JPH04149851A

JPH04149851A - カセットローディング装置

Info

Publication number: JPH04149851A
Application number: JP2273986A
Authority: JP
Inventors: Tetsuji Yoshii; 吉井　哲次
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-10-11
Filing date: 1990-10-11
Publication date: 1992-05-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は現在広く普及しているコンパクトカセットと、
これと仕様を異にする別の新しいテープカセットの使用
できるカセット再生装置等のカセットローディング装置
に関するものである。

従来の技術近年、カセットローディング装置はビデオやカセットカ
ーヌテレオ等で幅広く使用されている。

そして又、次々と新しいテープカセットが開発されてき
ている。

発明が解決しようとする課題しかしながら一つのカセットに対して一つの再生装置を
必要とするので、これまで広く普及してきた従来のテー
プカセットが使えなくなるために新しいカセットとカセ
ット再生装置の普及を遅らせるという課題点があった。

本発明は形状は互いに近い形であるが全く同じではなく
、カセットローディングのだめの引込用係合凹部の位置
が互いに異なる２種のテープカセットがローディングで
きるカセットローディング装置を提供することを目的と
するものである。

課題を解決するための手段上記課題を解決するために本発明のカセットローディン
グ装置は、テープカセットの主面方向に挿入案内する一
つのカセット挿入案内部と、カセット上面に設けられた
引込用係合凹部の位置が互いに異る２種のテープカセッ
トに対応した２つの揺動可に軸支され、テープカセット
非挿入時に挿入されるカセット上面に向って突出した所
定の姿勢をとるカセット引込用係合爪を備え、カセット
挿入方向に駆動されるカセット引込部材と、引込み後テ
ープカセットを引込み方向とほぼ垂直な方向にある演奏
位置に移送すると共にカセット引込用係止爪を自由状態
にするカセット移送手段を備えたものである。

作　　用本発明は上記した構成によって、挿入されたカセットに
応じて引込用係止凹部の位置に対応した引込用係止爪が
選択的に保合し、カセット引込部材の動きとともに挿入
完了位置まで引込まれた後、テープカセットの演奏位置
への移送時にこの保合が解除されカセット引込用係止爪
は所定の姿勢をとる。従って、再度テープカセットが挿
入完了位置に戻るときには、カセット引込用係合爪の向
きが逃げ方向となっているために、カセット引込部材に
よって挿入開始位置まで押戻された後に、ヌムーズな取
出しができることとなる。

実施例以下、本発明の一実施例のカセットローディング装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例におけるカセットローディング
装置の斜視図である。第１図において、１はカセットホ
ルダでテープカセットの挿入案内および保持を行う。２
はカセット挿入口、３はカー１＝、）ホルダシフト部材
でカセットホルダ１の上板と一端をヒンジ結合し、他端
を回動可に軸支し、水平状態ではカセットホルダ１の上
板とほぼ同一平面となるとともにカセットホルダ１の上
板の機能も果している。４はカセットホルダシフト部材
３の回動支軸、６はヒンジ部、６はカセット引込部材の
案内溝、７はカセット引込部材で下側には挿入されたテ
ープカセットの引込用係合凹部と係合するカセット引込
用係合爪をもっている。８はカセット引込部材上に植設
したピン、９は連動レバー、１０は連動レバー９主に形
成した長孔で、ピン８と係合する。１１は連動レバー９
の他端に設けたカム部、１２は連動レバー９の回動支軸
でカセットホルダシフト部材３上にある。１３はスライ
ド蓋開放部材でカセットホルダ１からカセット挿入部側
方外部に延出する支持板上に回動可に軸支されている。

１４はスライド蓋開放部材１３上に突出するピンで連動
レバー９上のカム部１１が当接する。１５はヌライド蓋
開放ピンでスライド蓋開放部材１３から下向きに突出し
ている。従ってスライド蓋開放部材１３はカセットホル
ダ１とともに上下動する。

第２図は本発明の実施例によるカセットローディング装
置の上面図で、１６はカセット蓋開放部材１３の回動支
軸、１７はカセット蓋開放部材１３を時計方向に付勢す
るばねである。第３図は本実施例のカセットローディン
グ装置の正面図である。

