JPH04150113A - スペースダイバーシティ方式 - Google Patents

スペースダイバーシティ方式

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JPH04150113A
JPH04150113A JP2271068A JP27106890A JPH04150113A JP H04150113 A JPH04150113 A JP H04150113A JP 2271068 A JP2271068 A JP 2271068A JP 27106890 A JP27106890 A JP 27106890A JP H04150113 A JPH04150113 A JP H04150113A
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JP
Japan
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radio
received
station
phase difference
phase
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JP2271068A
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English (en)
Inventor
Kazunori Ueda
和典 植田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH04150113A publication Critical patent/JPH04150113A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル無線方式のスペースダイバーシティ
方式に関し、対向局間において送信ダイバーシティおよ
び受信ダイバーシティにより干渉性フェージングを改善
するスペースダイバーシティ方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、ディジタル無線方式では、電波の反射や屈折等に
よる干渉性フェージングにより電波が減衰し、回線品質
が劣化するのを軽減する手段として、スペースダイバー
シティ方式(以下SD方式という)が使用されている。
このSD方式は、干渉性フェージングによる電波減衰が
考えられる区間において、2径路以上の伝搬路を構成し
、この複数の伝搬路における干渉性フェージングによる
電界の差を利用することにより回線品質の劣化を軽減し
ている。
このようなSD方式のうち受信SD方式の構成を第3図
に示す。301は送信側の無線局、302は受信側の無
線局、無線局301は送信用のアンテナ303を有し、
無線局302は高さの異なる受信アン、テナ304,3
05を有する。アンテナ303から送出された電波は伝
搬路306゜305を有する。アンテナ303から送出
された電波は伝搬路306,307の異なった径路をへ
て、アンテナ304,305に到着する。アンテナ30
4,305で受信された2つの異なった受信信号から信
号を再生する方法としては、主に切替方式又は合成方式
の2通りの方法が用いられる。他のSD方式の例として
送信SD方式の構成を第4図に示す。601は高さの異
なるアンテナ603.604を持つ送信側の無線局、6
02は受信側の無線局である。無線局601は変調器6
06の出力をハイブリッド607で分岐し、一方はその
まま送信高周波部608Aを径でアンテナ603により
送出し、もう一方は無限位相器(以下EPSという)6
10を用いて局部発振器609の位相を替えることによ
り、送信高周波部608Bの送信信号の位相を変化させ
た後、アンテナ604より送出する。無線局602は2
つの受信入力を受信高周波部617で合成し、復調器6
18で信号を再生するが、その際に2つの受信入力の位
相差により振幅変調分を発生する。この振幅変調分をデ
ィジタルサービスチャネルのインタフェース部619で
ディジタル化し、変調器620で他の情報と共に変調し
、送信高周波部621を径て無線局601に送出する。
無線局601では受信高周波部612A、612Bの出
力をハイブリッド613で合成し、復調器614で振幅
変調分の情報を再生し、この情報を送信SD制御部でE
PSへの制御信号を発生し、EPS610で位相を制御
する。この制御によって、無線局602の受信合成出力
は最大となり、干渉性フェージングによる回線品質の劣
化を軽減することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のスペースダイバーシティ方式は、SD用
アンテナが一方の局のみに設置されるので、さらに、距
