JPH04152109A - 樹脂成形金型 - Google Patents

樹脂成形金型

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Publication number
JPH04152109A
JPH04152109A JP27832190A JP27832190A JPH04152109A JP H04152109 A JPH04152109 A JP H04152109A JP 27832190 A JP27832190 A JP 27832190A JP 27832190 A JP27832190 A JP 27832190A JP H04152109 A JPH04152109 A JP H04152109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
resin
elastic body
silicone rubber
insert
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27832190A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuyoshi Yamaguchi
山口 龍善
Takaaki Akaoka
赤岡 高明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamada Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamada Seisakusho KK filed Critical Yamada Seisakusho KK
Priority to JP27832190A priority Critical patent/JPH04152109A/ja
Publication of JPH04152109A publication Critical patent/JPH04152109A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は樹脂成形金型に関する。
(従来の技術) トランスファ成形機などの樹脂成形機では成形金型でイ
ンサート材を挟圧し、溶融樹脂を充填して樹脂成形する
。樹脂成形の際にはキャビティ内に樹脂を充填するため
きわめて大きな充填圧力が加わる。したがって、樹脂が
リークしないようインサート材を大きなプレス力でクラ
ンプして成形する。
第5図は樹脂リークが生じないようにするため従来行っ
ている一方法で、金型で樹脂が充填されるキャビティ2
の周縁部4以外の金型面を凹部状に形成したものである
。この金型は型締め時に周縁部4でインサート材をクラ
ンプすることで加圧力が集中し、樹脂リークを防止する
効果がある。
(発明が解決しようとする課題) 成形金型による樹脂成形では、上記のように金型でイン
サート材をクランプし、樹脂リークが生じないようにし
て樹脂充填するが、インサート材には一定の製造誤差、
たとえば厚さのばらつきなどがあるから、所定の加圧力
でクランプした場合でも場所によって十分な型締め力が
得られないことがあり、これによって樹脂リークが生じ
る場合がある。また、樹脂リークを防止するためクラン
プ力を過度に大きくするとインサート材の変形や破損、
圧痕が生じて不良品になるといった問題点がある。
また、製品によっては、たとえばリードフレームのタイ
バーのように樹脂リークが生じないよう製品にあらかじ
め樹脂止め部分を設けなければならず、このような製品
の場合、従来の鋼製の成形金型では樹脂止め部なしで成
形することは不可能であった・ また、インサート材をクランプする場合、従来の成形金
型ではインサート材を弾性あるいは塑性変形させてクラ
ンプすることになるから、脆い性質のものや、変形を嫌
うものは成形が困難であるという問題点があった。
そこで、本発明は上記問題点を解消すべくなされたもの
であり、その目的とするところは、インサート材に損傷
を与えることなく好適に樹脂成形することができ、また
、製造上の精度のばらつきがあっても樹脂リークをおこ
さずに的確に樹脂成形することのできる樹脂成形金型を
提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため次の構成をそなえる。
すなわち、樹脂成形で用いる成形金型の金型面をシリコ
ーンゴム等の一定の弾性を有する弾性体で被覆したこと
を特徴とする。
(実施例) 以下本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
本実施例の成形金型は、樹脂充填する金型面を非金属の
弾性体で被覆することを特徴とする。
第1図は本発明に係る樹脂成形金型の一実施例を示す説
明図である。図で10はチエイスブロック、12はチエ
イスブロック10に固定したキャビティインサートであ
る。キャビティインサート12にはインサート材を樹脂
成形するため所定のキャビティ14が設けられている。
16はキャビティ14の内面およびパーティング面を被
覆した弾性体である。弾性体16は一定の弾性を有する
と共に所定の耐熱性と耐久性を有する素材たとえばウレ
タンゴム、シリコーンゴム、フッ素樹脂等を注型あるい
は塗布等することによって、キャビティインサート12
の母材上に固定する。
第2図は弾性体16でキャビティインサート12を被覆
する一方法を示す。第2図で17はキャビティインサー
ト12のキャビテイ面に合わせて形成した母型で、キャ
ビティインサート12との間にスペーサ18を挟んで所
定の空隙を形成し、この空隙内にたとえば熱硬化型樹脂
を注入し、所定温度に加熱して一定の厚さの弾性体16
で金型面を被覆する。前記スペーサ18は樹脂を注入す
る際の漏れ止めとして用いるが、スペーサ18の一部に
オーバーフロー用の孔を設けておき余分に充填した分は
この孔から流出させるようにする。
なお、上記のように注型する他に、たとえばシリコーン
ゴムシートを耐熱性接着剤で基材表面に接着する方法、
樹脂を塗布する方法も可能である。
第3図は金型面の一部を弾性体16でシリコーンゴムシ
ート20で被覆した例である。この実施例では、金型ブ
ロック22aにシリコーンゴムシー)−20をかぶせる
と共に金型ブロック22bでシリコーンゴムシート20
を挟んで固定することにより、金型面にシリコーンゴム
