JPH017742Y2 - - Google Patents

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JPH017742Y2
JPH017742Y2 JP1986168497U JP16849786U JPH017742Y2 JP H017742 Y2 JPH017742 Y2 JP H017742Y2 JP 1986168497 U JP1986168497 U JP 1986168497U JP 16849786 U JP16849786 U JP 16849786U JP H017742 Y2 JPH017742 Y2 JP H017742Y2
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JP
Japan
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yarn
knitting
tier
needles
edge
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JP1986168497U
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JPS6330388U (ja
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Publication of JPH017742Y2 publication Critical patent/JPH017742Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、丸編機用の糸道受けに関する。
〈従来の技術〉 従来、丸編機用の糸道受けは、第6図の如きも
のであつた。横幅イが狭く、パイル糸ロと芯糸ハ
と表糸ニの三本の編糸が平行の位置にある糸道
ホ,ヘ,トから出てそのまま、或は、中央孔4を
通つて編針へ向かつているため、相互に絡み合
い、不良品の発生率が多いという欠点を有してい
た。
すなわち、三本の編糸の仕分けは、図示してい
ないが、主として糸道の位置決めを行う案内レバ
ーと、糸のテンシヨンと、シンカー及び編針に頼
つていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 叙上の事情に鑑み、本考案は三本の編糸を使用
する丸編機用の、相互に編糸が絡み合わず、不良
品の発生率を減少しうる糸道受けの提供を目的と
する。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで本考案は、丸編機の編針に対して編糸を
供給する糸道が上方より配位される丸編機用の樋
状の糸道受けにおいて、端部に少なくとも上下方
向の高さの異なる段部を形成し、各段部の端辺を
糸道から出た編糸に対する接触箇所となすと共
に、この段部を上段、中段、下段の三段となし、
上段を編針に最も近い側部に、中段を編針から最
も遠い側部に、下段を両者の中間部に形成し、加
えて各段部の端辺の位置を前後方向に異なるもの
とし、各段部の端辺に対する編糸の接触により、
各編糸を仕分けするようにしたことを特徴とする
丸編機用の糸道受けを提供して、上記問題の解決
を図らんとする。
〈作用〉 本考案の糸道受けにおいては、第2図に示すよ
うに、上段3が編針21に最も近い左側部に、中
段7が編針21から最も遠い右側部に、下段7が
中間部に夫々形成され、パイル糸4は左側の上段
の端辺3′に、芯糸6は中間の下段の端辺5′に、
表糸8は右側の中段の端辺7′に接触する。ここ
で、各編糸4,5,6は左方に位置する編針21
に供給されるため、中間部の芯糸6は、左側のパ
イル糸4に接近する傾向にあるが、芯糸6は下段
の端辺5′に、パイル糸4は上段の端辺3′に夫々
接触するため、両糸4,6に大きな高低差がつけ
られる。従つて、各編糸4,6,8の角度f,
f′が適当に保たれた状態で編針21に供給される
ものである。さらに、第3図に示すように、各段
部の各端片3′,5′,7′は前後方向においても
段差をもつて形成されていることにより、一層各
糸4,6,8間に角度をつけることができ、各糸
が絡み合うことなく整然と編針21に供給できる
ものである。
〈実施例〉 第1図は本考案の一実施例を示す丸編機用の糸
道受け1の斜視図である。
この糸道受け1は、上段3、下段5、中段7の
上下方向の高さの異なる三つの段部が形成されて
いる。そして、各段部3,5,7の端辺3′,
5′,7′が三本の単糸又は双糸からなる編糸4,
6,8に対する接触箇所となる。
編糸4,6,8は、本実施例の場合、パイル糸
4、芯糸6及び表糸8の三本の編糸とし、各段部
3,5,7の少し上方に配位される糸道11の糸
挿通孔12内を通り、各端辺3′,5′,7′と接
触し、これを基準として編針に供給される。尚、
図を簡明にするため、上段3に配される糸道11
のみを第1図では図示したが、下段5、中段7に
も同様の糸道が配されるものである。
そして、第2図の正面図に示すように、各段部
3,5,7は上下方向に段差a,bを持つて配さ
れている。詳しくは、上段3が編針21に最も近
い左側部に、中段7が編針21から最も遠い右側
部に、下段7が中間部に夫々形成され、パイル糸
4は左側の上段の端辺3′に、芯糸6は中間の下
段の端辺5′に、表糸8は右側の中段の端辺7′に
接触する。ここで、各編糸は左方に位置する編針
21に供給されるため、中間部の芯糸6は、左側
のパイル糸4に接近する傾向にあるが、芯糸6は
下段の端辺5′に、パイル糸4の上段の端辺3に
夫々接触するため、両糸4,6に大きな高低差が
つけられる。従つて、各段部3,5,7の端辺
3′,5′,7′を基準として、編糸4,6,8が
編針21に供給されるため、編針21には各糸
4,6,8が正しく整然と仕分けされて送られる
