JPH0414460Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0414460Y2 JPH0414460Y2 JP1986072406U JP7240686U JPH0414460Y2 JP H0414460 Y2 JPH0414460 Y2 JP H0414460Y2 JP 1986072406 U JP1986072406 U JP 1986072406U JP 7240686 U JP7240686 U JP 7240686U JP H0414460 Y2 JPH0414460 Y2 JP H0414460Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- needles
- comb
- length
- combing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 32
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 210000001520 comb Anatomy 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H5/00—Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
- D01H5/02—Gill boxes or other drafting machines employing fallers or like pinned bars
- D01H5/12—Details
- D01H5/14—Pinned bars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Description
この考案は移送されつつある繊維ウエブの繊維
を引揃え、開繊する所謂コーミングを行うコーマ
機用コームに関するものである。
を引揃え、開繊する所謂コーミングを行うコーマ
機用コームに関するものである。
コーマ機用コームはコーマ機上に設置され、一
定速度で移送されつつある繊維ウエブの構成繊維
を引揃え開繊するために、繊維ウエブ中の構成繊
維のからみ具合など、移送されて来る繊維ウエブ
のその時々の状態に関係なく常に一定周期で機械
的に針を繊維ウエブにさしこみ、繊維の引揃えと
開繊を行なうものである。然もコームには前記状
況に加え、400〜600g/mといつた繊維密度の大
きな移送されつつある繊維ウエブに対しても一定
周期毎に針をさしこみ、繊維の引揃えと開繊を容
易に行なうことができる性能を要求されるもので
ある。 然して従来のコーマ機用コームは第6図に示す
ように、針突出し部1と基部2とからなる長さの
等しい多数の針を並置し、基部を一体に固定し固
定部3を形成して針列を形成したものであつて、
移送されつつある繊維ウエブに対し常に一定周期
で針突出し部1をさしこんで、繊維を引揃え開繊
する所謂コーミング作用を与えるものである。
定速度で移送されつつある繊維ウエブの構成繊維
を引揃え開繊するために、繊維ウエブ中の構成繊
維のからみ具合など、移送されて来る繊維ウエブ
のその時々の状態に関係なく常に一定周期で機械
的に針を繊維ウエブにさしこみ、繊維の引揃えと
開繊を行なうものである。然もコームには前記状
況に加え、400〜600g/mといつた繊維密度の大
きな移送されつつある繊維ウエブに対しても一定
周期毎に針をさしこみ、繊維の引揃えと開繊を容
易に行なうことができる性能を要求されるもので
ある。 然して従来のコーマ機用コームは第6図に示す
ように、針突出し部1と基部2とからなる長さの
等しい多数の針を並置し、基部を一体に固定し固
定部3を形成して針列を形成したものであつて、
移送されつつある繊維ウエブに対し常に一定周期
で針突出し部1をさしこんで、繊維を引揃え開繊
する所謂コーミング作用を与えるものである。
従来のコーマ機用コームは、長さの等しい多数
の針を並置し基部を一体に固定し針列を形成した
ものであるから、針先は全て一直線上に揃つてお
り、且つ針先の間隔が極めて緻密であるために、
移送されつつある繊維ウエブ表面に対し針先端は
あたかも刃物の刃が接触するように線状に作用
し、そのため特に繊維密度の大きな例えば400〜
600g/mといつた高密度の繊維ウエブに対して
は針がさしこまれ難く、無理に針をさしこもうと
すると、繊維ウエブを形成している繊維が短く切
断されて屑綿化し生産性を低下するだけでなく、
甚だしい場合は針が折損してしまうなどコーミン
グが充分に行なえない欠点があつた。
の針を並置し基部を一体に固定し針列を形成した
ものであるから、針先は全て一直線上に揃つてお
り、且つ針先の間隔が極めて緻密であるために、
移送されつつある繊維ウエブ表面に対し針先端は
あたかも刃物の刃が接触するように線状に作用
し、そのため特に繊維密度の大きな例えば400〜