シート20を固定している。
このように、弾性体16で金型面を被覆する場合は、製
品に応じて金型面の必要位置に弾性体を設ければよい、
第4図は第5図に示す従来例の金型と同形状の金型で金
型面に弾性体を設けた一例を示す。
この実施例では、キャビティ2部分は従来例の金型と同
様に形成し、キャビティ2以外の部分を弾性体16で被
覆している。24はキャビティに連絡するゲート部分で
ある。
上記、第1図および第3図、第4図に示す成形金型は、
金型面をシリコーンゴム等の弾性体で被覆しているから
、従来のように鋼製の金型でクランプして型締めする方
法では樹脂成形が不可能であった製品についても樹脂成
形が可能になり、また、弾性体で被覆することによる新
規な効果が得られる。
■ シリコンウェハーのように製品がが脆い性質のもの
でも弾性体の緩衝効果によって樹脂成形が可能になる。
たとえば、シリコンウェハーへ直接樹脂封止することも
可能である。また、 ICカードに用いられるガラスエ
ポキシ積層板のような製品の樹脂成形も可能である。ま
た、TAB用テープなどで用いるポリイミドテープのよ
うに柔軟性を有するインサート材も好適に樹脂成形可能
となる。
■ 寸法誤差が大きいインサート材の場合に弾性体によ
って寸法のばらつきが吸収でき、インサート材を的確に
クランプして成形することができる。
■ 弾性体を介してクランプするからインサート材を傷
つけたり、変形、破損させたりすることなく成形できる
■ 金型面の所定位置に弾性体を設置し、弾性体の柔軟
性を利用することにより、樹脂を流したくない部分を弾
性体で密封して樹脂止めとして使用することができる。
たとえばリードフレームの樹脂封止の際、金型側に弾性
体を設置することでリードフレーム側にダムバーを形成
せずに封止が可能になる。リードフレームが箔等のよう
に非常に薄い場合は金型面に弾性体を設けておくことに
より、クランプ時に弾性体がリードフレームのリード間
に入り込んで樹脂の流れ止めとして作用し樹脂封止でき
る。このように。
弾性体を樹脂の流れ止め部分に利用することも可能であ
る。
以上のように、金型面に弾性体を被覆させることで種々
のインサート材に対して樹脂成形が可能になる。とくに
、弾性体を設けることで従来のブレストン数を大幅に軽
減できるから、従来樹脂成形に用いられなかった製品も
成形対象とすることができるようになるといった利点が
ある。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて種々説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
(発明の効果) 本発明に係る樹脂成形金型によれば、上述したように、
金型面を弾性体で被覆することによりインサート材に寸
法誤差があっても樹脂リークを生じさせずに的確に樹脂
成形を行うことができる。
また、従来の鋼製の金型を用いた場合と異なりインサー
ト材に損傷を与えずに成形でき、脆い性質を有するイン
サート材の場合でも樹脂成形が可能になる。また1弾性
体を樹脂止めとして樹脂封止することも可能である等の
著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る樹脂成形金型の一実施例を示す断
面図、第2図は弾性体を被覆する方法を示す説明図、第
3図は樹脂成形金型の他の実施例を示す断面図、第4図
はさらに他の実施例の斜視図、第5図は成形金型の従来
例の斜視図である。 2・・・キャビティ、 4・・・周縁部、10・・・チ
エイスブロック、 12・・・キャビティインサート、
  14・・・キャビティ、16・・・弾性体、 17
・・・母型、 18・・・スペーサ、  20・・・シ
リコーンゴムシート、   22a、22b・・・金型
ブロック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、樹脂成形で用いる成形金型の金型面をシリコーンゴ
    ム等の一定の弾性を有する弾性体で被覆したことを特徴
    とする樹脂成形金型。
JP27832190A 1990-10-16 1990-10-16 樹脂成形金型 Pending JPH04152109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27832190A JPH04152109A (ja) 1990-10-16 1990-10-16 樹脂成形金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27832190A JPH04152109A (ja) 1990-10-16 1990-10-16 樹脂成形金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04152109A true JPH04152109A (ja) 1992-05-26

Family

ID=17595703

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27832190A Pending JPH04152109A (ja) 1990-10-16 1990-10-16 樹脂成形金型

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JP (1) JPH04152109A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009510687A (ja) * 2005-09-28 2009-03-12 エルジー・ケム・リミテッド 二次バッテリー製造装置
KR20190013643A (ko) * 2017-08-01 2019-02-11 토와 가부시기가이샤 성형 장치 및 수지 성형품의 제조 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009510687A (ja) * 2005-09-28 2009-03-12 エルジー・ケム・リミテッド 二次バッテリー製造装置
KR20190013643A (ko) * 2017-08-01 2019-02-11 토와 가부시기가이샤 성형 장치 및 수지 성형품의 제조 방법

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