JPH04144165A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH04144165A
JPH04144165A JP2266956A JP26695690A JPH04144165A JP H04144165 A JPH04144165 A JP H04144165A JP 2266956 A JP2266956 A JP 2266956A JP 26695690 A JP26695690 A JP 26695690A JP H04144165 A JPH04144165 A JP H04144165A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体装置及びその製造方法に係わり、特に
、積層型の半導体装置を形成する製造方法に関する。
[従来の技術] 近年、半導体素子の高集積化が進み、4MDRAM、I
MSRAM等の量産や16M、64MDRAM、4MS
RAM等の開発・試作が活発に行われている。今後、こ
れらの半導体素子の高密度化が更に進むにつれて、三次
元構造の半導体素子実現に対する期待が更に高まるもの
と予想される。
SRAMを例にとると、4M以上のSRAMでは、メモ
リーセルに高抵抗poly−3iを用いた4−T型のS
RAMやシリコン基板上にnチャンネルとpチャンネル
のMOSFETを形成した6−T型のSRAMに代わり
、積層0MO3構造のSRAMが検討、試作されている
。積層0MO3構造では、シリコン基板上にnチャンネ
ルMO3FETが形成され、絶縁材料を挟んでpチャン
ネルpoly−3iTFTが積層された構造になってお
り、4−T型と6−T型の長所を持ち合わせている。即
ち、pチャンネルをpoly−3iTFTで形成し、積
層構造とすることで4−T型とほぼ同じセルサイズで0
MO3構造を実現でき、高集積性、ソフトエラー耐性、
低消費電力性等に優れたSRAMが実現できる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来のpoly−3iTFTを積層した半導
体素子では、以下に述べる問題点があった。  (1)
poly−3i膜をLPCVD法で590℃〜630℃
程度で成膜するか、面相成長法poly−si膜を結晶
成長させる方法がおもに用いられていたが、この様な方
法で形成したpoly−3i膜の結晶性は必ずしも良好
では無く、結晶化率が95%を越える膜や結晶粒内にt
 w in等の欠陥が少ない高品質のpoly−3i膜
を低温で形成することが困難であった。そのため、TP
Tのオフ電流の低減、オン電流の増大が困難となってい
た。  (2)poly−3iTFTのソース・ドレイ
ン領域をイオンインプラ法で形成し、600°C〜90
0℃程度で活性化する方法が一般に用いられていたが、
この方法では活性化アニル時に不純物が横方向に拡散し
、実効チャンネル長を減少させるために、ゲート長1μ
m以下のTPTを再現性良く形成することが困難であっ
た。
又、チャンネル領域を成す多結晶シリコン層の膜厚は、
500A程度以下、望ましくは50A〜250人程度ま
で薄膜化することで、オフ電流の低減、vthの低減等
の高性能化が実現できる。ところが、この様な薄膜にソ
ース・ドレイン領域を形成した場合、シート抵抗を十分
に下げることができない等の問題もある。
そこで、本発明はより簡便かつ実用的な方法で、結晶性
の高い多結晶シリコンを低温で再現性良く形成し、高性
能なpoly−3iTFTを低温形成する方法を提供す
るものである。更に、本発明はゲート長1μm以下の微
細なpoly−SiTFTを形成する方法も提供する。
[課題を解決するための手段] 本発明の半導体装置は、 1)絶縁ゲート型半導体装置のチャンネル領域がシリコ
ンを主体とする多結晶半導体で形成された半導体装置に
おいて、ゲート電極、ゲート絶縁層、少なくともチャン
ネル部に対応した領域に開口部を有するソース・ドレイ
ン領域を成す薄膜、チャンネル領域を成すシリコンを主
体とする多結晶半導体層がこの順で積層された構造を有
することを特徴とする。
