JPH0356902Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0356902Y2
JPH0356902Y2 JP1985010708U JP1070885U JPH0356902Y2 JP H0356902 Y2 JPH0356902 Y2 JP H0356902Y2 JP 1985010708 U JP1985010708 U JP 1985010708U JP 1070885 U JP1070885 U JP 1070885U JP H0356902 Y2 JPH0356902 Y2 JP H0356902Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
tape cassette
tape storage
long side
bottom plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985010708U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61130053U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985010708U priority Critical patent/JPH0356902Y2/ja
Priority to KR1019860000473A priority patent/KR910000536B1/ko
Priority to US06/823,050 priority patent/US4788616A/en
Priority to DE198686300558T priority patent/DE190031T1/de
Priority to DE8686300558T priority patent/DE3681930D1/de
Priority to EP86300558A priority patent/EP0190031B1/en
Publication of JPS61130053U publication Critical patent/JPS61130053U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0356902Y2 publication Critical patent/JPH0356902Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は記録/再生装置に組み込まれ、テープ
収納筐体を挿入されたホルダを装着位置に移動さ
せてテープ収納筐体を装着するテープ収納筐体装
着装置に関する。
従来の技術 従来、例えばビデオテープレコーダ等に組み込
まれて使用されるテープ収納筐体装着装置は、長
辺及び短辺を有する長方形の長辺側に蓋を有する
テープ収納筐体(以下テープカセツトと言う)を
蓋側を前面として挿入されて所定装着位置に移動
するホルダを有しており、記録/再生装置の前面
にはテープカセツトの長辺側の幅寸法より若干大
なる寸法のテープカセツト挿入口と、ビデオテー
プレコーダを操作する多数の操作スイツチとを設
けた構成とされていた。しかしながら、上記構成
になる従来のテープ収納筐体装着装置は装置の小
型化を図る際、各操作スイツチを小型にして各操
作スイツチの取付スペースを狭くして対応してい
たが、各操作スイツチの操作性を考慮すると操作
スイツチの小型化に限界があり、また操作スイツ
チを小型化しても誤操作を防止するために各操作
スイツチを互いに所定距離離間させておく必要が
あり、操作スイツチの取付スペースを狭くするの
にも限界がある。また、従来のテープ収納筐体装
着装置では蓋を有する長辺側を前面としてテープ
カセツトを挿入する挿入口と、上記多数の操作ス
イツチを配設する取付スペースにより前面の大き
さが制限されており、それ以上装置前面の小型化
を図ることが難しかつた。
このため、テープカセツトをその短辺を前面と
して挿入され、フレームに支持されて所定装着位
置に移動するホルダを設けて挿入口の横幅寸法を
小として装置前面の小型化を図ろうとする考えが
ある。また、従来の装置はテープカセツトの長辺
側に対向するホルダの両側にホルダを装着位置ま
