JPH0414764Y2 - - Google Patents

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JPH0414764Y2
JPH0414764Y2 JP10973785U JP10973785U JPH0414764Y2 JP H0414764 Y2 JPH0414764 Y2 JP H0414764Y2 JP 10973785 U JP10973785 U JP 10973785U JP 10973785 U JP10973785 U JP 10973785U JP H0414764 Y2 JPH0414764 Y2 JP H0414764Y2
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toner
shutter
toner box
developing device
locking member
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、複写機等の現像器に対してトナー
を補給する際に用いられるトナー補給装置に係
り、特に、現像器に対し着脱自在なトナー補給装
置の改良に関する。
[従来の技術] 一般に、現像装置においてトナーが不足する
と、現像具合が損われることから、上記現像装置
にはトナー補給装置が付設されている。この場合
において、上記現像装置に上記トナー補給装置を
固定的に設けると、保守点検時等で上記現像装置
を取外す際に、比較的重量が嵩むトナー補給装置
を一体的に取外さなければならなくなり、その
分、上記現像装置の取外し作業が面倒になつてし
まう。このため、従来にあつては、上記現像装置
に対し上記トナー補給装置を着脱自在に取付け、
現像装置取外し時に上記現像装置から上記トナー
補給装置を切離するようにしたものが提供されて
いる。
従来この種のトナー補給装置としては例えば特
公昭54−10453号広報所載のものがある。これは、
第8図に示すように、現像器1側に着脱自在に取
付けられ且つ現像器1側のトナー補給口2に連通
した供給口3を通じて上記現像器1側へトナーを
補給するトナーボツクス4と、このトナーボツク
ス4側に付設されて当該トナーボツクス4の供給
口3を開閉するシヤツタSとからなり、上記シヤ
ツタSは、例えば、トナーボツクス4側に設けら
れたガイド部材5に蓋部材6を摺動自在に保持
し、上記蓋部材6の一部には現像器1のトナー補
給口2に連通する連通口部7を設ける一方、上記
蓋部材6をスプリング部材8を介して所定方向に
付勢し、トナーボツクス4切離時において上記供
給口3を上記蓋部材6で閉塞するようにしたもの
である。尚、第8図〜第10図中、符号9は、ト
ナーボツクス4連結時において現像器1側のトナ
ー補給口2に上記連通口部7を合致させるための
位置決め部材である。
この様なタイプにおいて、上記トナーボツクス
4切離時には、第9図に示すように、上記供給口
3が上記シヤツタSで閉塞されることから、上記
トナーボツクス4内のトナーが上記供給口3から
零れ落ちるという事態は有効に回避される一方、
上記トナーボツクス4連結時には、第10図に示
すように、上記連通口部7と上記位置決め部材9
との係合により、上記蓋部材6がスプリング部材
8の付勢力に抗して移動し、上記トナーボツクス
4側の供給口3を上記連通口部7を介して現像器
1側のトナー補給口2に連通させるので、上記シ
ヤツタSは上記供給口3を開放する位置に設定さ
れ、トナーボツクス4内のトナーは現像器1側へ
順次補給されることになる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、この様な従来のトナー補給装置
にあつては、上記シヤツタSは、連通口部7と位
置決め部材9との係合により上記供給口3を解放
する位置において拘束保持されているが、上記供
給口3を閉塞する位置においては、上記シヤツタ
Sはスプリング部材8の付勢力だけで保持される
ことから、当該シヤツタSはその閉塞位置で確実
には拘束されていない。このため、トナーボツク
ス4切離時において誤つて上記シヤツタSに触れ
ると、上記シヤツタSがその解放位置へと移動し
てしまうという虞れがあり、この場合、上記トナ
ーボツクス4からトナーが零れ落ちるという問題
が生ずる。
この様な問題を解決するには、上記シヤツタS
にロツク手段(図示せず)を付設し、このロツク
手段により、上記供給口3を閉塞する位置におい
て上記シヤツタSを拘束保持することが考えられ
る。ところが、上記ロツク操作は、通常トナーボ
ツクス4と現像器1との連結切離操作とは別異に
行われ得るものであるため、ロツク操作をし忘れ
るという虞れがあるほか、誤つたロツク操作、例
えばトナーボツクス4連結時において上記シヤツ