2)前記絶縁ゲート型半導体装置のチャンネル長が1ミ
クロン以下であることを特徴とする。
3)前記チャンネル領域を成すシリコンを主体とする多
結晶半導体層の膜厚が50A〜250Aであることを特
徴とする特 4)前記多結晶半導体層の結晶化率が99.5%以上で
あることを特徴とする。
5)前記ソース・ドレイン領域を成す薄膜が不純物をド
ープした多結晶シリコンより成ることを特徴とする。
6)前記不純物をドープした多結晶シリコン層の抵抗率
が5x1o−4Ωcm以下であることを特徴とする。
更に、本発明の半導体装置の製造方法は、7)チャンネ
ル領域を成すシリコンを主体とする多結晶半導体層を、
弗素、塩素の内の少なくとも一方の元素を含むガスを少
なくとも用い、前記ガスをプラズマ状に励起分解し、成
膜する工程を少なくとも有することを特徴とする。
8)前記工程の基板温度が300℃〜600℃であるこ
とを特徴とする。
9)ソース・ドレイン領域を成す不純物をドープしたシ
リコンを主体とする多結晶半導体層を、弗素、塩素の内
の少なくとも一方の元素を含むガスを少なくとも用い、
前記ガスをプラズマ状に励起分解し、成膜する工程を少
なくとも有することを特徴とする。
10)前記工程の基板温度が300℃〜600℃である
ことを特徴とする。
[実施例] 第3図は、従来の半導体装置の断面図の一例である。尚
、第3図では半導体素子としてスタ・ソフト型CMO3
を例としている。第3図において、301はシリコン基
板、302はp−well領域、303はLOCO3酸
化法で形成した素子分離領域、304はゲート絶縁膜、
305p o I V−3i等を素子材としたゲート電
極、306はn十拡散領域、307はゲート絶縁膜を成
す絶縁層、308はチャンネル領域を成す多結晶シリコ
ン層、309はソース・ドレイン領域を成すp十拡散領
域であり、イオンインプラ法でボロンを打ち込んだ後、
600℃〜900℃程度で活性化する方法が一般に用い
られている。しかし、この方法では活性化アニール時に
不純物が横方向に拡散し、実効チャンネル長を減少させ
るために、ゲート長1μm以下のTPTを再現住良く形
成することが困難であった。又、チャンネル領域を成す
多結晶シリコン層の膜厚は、500人程度数下、望まし
くは50人〜250人度数まで薄膜化することで、オフ
電流の低減、vthの低減等の高性能化が実現できる6
 ところが、従来の素子構造では、前述の理由で多結晶
シリコン膜を薄膜化した場合、ソース・ドレイン領域の
シート抵抗を十分に下げることができない等の問題もあ
った。本発明はこの様な問題を解決するもので、以下、
その詳細を実施例に基づき説明する。
第1図は、本発明の実施例における半導体装置の断面図
の一例である。尚、第1図では半導体素子としてスタッ
クド型CMO3を例としている。
第1図において、101はシリコン基板、102はp−
well領域、103はLOGO3酸化法で形成した素
子分離領域、104はゲート絶縁膜、105p o 1
 y−3i等を素子材としたゲート電極、106はn十
拡散領域、107はゲート絶縁膜を成す絶縁層、109
ソース・ドレイン領域を成す不純物をドープした多結晶
シリコン層、108はチャンネル領域を成す多結晶シリ
コン層である0本発明では、poly−3iTFTのソ
ース・ドレイン領域を不純物をドープした多結晶シリコ
ン層で形成するため、活性化アニール時に不純物が横方
向に拡散し、実効チャンネル長を減少させる問題も起き
ず、ゲート長1μm以下のTPTを再現性良く形成する
ことができるようになった。即ち、本発明の積層構造の
TFTでは、フォト工程のパターン精度のみに依存して
、実効チャンネル長を制御できるため、サブミクロンの
poly−3iTFTを再現性良く形成することができ
る。又、チャンネル領域を成す多結晶シリコン層の膜厚
は、500A程度以下、望ましくは50人〜250A程
度まで薄膜化することで、オフ電流の低減、vthの低
減等の高性能化が実現できる。ところが、従来の構造で
はチャンネル領域の多結晶シリコンと同一の薄膜にソー
ス・ドレイン領域を形成する構造のため、シート抵抗が
