JPH0415019A - 多機能浴槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は多機能浴槽、例えば背側と足側にジェット吐出
口を装着した浴槽、あるいは背側に入浴者の肩に向けて
漏水を吐出するショルダー吐出口を設けると共に足側に
湾状の吐出口を設けた浴槽等従来の入浴単機能に加えて
マツサジ機能等の新たな機能を付加した多機能ｒ６ＮＲ
に関する。

（従来の技術） 従来、背側と足側にジェット吐出口を装着して、背Ｃｌ
１１や足側あるいは背定両側からジェット噴流を吐出せ
しめるようにした多機Ｏ１！浴槽においては、その操作
器には、通常ジェットの吐出力向を選択するスイッチが
設けられ、又このスイッチの近傍にはスイッチの入操作
時に点灯する目ＥＤ等のランプを用い１こ表示器が設け
られている。

（発明が解決しようとする課ｇＩｔ） しかしながら従来のものでは、スイッチの入操作と切操
作の確認をランプの点灯と消灯でしか確認できないもの
である故に、表示の明確さに欠けるものであり、又スイ
ッチの入操作から実際にジェット噴流等が吐出されるま
でに時間差を有する場合や吐出力を弱く設定した場合に
あっては、入浴者がスイッチを入操作していないものと
誤認する恐れを有する。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記従来例の課雇を解決せんとするものであり
、そのために本発明では背側と足側とに、夫々独立した
スイッチ操作により湯水の吐出が制卸される吐出口が設
けられた浴槽と、浴槽近傍に設置され、上記各スイッチ
と浴＃ｌ形状並びに該スイッチの入操作により動作する
湯水の吐出状態を液晶表示素子により表示する表示部と
を備えた操作器とを何した多機能浴槽を提供せんとする
ものである。

（作用） スイッチの入操作を行うと、操作器の表示部に入操作し
たスイッチに対応する吐出口がらの湯水の吐出状態が浴
槽形状と共に液晶表示素子により表示されるので、入浴
者は操作したスイッチの大切状態を明確に認識すること
ができる。

（実施例） 第１図において、２は浴槽、４は位相側部可能なエアポ
ンプ、６は消音タンク、８は分流用のヘッダ、１０は浴
槽２の底壁に複数設けられたエアブロ−ノズルである。

エアポンプ４と複数のエアブロ−ノズル】０のヘッダ８
とは配管接続されており、エアポンプ４の下流側近傍に
消音タンク６が介在されている。

以上のエアポンプ４、消音タンク６、ヘッダ８、エアブ
ロ−ノズル１０およびそれらを接続する配管をもって、
浴槽２の底面から浴槽内水Ｗに対して、入浴者を包み込
むようにして気泡を噴出するエアブロ−機構Ａが構成さ
れている。

１２は浴槽２の底壁に設けられた吸込み口、１４は循環
ポンプ、１６は分流用のヘッダ、１８．２０は水ｆｆｔ
＠換弁、２２．２４は浴４１！２の側壁の背側と足側と
に設けられた背側ジェット吐出口と足側ジェット吐出口
、がはエアサーボである。循環ポンプ１４の吸入側は吸
込み口１２に接続され、吐出側はヘッダ１６に接続され
、水量切換弁】８は背側ジェット吐出口２２に接続され
、水量切換弁加は足側ジェット吐出０２４に接続され、
エアサーボ拠は背側ジェット吐出口２２および足側ジェ
ット吐出口２４のエア吸込み口に接続されている。エア
サーボがは、ジェット吐出口２２．２４において勢いよ
く喰射される水流に起因して生じる自圧により、外気か
らエアを吸引するものであり、その間度調整によって吸
引エア量が調整ｉｚＪ能になっている。

以上の吸込み口１２、循環ポンプ１４、ヘッダ１６、水
量切換弁１８、加、エアサーボ２６、背側ジェット吐出
口２２、足側ジェット吐出口２４およびそれらを接続す
る配管をもって、浴槽２から浴槽内水Ｗを吸い込んでこ
れにエアを６シ入させたジェット流を浴１１２の側壁か
ら浴槽内水Ｗに還流噴り９するジェット機ｙｔＢを構成
している。

詔、加は開閉弁、３２．３４は浴槽２の上部の背側と足
側とに設けられたショルダー吐出口と面状吐出口である
。開閉弁公は、ヘッダ１６とショルダー吐出口３２との
配管系に介在され、聞閉弁加は、ヘッダ１６と筒状吐出
０３４との配管系に介在されている。吸込み口１２、循
環ポンプ１４、ヘッダ１６、開閉弁２８．３０．ショル
ダー吐出口３２、簡駄吐出口讃およびそれらを接続する
配管をもって、浴槽２から浴槽内水Ｗを吸い込んでこれ
をｒ６槽２の背側上部から入浴者に肩に向けて浴槽内水
を吐出するショルダー機構Ｃ１足側上部から浴槽水を面
数に落流させる尚機構りを構成しである。