で移動させる移動機構を設け、両側の移動機構の
動作を同期させてホルダを水平な状態のまま装着
位置まで移動させていた。
考案が解決しようとする問題点 ところが、上記の如くテープカセツトをその短
辺を前面として挿入する装置の場合テープカセツ
トの蓋を有する長辺に対向する側では蓋を開蓋し
てテープローデイングを行なうため開口を設ける
必要があり、移動機構を片側のみにしか設けるこ
とができず、この片側の移動機構だけでホルダを
テープカセツトと共に水平な状態のまま装着位置
まで移動させることが難しいという問題点があつ
た。
そこで、本考案は上記問題点を解決したテープ
収納筐体装着装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は、長辺及び短辺を有する長方形のテー
プ収納筐体2をその短辺を前面としてホルダに挿
入し、このホルダを該テープ収納筐体2の挿入位
置と該テープ収納筐体2を記録及び/又は再生す
る所定の装着位置との間で上下動させるテープ収
納筐体装着装置において、 挿入した該テープ収納筐体2を載置し、このテ
ープ収納筐体2の形状に対応して長辺及び短辺を
有する底板5aを備え、且つ、該底板5aの一つ
の長辺側のほぼ中央に設けた第1の係合部5e1
び互いに対向した短辺側のほぼ中央に設けた第2
の係合部5f1,5g1を有するホルダ5と、 該ホルダ5の第1の係合部5e1を上下方向に案
内する案内部9aを有した長辺側の固定部材9
と、 該ホルダ5の第2の係合部5f1,5g1を上下方
向に案内する案内部10a,11aを有し、互い
に対向した一対の短辺側の固定部材10,11
と、 一端を該ホルダ5の第1の係合部5e1に連結さ
れ、且つ他端を該短辺側の固定部材10,11の
方向に延出すると共に、該第1の係合部5e1を介
して該長辺側の固定部材9に対称に回動可能に支
持された一対の第1の連結部材29a,29b
と、 一端を該ホルダの第2の係合部5f1,5g1に連
結され、他端を該第1の連結部材29a,29b
の他端と連結され、互いに対向した該短辺側の固
定部材10,11に回動可能に対称支持された一
対の第2の連結部材29c,29dと、 駆動源26と連結され、且つ該ホルダ5の底板
5aの長辺側と連結して該ホルダ5を上下動させ
る駆動手段20とを具備してなり、 該ホルダ5の上下動と共に該底板5aの長辺側
及び両短辺側を該第1、第2の連結部材29a,
29b,29c,29dにより同期させながら同
一高さ位置で上下動させるよう構成したものであ
る。
実施例 第1図に本考案になるテープ収納筐体装着装置
の一実施例を示す。また、第8図は後述するテー
プ収納筐体及びホルダの上下同期機構を示した斜
視図である。第1図及び第8図中、テープ収納筐
体装着装置1はテープ収納筐体(以下、テープカ
セツトと記す)2を短辺側を前面として挿入され
るよう記録/再生装置(ビデオテープレコーダ)
3内に取付けられている。第2図Aに示す如く、
装置1は、記録/再生装置3の前面パネル3aに
対し幅寸法が小となる向きで記録/再生装置3の
右側に設けられている。したがって、テープカセ
ツト2を挿入する挿入口3bはテープカセツト2
を短辺側より挿入される大きさの寸法で済む。
また、テープカセツト2内の磁気テープ(図示
せず)を巻き付けられる回転ドラム4が装置1の
左側方に設けられており、テープカセツト2を蓋
ロツク解除釦2aを有する短辺側の面を前面と
し、蓋2bを有する長辺側の面を左側にした向き
で挿入口3bより装置1内に挿入すると、第2図
Bに示す如く、テープカセツト2は一点鎖線で示
す位置より2点鎖線で示す所定装着位置に運搬さ
れて装着される。
第1及び第3,4,5,8図に示す如く、テー
プカセツト2を挿入口3bより挿入されるホルダ
5は回転ドラム4側を開口とし、テープカセツト
2を載置する底板5aと、テープカセツト2の上
面に対向する上板5bと、底板5aと上板5bと
の間を接続する側板5cとを有してなり断面コ字
形状に形成されている。
底板5aにはホルダ5が降下する際、記録/再
生装置3内に設けられている供給側リール台6及
び巻取側リール台7が相対的に嵌入することを許
容する長円形状の孔5a1と、テープ端を検出する
ためのテープ端検出用ランプ(図示せず)が嵌入
する孔5a2等が穿設されており、テープカセツト