高くなるという問題もあった。しかし、本発明ではソー
ス・ドレイン領域をチャンネル領域とは別に形成するた
め、チャンネル領域の膜厚とソース・ドレイン領域の膜
厚を独立に設定でき、上述の問題を回避することができ
る。
第2図は、本発明の実施例における半導体装置の製造工
程図の一例である。尚、第2図では3次元トランジスタ
への簡単な応用例(スタックド型CMO3)を示す。
第2図において、 (a)は、シリコン基板201にp
−well領域202を形成し、LOCO3酸化法で素
子分M領域203を形成する工程である。
(b)は、ゲート絶縁膜204を形成後、ゲート電極2
05をpoly−3i等を素子材とし形成後、所定の形
状にパターン形成し、ソース・ドレイン領域を成すn°
拡散層206を形成する工程である。
(C)は、ゲート絶縁膜を成す絶縁層207を形成し、
コンタクトホールを開け、ソース・ドレイン領域を成す
不純物をドープした多結晶シリコン層210を500A
〜4000A程度形成し、所定の形状にパターン形成す
る工程である。多結晶シリコン層の形成方法としては、
プラズマCVD法(PCVD法)で基板温度300°C
〜450 ’C程度の低温で多結晶シリコンを膜厚50
0A〜3500A程度成膜する方法がある。以下に、成
膜条件の一例を示す。反応ガスとして、モノシラン(S
 i Hj)、ジクロルシラン(SiH2C12)、B
2を用い、混合比を例えば、5iHj:  5IH2C
12=1+  20〜に 200程度、 S iH4:
  )(2= l:  100〜1:  1000程度
に設定し、ドーピングガスとして、ジボラン(B2H6
)等を用い、例えば、5iHj: B2H6:1:  
0.002〜1:0.04程度の混合比で混合する。基
板温度を300°C〜450°C程度に保持し、rfパ
ワーを印加し反応ガスを分解し、不純物をドープした低
抵抗多結晶シリコンを成膜する。この様にして形成され
た多結晶シリコンのシート抵抗は1000人の膜厚で6
0〜100Ω/口であり、低抵抗な多結晶シリコンを低
温で成膜することができた。又、基板温度を450℃〜
600℃程度の比較的高温で成膜した場合、上述のシー
ト抵抗の値は40〜6oΩ/ロ程度まで下げることもで
きる。尚、多結晶シリコンの形成方法はこれに限定され
るものではない。
例えば、固相成長法で低抵抗の多結晶シリコンを形成す
ることもできる。以下、その−例を説明する。まず、不
純物をドープしたa−3i膜をPCVD法で成膜する。
反応ガスはSiH4、B2ガスを用ν1、ドーピングガ
スにはB2H6ガスを用いた。
基板温度は150〜250°C1内圧は0.8T。
rrで、13.56MHzのrf電源を用しまた。
B 2H6,5jH4の流量比は[B2H6] / [
S i H4] =3 x 10−3〜4X10−2と
なるように設定した。a−3j成膜後、450″Cで3
0m1n、N2でプリアニールしてa−3i中に含まれ
るB2を脱離させる。これは、B2がa−3i中に含ま
れたまま固相成長アニールを行うと、B2が抜けた部分
が空孔となり、多孔質の膜になってしまうのを防ぐ目的
である。この後、固相成長アニール工程に移る。アニー
ル条件はN2ガス中、550〜650℃の温度で4〜7
2時間である。この固相成長アニールによって、s、 
−S iは多結晶化し、ゲート電極中のSiグレイン平
均粒径は約1〜3μmまでになり、5μm以上の粒径を
しめずグレインも多数現れる。これでp+poly−3
iができる。
アニールはN2アニールに限ることはなく、レーザービ
ームアニール、ハロゲンランプアニール等でもよい。レ
ーザービーム、ハロゲンランプを用いる場合は、N2ア
ニールに比べてアニール時間を短縮できる。アニール工
程時にはa−3i成膜時に混入させたB原子も同時に活
性化される。この結果、多結晶シリコンの抵抗率は、p
+po1y−siで1〜3×10−3Ω・cm程度まで
低抵抗化される。次に、ソース、ドレイン領域の不純物
のより完全な活性化を目的として、700℃〜800℃
程度のN2アニール、ランプアニールもしくはレーザー
アニールを必要に応じて施す。この活性化アニールによ
