JP2756376B2 - カートリッジシャッタ開放装置 - Google Patents

カートリッジシャッタ開放装置

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JP2756376B2 JP3082400A JP8240091A JP2756376B2 JP 2756376 B2 JP2756376 B2 JP 2756376B2 JP 3082400 A JP3082400 A JP 3082400A JP 8240091 A JP8240091 A JP 8240091A JP 2756376 B2 JP2756376 B2 JP 2756376B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means
    • G11B17/0436Direct insertion, i.e. without external loading means with opening mechanism of the cartridge shutter

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや光磁気デ
ィスク等の情報記録媒体を収納するカートリッジのシャ
ッター開放装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような光磁気ディスクのカー
トリッジのシャッタ開放装置は、図8で示される様に、
ディスク状記録媒体101を収納すると共にシャッター
103を有するカートリッジ102と、そのカートリッ
ジ102が矢印a方向から水平に挿入される挿入位置
(上昇位置)とその挿入されたカートリッジ102内の
ディスク状記録媒体101をディスクテーブル上に装着
する装着位置(下降位置)との間で垂直に昇降されるカ
ートリッジホルダ(以下単にホルダと記載する)104
と、そのホルダ104上に回転支点104aを中心に矢
印b,b′方向に回転自在に取り付けられた回動アーム
105と、その回動アーム105の先端の下部に垂直状
に設けられたエジェクト手段であるピン107と、回動
アーム105をb′方向に付勢するバネ106とから構
成されていた。
【0003】そしてカートリッジ102の装着時には、
カートリッジ102をホルダ104内に矢印a方向から
水平に挿入することにより、そのカートリッジ102の
先端面102aでピン107を押して、そのピン107
を回動アーム105によって回動支点104aを中心に
バネ106に抗して矢印b方向に回転させ、ピン107
でシャッタ103の側面103aを押して、そのシャッ
タ103に内蔵しているバネ(図示せず)に抗して矢印
c方向にシャッタ103を開く。そして、その後にピン
107をカートリッジ102の先端部に設けられた凹部
102b内に落ち込ませ、ピン107をシャッタ103
の側面103aと凹部102bとで両側から挟み込んで
ロックする。そして、カートリッジ102がホルダ10
4内に完全に挿入されて、カートリッジの先端面102
aがホルダ104に設けられている折り曲げ部(ストッ
パー)104bに当接される直前に、カートリッジ先端
部102aでトリガーアーム110を回動支点111を
中心にバネ112に抗して矢印f方向に回動させる。こ
の結果、ホルダ104を装着位置へ下降させて完了とな
る。
【0004】また、カートリッジ102の排出時にはホ
ルダ104を装着位置から挿入位置へ完全に上昇させる
ことにより、ロック解除されて回動支点111を中心に
バネ112によって矢印f′方向に回動されるトリガー
アーム110でカートリッジ先端面102aを矢印a′
方向に少し押してピン107をカートリッジ凹部102
b内から先端部102a上に抜き取る。そして、回動ア
ーム105によって回動支点104aを中心にバネ6で
矢印b′方向に回動されるピン107によってカートリ
ッジ先端部102aをおして、シャッタ103を内蔵バ
ネによって矢印c′方向に閉めながら、カートリッジ1
02をホルダ104外に矢印a′方向に押し出すように
したものである。
【0005】また他の従来例として、フロッピーディス
クにおけるカートリッジのシャッタ開放装置を図9に示