2の挿入方向上中心より変位した位置に突出ピン
8が突設されている。なお、突出ピン8はテープ
カセツト2の底面側の長手方向に沿って中心より
変位した位置に形成された溝2cに嵌入し、テー
プカセツト2が誤つた向きで挿入されることを防
止すると共に、挿入されたテープカセツト2の慴
動を案内する。
また、底板5aの奥部に垂立する奥板5dは上
部に挿入されたテープカセツト2の上面に対向す
る折曲部5d1と、テープカセツト2の蓋ロツク解
除釦2aに当接するよう挿入方向に折曲されたた
当接部5d2を有する。底板5aは短辺の前、後側
と長辺の右側より下方に突出する突出部5e〜5
gに外側側方に突出するピン5e1〜5g1を有して
いる。
尚、ピン5e1〜5g1は下記する案内部(以下、
案内溝と記す)9a,10a,11aの第1,第
2の係合部となる。
第1図及び第8図に示す如く、上記ホルダ5は
固定部材(以下、ブラケツトと記す) 9〜12を四角枠状に組付けられたフレーム13
内で上下方向に移動自在に支持されている。即
ち、ホルダ5はピン5e1が嵌入するブラケツト9
のL字状の案内溝9a,ピン5f1,5g1が嵌入す
る案内溝10a,11aに案内されて上下動しう
る。
14は摺動部材で、ホルダ5の底板5aの下面
に対向する底部14aと、上板5bの上面に対向
する上部14bと、側板5cの外側側面に対向す
る側部14cとよりなる断面コ字状に形成されて
おり、テープカセツト2の挿入、イジエクト操作
に応じてホルダ5の外側を矢印X1,X2方向に摺
動する。
また、第3図に示す如く、摺動部材14はホル
ダ5内に挿入されたテープカセツト2の前端の上
下面を把持する把持部材15,16を側部14c
の奥側に有しており、上部14bの端部より下方
に折曲されテープカセツト2の前面に当接する当
接部14dを有している。把持部材15,16は
夫々軸17,18に回動自在に支承されており、
コイルバネ19の引張力により互いに近接する方
向に附勢されている。また、把持部材15,16
はテープカセツト2の挿入前はホルダ5の側板5
cの上、下縁に設けられた傾斜部5c1,5c2にバ
ネ19に抗して乗り上げており、テープカセツト
2の上下面に当接しない開状態に離間している。
また、摺動部材14の側部14cの前、後側に
は側方に突出する突出ピン14c1,14c2が設け
られている。突出ピン14c1が案内溝9aに嵌入
し、また突出ピン14c2がブラケツト9に穿設さ
れたL字状の案内溝9bに嵌入している。また、
第3図に示す如く、突出ピン14c1はブラケツト
9に取付けられた駆動伝達機構20(移動手段)
の回動アーム20aの長孔20a1に係合してい
る。
したがつて、摺動部材14は回動アーム20a
の回動により案内溝9a,9bに案内されて水平
方向にホルダ5の外側を摺動し上下動する際には
ホルダ5と共に移動しうる。
第4図に示す如く、21は挿入口3bの開閉蓋
で、両側の軸21a,21bをブラケツト9,1
2に軸支されており、軸21aに巻装されたトー
シヨンバネ22の弾撥力により閉蓋されている。
23は装着位置に降下するテープカセツト2の蓋
2bの下縁に当接して蓋2bを係止して開蓋させ
る開蓋係止部材で、ブラケツト11より一体に折
曲されている。なお、ブラケツト12は前側のブ
ラケツト10の上部と奥のブラケツト11の上部
とを装架しており、下方にテープローデイングを
行うための開口24を形成している。
また、第3,4,5,8図に示す如く、装置1
にはホルダ5の底板5aの長辺中央のピン5e1
両短辺のピン5f1,5g1とを連結し、ホルダ5の
上下動と共に長辺中央と両短辺とを同一高さ位置
で上下動させる連結機構としての上下動同期機構
31が設けられている。
この上下動同期機構31は本考案の要部を形成
しておりブラケツト9の軸9c,9dに回動自在
に支承された第1の連結部材となるアーム29
a,29bと、ブラケツト10の軸10bに回動
自在に支承された第2の連結部材となるアーム2
9cと、フラケツト11の軸11bに回動自在に
支承された第2の連結部材となるアーム29dと
より構成されている。アーム29aは先端部分に
四角形の係合孔29a1を有しブラケツト9の外側
と開蓋レバー34との間で回動する腕部29a2
と、ブラケツト9に穿設された開口9eを挿通さ
れブラケツト9の内側にクランク状に折曲されて