タSをその閉塞位置に拘束するという操作を行う
と、上記シヤツタSが現像器1側の位置決め部材
9と干渉することにより、上記シヤツタSが破損
する等トナーボツクス4と現像器1との連結切離
操作に支障をきたすという問題が生ずる。
この考案は、以上の問題点を解決するためにな
されたものであつて、トナーボツクスと現像器と
の連結切離操作とシヤツタに関するロツク操作と
を相互に関連付け、両操作を別個独立に行なうこ
となく、簡単な一連の操作によつてシヤツタを所
望位置に拘束保持でき、トナーボツクス連結時に
おけるトナーの補給動作を安定させると共に、ト
ナーボツクス切離時におけるトナーの零れを確実
に防止できるようにしたトナー補給装置を提供す
るものである。
[問題点を解決するための手段] すなわち、この考案は、現像器に対し着脱自在
に取付けられ且つ現像器側のトナー補給口に連通
した供給口を通じて現像器側へトナーを補給する
トナーボツクスと、このトナーボツクス側に付設
され且つトナーボツクスの供給口を開閉するシヤ
ツタとを備えたトナー補給装置を前提とし、トナ
ーボツクス側に設けられてシヤツタの移動に連動
するロツク部材と、現像器側に設けられ、シヤツ
タの解放位置で上記ロツク部材を拘束保持して上
記現像器に上記トナーボツクスを位置決め連結す
る第一のロツク係止部材と、トナーボツクス側に
設けられ、シヤツタの閉塞位置で上記ロツク部材
を拘束保持する第二のロツク係止部材とを備えた
ことを特徴とするものである。
このような技術的手段において、上記シヤツタ
としては、従来例として示したもの、あるいは、
ラツクとピニオンとで進退動させるようにしたも
の等各種のタイプが用いられる。
[作用] 上述したような技術的手段によれば、トナーボ
ツクス接離時において上記シヤツタをその閉塞位
置に設定すれば、トナーボツクス側の第二のロツ
ク係止部材がトナーボツクス側のロツク部材を拘
束保持するので、上記シヤツタは閉塞位置に確実
に保持され、トナーボツクスの供給口がシヤツタ
で確実に閉塞された状態で、トナーボツクスは現
像器から切離される。
一方、トナーボツクス連結時において上記シヤ
ツタをその解放位置に設定すれば、現像器側の第
一のロツク係止部材がトナーボツクス側のロツク
部材を拘束保持し、上記現像器に上記トナーボツ
クスを位置決め連結するので、上記シヤツタが解
放位置に保持され、トナーボツクスと現像器との
連通状態が確実に保たれた状態で、上記トナーボ
ツクスが現像器に連結される。
[実施例] 以下、添附図面に示す実施例に基づいてこの考
案を詳細に説明する。
第1図及び第2図に示す実施例において、複写
機等で用いられるトナー補給装置は、補給用のト
ナーを収納するトナーボツクス4と、このトナー
ボツクス4の供給口3を開閉するシヤツタSと、
現像器1に対し上記トナーボツクス4を連結若し
くは切離すための連結切離手段Rとから成る。
この実施例において、現像器1は機体フレーム
10に固定されており、この機体フレーム10に
はヒンジ11を介して支持フレーム12が取付け
られると共に、この支持フレーム12に上記トナ
ーボツクス4が取付けられている。そして、上記
トナーボツクス4の下部には搬送用オーガ13が
配設され、トナーボツクス4内のトナーを供給口
3へ導くようになつている。
また、上記シヤツタSは、第2図及び第3図に
示すように、上記支持フレーム12に固定したガ
イド板21及び上記供給口3縁に凹設したガイド
スリツト22に沿つて摺動する板状のシヤツタプ
レート23から成り、このシヤツタプレート23
の下面にはラツク部材24が固定される一方、こ
のラツク部材24には駆動用のピニオン25が噛
合い、このピニオン25の正逆転に伴つて上記シ
ヤツタプレート23が進退動するようになつてい
る。
更に、上記連結切離手段Rは、第3図乃至第7
図に示すように、上記シヤツタSの移動に連動す
るロツクピン30と、上記シヤツタS解放位置に
おけるロツクピン30を拘束する第一のロツク係
止部材40と、上記シヤツタS閉塞位置における
ロツクピン30を拘束する第二のロツク係止部材
50と、上記ロツクピン30と各ロツク係止部材
40,50とを係脱させる操作部材60とで構成
されている。この実施例において、上記操作部材
60は、上記支持フレーム12に回動シヤフト6
1をホルダ62を介して取付け、この回動シヤフ
ト61の基端側に操作ハンドル63を取付けると
共に、上記回動シヤフト61の中間部に上記ピニ
オン25を嵌着し、また、上記回動シヤフト61
の軸方向に沿つて貫通孔64を開設し、この貫通
孔64には進退可能な操作ロツド65を回り止め
した状態で嵌挿する一方、この操作ロツド65の
基端側には操作ノブ66を設けると共に、上記操
作ロツド65の先端側には上記ロツクピン30を
その半径方向に突出させて固定し、更に、上記操
