JPH04149377A - 立体駐車装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は出入庫を短時間に行える立体駐車装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

近年のモータリーゼーションにより狭い国土に自動車が
特に、都市部ではあふれるようになっている。自動車の
駐車は従来、平面的自走式としているため、駐車スペー
スが広く必要とされる。このため都市部等において駐車
スペースが限られ、かつ多くの自動車を駐車するため立
体的に駐車する方法が提案されている。

この立体駐車方式として自走式と機械式とがあり、　自
走式立体駐車方式は平面的駐車方式に比べ狭いスペース
で多くの自動車を駐車できるが、機械式に比べ駐車の有
効利用率は悪い。

機械式立体駐車方式として垂直循環方式、多層循環方式
、水平循環方式、エレベータ方式、エレベータスライド
方式、平面往復方式、多段方式等がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

これらの機械式立体駐車方式には一長一短があり、かつ
多数台を駐車するに！ヨ　　いずれもその出し入れに長
い時間を要するものとなる。

本発明では多段式の駐車床を旋回式とし、この旋回駐車
床とエレベータとの組み合わせにより出入庫時間を短縮
し、かつ多数台の駐車を可能とすることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するためになしたもので、駐車
可能にして多段式にして段床を設け、この各段床上に放
射方向に駐車する駐車床を旋回自在に配設し、かつこの
各段駐車床の中央部にエレベータを配設するとともにエ
レベータ・駐車床間に自動車を移載する移載装置をエレ
ベータ側または段床側に設け、エレベータの昇降動作と
各段駐車床の旋回動作との組み合わせにより入出庫、駐
車せしめることを要旨とする。

〔作　用〕

中央に自動車を昇降するエレベータを配し、このエレベ
ータの外周に多段位置にして多数の駐車床を旋回式にし
て配設しているので、駐車床の旋回とエレベータの昇降
を同時に行うことができ、入出庫を短時間に行える。　
またエレベータと旋回駐車床間の自動車の移載方向を変
更するのみで、入庫時に対する出庫時の方向をリターン
式とスルー式と簡易に選択的に行える。

〔実施例〕

以下本発明を図示の実施例にもとづいて説明する。

図において１は収納する駐車台数に応じてその径、深さ
を定めた立体駐車装置の本体となるオーブンケーソンま
たは、地中連続壁等の地中躯体構造物で、所要深度に設
置されると共に地上部に道路より自走にて上昇待機位置
にあるエレベータの昇降台上に移載し、かつ最下段の駐
車床間を昇降自在にしてエレベータ２を前記地中躯体構
造物１の中央に配設する。

このエレベータ２の昇降台２１は各種自動車を搭載し、
駐車可能な大きさを有し、この昇降台２１上に自動車を
道路面より移載手段３を介して搭載、あるいは昇降台よ
り道路へ移載できるようになすと共に同じ移載手段３を
用いて各段の旋回駐車床への出し入れをも行うようにな
す。

地中躯体構造物１内には駐車する自動車の高さに合わせ
て駐車床４を多段式に配設する。これは地中躯体構造物
１内に多段式に設けた各床５上に旋回式にして駐車床４
を配設する。この駐車床４はドーナツ形で中央にはエレ
ベータ２を縦方向に貫通可能にし、昇降台２１の端面、
すなわち搭載した自動車の前面または後面と近接するよ
うにしてドーナツ形の旋回駐車床４が配設し、自動車の
移載を可能とすると共にこの駐車床４上に自動車を放射
方向に複数台駐車せしめるようになす。

駐車床４は段床５上にて旋回自在にして支持されるが、
これは段床５上に駐車床の旋回軌跡に沿って複数原配列
される受ローラ６．６・・・にて駐車床にかかる荷重を
支持され、同心旋回を可能とするためにガイドローラ７
．７・・・を配殺し、このガイドローラフのうち任意の
１つ、または駆動ローラ８を駆動装置９にて駆動せしめ
、このガイドローラ７、駆動ローラ８と接触するように
駐車床面に突設したドラム４Ｄを介して旋回せしめる。

従って駆動装置９は正逆選択可能にして駆動ローラ８を
駆動し、かつその駆動時間は旋回式駐車床上に放射方向
に駐車される自動車間隔の角度を−ピッチとして、その
整数倍とするが、これは入出庫する自動車の位置とエレ
ベータとの相対関係によりコンピュータにて制御される
ようになす。