600g/mといつた高密度の繊維ウエブに対して
は針がさしこまれ難く、無理に針をさしこもうと
すると、繊維ウエブを形成している繊維が短く切
断されて屑綿化し生産性を低下するだけでなく、
甚だしい場合は針が折損してしまうなどコーミン
グが充分に行なえない欠点があつた。
この考案は基部の構成を同じくし、針突出し部
の長さのみが異つた少くとも二種類の針を混在並
置し、基部を一体に固定し、針先端を異なつた高
さ位置とした針列を形成したコーマ機用コームと
することにより解決した。
の長さのみが異つた少くとも二種類の針を混在並
置し、基部を一体に固定し、針先端を異なつた高
さ位置とした針列を形成したコーマ機用コームと
することにより解決した。
この考案のコーマ機用コームは、針突出し部の
長さのみが異つた少くとも二種類の針を混在並置
し、基部を一体に固定し、針先端を異なつた高さ
位置とした針列を形成してなるものであるから、
針先は夫々異なつた高さ位置にあり、そのため移
送されつつある繊維ウエブ表面に対しては針先端
が点として作用し先ず長さの長い針がさしこま
れ、次いで長い針と長い針の間に位置する次に長
さの長い針がさしこまれ、最後に長さが最も短い
針がさしこまれることとなるから、特に繊維密度
の大きな繊維ウエブに対しても針がさしこまれ易
くなり、移送されつつある繊維ウエブに対し繊維
の引揃えと開繊を充分に行なうことができ、良好
なコーミング作用をもたらす。
長さのみが異つた少くとも二種類の針を混在並置
し、基部を一体に固定し、針先端を異なつた高さ
位置とした針列を形成してなるものであるから、
針先は夫々異なつた高さ位置にあり、そのため移
送されつつある繊維ウエブ表面に対しては針先端
が点として作用し先ず長さの長い針がさしこま
れ、次いで長い針と長い針の間に位置する次に長
さの長い針がさしこまれ、最後に長さが最も短い
針がさしこまれることとなるから、特に繊維密度
の大きな繊維ウエブに対しても針がさしこまれ易
くなり、移送されつつある繊維ウエブに対し繊維
の引揃えと開繊を充分に行なうことができ、良好
なコーミング作用をもたらす。
以下図面によりこの考案のコーマ機用コームの
実施例を説明する。 第1図乃至第3図は、基部12の構成を同じく
し、長さの異つた二種類の針11a,11bより
成る本考案のコーマ機用コームの実施例を示す図
であつて、第1図は長さの長い針11aと長さの
短い針11bとを、一本づつ交互に繰返し多数並
置し、基部12を一体に固定して固定部13を形
成して針列を形成したものであり、第2図は一体
の長さの長い針11aの次に長さの短い針11b
を二本並置し、これを一単位として繰返し多数並
置して針列を構成したもの、第3図は長さの長い
針11aを二本併置した次に長さの短い針11b
を二本並置し、これを一単位として繰返し多数並
置して針列を構成したものを示している。 又、第4図、第5図は、基部12の構成を同じ
くし、長さの異つた三種類の針11c,11d,
11eよりなる本考案のコーマ機用コームの実施
例を示す図であつて、第4図は長さの長い針11
c、長さが次位の針11d、長さの短い針11
e、長さが次位の針11dと順に一本づつ並置
し、これを一単位として繰返し多数並置し、基部
12を一体に固定して固定部13を形成し針列を
形成したものであり、更に第5図は長さの長い針
11c、長さが次位の針11d、長さの短い針1
1e、長さが次位の針11d、長さの短い針11
e、長さが次位の針11dと順に一本づつ並置
し、これを一単位として繰返し多数並置して針列
を構成したものである。 そして前記各実施例に使用された針は、長さの
長い針は全長が18mm(針突出し部8mm)、長さが
次位の針は全長が17.5mm(針突出し部7.5mm)、長
さが短い針は全長が17mm(針突出し部7mm)であ
つた。然しこの考案に使用される針は、実施例に
示された二種類又は三種類の長さの針に限るもの
ではなく、繊維ウエブにさしこまれてコーミング
作用を有効に行いうる長さを持つ針である限り、
更に種々の長さを有する針を適宜組合せコーマ機
用コームを構成することができる。又針の配列順
序も実施例に示した配列順序に限らず、複数種の
針を不規則に並べることも本考案は含むものであ
り、繊維ウエブのコーミングに有効な作用をもた
よすことのできる配列順序であるならば、実施例
以外の任意の配列をとることもできる。 又、コームの設計を変更する場合、或いはコー
ミング中針が摩耗したり折損した場合など、針の
基部の固定を解き、針を自由に交換することも可
能である。
実施例を説明する。 第1図乃至第3図は、基部12の構成を同じく
し、長さの異つた二種類の針11a,11bより
成る本考案のコーマ機用コームの実施例を示す図
であつて、第1図は長さの長い針11aと長さの
短い針11bとを、一本づつ交互に繰返し多数並
置し、基部12を一体に固定して固定部13を形
成して針列を形成したものであり、第2図は一体