作ノブ66と上記貫通孔64の段付部64aとの
間にコイルスプリング67を介装して、上記回動
シヤフト61の先端部に上記ロツクピン30を当
接させると共に、上記回動シヤフト61の基端部
に対し上記操作ノブ66を離間配置させたもので
ある。また、上記第一のロツク係止部材40は上
記現像器1側にブラケツト41を介して取付けら
れ、このロツク係止部材40には、特に第4図に
示すように、上記ロツクピン30が後退位置にあ
る場合において上記ロツクピン30を拘束する係
止溝部42が形成される一方、上記ロツクピン3
0が進出位置にある場合において上記ロツクピン
30を上記係止溝部42から離脱させるスリツト
43が形成されている。更に、上記第二のロツク
係止部材50は、上記支持フレーム12にロツク
係止ピン51を取付け、上記ロツクピン30が後
退位置にある場合において上記ロツク係止ピン5
1に上記ロツクピン30を係止させるようにする
一方、上記回動シヤフト61の中間部にレバー5
2を固定し、上記ロツクピン30が上記ロツク係
止ピン51と係止する方向に向けて上記レバー5
2を付勢スプリング53を介して付勢するように
したものである。尚、第3図及び第6図中、符号
54は支持フレーム12に固定されて上記付勢ス
プリング53を巻装するための支持ピン、55及
び56は上記レバー52の回転自由端及び支持フ
レーム12に取付けられ且つ上記付勢スプリング
53の各端部を係止させる係止ピンである。
従つて、この実施例に係るトナー補給装置にお
いて、今現像器1にトナーボツクス4が連結され
ているとすると、上記ロツクピン30は上記第一
のロツク係止部材40の係止溝部42に係止して
いることから、操作ハンドル63やシヤツタプレ
ート23に誤つて作業者の手等が触れたとして
も、上記シヤツタプレート23が不必要に移動す
ることはなくなり、上記シヤツタプレート23は
上記供給口3を解放した状態を保つ。この状態に
おいて、上記トナーボツクス4と現像器1との間
の連通状態は常時良好に保たれ、トナーボツクス
4からのトナーは安定して現像器1へ補給され
る。
また、上記現像器1から上記トナーボツクス4
を切離す場合には、第3図に示すように、上記操
作ノブ66をコイルスプリング67の付勢力に抗
して押圧し、この状態で上記操作ハンドル63を
第5図の実線位置から仮想線位置まで回動させ、
しかる後、上記操作ノブ66を離すようにすれば
よい。このとき、上記操作ロツド65は上記操作
ノブ66の押圧操作に伴つて進出するため、上記
ロツクピン30が上記第一のロツク係止部材40
の係止溝部42内を進出移動し、スリツト43に
対応した位置に到達する。この状態において、上
記操作ハンドル63を回動させると、上記ロツク
ピン30は上記スリツト43を通じて上記係止溝
部42から離脱し、上記第二のロツク係止部材5
0のロツク係止ピン51に対応した位置に到達す
る。この後、上記操作ノブ66を離すと、第3図
及び第7図に示すように、上記操作ロツド65が
コイルスプリング67の付勢力によつて後退する
ので、上記ロツクピン30が後退して上記ロツク
係止ピン51に係止されることになる。この場
合、第6図に示すように、上記付勢スプリング5
3がレバー52及び回動シヤフト61を介して上
記ロツクピン30をロツク係止ピン51に押付け
ることから、上記ロツクピン30は上記ロツク係
止ピン51位置に確実に拘束される。この段階に
おいて、上記ロツクピン30と第一のロツク係止
部材40との係合状態は解除されるため、上記ト
ナーボツクス4は上記現像器1から切離されるこ
とになり、上記支持フレーム12を回動させるこ
とにより、トナーボツクス4は上記現像器1から
離間配置され、広いスペースの下で現像器1の取
外し作業が行われ得る。一方、上記回動シヤフト
61の回転に伴つてピニオン25が所定方向に回
動するため、当該ピニオン25と上記ラツク部材
24との噛み合いにより上記シヤツタプレート2
3が移動し、上記トナーボツクス4の供給口3を
閉塞する。このため、上記シヤツタSは上記供給
口3を閉塞した状態に拘束保持され、上記現像器
1から上記トナーボツクス4を切離したとして
も、上記トナーボツクス4からトナーが零れ落ち
るという事態はなくなる。
逆に、上記現像器1にトナーボツクス4を連結
する場合には、現像器1に対応する部位まで上記
トナーボツクス4を接近移動させた後、上記操作
ノブ66を押圧すると共に、上記操作ハンドル6
3を第5図の仮想線位置から実線位置まで回動さ
せ、しかる後、上記操作ノブ66を離すようにす
ればよい。このとき、上記ロツクピン30と上記
第二のロツク係止部材50との係合状態が解除さ
れ、上記ロツクピン30は上記第一のロツク係止
部材40の係止溝部42に係止されることから、
上記トナーボツクス4は現像器1の位置決め連結
されることになる。一方、上記シヤツタプレート