す。図8に示した光磁気ディスクのものとほぼ同様であ
り、回転支点104aの位置がカートリッジ102装着
位置の外側(装着位置奥後方)に設けられ回動アーム1
05を押し込みながらシャッタを開閉することが相違点
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8に示した
光磁気ディスクの従来例の場合では、カートリッジ10
2上に回転支点104aが存在するため回動アーム10
5はカートリッジ102と積み重なる構成となる。ま
た、回動アーム105を付勢するバネ106もスプリン
グでもトーションでも同様にしてカートリッジ102と
積み重なる構成となり、開閉装置全体の薄型化を困難な
ものとしている。
【0007】また、図9に示したフロッピーディスクの
従来例では、回動アーム105はカートリッジ102の
外側に位置するため、回動アーム105とバネ106は
カートリッジ102と重なる事はなく平面的な構成が可
能となり、薄型化が実現できる。但し、この構成はフロ
ッピーディスクのみで可能であり光磁気ディスクでは不
可能である。それは、光磁気ディスクとフロッピーディ
スクとでは光磁気ディスクの方が記録/再生ヘッドの構
造上カートリッジに設けられた開口が大きく、シャッタ
ー103aの移動ストロークが大きいためである。即
ち、シャッタ103の側面部(駆動点)103の初期位
置がカートリッジの側面部近傍に位置してしまい、その
結果、回動アーム105の押し出し角度θが大きくなっ
てしまい回動不能となってしまうからである。押し出し
角度θとは、ピン107(回動アーム105)がこれか
ら移動するベクトルdと挿入方向との間の挟み角度であ
り、角度が小さい程シャッタは開きやすくなり、90度
では開くことは不可能となる。図9に示すフロッピーデ
ィスクの押しだし角度θbは60度以下とすることが可
能であり、カートリッジ102を挿入する際カートリッ
ジ先端部102aでピン7もしくは回動アーム105を
十分に回動できる。また、図8に示す光磁気ディスクの
場合押し出し角度θaは45度程度となるが、回転支点
をカートリッジの外側に104a′を設けた場合、押し
出し角度θa′は90度近くなりカートリッジ102を
挿入した際にカートリッジ先端部102aと回転アーム
105は突っ張り合って回動できない。もしこの押し出
し角度θa′を小さくするには回転支点104a′をホ
ルダ104から大きくはみ出した位置に設けるか、もし
くは回動アーム105を極端に長くしなければならな
い。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題に鑑み
なされたものであり、カートリッジシャッタの開放がス
ムーズにでき且つ、小型、薄型化が可能なカートリッジ
シャッタ開放装置を提供する事を目的とする。
【0009】そして、上記目的は、ディスク状記録媒体
を収納すると共に開閉シャッターを有するカートリッジ
の前記シャッタを開放するカートリッジシャッタ開放装
置において、前記カートリッジのシャッタ先端部と当接
すると共に挿入動作に連動して回動可能である、剛体か
らなる第1のアームと、前記第1のアームが回動してい
る間、前記シャッタの挿入方向と平行な端面と係合状態
を持ち、前記第1のアームの回動に連動して前記シャッ
タを開放する前記第1のアーム上に設けられた、剛体か
らなる第2のアームとを備え、前記第1のアームの前記
シャッタ先端部への当接位置は前記シャッタの挿入方向
と平行な端面よりシャッタの内側に位置することにより
達成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を光磁気ディスク装置に適用し
たカートリッジシャッタ開閉装置の一実施例を図面を参
照して説明する。図1はカートリッジ装着前の斜視図で
あり、図2はカートリッジ装着後の斜視図である。
【0011】図1、図2において、1はディスク状記録
媒体、2は同媒体が収納されたカートリッジであり、シ
ャッタ3がスライド可能に支持されている。4はカート
リッジ2がドライブ装置に水平に挿入される挿入位置
(上昇位置)とその挿入されたカートリッジ2内のディ
スク状記録媒体1をドライブ装置のディスクテーブル上
に装着する装着位置(下降位置)との間で垂直に昇降さ