５０は伝水分離タンク、５２は水位スイッチ、５４はエ
ア抜き弁、５６は濾過槽、５８はエア抜き弁、６０およ
び６２は三方弁、６４は排水管である。

８０はｆ６室の壁に設けられた操作器であり、この操作
器８０には、第２図に示すように、運転スイッチＳ２、
エアブＤ−スイッチ５４、ジェットスイッチＳ６、ジェ
ット流を足側と背側とに切苔る背足切苔スイッチＳ８、
背側のショルダースイッチＳ１０、足側の面スイッヂＳ
１２、エアブロ−泡量切換スイッチＳ１４、背側ジェッ
ト水量切換スイッチＳ１６、足側ジェット水ｍ切換スイ
ッチ５１８、ａｔ過強弱スイッチＳ２２、洗浄スイッチ
５２４およびフルモードスイッチ５２６と、表示部８２
が設けられている。＋００はマイクロコンピュータをも
って構成されたシーケンスコントローラであり、二点鎖
線で示す側部系統をもって各部を制卸するようになって
いる。

次に、この実施例の浴槽システムの動作を説明する。

運転スイッチＳ２を押すと、電源が投入され、シーケン
スコントローラ１００がアクティブにされる。

■　エアブロ−モード エアブロ−スイッチＳ４を押すとエアブロ−モードが選
択され、シーケンスフントローラ＋００はエアブロ−機
構Ａを駆動する。すなわち、エアポンプ４を起動するこ
とにより、圧縮エアを発生させ、この圧縮エアをヘッダ
８を介して複数のエアブロ−ノズル１０に圧送する。そ
して、各エアブロ−ノズル１０から浴槽内水Ｗに対して
エアブロ−が行われる。そのエアブロ−による気泡は入
浴者の全身を包み込み比較的穏やかなマツサージ効果を
与える。

エアブローの強弱割印は、エアポンプ４の位相側部によ
って行われる。すなわち、エアブロ−泡量切換スイッチ
５１４を１回押すと「強Ｊに、２回押すと「中」に、３
回押すと「弱」に切り換えられる。さらに押すと再び「
強」に戻る。

エアブロ−スイッチＳ４をもう一度押すとエアポンプ４
が停止する。

エアブロ−水量の１強」、「中」、「弱」の設定条件は
、その都度、シーケンスコントローラ＋００に出力され
ると共に後述するように表示部８２において表示される
。

■　ジェットモード ジェットスイッチＳ６を押すとジェットモードが選択さ
れ、シーケンスコントローラ１００はジェット機構Ｂを
駆動する。すなわち、循環ポンプ１４を起動するととも
に、背足切循スイッチＳ８の切蓄操作に応じて水量切換
弁Ｉ８または加を開く。これにより、浴槽内水Ｗが吸込
み口１２から吸引され、背側ジェッ１−叶出口２２また
は足側ジエッ）〜吐出口２４あるいは両社出口２２．２
４から浴槽内に勢いよく還流噴射される。このときに生
じる餉圧によってエアサーボにからエア（外気）が吸引
され、背側ジエッ１−吐出口２２または足側ジェット吐
出口２４において噴射水流に混入され、エアを含むジェ
ット水流となって浴槽内に噴射される。そのジェット水
流は入浴者の背中または肩部に衝突し、強いマツサージ
効果を与える。

ジェット水量の強弱割印は、水量切換弁１８または加の
開度割印によって行われる。すなｔっち、背側ジェット
水量切換スイッチ５１６または足側ジェット水量切換ス
イッチＳ１８を１回押すと「強」に、２回押すと「中Ｊ
に、３回押すと「弱−１に切り換えられる。さらに押す
と再び「強」に戻る。

背定切替スイッチＳ８は１回押すと背側から足側に切苔
り、２回押すと背側→−足側となり、３回押すと背側に
戻る。そしてジェットスイッチＳ６を再び押すと循環ポ
ンプ１４が停止する。

背足切ｎスイッチＳ８、背側ジェット水量切換スイッチ
５１６、足側ジェット水量切換スイッチ５１８の設定出
力は、シーケンスコントローラ１００に出力されると共
に、表示部８２において表示される。

なお、背側１足側のいずれのジェットモードにおいでも
、実線矢印で示すように、循環ポンプ１４から一部の水
が気水分離タンク５０、三方弁６０、ｍ過槽５６、三方
弁６２、循環ポンプ】４の経路で流れ、浴槽水の濾過洗
かが行われる。濾過の強弱割印は濾過強弱スイッチＳ２
２の操作によって行われる。