23は上記回動シヤフト61の回転に伴つて移動
し、上記供給口3を解放する位置に到達し、しか
も、上記ロツクピン30は上記第一のロツク係止
部材40に係止されていることから、上記シヤツ
タSは上記供給口3を解放した状態に拘束保持さ
れ、トナーボツクス4内のトナーが現像器1へ確
実に補給される。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案に係るトナ
ー補給装置によれば、トナーボツクス接離時にト
ナーボツクスの供給口を閉塞する位置においてシ
ヤツタを拘束保持できるので、上記トナーボツク
スからトナーが零れ落ちるという事態を確実に防
止できるほか、トナーボツクス連結時にトナーボ
ツクスの供給口を解放する位置においてシヤツタ
を拘束保持できるので、トナーボツクスと現像器
との連通状態を良好に保ち、トナーの補給動作を
安定させることができる。
また、この考案によれば、トナーボツクスと現
像器との連結切離操作とシヤツタに関するロツク
操作とを相互に関連付け、両操作を別個独立に行
なうこうなく、簡単な一連の操作として行なうこ
とが可能になるため、ロツク操作のし忘れに伴つ
てシヤツタが不必要に移動したり、誤つたロツク
操作によつてトナーボツクスと現像器との連結切
離操作に支障をきたすという懸念は全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るトナー補給装置の一実
施例を示す平面説明図、第2図は第1図中−
線断面図、第3図は第1図中−線断面図、第
4図は第3図中部詳細図、第5図は第3図中
方向から見た矢視図、第6図及び第7図は第3図
中−線及び−線に相当する要部断面図、
第8図は従来のトナー補給装置の一例を示す要部
斜視図、第9図及び第10図はトナーボツクス切
離時及び連結時におけるトナー補給装置の状態を
夫々示す断面説明図である。 符号の説明、S……シヤツタ、R……連結切離
手段、1……現像器、2……トナー補給口、3…
…供給口、4……トナーボツクス、30……ロツ
クピン、40……第一のロツク係止部材、50…
…第二のロツク係止部材、60……操作部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 現像器に対し着脱自在に取付けられ且つ現像器
    側のトナー補給口に連通した供給口を通じて現像
    器側へトナーを補給するトナーボツクスと、この
    トナーボツクス側に付設され且つトナーボツクス
    の供給口を開閉するシヤツタとを備えたトナー補
    給装置において、 トナーボツクス側に設けられてシヤツタの移動
    に連動するロツク部材と、現像器側に設けられ、
    シヤツタの開放位置で上記ロツク部材を拘束保持
    して上記像器に上記トナーボツクスを位置決め連
    結する第一のロツク係止部材と、トナーボツクス
    側に設けられ、シヤツタの閉塞位置で上記ロツク
    部材を拘束保持する第二のロツク係止部材とを備
    えたことを特徴とするトナー補給装置。
JP10973785U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH0414764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10973785U JPH0414764Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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JP10973785U JPH0414764Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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Publication Number Publication Date
JPS6219663U JPS6219663U (ja) 1987-02-05
JPH0414764Y2 true JPH0414764Y2 (ja) 1992-04-02

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ID=30988104

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JP10973785U Expired JPH0414764Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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