第４図はカセットホルダシフト部材３が軸４を中心にし
て下方に回動し、カセットホルダ１を降下させた状態を
示す正面図である。

第６図はカセット引込部材７の詳細を示す上面図、第６
図はその正面図である。図において、１８はカセット引
込用係合爪２３．２５を同時に押圧し、自由状態で第６
図に示すような所定の姿勢をとるように付勢している板
ばね、１９はカセットホルダシフト部材３の案内溝６に
おいて、カセット引込部材７の上方への移動を規制する
張出し部、２゜は同様に下方への移動を規制する張出し
部、２１は回動規制部、２２はカセット挿入時の当接部
でイジェクト時はカセット押圧部となる。２３はコンパ
クトカセット引込用係合爪でその頭部にはカム面が形成
され、板ばねで押されて自由状態で所定の姿勢をとる。

２４はその揺動支軸、２６は新カセット引込用係合爪、
２６はその揺動支軸、２７は板ばね１８の取付ねじであ
る。

第７図は新カセットの上面図で、２８は新カセット、２
９は開口部に沿ってヌライドし、開口部を開閉し、閉方
向にばね付勢されたスライド蓋、３ｏは引込用係合凹部
である。

第８図はその正面図、第９図はヌライド蓋開放状態を示
す正面図で３２は記録テープである。

第１０図はコンパクトカセットの上面図で、３３はコン
パクトカセット、３４はリール駆動軸挿通孔であるが、
これをカセット引込用係合凹部として利用する。３６は
その肉厚部、３ｅは記録テープである。このように２つ
のテープカセットは平面的な外形寸法がほぼ同じでも肉
厚部の有無や、スライド蓋の有無、引込用係合凹部の位
置、形状等が互いに異っている。

以上のように構成されたカセットローディング装置につ
いて、以下その動作を説明する。

まず、第３図に示すカセットホルダ１がテープカセット
挿入位置にある状態で、新テープカセット２８を挿入口
２から挿入していくと、第１２図に示すように、コンパ
クトカセット引込用係合爪２３を板ばね２ｏの力に抗し
て押上げ、更に新カセット引込用係合爪２６を挿入方向
に倒したのち引込用係合凹部３ｏに新カセット引込用係
合爪２６が落込み、係合する。この状態からモータ又は
チャージされていたばね力でカセット引込部材７を更に
挿入方向に駆動して引込みを完了する（駆動部について
は図示せず）。このとき引込用係合爪２５は引込用係合
凹部に対して喰込み方向に作用するため係合は確実とな
シ、外れる恐れはない。

この状態からテープカセットを演奏位置に移送すべく、
第４図に示すようにカセットホルダシフト部材３を回動
支軸４を中心に下向きに回動させてカセットホルダ１を
降下させる。するとカセット引込用係合爪２６と引込用
係合凹部３ｏとの係合が外れ自由状態をとる。演奏を終
ったカセット取出しに際しては、第４図の状態から第３
図の状態に移る途中で自由状態にある引込用係合爪２５
をテープカセット上面で時計方向に回動させて引込用凹
部３ｏとの保合が行われないとともに逃げ方向になるた
めカセット排出方向へのカセット引込部材７の移動時に
は当接部２２がテープカセット２８を押し出し、引込み
開始位置に復帰する。従ってこの状態からのテープカセ
ット２８の取出しはスムーズにできることとなる。

同様にしてコンパクトカセット３３の挿入時は第１３図
に示すように、新カセット引込用係合爪は係合する凹部
がないのでカセットに押上げられたままで、コンパクト
カセット引込用係合爪２３がリール軸挿通孔３４に落込
んで保合し、以降は新カセットの場合と同様に引込まれ
演奏を終了して再び引込開始位置まで押圧される。この
ときは引込用係止爪２３はリール軸挿通孔に保合したま
まであるが、カセット引込部材７の張出部２０がカセッ
トホルダシフト部材３からの上方への動きの規制を受け
ない位置にあるために、テープカセット３３を取出す力
でカセット引込部材７を撓ませて上方に逃がすことがで
きるためにスムーズなカセット取出しができることとな
る。