せるホルダ、5はホルダ4上に回転支点4aを中心に回
転自在に取り付けられた回動アーム(第1のアーム)、
6は回動アーム5を付勢するバネ、7は回動アーム5の
先端部に第2の回転支点5aを中心に回転するエジェク
ト手段であるくの字状のフックピン(第二のアーム)、
8はフックピン7を付勢するバネ、9はカートリッジ装
着、排出時にホルダを上下に昇降させるガイドカム、1
0はガイドカム9を保持し、回動支点11を中心に回転
するトリガーアーム、12はトリガーアームを付勢する
バネ12である。
【0012】次に上記構成にて図3から図7を用いて動
作の説明をする。図3はカートリッジ2の挿入時初期状
態であり、カートリッジ2をホルダ4内に矢印a方向か
ら水平に挿入したところである。この時最初に接触する
のはカートリッジ2の先端部2aとフックピン7の先端
部7a(当接ピン)であるが、フックピン7は回動アー
ム回転支点5aを中心にバネ8に抗してe方向に回動す
るため、フックピン先端部7aはシャッタ側面部3aを
押す事はなく、また回動アーム5も回動することはな
い。さらにカートリッジ2を挿入すると次に回動アーム
5の先端部5bとカートリッジ2の先端部、詳しくはシ
ャッタの先端部3bが接触する。この時、回動アーム5
の先端部5bのシャッタ先端部3bに対する当接位置は
シャッタの側面部3a(カートリッジ2の挿入方法と並
行なシャッタの端面)よりシャッタの内側の部分に当接
する。そして、シャッタ先端部3bが回動アーム5の先
端部5aを押す事で、はじめて回動アーム5は回転支点
4aを中心にバネ6に抗して回動し始める事になる。こ
の時、回動アーム5の回動に伴ってフックピン7も一体
的に矢印b方向に移動し、この移動に連動してフックピ
ン先端部7aでシャッタ3の側面部3aを押して、その
シャッタに内蔵しているバネ(図示せず)に抗して矢印
c方向にシャッタ3を開き始める。開き始めの押し出し
角度θa(回動アーム先端部5bにおいて)は、回動ア
ーム5の先端部5bとシャッタ先端部3bとの当接位置
の調整により70度以下にする事ができ、回動アーム5
とカートリッジ2が突っ張り合う事は無く、スムーズに
回動し始める。
【0013】更にカートリッジ2を挿入したものを図4
に示す。カートリッジ2の移動と共に回動アーム5はb
方向にバネ6に抗して回動し、フックピン7もe方向に
バネ8に抗して回動しながらシャッタ側面部3aを押し
てシャッタ3をc方向に開いていく。更にカートリッジ
2を挿入して図5の位置まで進むと、回動アーム5に設
けられたストッパ壁面部5cとフックピン7のくの字の
側面部7bが接触しフックピン7は回転支点5aを中心
には回動できなくなり、回動アーム7と一体となって回
転支点4aを中心にb方向に回動し始める。この時の押
し出し角度θb(フックピン先端部7aにおいて)も6
5度以下となり、十分に回動可能である。これ以降は回
動アーム7とフックピン7は一体となっているため、図
9に示したフロッピーディスクの従来例とほぼ同じ動作
となる。
【0014】更にカートリッジ2を挿入したのが図6で
あり、この位置でカートリッジ2の先端部2aがトリガ
ーアーム10の先端部10aを押し、トリガーアーム1
0を回転支点11を中心にバネ12に抗してf方向に回
動させる。これ以前は、トリガーアーム10の引っかけ
部10bがガイドカム9に設けられているピン9aに係
止しているため、ガイドカムは動作する事はない(ガイ
ドカムはバネ(図示せず)によってa′方向に付勢され
ている)。更にカートリッジが挿入され、図7に示すよ
うに、フックピン7の先端部7aをカートリッジ2の先
端部に設けられた凹部2b内に落ち込ませ、ピン7をシ
ャッタ3の側面3aと凹部2bとで両側から挟み込んで
ロックする。そして、カートリッジ2がホルダ4内に完
全に挿入されて、カートリッジの先端面2aがホルダ4
に設けられている折り曲げ部(ストッパー)4bに当接
される直前に、トリガーアーム10が矢印f方向に回動
し、この結果、トリガーアーム10の引っかけ部10b
からガイドカムピン9aがはずれ、ガイドカム9はバネ
(図示せず)によってa′方向に移動する。この際にガ
イドカム9に設けられた誘導溝上をホルダ4の側面に設
けられた4個の支軸が移動する事(図1、図2参照)で
ホルダ4を装着位置へ下降させて装着完了となる。