Ｃ３）　　ショルダーモード ショルダースイッチ５１０を押すとショルダモードが選
択され、シーケンスコントローラ＋００はシＨルダー機
構Ｃを駆動する。すなわち、循環ポンプ１４を起動する
とともに、開閉弁四を聞く。これにより、浴槽内水Ｗが
吸込み口１２から吸引され、ショルダー吐出口３２から
入浴者の肩に向けてｒ６Ｎｇ６回Ｗを吐出する。そして
ショルダースイッチＩＯをもう一度押すと開閉弁間が閉
じ、他のモードが機能中でないときは循環ポンプ】４も
停止する。

■　滝モード 面スイッチ５１２を押すと滝モードが選択され、シーケ
ンスフシトローラ１００は面識＠Ｄを駆動する、つまり
、循環ポンプ１４の駆動と共に開閉弁間が開き、浴槽内
水Ｗが湾状吐出口調から落流する。そして滝スイッチ５
１２をさらに押すと開閉弁（資）が閉じ、他のモードが
機能中でないときは、循環ポンプ１４も停止する。

尚、上記したエアブロ−モード、ジェットモード、ショ
ルダーモード、滝モードは単独で動作させることも、任
意の組合せで動作させることも、又全部を動作させるこ
とも可能である。

次に表示部８２の構成について、第３図に基づいて説明
する。

表示部８２は浴槽形状並びに前記した各モードの動作中
の湯水の吐出状態を表示する絵表示部Ｅと、ジェットモ
ードとエアブロ−モードの各動作が実行中であることを
文字で表示する文字表示部Ｆと、ジェットモードとエア
ブロ−モードにおける水量と泡量の強弱を表示するグラ
フ表示部Ｃとからなる。

絵表示部Ｅでは、浴＋１！２の形状をｅ１〜ｅ５のパタ
ーンの液晶表示素子で表現し、浴槽２に装着する各吐出
口の形状はｅ６〜ｅ９のパターンの液晶表示素子で表現
し、しかも各吐出口からの湯水の吐出状ｕはｅＩＯ−ｅ
】３のパターンの液晶表示素子で表現しである。又ｅｌ
ｏ−ｅ１３の各パターンは動的に表示する為に、パター
ント０を例に説明すれば第４図に示すように、パターン
ｅｌＯをｅｌｏＩ〜ｅ１０５の複数のパターンを組合せ
て講成し、規則的に通電するパターン数とパターン位置
を変更することで、動的に表示せしめる。

以上の表示部８２の表示内容について以下に説明する。

運転スイッチＳ２を入操作すると、絵表示ＷＥのｅ１〜
ｅ９のパターンの液晶表示素子に通電が行われて、浴槽
並びに背側と足側の各吐出口の形状が絵表示される。次
にジェットスイッチＳ６を入操作すると「ジェット」の
文字ｆ１が表示され、この時背側のジェット吐出０四か
ら浴槽内水が噴出すると共にｅｌＯのパターンが動的に
表示さオ］る。そして背足切苗スイッチＳ８を１回押す
と足側のジエッ１〜吐出口２４から噴出することになり
、ｅｌＯのパターンがｎえると共にｅｌｌのパターンが
動的に表示され、史に背足切谷スイッチＳ８を押すと背
足両ジェット吐出口２２．２４から噴出すると共に、ｅ
ｌＯとｅｌｌのパターンが共に動的に表示される。そし
てかかるジェットモード時に、背側ジェット水ｍ切換ス
イッチＳ　Ｉ　６　、５ｊＬ　（ＩＦＩジェット水量切
換スイッチ５１８を押圧すれば、水量切換弁１８、加の
開度が変更されると共に水量の強、中、弱がグラフ表示
部Ｆに表示される。

又、ショルダースイッチＳＩＯや尚スイッチ５１２を入
操作すれば、前者の場合パターンｅ１２が、後者の場合
はパターンｅ１３が、共に動的に表万くされる。尚パタ
ーンｅ＋４はエアブロ−モード実行中を表示する液晶表
示素子であり、当バタンも動的に表示される。

第５図は表示部８２の他の実施例を示したものであり、
同図には第３図の絵表示部Ｅに相当する部分のみを示し
である。同例と第３図とで興なる点は、同例では浴槽並
びに吐出口を表現するパターンｅ２１〜ｅ２９を左右対
称としかつ第３図に示したパターンｅ１２とパターンｅ
１３に相当するパタ一ンｃ３２、ｅ３３とパターンｅ３
４、ｅ３５を浴槽上部の吐出口を示すパターンｅ２８と
パターンｅ２９に夫々設Ｃブである点である。

