JPH04146888A - コンテナ艙兼用の貨物冷蔵艙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、貨物船の貨物艙の構造に係るものであり、
詳しくはコンテナ艙兼用の貨物冷蔵艙の風路甲板および
その受は金具の構造に間するものである。

［従来の技術］ 従来、この種のコンテナ艙兼用の貨物冷蔵艙にあって、
コンテナを積載して運送する場合は、貨物艙内の中間甲
板の倉口蓋を開放して、貨物艙内底板上からコンテナを
数段積載して運送し、冷蔵貨物を積載して運送する場合
には、該中間甲板の倉口蓋を閉鎖して該倉口蓋を風路甲
板の一部またはグレーチング甲板の一部として利用され
ているものが知られている。

［発明が解決しようとする！！［１ 従来の技術で述べたコンテナ艙兼用の貨物冷蔵艙では、
コンテナの積み付は個数を多くするため、中間甲板の倉
口蓋の間口を上甲板の開口に合わせて大きくしなければ
ならず、また、該倉口蓋閏放時には、該倉口蓋格納スペ
ースを確保する必要があり、このため必然的に船舶の主
寸法が大きくなり総トン数または喫水制限のある港には
入港できないという問題点を有していた。

この発明は、従来の技術の有するこの様な問題点に暗み
てなされたものであり、その目的とするところは、上甲
板の倉口寸法をコンテナの積み付けに合わせて建造し、
コンテナ積み付は時に貨物艙内に無駄な空間を生じさせ
ず、主寸法および総トン数があまり大きくならない船舶
であって、コンテナ積み付は個数を多く確保でき、中間
甲板に全く倉口蓋のないコンテナ値兼用の貨物冷蔵艙を
掃供しようとするものである。

〔！！題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、この発明におけるコンテナ
艙兼用の貨物冷蔵艙の構造は、貨物艙内面を被う防熱材
、木製根太、木製合板、着脱式風路甲板、該着脱式風路
甲板の前後端に固設する鋼製ピラー、該鋼製ピラーに配
設する埋没自在で油圧遠隔操作可能な看脱式風路甲板受
は金具および着脱式風路甲板に増設するコンテナ支持金
物台とから構成され、コンテナを積載して運送する場合
は、着脱式風路甲板を貢物艙内底板上に重畳しておき、
着脱式風路甲板に増設しているコンテナ支持金物台にコ
ンテナ支持金物を装置して噛次コンテナを重畳して積載
し、冷蔵貨物を積載して運送する場合には、貨物艙内底
板上に重畳している着脱式風路甲板を、ショアクレーン
！たは該船舶に装備している荷役用クレーンで、上甲板
上またはショアに一度預け、内底板上からｗ次、冷蔵貨
物、着脱式風路甲板、冷蔵貨物、着脱式風路甲板という
順序で、冷蔵貨物の積み付けと１１脱式風路甲板の装着
を繰り返してなるものである。

また、鋼製ピラーに内蔵している着脱式風路甲板のため
の埋没目在な油圧遠隔式受は金具は、上甲板上おより内
底板上から遠隔にて操作してなるものである。

［作用］ 上述のように構成されたコンテナ艙兼用の貨物冷蔵艙内
に装備される風路甲板は装脱式なので、該風路甲板には
倉口および倉口蓋は不要である。

また、鋼製ピラーに配設している看脱式風路甲板用受は
金具は鋼製ピラー内にスプリングに包囲された単動式油
圧シリンダを内蔵しており、上甲板上および貨物艙内か
ら、埋没および突出の遠隔操作を可能とし、鋼製螺旋ば
ねは鋼製ピラーに突出している状態を保持する。