矢印X1方向に延在する腕部29a3とよりなる。
この腕部29a3は先端部分に長円形の孔29a4
有しており、ブラケツト9の内側とホルダ5との
間で回動しうる。したがつて、アーム29aの孔
29a4はブラケツト9の内側でホルダ5の長辺中
央のピン5e1に嵌合している。
アーム29bは先端部分に四角形の係合孔29
b1を有し案内溝9b内を移動するピン14c2に当
接しないよう円孤状に形成された腕部29b2と、
ブラケツト9の外側と駆動伝達機構20との間で
回動しうるよう矢印X2方向に延在する腕部29
b3とよりなる。この腕部29b3は先端部分に長円
形の孔29b4を有している。アーム29bの孔2
9b4はブラケツト9の外側でホルダ5の長辺中央
のピン5e1に嵌合している。
アーム29cは第4図に示す如く、一端にホル
ダ5の短辺側のピン5f1に嵌合する長円形の孔2
9c1を穿設され、他端にアーム29aの係合孔2
9a1に嵌入して係合する係合部29c2を有してい
る。また、アーム29dはアーム29cと同様第
5図に示す如く、ホルダ5の短辺側のピン5g1
嵌合する長円形の孔29d1と、アーム29bの係
合孔29b1に係合する係合部29d2を有してい
る。
ホルダ5の長辺中央のピン5e1と両短辺のピン
5f1,5g1とはアーム29a〜29dにより連結
されている。このため、各アーム29a〜29d
はホルダ5の上下動に連動し後述する如く回動変
位してホルダ5の底板5aを水平な状態を維持す
るように各ピン5e1,5f1,5g1の高さ位置を同
一にする。
次に、上記構成になるテープ収納筐体装着装置
1にテープカセツト2を挿入して装着する動作に
つき説明する。
第2図A,Bに示す如く、テープカセツト2の
短辺側の蓋ロツク解除釦2aを有する面を前面と
して挿入口3bにあてがいテープカセツト2を矢
印X1方向に押圧する。テープカセツト2はその
前面で開閉蓋21をバネ22の弾撥力に抗して押
圧し開蓋させてホルダ5内に挿入される。
第1図に示す如く、テープカセツト2はホルダ
5内に挿入される際、テープカセツト2底面の溝
2cが底板5aの突出ピン8に嵌合し、上記以外
の向きでの挿入を防止される。
また、テープカセツト2は突出ピン8に挿入方
向を規制されながら矢印X1方向に挿入されて摺
動部材14の当接部14dに当接する。
さらに、テープカセツト2の後側を記録/再生
装置3の前面3aと略同一平面位置となるまで押
圧すると、摺動部材14がテープカセツト2に押
圧されて矢印X1方向に摺動する。テープカセツ
ト2は右前側の上下面の傾斜部5c1,5c2を通過
してバネ19の引張力により閉状態に変位した把
持部材15,16に挾持される。
次に、第6図に示す如く、摺動部材14の矢印
X1方向への変位と共にピン14c1が回動アーム
20aを時計方向に回動し駆動伝達機構20のカ
ム部20b1がモータスイツチ25の接片25aに
当接してスイツチ25を閉成する。スイツチ25
が閉成されると、ブラケツト9の端部に取付けら
れた駆動モータ26が回転し、モータ26の回転
力はプーリ27、ベルト28を介して駆動伝達機
構20のプーリ20cに伝達される。
回動アーム20aは駆動伝達機構20の歯車等
を介して減速されたモータ26の回転駆動力によ
り時計方向に回動し摺動部材14を第6図に示す
挿入完了位置まで移動させる。テープカセツト2
は把持部材15,16に上、下面を挾持された状
態のまま摺動部材14と共に矢印X1方向に移動
する。
このようにして、テープカセツト2がホルダ5
内に引き込まれて挿入完了位置に至ると、蓋ロツ
ク解除釦2aが当接部5d2に当接してロツク解除
位置に変位する。また、テープカセツト2の前側
上面が折曲部5d1に対向する。
さらに、回動アーム20aが時計方向に回動す
ると摺動部材14のピン14c1,14c2が案内溝
9a,9bの水平部9a1,9b1より垂直部9a2
9b2に沿つて降下する。
第7図に示す如く、ホルダ5内に挿入されたテ
ープカセツト2は案内溝9a,9bに沿つて移動
する摺動部材14と共に装着位置に至るまで矢印
Y1方向に降下する。
ホルダ5が第6図に示す挿入完了位置より第7
図に示す装着位置へと降下するのに伴つてホルダ
5のピン5e1は案内溝9aの垂直部9a2に案内さ
れ、矢印Y1方向に降下する。ピン5e1の降下移