の長さの長い針11aの次に長さの短い針11b
を二本並置し、これを一単位として繰返し多数並
置して針列を構成したもの、第3図は長さの長い
針11aを二本併置した次に長さの短い針11b
を二本並置し、これを一単位として繰返し多数並
置して針列を構成したものを示している。 又、第4図、第5図は、基部12の構成を同じ
くし、長さの異つた三種類の針11c,11d,
11eよりなる本考案のコーマ機用コームの実施
例を示す図であつて、第4図は長さの長い針11
c、長さが次位の針11d、長さの短い針11
e、長さが次位の針11dと順に一本づつ並置
し、これを一単位として繰返し多数並置し、基部
12を一体に固定して固定部13を形成し針列を
形成したものであり、更に第5図は長さの長い針
11c、長さが次位の針11d、長さの短い針1
1e、長さが次位の針11d、長さの短い針11
e、長さが次位の針11dと順に一本づつ並置
し、これを一単位として繰返し多数並置して針列
を構成したものである。 そして前記各実施例に使用された針は、長さの
長い針は全長が18mm(針突出し部8mm)、長さが
次位の針は全長が17.5mm(針突出し部7.5mm)、長
さが短い針は全長が17mm(針突出し部7mm)であ
つた。然しこの考案に使用される針は、実施例に
示された二種類又は三種類の長さの針に限るもの
ではなく、繊維ウエブにさしこまれてコーミング
作用を有効に行いうる長さを持つ針である限り、
更に種々の長さを有する針を適宜組合せコーマ機
用コームを構成することができる。又針の配列順
序も実施例に示した配列順序に限らず、複数種の
針を不規則に並べることも本考案は含むものであ
り、繊維ウエブのコーミングに有効な作用をもた
よすことのできる配列順序であるならば、実施例
以外の任意の配列をとることもできる。 又、コームの設計を変更する場合、或いはコー
ミング中針が摩耗したり折損した場合など、針の
基部の固定を解き、針を自由に交換することも可
能である。
以上詳細に述べた通りのこの考案のコーマ機用
コームは、基部の構成を同じくし針突出し部の長
さのみが異つた少くとも二種類の針を混在並置
し、基部を一体に固定し、針先端を異なつた高さ
位置とした針列を構成して成るものであるから、
コーミングを行なう対象繊維の種類、繊維ウエブ
の密度、厚さなどその状態に応じて異なつた長さ
の針を並置し、その基部を固定し針列を構成する
ことによつて所望のコームを形成することが可能
であり、コーマ機用コームの針先は従来のように
同一高さ位置に揃つておらず、高低区々となり、
最長の針の先端同志その間隔が開いて繊維ウエブ
表面に対し点状に作用してさしこまれ易くなる。 つまり一定速度で連続して移送されつつある繊
維ウエブに対して先ず長さの長い針がさしこま
れ、最後に長さが最も短い針がさしこまれること
となるから、特に400〜600g/mといつた繊維密
度の大きな繊維ウエブに対しても一定周期毎に容
易に針がさしこまれ、長さの等しい多数の針を並
置し基部を一体に固定して針列を形成した従来の
コームにみられたように、繊維が短く切断されて
屑綿化し生産性を低下するようなことがなく、針
が折損するようなことも防止され、移送されつつ
ある繊維ウエブの繊維のからみ具合等に関係なく
機械的に一定速度で繊維を充分に引揃え開繊する
といつたすぐれたコーミング効果を得ることがで
きる。 又、コームの設計を変更する場合、或いはコー
ミング中に針が摩耗したり折損した場合など、針
の基部の固定を解き、針を自由に交換することも
可能である。
コームは、基部の構成を同じくし針突出し部の長
さのみが異つた少くとも二種類の針を混在並置
し、基部を一体に固定し、針先端を異なつた高さ
位置とした針列を構成して成るものであるから、
コーミングを行なう対象繊維の種類、繊維ウエブ
の密度、厚さなどその状態に応じて異なつた長さ
の針を並置し、その基部を固定し針列を構成する
ことによつて所望のコームを形成することが可能
であり、コーマ機用コームの針先は従来のように
同一高さ位置に揃つておらず、高低区々となり、
最長の針の先端同志その間隔が開いて繊維ウエブ
表面に対し点状に作用してさしこまれ易くなる。 つまり一定速度で連続して移送されつつある繊
維ウエブに対して先ず長さの長い針がさしこま
れ、最後に長さが最も短い針がさしこまれること
となるから、特に400〜600g/mといつた繊維密
度の大きな繊維ウエブに対しても一定周期毎に容
易に針がさしこまれ、長さの等しい多数の針を並
置し基部を一体に固定して針列を形成した従来の
コームにみられたように、繊維が短く切断されて
屑綿化し生産性を低下するようなことがなく、針
が折損するようなことも防止され、移送されつつ
ある繊維ウエブの繊維のからみ具合等に関係なく
機械的に一定速度で繊維を充分に引揃え開繊する
といつたすぐれたコーミング効果を得ることがで
きる。 又、コームの設計を変更する場合、或いはコー
ミング中に針が摩耗したり折損した場合など、針