なお、この駐車床４の旋回可能なようにして支持する方
法、並びに駆動方法は図示ではその一例を示したもので
、他の方式をも採用することは可能である。

またエレベータの昇隣台２１と各段の駐車床４との自動
車の移載はエレベータ側または地中躯体構造？！ｌ側に
設けた移載装置１０にて行う。

この移載装Ｍ１０としては第７図に示すような方式　そ
の他の方式が採用できる。同図（＾）は旋回駐車床４と
エレベータの昇降台２１とをその頂面を互いに噛み合う
掬歯状とし、かつ昇降台側の櫛歯台２２を駐車床側へ出
没し、さらには自動車の移載を確実に行うための昇降を
も行えるようにする方式、　また同図（Ｂ）は　前記櫛
歯状の新古２２にベルトコンベア２３を配設し、このベ
ルトコンベア２３の駆動方向と櫛歯台２２の進退運動と
により自動車を移載する万人同図（Ｃ）はパレット２４
を移動または吊型移動させる方式等、種々の方式が採用
される。

なお、上記実施例では地下に立体駐車場を設けるもので
あるが、この駐車場を地上に設け、立体駐車場の下部か
ら出入庫させ、地上各階で駐車する方式、あるいは立体
駐車場を地下と地上にまたがって設けて行う方式等が考
えられている。

さらには旋回駐車床を大型とし、　この中央に２台のニ
レベークを設置し、駐車台数をさらに増す方式　または
旋回駐車床の中央部と外周部にエレベータを設置する方
式等も考えられる。

また自動車だけでなく、船庫としてボート等の格納にも
その他一般の金属としても使用可能である。

また第８図に示すものは異なりたる実施例で、同図（＾
）は第１図、第２図に示す実施例の中央部に２台のエレ
ベータを並列して配置し、これによりターンテーブル上
の駐車床を大径とし、各段における駐車台数を増し、が
っ２台のエレベータにより効果的に自動車の出し入れを
行うものである。

同図（Ｂ）は各段床の駐車床を同心的に内外に二重とし
、内周側駐車床は中央に配設したエレベータを用い、外
周側駐車床に対しては地中躯体構造物１の外側に配設し
たエレベータにて自動車の出し入れを行う。

さらに同図（Ｃ）に示すものは駐車床の中央に２台以上
のエレベータを所要間隔をおいて隣接し、この外周に各
段の駐車床を配設するが、これは自動車−台を載置する
パレットＰを多数個配列し、この各パレットＰを必要に
応じ、隣接パレット間を連結し、段床上にループ状をし
たパレット受台（図示せず）を設け、この受台上を移動
させるもので、このパレットの移動は例えばパレット間
をリンク様として連結し、これにチェノを配設し、この
チェノを駆動スプロケットホイールの駆動より行うこと
も、あるいはりニアモータを用いて行うことも可能で、
このパレットの移動、構成は限定されることはない。

このように第８図書図に示すようになすことにより多く
の台車を収納でき、かつ複数台のエレベータで同時に複
数台の自動車の入出庫を行え、より大規模の駐車場に適
している。

〔発明の効果〕

本発明による時は地下に築造される地中躯体構造物内に
所要段床に、それぞれ放射方向に駐車可能とした駐車床
を旋回自在に設け、かつこの中央にエレベータを昇降自
在に殺げているので、駐車床の旋回とエレベータの昇降
動作とを組み合わせることにより、入出庫時間を短縮す
ることができると共に、狭いスペースで多数台の駐車が
可能となり、かつ同じ装置で自動車の出庫時の方向をス
ル一方式・リターン方式、任意に選択できる等の利点を
有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明立体駐車装置を示す一実施例で、第１図は
縦段面図、第２図は平面図、第３図はエレベータの正面
図、第４図は同平面図、第５図は駐車床の一部破断した
平面ｌ　第６図は同縦断面図、第７図はエレベータと駐
車床との自動車の移載方法を示した説明図、第８図は異
なりたる実施例の平面図である。 １は地中躯体構造物、２はエレベータ、３は移載手＆　
４は駐車床、５は段床　６は受ローラ、　７はガイドロ
ーラ、８は駆動ローラ、　９は駆動装置。 第 図 第２図 第３図 第４図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）駐車可能にして多段式にして段床を設け、この各
   段床上に放射方向に駐車する駐車床を旋回自在に配設し
   、かつこの各段駐車床の中央部にエレベータを配設する
   とともにエレベータ・駐車床間に自動車を移載する移載
   装置をエレベータ側または段床側に設け、エレベータの
   昇降動作と各段駐車床の旋回動作との組み合わせにより
   入出庫、駐車せしめることを特徴とする立体駐車装置。