離が長くなったときに従来のSD方式では、回線品質を
保証できなくなる欠点がある。
本発明の目的は受信ダイバーシティと送信ダイバーシテ
ィとを併用することにより、干渉性フェージングの条件
が厳しくなる長距離伝搬の場合でも回線品質を保証でき
るスペースダイバーシティ方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のスペースダイバーシティ方式は、ディジタル無
線方式の対向する第1および第2の無線局同士が干渉性
フェージングによる電波減衰が考えられる伝搬路を介し
て無線接続され、前記無線局のそれぞれが少なくとも2
個の送受信機とアンテナとから構成されるダイバーシテ
ィ方式において、前記第1の無線局を送信側として使用
する場合に、この第1の無線局の1つのアンテナから送
信される電波を前記第2の無線局の2つのアンテナによ
り受信し、2つの受信電波の同相合成制御を行って受信
する受信ダイバーシティ方式と、前記第1の無線局の2
つのアンテナから送信される位相の異る電波を前記第2
の無線局の1つのアンテナで受信し、この2つの受信電
波の位相差情報を前記第1の無線局に送り返して前記位
相差情報に対応する2つの送信波の送信位相差を制御す
る送信ダイバーシティ方式とを併用している。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のシステム構成図、第2図は
第1図の無線局101,102内の構成図である。なお
、無線局101,102は同一の構成である。第11図
において、101,102は無線局であり、それぞれア
ンテナ103,104.105,106を有する。アン
テナ103〜106は送受共用アンテナである。
いま無線局101を送信側、無線局102を受信側とし
て第2図により送信側の無線局101の構成と動作を説
明する。無線局101の変調器201で変調された信号
はハイブリッド202で分岐される。変調部220は、
送信高周波部203AでRF変換され、高周波増幅器2
06Aで増幅された後、アンテナ208Aから送出され
る。変調信号221はEPS204において発振器20
5の基準クロックを変化させることによって、送信高周
波部203Bにおいて位相変調されて、高周波増幅部2
06Bを径でアンテナ208Bより送出される。
次に、受信側の無線局102の構成と動作を説明する。
まず、受信ダイバーシティの場合の電波ルートは、第1
図において、送信側の無線局101のアンテナ10Bか
ら電波107.109が送出され、受信無線局102の
2つのアンテナ105.106で受信される第1の系統
があり、さらに、アンテナ104からも電波108,1
10を送出し、アンテナ105,106で受信される第
2の系統がある。第2図にもどって説明すると、まず、
受信ダイバーシティの第1の系統の場合に第1図におけ
る電波107,109がアンテナ208A、208Bで
受信された電波が分波器209A、209Bでそれぞれ
分波され受信高周波部21OA、210BでIF変換し
、ハイブリッド213Aで合成し、復調器214Aで復
調される。合成時に発生する振幅変調分は、受信SD制
御部215Aにおいて受信SD制御信号に変換され、合
成波222の出力が最大になるようにEPS212Aの
制御を行い、受信高周波部210A、Bの出力信号の位
相を同相にする。次に受信ダイバーシティの第2の系統
で、第1図における電波108,110が第2図におけ
るアンテナ208A、208Bで受信される。この第2
の系統は受信高周波部210C,210D、ハイブリッ
ド213B、復調器214B受信SD制御部215B、
EPS212B、発振器211Bで構成され、この動作
は前述の第1の系統と全く同じである。こうして得られ
た復調信号224及び225はスイッチ218において
より回線品質のよい方が選択され、出力信号226が得
られる。
次に受信側の無線局102が送信ダイバーシティとして
動作する場合の構成と動作を説明する。
まず、送信ダイバーシティの電波ルートは第1図に示す
ように、受信側の無線局102ではアンテナ105,1
06 (第2図では208A、208B)で受信される
が、アンテナ105にはアンテナ103から送出された
電波107と、アンテナ104から送出された電波10
8が受信されるが、電波108は電波107に対し位相
のずれた電波である。また、アンテナ106にはアンテ
ナ103.104から送出された電波109−.110
が送出されるが、この2つの電波は電波107.108
に対して異なった時間で受信される。
なお、l破線で示した電波111〜114は、無線局1
01が受信側、無線局102が送信側の場合の径路を示
す。第2図にもどって説明すると、まず、第1図におけ
る電波107,109がアンテナ208A、208B受
信されると、サーキュレータ207A、207B径由分