動と共にピン5e1に嵌合するアーム29a,29
bが夫々軸9c,9dを中心に時計、反時計方向
に回動する。さらに、アーム29a,29bに係
合する短辺側のアーム29c,29dが夫々第
4,5図に示す実線で示す位置より一点鎖線で示
す位置にアーム29a,29bの回動に連動して
回動変位する。
したがつて、ホルダ5の長辺中央のピン5e1
降下と共にアーム29a〜29dは短辺側のピン
5f1,5g1がピン5e1と同一高さ位置を保つよう
に同期させながらピン5f1,5g1を降下させる。
即ち、ホルダ5は底板5aの長辺中央と両短辺が
同一高さ位置になる水平状態のまま安定的に装着
位置に降下する。
ホルダ5の底板5aに載置されたテープカセツ
ト2が水平なまま安定的に降下するため、第4,
5図に示す如く、蓋2bの下縁が開蓋係止部材2
3の傾斜部23に当接し、蓋2bは相対的に押し
上げられスムーズに開蓋される。
また、ホルダ5が装着位置に至るとピン14c2
が案内溝9bの垂直部9b2の端に当接し、駆動伝
達機構20のカム部20b2がモータスイツチ25
を閉成してモータ26を停止させる。また、ホル
ダ5は駆動伝達機構20に設けられたロツク機構
(図示せず)の係合により装着位置にロツクされ
る。
次に、イジエクト操作するとモータ26が前記
と逆方向に回転して回動アーム20aを反時計方
向に駆動する。摺動部材14はL字状の案内溝9
a,9bに沿つて矢印Y2方向に上昇移動して挿
入完了位置に至り、さらに矢印X2方向に水平移
動する。
回動アーム20aの反時計方向への回動により
ホルダ5は摺動部材14と共に装着位置より挿入
完了位置へ矢印Y2方向に上昇する。ホルダ5の
底板5aは上下動同期機構31の各アーム29a
〜29dの回動変位に伴つて長辺中央のピン5e1
と両短辺のピン5f1,5g1の上昇高さ位置を同一
に保たれながら水平状態のまま安定的に上昇移動
する。
摺動部材14が第3図に示すイジエクト位置に
戻されると、把持部材15,16は傾斜部5c1
5c2を摺動してテープカセツト2の上下面より離
間して挾持を解除する。なお、テープカセツト2
は後側の端部を挿入口3bより突出する位置まで
押し戻される。
また、テープカセツト2をイジエクトする際、
テープカセツト2が装着位置より挿入完了位置に
上昇移動する間に、回動アーム20aのピン20
a1が開蓋レバー34に当接して開蓋レバー34を
時計方向に回動させて開閉蓋21を開蓋させる。
したがつて、テープカセツト2が挿入口3bより
返却される際、開閉蓋21は開蓋しておりテープ
カセツト2の返却動作を妨げることはない。
考案の効果 上述の如く、本考案になる一端をホルダの第1
の係合部に連結され、且つ他端を短辺側の固定部
材の方向に延出すると共に、第1の係合部を介し
て長辺側の固定部材に対称に回動可能に支持され
た一対の第1の連結部材と、一端をホルダの第2
の係合部に連結され、他端を第1の連結部材の他
端と連結され、互いに対向した短辺側の固定部材
に回動可能に対称支持された一対の第2の連結部
材と、によりホルダ底板の長辺中央と両短辺とを
連結しホルダの上下動と共に長辺中央と両短辺と
を同一高さ位置で上下動ささせるため、駆動手段
をホルダの両側に設けなくともホルダ底板を水平
な状態を保つたまま安定的に上下移動させること
が出来、即ち片側の駆動手段のみでも安定かつス
ムーズに装着及びイジエクト動作を行え、特にテ
ープカセツトを短辺を前面として挿入するホルダ
を上下動させるのに好都合であり、また、ホルダ
の移動を円滑にして駆動手段及び連結部材への負
担を軽減すると共にホルダが上下動する際に傾斜
して作動不良あるいは装着、イジエクト不良等の
事故を防止しうる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるテープ収納筐体装着装置
の一実施例を説明するための平面図、第2図A,
Bは夫々テープカセツトを記録/再生装置の挿入
口より挿入する状態を説明するための斜視図及び
側面図、第3,4,5図は夫々第1図に示す装置
の側面図、正面図、背面図、第6図はテープカセ
ツトが挿入完了位置に移動したときの状態を説明
するための側面図、第7図はテープカセツトが装
着位置に移動したときの状態を説明するための側
面図、第8図はテープ収納筐体及びホルダの上下