【0015】また、カートリッジ2の排出時にはガイド
カム9をa方向に押すことで、ホルダ4を装着位置から
挿入位置へ完全に上昇させることにより、ロック解除さ
れて回動支点11を中心にバネ12によって矢印e′方
向に回動されるトリガーアーム10でカートリッジ先端
面2aを矢印a′方向に少し押してフックピン7をカー
トリッジ凹部2b内から先端部2a上に抜き取る。そし
て、回動アーム5によって回動支点4aを中心にバネ6
で矢印b′方向に回動されるフックピン7もしくは、回
動アーム5によってカートリッジ先端部2aをおして、
シャッタ3を内蔵バネによって矢印c′方向に閉めなが
ら、カートリッジ2をホルダ4外に矢印a′方向に押し
出すようにしたものである。
【0016】以上、本発明の一実施例について述べた
が、本発明は上記実施例に限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて、各種の有効な変更が可能であ
る。また本発明は、光磁気ディスク装置に限定されるこ
となく、各種のディスク装置におけるカートリッジシャ
ッタ開放装置に適用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明してきた本発明に係るカートリ
ッジシャッタ開放装置においては、簡単な構成でなおか
つ、カートリッジ装着の際にカートリッジとシャッタを
開放する手段がカートリッジホルダ上に部品を積み重ね
る必要がなくなり、またカートリッジそのものと平面的
に重なる事がなくなるため、装置全体の薄型化、小型
化、コストの低減を行う事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例における、カートリッジシ
ャッタ開放装置のカートリッジ装着前の斜視図である。
【図2】本発明の第一実施例における、カートリッジシ
ャッタ開放装置のカートリッジ装着後の斜視図である。
【図3】図1図示の本発明のカートリッジシャッタ開放
装置にカートリッジを挿入し時の第一動作を示す平面図
である。
【図4】図1図示の本発明のカートリッジシャッタ開放
装置にカートリッジを挿入し時の第二動作を示す平面図
である。
【図5】図1図示の本発明のカートリッジシャッタ開放
装置にカートリッジを挿入し時の第三動作を示す平面図
である。
【図6】図1図示の本発明のカートリッジシャッタ開放
装置にカートリッジを挿入し時の第四動作を示す平面図
である。
【図7】図1図示の本発明のカートリッジシャッタ開放
装置にカートリッジを挿入し時の第五動作を示す平面図
である。
【図8】従来の光磁気ディスクのカートリッジシャッタ
開放装置を示す平面図である。
【図9】従来のフロッピーディスクのカートリッジシャ
ッタ開放装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 カートリッジ 3 シャッタ 4 カートリッジホルダ 5 第一のアーム 7 第二のアーム 7a 当接ピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体を収納すると共に開
    閉シャッターを有するカートリッジの前記シャッタを開
    放するカートリッジシャッタ開放装置において、 前記カートリッジのシャッタ先端部と当接すると共に挿
    入動作に連動して回動可能である、剛体からなる第1の
    アームと、 前記第1のアームが回動している間、前記シャッタの挿
    入方向と平行な端面と係合状態を持ち、前記第1のアー
    ムの回動に連動して前記シャッタを開放する前記第1の
    アーム上に設けられた、剛体からなる第2のアームとを
    備え、 前記第1のアームの前記シャッタ先端部への当接位置は
    前記シャッタの挿入方向と平行な端面よりシャッタの内
    側に位置することを特徴とするカートリッジシャッタ開
    放装置。
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JPH05242581A JPH05242581A (ja) 1993-09-21
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