されてきている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の車両側の防音対策においては、タ
イヤと走行路面との間で発生するタイヤノイズ、風切り
音その他の車外ノイズが車室内に透過してくる音は低減
させることができたが、少し荒れたアスファルト路面、
パッチ状に補修された路面、或いは不整路面等を走行す
る際に路面から入力される振動が、タイヤを介して車室
内に伝達され、構造物のパネルの振動や空気の振動を生
じ、低周波数(30〜160Hz)のこもり音或いは圧
迫前として乗員に不快感を与える恐れがあるという問題
があった。
本発明の目的は、タイヤの振動特性を改善することによ
り、路面入力される振動を低減させることのできる空気
入りラジアルタイヤを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の空気入りラジアルタ
イヤは、環状に形成され、内部に帯状のブレーカが配設
された環状トレッドと、環状トレッドの両端から半径方
向内側に延設された一対のサイドウオールと、サイドウ
オールの内端部に設けられ、内部にビードコアから半径
方向外側に延設されたビードエイペックスが設けられた
ビード部とから成る空気入りラジアルタイヤにおいて、
環状トレッドとサイドウオールを通り、両端がそれぞれ
ビードコアの周りに内側から外側へ巻き上げられて設け
られた2プライのカーカスのビードコア外側に巻き上げ
られた折り返し高さhを30−以下(h≦301)とす
るとともに、ビードエイペックスの外側に、ビードエイ
ペックスに接してリム基準面からタイヤ高さHの15%
以下を下端高さhlとし、タイヤ高さHの40〜50%
を上端高さh2とした範囲に補強フィラーを配設し、該
補強フィラーを構成するナイロン繊維或いはアラミド繊
維等の有機繊維のタイヤ半径方向に対する挿入角度θを
30゜〜60@とじたものである。
〔作用〕
上記のとおり構成された本発明の空気入りラジアルタイ
ヤにおいては、カーカス端部のと一ドコア外側に巻き上
げられた折り返し高さhを301111以下(h≦30
1)としたことにより、タイヤの1次共振周波数を低下
させることができ(例えば80Hz未満)、上記低周波
数(30〜160Hz )振動の内の高い部分(例えば
80〜160)fz)の振動に対して共振しにく(なり
、車室内に伝達される振動が低減されるとともに、縦バ
ネ定数が低下して乗り心地が良好になる。
また、ビードフィラーゴムの外側に、リム基準面からタ
イヤ高さHの15%以下を下端高さhl、タイヤ高さH
の40〜50%を上端高さh2とした範囲に補強フィラ
ーを配設し、該補強フィラーを構成するナイロン繊維或
いはアラミド繊維等の有機繊維のタイヤ半径方向に対す
る挿入角度θを30〜60゜としたことにより、捩じり
共振周波数を低下させることができ、上記低周波数(3
0〜160Hz)振動の内の低い部分(例えば40Hz
 )の振動の車室内への伝達が低減される。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、空気入りタイヤ1は、環状に形成され
た環状トレッド2と、環状トレッド2の両端から半径方
向内側に延設された一対のサイドウオール3.3と、サ
イドウオール3,3の内端部に設けられ、それぞれビー
ドコア4.4を有するビード部5,5とから成っている
空気入りタイヤ1の内部に、環状トレンド2とサイドウ
オール3,3を通り、両端がそれぞれビードコア4.4
の周りに内側から外側へ巻き上げられて係止される2プ
ライの有機繊維コードから成るカーカス6が設けられ、
カーカス6の半径方向外側の環状トレッド2に、1層ま
たは複数層の帯状のスチールコードから成るブレーカ7
が配置されており、ビードコア4.4の半径方向外側に
と一ドエイペックス8,8が配設されており、ビードエ
イペックス8,8のタイヤ軸方向外側にナイロン繊維或
いはアラミド繊維等の有機繊維から成る補強フィラー9
.9が配置されている。
カーカス6のビードコア4.4の周りに外側へ巻き上げ
られた巻上部61の高さhは、リム基準面HLから30
5m以下(h≦301)に形成される。
この構成により、タイヤの1次共振周波数を低下させる
ことができ(例えば8層七未満)、低周波数(30〜1
60Hz )振動の内の高い部分(例えば80〜160
Hz)の振動に対して共振しにくくなり、車室内に伝達
される振動が低減されるとともに、縦バネ定数が低下し
て乗り心地が良好になる。
また、補強フィラー9は、ナイロン繊維或いはアラミド
繊維等の有機繊維のタイヤ半径方向に対する挿入角度θ
を30〜60” と成し、リム基準面HLからタイヤ高
さHの15%以下を下端高さhl、タイヤ高さHの40
〜50%を上端高さh2とした範囲に配設されている。
この構成により、捩じり共振周波数を低下させることが
でき、上記低周波数(30〜160Hz)振動の内の低
い部分(例えば4〇七)の振動の車室内への伝達が低減