動同期機構を説明するための斜視図である。 1……テープ収納筐体装着装置、2……テープ
収納筐体(テープカセツト)、2a……蓋ロツク
解除釦、2b……蓋、2c……溝、3……記録/
再生装置、3a……前面、3b……挿入口、5…
…ホルダ、5a……底板、5b……上板、5c…
…側板、5d……奥板、5d1……折曲部、5d2
…当接部、5e1……第1の係合部(ピン)、5f1
5g1……第2の係合部(ピン)、8……突出ピン、
9〜12……固定部材(ブラケツト)、9a〜1
1a……案内部(案内溝)、9b……案内溝、9
c,9d,10b,11b……軸、9e……開
口、13……フレーム、14……摺動部材、14
d……当接部、15,16……把持部材、20…
…駆動伝達機構、20a……回動アーム、21…
…開閉蓋、23……開蓋係止部材、26……駆動
モータ、29a,29b……第1の連結部材(ア
ーム)、29c,29d……第2の連結部材(ア
ーム)、29a1,29b1……係合孔、29a2,2
9b2,29a3,29b3……腕部、29a4,29
b4,29c1,29d1……孔、29c2,29d2……
係合部、31……上下動同期機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 長辺及び短辺を有する長方形のテープ収納筐体
    2をその短辺を前面としてホルダに挿入し、この
    ホルダを該テープ収納筐体2の挿入位置と該テー
    プ収納筐体2を記録及び/又は再生する所定の装
    着位置との間で上下動させるテープ収納筐体装着
    装置において、 挿入した該テープ収納筐体2を載置し、このテ
    ープ収納筐体2の形状に対応して長辺及び短辺を
    有する底板5aを備え、且つ、該底板5aの一つ
    の長辺側のほぼ中央に設けた第1の係合部5e1
    び互いに対向した短辺側のほぼ中央に設けた第2
    の係合部5f1,5g1を有するホルダ5と、 該ホルダ5の第1の係合部5e1を上下方向に案
    内する案内部9aを有した長辺側の固定部材9と、 該ホルダ5の第2の係合部5f1,5g1を上下方
    向に案内する案内部10a,11aを有し、互い
    に対向した一対の短辺側の固定部材10,11
    と、 一端を該ホルダ5の第1の係合部5e1に連結さ
    れ、且つ他端を該短辺側の固定部材10,11の
    方向に延出すると共に、該第1の係合部5e1を介
    して該長辺側の固定部材9に対称に回動可能に支
    持された一対の第1の連結部材29a,29b
    と、 一端を該ホルダの第2の係合部5f1,5g1に連
    結され、他端を該第1の連結部材29a,29b
    の他端と連結され、互いに対向した該短辺側の固
    定部材10,11に回動可能に対称支持された一
    対の第2の連結部材29c,29dと、 駆動源26と連結され、且つ該ホルダ5の底板
    5aの長辺側と連結して該ホルダ5を上下動させ
    る駆動手段20とを具備してなり、 該ホルダ5の上下動と共に該底板5aの長辺側
    及び両短辺側を該第1、第2の連結部材29a,
    29b,29c,29dにより同期させながら同
    一高さ位置で上下動させるよう構成したことを特
    徴とするテープ収納筐体装着装置1。
JP1985010708U 1985-01-28 1985-01-29 Expired JPH0356902Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985010708U JPH0356902Y2 (ja) 1985-01-29 1985-01-29
KR1019860000473A KR910000536B1 (ko) 1985-01-28 1986-01-25 테이프 카세트 장착 장치
US06/823,050 US4788616A (en) 1985-01-28 1986-01-27 Tape cassette loading and unloading apparatus comprising holder moving means and movement synchronizing mechanism
DE198686300558T DE190031T1 (de) 1985-01-28 1986-01-28 Lade- und entladegeraet fuer bandkassetten.