［実施例］ 実施例について図面を参照して説明する。

第１図〜−第７図において、コンテナ艙兼用の貨物冷蔵
艙Ａは、貨物艙内ｌの横置隔壁２、内底板３上函、船側
外板４の内側、上甲板５下面および該上甲板５の倉口蓋
６は防熱材７、木製根太８およＵ木製合板９が配設され
る。そして、該貨物艙内ｌの船舶の長さ方向の一端に木
製根太８ａにて仕切りクーラルーム１０を配設し、貨物
艙内底板３上には木製根太８および風孔１１を有する風
路１２を配設する。また、クーラルームｌＯと対向する
側の垂直に配設された木製根太８と該木製根太８上に１
着された風孔１１ａ付木製合板９とで閉囲し、風路１２
ａを形成する０着脱式風路甲板１３は、該着脱式風路甲
板１３の両端部であって、貨物艙内底板３上に垂直に固
設された鋼製ピラー１４に、略クーラルームｌＯの高さ
に応じて配設されている着脱式風路甲板１３受は金具１
５上に装着される。該着脱式風路甲板１３受は金具１５
は、鋼製ピラー１４内に、一端に断面が略三角形状をな
す鋼製受は台１６を有し、該鋼製受は台１６と鋼製螺％
ばね１７に包囲された単動式油圧シリンダ１８先端部に
連結されている。そして、該単動式油圧シリンダ１８の
他端は鋼製ピラー１４内の上記鋼製受は台１６と反対側
に挟持される。

また、コンテナ２０積載用受は金具１９は着脱式風路甲
板１３に埋設される。

［発明の効果］ この発明は、上述したように構成されているので、次に
記載する効果を奏する。

上甲板の倉口を、コンテナおよび風路甲板の寸法に合わ
せて大きく配設しておけば、従来のコンテナ艙兼用貨物
冷蔵艙に比較して、コンテナ積み付は時、無駄なスペー
スが生じることなく、積み付は効率および運送効率の上
昇が図れるとともに、荷役時の作業能率が上がる。

【図面の簡単な説明】

第１１！ｌは、この発明の実施例に係るコンテナ艙兼用
の貨物冷蔵艙の冷蔵貨物積載時の要部暗示断面図であり
、第２図は、同実施例に係るコンテナ積載時の要部暗示
断面図、第３図は同貨物艙の拡大図である。第４図は、
この発明の実施例に係る鋼製ピラーに配設している遠隔
操作可能な風路甲板受は金具の要部暗示断面図であり、
第５図は、第４図のＢ−Ｂ’の暗示断面図である。第６
図は、この発明の実施例に係るコンテナ艙兼用貨物冷蔵
艙の略示横断面図である。第７図は、この発明の実施例
に係る着脱式風路甲板に埋設しているコンテナ積載用受
は金具の要部暗示断面図である。 Ａ　・・・　コンテナ艙兼用貨物冷蔵艙貨物艙内、　　
２・・・　横置隔壁、 内底板　４・・・　船側外板、 ５・・・上甲板、　６・・・上甲板用倉口蓋、７・・・
防熱材、　８・・・木製根太、　９・・・木製合板、　
ＩＯ・φψクーラルーム、　１１　　φ・拳風孔、　ｌ
ｌａ　　・　・　・風孔、　　！２　　・　・　・風路
、＋２ａ　　・・・風路、　１３　・・・　着脱式風路
甲板、１４　・・・　鋼製ピラー　　１５　・・・鋼製
受は金具、１６　・・φ　鋼製受は台、　１７・・・　
鋼製螺綻ばね、１８　・・・駆動式油圧シリンダ、　１
９・・・コンテナ積載用受は金具、２０　・・・　コン
テナ。 茶 ア 羊 ■ 芋 牛 図 輩 口 ＾− り； 某 口 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、内面を防熱材で被い、コンテナ積載も可能としたコ
   ンテナ艙兼用の貨物冷蔵艙にあって、貨物槽内底板と貨
   物槽上甲板間に着脱可能な複数の風路甲板を配設し、該
   風路甲板の前後端部に鋼製ピラーを直立固設し、該鋼製
   ピラーに埋没自在に遠隔操作可能な風路甲板受け金具を
   配設するとともに、該風路甲板にコンテナ積載用受け金
   具を埋設したことを特徴とするコンテナ艙兼用の貨物冷
   蔵艙。 ２、鋼製ピラー内に、単動式油圧シリンダと該単動式油
   圧シリンダを包囲する鋼製螺旋ばねを内蔵し、該単動式
   油圧シリンダを遠隔操作して着脱式風路甲板受け金具を
   鋼製ピラー内に埋没自在にさせることを特徴とする請求
   項１記載の着脱式風路甲板受け金具。