(第4図に編針21の状態を示す)。即ち、各編糸
4,6,8間の角度f,f′が適当に保たれた状態
で編針21に供給されるものである。
さらに、本実施例においては、第3図の平面図
に示すように、各段部の各端辺3′,5′,7′は
前後方向(矢印方向)においても段差をもつて形
成されている。これにより、さらに一層各糸4,
6,8間に角度をつけることができ、各糸が絡み
合うことなく整然と編針21に供給できるもので
ある。なお、9,10は取付穴である。
本考案の実施例の場合は、パイル糸4と芯糸6
と表糸8の三本の編糸を使用し、シンカー(第5
図参照)でパイルを形成させ、丸編機上に受皿と
起毛ブラシを設けて、編成と同時にコース方向に
起毛するもので、三本の編糸4,6,8が、絡み
合わないよう整然と分離する必要がある。尚、糸
道受け1の横幅2は、3吋半の丸編機の場合20mm
ある。この寸法は、4吋以上の丸編機の場合20mm
以上になり、これは従来の横幅イの16mmと比較し
て、丸編機の大小を問わず広くなつている。又、
図示シンカーは、上段の大爪31を上方に大きく
湾曲させてその下の懐を大きくし、3本の編糸
4,6,8が入り易いよう改良されている。
〈考案の効果〉 以上、本考案の糸道受けは、段差を有する段部
を形成し、各段部の端辺に編糸を接触させて仕分
けするようにしたため、各編糸は互いに角度を持
つて編針に送られ、各編糸が絡み合うことがな
い。よつて、この糸道受けを使用することによ
り、編糸を整然と仕分けすることが可能となり、
不良品の発生率を減少させることができたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の糸道受けの斜視図、第2図
は同正面図、第3図は同平面図、第4図は編針の
拡大図、第5図はシンカーの拡大図、第6図は従
来の糸道受けの斜視図である。 1……糸道受け、2……横幅、3……上段、5
……下段、7……中段、4,6,8……三本の編
糸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 丸編機の編針に対して編糸を供給する糸道が
    上方より配位される丸編機用の樋状の糸道受け
    において、端部に少なくとも上下方向の高さの
    異なる段部を形成し、各段部の端辺を糸道から
    出た編糸に対する接触箇所となすと共に、この
    段部を上段、中段、下段の三段となし、上段を
    編針に最も近い側部に、中段を編針から最も遠
    い側部に、下段を両者の中間部に形成し、加え
    て各段部の端辺の位置を前後方向に異なるもの
    とし、各段部の端辺に対する編糸の接触によ
    り、各編糸を仕分けするようにしたことを特徴
    とする丸編機用の糸道受け。 2 各段部を含む糸道受けの横幅が幅広に形成さ
    れたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の丸編機用の糸道受け。
JP1986168497U 1986-04-18 1986-11-01 Expired JPH017742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986168497U JPH017742Y2 (ja) 1986-04-18 1986-11-01

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5909886 1986-04-18
JP1986168497U JPH017742Y2 (ja) 1986-04-18 1986-11-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6330388U JPS6330388U (ja) 1988-02-27
JPH017742Y2 true JPH017742Y2 (ja) 1989-03-01

Family

ID=33454931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986168497U Expired JPH017742Y2 (ja) 1986-04-18 1986-11-01

Country Status (1)

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JP (1) JPH017742Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103334214A (zh) * 2013-07-10 2013-10-02 江西井竹实业有限公司 一种多层棉麻袜及其织造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51109358A (ja) * 1975-12-23 1976-09-28 Wildt Mellor Bromley Ltd Ratsuchibogu

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51109358A (ja) * 1975-12-23 1976-09-28 Wildt Mellor Bromley Ltd Ratsuchibogu

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103334214A (zh) * 2013-07-10 2013-10-02 江西井竹实业有限公司 一种多层棉麻袜及其织造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6330388U (ja) 1988-02-27

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