の基部の固定を解き、針を自由に交換することも
可能である。
第1図乃至第5図は何れも本考案のコーマ機用
コームの実施例を示す部分拡大正面図、第6図は
従来のコーマ機用コームの部分拡大正面図であ
る。 1……針突出し部、2,12……基部、3,1
3……固定部、11a,11b,11c,11
d,11e……針。
コームの実施例を示す部分拡大正面図、第6図は
従来のコーマ機用コームの部分拡大正面図であ
る。 1……針突出し部、2,12……基部、3,1
3……固定部、11a,11b,11c,11
d,11e……針。
Claims (1)
- 基部の構成を同じくし、針突出し部の長さのみ
が異つた少くとも二種類の針を混在並置し、基部
を一体に固定して針先端を異なつた高さ位置とし
た針列を形成したコーマ機用コーム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986072406U JPH0414460Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | |
DE8787304171T DE3766752D1 (de) | 1986-05-13 | 1987-05-11 | Kammnadel fuer einen kamm. |
EP19870304171 EP0246796B1 (en) | 1986-05-13 | 1987-05-11 | Comb teeth for a comb |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986072406U JPH0414460Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62182979U JPS62182979U (ja) | 1987-11-20 |
JPH0414460Y2 true JPH0414460Y2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=13488369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986072406U Expired JPH0414460Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0246796B1 (ja) |
JP (1) | JPH0414460Y2 (ja) |
DE (1) | DE3766752D1 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS561504B2 (ja) * | 1973-12-14 | 1981-01-13 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE511865C (de) * | 1927-07-30 | 1930-11-01 | Michel Dassonville | Nadelstabstrecke |
GB887352A (en) * | 1960-02-03 | 1962-01-17 | Felice Bronzini | Improvements in gill-bars, comb-bars, fuller-bars and like bars |
GB2027766A (en) * | 1978-08-08 | 1980-02-27 | South African Inventions | Faller bars |
JPS561504U (ja) * | 1979-06-18 | 1981-01-08 |
-
1986
- 1986-05-13 JP JP1986072406U patent/JPH0414460Y2/ja not_active Expired
-
1987
- 1987-05-11 EP EP19870304171 patent/EP0246796B1/en not_active Expired
- 1987-05-11 DE DE8787304171T patent/DE3766752D1/de not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS561504B2 (ja) * | 1973-12-14 | 1981-01-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0246796A1 (en) | 1987-11-25 |
DE3766752D1 (de) | 1991-01-31 |
JPS62182979U (ja) | 1987-11-20 |
EP0246796B1 (en) | 1990-12-19 |
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