昨今浴槽は洋風化しており、今日の浴槽の多くは和ｒ￥
二折に式であり、その形状は第１図に示すように背側に
緩やかに傾斜した行もたれ璧２３を１’ｊするｔＥイｉ
妻対称であり、入浴方向は一力向に規制されるものであ
る。かかる浴槽の設置条件として、第６図（イ）に示す
場合と第６図（口〉に示す場合とがある。第６図（イ）
の条佑で目、第３図に示した表示部８２の絵表示部Ｅと
実際の浴槽の前足方向が一致するので問題ないが、第６
図（ロ）の条件では、絵表示部Ｅと実際の前足方向とが
逆となり、入浴者にとって表示内容を正確に把Ｕできな
い間融がある。かかる問題に対して、当実施例では上記
した絵表示部の構成とし、しかも第７図に承すように操
作器内の制御部８３に背足表示切書スイッチ８４を設け
たので、例えばジェットモードで背側を選択した場合、
前足表示切替スイッチ８４が切状態ではパターンｅ３０
が動的に表示されると共に入状態ではパターンｅ３１が
動的に表示されることになる。又ショルダーモードを選
択した場合、前足表示切替スイッチ８４が切状態ではパ
ターンｅ３２が動的に表示されると共に入状態ではパタ
ーンｅ３４が動的に表示される。

従って第６図（イ）に示す設置条件では前足表示ｔＩ７
Ｊ書スイッチ８４を切状態とし、第６図（ロ）に示す設
置条件では同スイッチ８４を入状態とすれば、入浴者の
入浴方向と表示部８２の絵表示部との方向性を一致させ
ることができる。尚、前足表示切替スイッチ８４をコネ
クタやジャンパー線に代えてこれらの脱着により行って
もよい。

第８図は表示部８２の更に他の実施例を示し、第５図に
示した実り例と相違する点は、第５（２）では浴槽並び
に吐出口の形状を左右対称に表現しであるのに対し、当
実施例では、実際の浴槽並びに吐出口の形状に合せた背
側パターンＡ１、Ａ２と足側パターンＢｌ、Ｂ２を夫々
絵表示部の浴槽の左右に設け、第６図（イ）の設置条件
では前足表示切替スイッチ８４を切状態として、背側パ
ターンＡ１と足側パターンＢ２を表示せしめ、第６図（
ロ）の設置条件では前足表示切替スイッチ８４を入状態
として、背側パターンＡ２と足側バタンＢ２を表示せし
めるようにしである。そして各吐出口からの湯水の吐出
状態の表示は、第５図の実施例での説明と同様に前足表
示切替スイッチ８４の大切に応じて、例えば切状態でシ
ョルダーモードが実行される場合はパターンＡｌｌを動
的に表示させ、逆に入状態で同様の場合はパターンＡ２
１を動的に表示させるのであり、ジェットモード時に背
側を選択した場合であって切状態であればパターンＣＩ
が動的に表示され、逆に入状態であればパターンＣ２が
動的に表示されるのである。

従ってかかる実施例では、表示部８２の絵表示部には、
実際の浴槽に対応した表示が為されることになり、第５
図の例と比較して入浴者の表示内容の把握が一層容易か
つ正確なものとなる。

（発明の効果） 以上説明したように、要するに本発明では、多機能浴槽
の機能を設定する操作器に、浴槽形状並びにスイッチ操
作により動作する湯水の吐出状態を液晶表示素子により
表示する表示部を設けたので、入浴者はスイッチ操作の
確認をかかる表示部の表示内容で正確かつ容易に確認す
ることができるので、多機能であってもＷｒ　Ｍ並びに
誤操作のない多機能浴槽を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる多機能浴槽の一実施例を示す概
略構成図、第２図は同例の操作器の正面図、第３図は同
側表示部の説明図、第４図は同例の表示部の要部説明図
、第５図は本発明に係わる表示部の他の実施例を示す説
明図、第６図は本発明に係わる多機能浴槽の設置条件を
示す説明図、第７図は本発明に係わる操作器の概略間部
回路図、第８図は本発明に係わる表示部の更に他の実施
例を示す説明図である。 ジェット吐出口 ジェット吐出口 ショルダー吐出口 面状吐出口 操作器 表示部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 背側と足側とに夫々独立したスイッチ操作により湯水の
   吐出が制御される吐出口が設けられた浴槽と、浴槽近傍
   に設置され、上記各スイッチと浴槽形状並びに該スイッ
   チの入操作により動作する湯水の吐出状態を液晶表示素
   子により表示する表示部とを備えた操作器とを有するこ
   とを特徴とする多機能浴槽。