DE8686300558T DE3681930D1 (de) 1985-01-28 1986-01-28 Lade- und entladegeraet fuer bandkassetten.
EP86300558A EP0190031B1 (en) 1985-01-28 1986-01-28 Tape cassette loading and unloading apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985010708U JPH0356902Y2 (ja) 1985-01-29 1985-01-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61130053U JPS61130053U (ja) 1986-08-14
JPH0356902Y2 true JPH0356902Y2 (ja) 1991-12-24

Family

ID=30492142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985010708U Expired JPH0356902Y2 (ja) 1985-01-28 1985-01-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0356902Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53114409A (en) * 1977-03-16 1978-10-05 Hitachi Ltd Cassette mounting device for recording and reproducing system

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49132816U (ja) * 1973-03-15 1974-11-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53114409A (en) * 1977-03-16 1978-10-05 Hitachi Ltd Cassette mounting device for recording and reproducing system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61130053U (ja) 1986-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0356901Y2 (ja)
KR100210540B1 (ko) 자기 기록 및 재생 장치
JPH0426998Y2 (ja)
JPH0356902Y2 (ja)
JPS5927017B2 (ja) カセツト装脱装置
US5249088A (en) Cassette loading apparatus with resilient guide slot for prevention of jamming
JPH0334637B2 (ja)
JPH0778941B2 (ja) カセット装着装置
JPS61172253A (ja) テ−プ収納筐体装着装置
JPH0333974Y2 (ja)
JPH048500Y2 (ja)
JPH045093Y2 (ja)
JPH0333962Y2 (ja)
JP2573688B2 (ja) カセットローディング装置
JPH057781B2 (ja)
JPS63225963A (ja) テ−プ収納筐体装着装置
JP2623637B2 (ja) カセットローディング装置
JPH0624023Y2 (ja) カセット保持装置
JP2605359B2 (ja) テープカセット装着装置におけるテープカセット排出機構
JP3050502B2 (ja) カセットローディング装置
JPH0348754Y2 (ja)
JPH0424504Y2 (ja)
JP2538602Y2 (ja) テープカセットローディング装置
JP2917599B2 (ja) カセット装着装置
JP2682169B2 (ja) 磁気記録再生装置