される。
補強フィラー9はビードエイペックス8の軸方向外側に
配置される。また、その下端はタイヤをリムに組んだ時
、フランジ上端より半径方向内側に位置する必要がある
。望ましくはビードコア4に接するように配置され、カ
ーカス巻上部で覆われる。
次に、従来のタイヤと、本発明を適用したタイヤとの比
較実験の結果を第1表に示す。
ここで、タイヤサイズは205/651115とし、タ
イヤ(a)は比較例で、カーカスのビードコアの周すに
外側へ巻き上げられた巻上部の高さhが30−を超えて
(h>30閣)おり(HTU構造)、補強フィラーを有
していないスチールラジアルタイヤ、タイヤ(b)は比
較例で、カーカスの端部の高さhが3゜間取下(h≦3
0■)であり(LTU構造)、補強フィラーを有してい
ないスチールラジアルタイヤ、タイヤ(C)は本発明の
実施例で、タイヤ(b)の構造にビードエイペックスの
外側に、リム基準面からタイヤ高さHの15%以下を下
端高さhI、タイヤ高さHの40〜50%を上端高さり
、とした範囲に補強フィラーを配設し、補強フィラーを
構成する有機繊維のタイヤ半径方向に対する挿入角度θ
を30〜60”としたスチールラジアルタイヤである。
走行条件は、荒れたアスファルト路面を速度30km/
hで走行して測定したものである。
(以下、余白) 第 表 第1表から明らかなとおり、本発明によるタイヤ(C)
は縦バネ定数及び1次共振周波数が低下し、前後捩じり
共振周波数が低下しないから、車室内の80〜160七
のこもり音及び40七のこもり音を共に低減させると同
時に、乗り心地を改善することができる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のとおり構成されているから、以下に述べ
る効果を奏する。
カーカス端部のビードコア外側に巻き上げられた折り返
し高さhを30■以下(h≦30閣)としたことにより
、タイヤの1次共振周波数を低下させることかでき、荒
れた路面等で発生する低周波数(30〜160Hz)振
動の内の高い部分(例えば80〜160Hz)の振動に
対して共振しにくくなり、車室内に伝達される振動が低
減されるとともに、縦バネ定数が低下して乗り心地が良
好になる。
また、ビードフィラーゴムの外側に、リム基準面からタ
イヤ高さHの15%以下を下端高さhl、タイヤ高さH
の40〜50%を上端高さh2とした範囲に補強フィラ
ーを配設し、該補強フィラーを構成する有機繊維のタイ
ヤ半径方向に対する挿入角度θを30〜60°としたこ
とにより、縦バネ定数を低下させることなく、捩じり共
振周波数を低下させることができ、上記低周波数(30
〜160)1z)振動の内の低い部分(例えば4〇七)
の振動の車室内への伝達が低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する空気入りタイヤの断面図、第
2図はカーカスと補強フィラーの構造を示す斜視図であ
る。 1・・・空気入りタイヤ、2・・・環状トレッド、・サ
イドウオール、 ・ビード部、 ・ブレーカ、 ・ビードフィラーゴム、 ・補強フィラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブレーカを有する環状トレッドと、環状トレッド
    の両端から半径方向内側に延設された一対のサイドウォ
    ールと、サイドウォールの内端部に設けられ、ビードエ
    イペックスを有するビード部とから成る空気入りラジア
    ルタイヤにおいて、環状トレッドとサイドウォールを通
    り、端部がビードコアの周りに内側から外側へ巻き上げ
    られて設けられた2プライから成るカーカスのビードコ
    ア外側に巻き上げられた折り返し高さhを30mm以下
    とするとともに、ビードエイペックスの外側に、リム基
    準面からタイヤ高さHの15%以下を下端高さh_1と
    し、タイヤ高さHの40〜50%を上端高さh_2とし
    た範囲に補強フィラーを配設し、該補強フィラーを構成
    する有機繊維のタイヤ半径方向に対する挿入角度θを3
    0゜〜60゜としたことを特徴とする空気入りラジアル
    タイヤ。
JP2278533A 1990-10-17 1990-10-17 空気入りラジアルタイヤ Pending JPH04154410A (ja)

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Cited By (2)

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EP0820882A2 (en) * 1996-07-24 1998-01-28 Bridgestone Corporation Pneumatic radial tire
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