波器209A。
209Bにより分波されて、受信高周波部210A、2
10Bに入力される。受信高周波部21OA、210B
の2つの出力信号はハイブリッド216Aにおいて合成
されて位相差検出器217において両信号の位相差に相
当するAM成分の信号が検出される。このAM成分の信
号は対向局である無線局101へ制御線等を介して送り
返される。無線局101では、このAM成分の信号を情
報として受は取り、無線101における送信部を第2図
とすると、相手局からのAM成分の情報を送信SD制御
部219に入力し、この位相差に相当するAM成分が小
さくなるようにEPS204を制御する。前述と同様の
送信ダイバーシティの制御ループは受信高周波210C
,210D、ハイブリッド216B、位相差検出器21
7、送信SD制御部219の制御ループの場合も同様に
動作する。なお、送信SD制御部219は、送信ダイバ
ーシティ電波の組合わせが、電波107と108の場合
と、電波109.110の場合とで受信局から送られて
くる位相差情報を有する制御信号を選択してEPS20
4を制御している。なお、受信部では、受信ダイバーシ
ティの場合の位相合成信号と送信ダイバーシティの場合
の位相合成信号とを区別する必要があるので、送信部で
はAM成分を生成するPM変調周波数信号を送信および
受信ダイバーシティの場合とで変える等の方法を考える
必要がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、受信SD方式と送信SD
方式とを併用することにより、従来のSD方式の回線品
質保証距離に比べ、より長距離の区間で、干渉性フェー
ジングの影響を軽減し、回線品質を保証できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシステム構成図、第2図は
本実施例における無線局の回路構成図、第3図は従来の
受信SD方式の構成図、第4図は従来の送信SD方式の
構成図である。 101.102・・・無線局、103〜106208A
  208B・・・アンテナ、107〜114・・電波
、201・・・変調器、202,213A、B・・ハイ
ブリッド、203A、203B・・・送信高周波部、2
04・・・EPS、205・・・発振器、206A、2
07B・・高周波増幅器、207A、207B・・サー
キュレータ、209A、209B・・分波器、210A
〜210D・・受信高周波部、211A、211B・・
・発振器、212A、212B・・・EPS、214A
、214B・・・復調器、215A215B・・受信S
D制御部、216A、216B・・ハイブリッド、21
7・・・位相差検出器、218・・・スイッチ、219
・・・送信SD制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディジタル無線方式の対向する第1および第2の無
    線局同士が干渉性フェージングによる電波減衰が考えら
    れる伝搬路を介して無線接続され、前記無線局のそれぞ
    れが少なくとも2個の送受信機とアンテナとから構成さ
    れるダイバーシティ方式において、前記第1の無線局を
    送信側として使用する場合に、この第1の無線局の1つ
    のアンテナから送信される電波を前記第2の無線局の2
    つのアンテナにより受信し、2つの受信電波の同相合成
    制御を行って受信する受信ダイバーシティ方式と、前記
    第1の無線局の2つのアンテナから送信される位相の異
    る電波を前記第2の無線局の1つのアンテナで受信し、
    この2つの受信電波の位相差情報を前記第1の無線局に
    送り返して前記位相差情報に対応する2つの送信波の送
    信位相差を制御する送信ダイバーシティ方式とを併用す
    ることを特徴とするスペースダイバーシティ方式。 2、前記第2の無線局である受信局が、前記受信ダイバ
    ーシティ方式の2つの受信波を合成する第1のハイブリ
    ッドと、前記送信ダイバーシティ方式の第2のハイブリ
    ッドと、前記第2のハイブリッドの出力信号の位相差を
    検出して前記第1の無線局に位相差情報を送出する位相
    差検出器とを有することを特徴とする請求項1記載のス
    ペースダイバーシティ方式。 3、前記第2の無線局である受信局が少なくとも2つの
    アンテナを利用して受信した2系統の同相に制御された
    位相合成受信信号を出力し、この2系統の位相合成受信
    信号のうちのS/Nのよい方の受信信号を選択するスイ
    ッチを有することを特徴とする請求項1記載のスペース
    ダイバーシティ方式。
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