なお本実施例ではコンパクトカセット３４の引込用係合
凹部がリール軸挿通孔３４のように貫通孔であったため
に、新テープカセット２８のときと同様な引込用係合爪
を使用できなかったが、同様なヌロット状のものや浅い
凹部のものに対しては使用可能なことはいうまでもない
。

発明の効果以上のように本発明は、テープカセットをその主面方向
に挿入案内する一つのカセット挿入案内部と、挿入され
る引込用係合凹部の位置が互いに異る２種のテープカセ
ットに対応した２つの揺動可能に軸支されたカセット引
込用係合爪をテープカセット非挿入状態ではカセット上
面に向って突圧した所定の姿勢をとるようにして備え、
カセット挿入方向に駆動されるカセット引込部材と、弓
込み後テープカセットを引込み方向とほぼ垂直な方向に
ある演奏位置に移送するカセット移送手段とを設けたの
で、仕様の異る２種のテープカセットに対して引込用係
合爪を選択的に係合させて確実なカセット引込みができ
ると共に、使用しない方のカセット引込用係合爪を自動
的に引込めることができ、機器の厚さを増すことなしに
スムーズなカセットローディングを実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるカセットローディング
装置の斜視図、第２図は同装置の上面図、第３図は同装
置の正面図、第４図は同装置の動作状態を示す正面図、
第５区はカセット引込部材の上面図、第６図は同正面図
、第７図は新テープカセットの上面図、第８図は同正面
図、第９図は新テープカセットのヌライド蓋開放状態を
示す正面図、第１０図はコンパクトカセットの上面図、
第１１図は同正面図、第１２図及び第１３図は本発明の
実施例のカセットローディング装置の要部動作状態を示
す断面図である。１・・・・・・カセットホルダ、２・・・・・・カセッ
ト挿入口、３・・・・・・カセットホルダシフト部材、
７・−・・・・カセット引込部材、２３・・・・・・コ
ンパクトカセット引込用係合爪、２５・・・・・・新テ
ープカセット引込用係合爪、２８・・・・・・新テープ
カセット、３ｏ・・・・・・カセット移送用係合凹部、
３３・・・・・・コンパクトカセット、３４・・・・・
・リール軸挿通孔。代理人の氏名　弁理士　小鍜治　　明　ほか２名菓図！ｔＩゼ−ｙ）本２レタ第ｑＩ第１２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）互いに異なる位置に引込用係合凹部を有した２種
のテープカセットをその主面方向に挿入案内するカセッ
ト挿入案内部と、前記テープカセットの挿入方向に駆動
するカセット引込部材と、前記カセット引込部材に揺動
可能に軸支されたカセッ引込用係合爪と、前記テープカ
セットの挿入完了位置から前記テープカセットを前記挿
入方向とほぼ垂直な方向の演奏位置に移送する移送手段
とを備え、前記カセット引込用係合爪は前記テープカセ
ットの非挿入時には前記テープカセットの上面に向かっ
て突出した所定の姿勢をとり、前記テープカセットの挿
入完了位置で前記引込用係合凹部と係合することを特徴
とするカセットローディング装置。
（２）テープカセットの挿入案内をするカセットホルダ
と、一端を前記カセットホルダとヒンジ結合し、他端を
中心として回動して前記カセットホルダをカセット挿入
完了位置から演奏位置に移送するカセットホルダシフト
部材とを備え、カセット引込部材は前記カセットホルダ
シフト部材に支持案内されて駆動することを特徴とする
請求項１記載のカセットローディング装置。
（３）テープカセットをその主面方向に挿入案内する一
つのカセット挿入案内部と、前記挿入案内部に挿入され
るカセット上面に沿ってカセット挿入方向に移動するカ
セット引込部材と、前記カセット引込部材上に設けられ
て常時突出するように付勢された複数個のカセット引込
用係合爪とを備えたことを特徴とするカセットローディ
ング装置。