り、B原子の完全な活性化と結晶化率の増大も同時に達
成され、p+poly−siの抵抗率は1〜5×10−
4Ω−cm (1000Aの膜厚で10〜50Ω/口)
程度まで下げることもできる。
(d)は、ゲート絶縁膜を成す絶縁層207表面の清浄
化を目的としたライトエツチングを行なった後、多結晶
シリコン層208を形成し、続いて、結晶粒界に存在す
る欠陥を低減する目的で、水素プラズマ処理等の水素化
処理を行う工程である。多結晶シリコン層の形成方法と
しては、プラズマCVD法(PCVD法)で基板温度3
00°C〜450℃程度の低温で多結晶シリコンを膜厚
50A〜1500A程度成膜する方法が有効である。P
CVD法では、通常、反応ガスとして、モノシラン(S
iHt )やジシラン(Si2Hs)等を用いるが、こ
の様な反応ガスを用いた場合、300℃〜450℃程度
の基板温度では、非晶質シリコンかせいぜい微結晶シリ
コンが成膜されるだけであり、高品質な多結晶シリコン
を成膜することは困難である。
しかし、反応ガスとして、上述のSiH,、Si2H6
等に加えて、弗素(F)、塩素(C1)等の元素を含む
反応ガスを適量混合することで、高品質な多結晶シリコ
ン膜を低温形成できる。反応ガスとして、5iHa、S
i2H6等に加えて、弗素(F)、塩素(C1)等の元
素を含む反応ガスを適量混合することで、高品質な多結
晶シリコン膜を低温形成できる。成膜条件の一例を以下
に示す。反応ガスとして、SiH4、ジクロルシラン(
3iH2C12)、F2を用い、混合比を例えば、5i
H−:5iH2C12=1+  20−1:  200
程度、5iHa: H2=1:  100〜1:  1
000程度に設定し、基板温度を300℃〜450°C
程度に保持し、rfパワーを印加し、反応ガスを分解し
多結晶シリコンを成膜する。膜厚に関しては、多結晶シ
リコン層を薄膜化すると、オフ電流が減少し、Vth(
L、きい値電圧)が減少する現象が知られてνする。従
って、多結晶シリコン層の膜厚は500A以下が望まし
く、50A〜250人程度が特に望ましい。従って、こ
の様な薄膜でかつ高品質な多結晶シリコンを形成するこ
とが特に重要となる。
基板温度が300℃以下の場合は、結晶化率が低く、<
220>配向性も見られないが、基板温度を400℃〜
450℃程度にすると50A〜250A程度の薄膜でも
、結晶化498%以上でく220〉に配向した高品質な
多結晶シリコンを成膜することができる。又、結晶化率
を上げるという点では、基板温度は450℃〜600℃
程度で成膜した膜のほうがさらに良好で、99.5%以
上の結晶化率を達成でき、TPTのオン電流の増大及び
オフ電流の低減に有効である。
この様に、本発明によれば、低温で高品質の多結晶シリ
コン膜を形成できるため、本実施例に示したスタックド
型CMO3を始め、高性能な3次元ICを低温で製造す
ることができる。尚、本実施例では反応ガスとして、5
iH2C12を用いる場合を示したが、これに限定され
るものではない。
例えばS i C14、S i H2C12,5iHC
13、C12、S i Fa、SiHF3、S i F
2F2、SiH3F、5izFs、F2、HCI等のF
(弗素)もしくはC1(塩素)のうちの少なくとも一方
の元素を含むエツチング性を有する反応ガスと5iHa
、Si2Hg、5i3He等の反応ガスを適量混合する
ことで、高品質な多結晶シリコンを低温で成膜すること
ができる。
本発明に基づく半導体装置の製造方法を用い、作成した
多結晶シリコンTPT (Nチャンネル)の電界効果移
動度は、150〜2000m2/■・see程度、オン
オフ比8〜9桁(Ion: Vd=5V、Vg=10V
、Ioff: Vd=5V、Vg=OV)程度であり、
高性能なpoly−3iTFTを低温で形成することが
できた。
又、チャンネル領域に不純物をドーピングして、Vth
 lきい値電圧)を制御する手段も極めて有効である。
同相成長法で形成した多結晶シリコンTPTでは、Nチ
ャンネルトランジスタがデプレッション方向にvthが
シフトし、Pチャンネルトランジスタがエンハンスメン
ト方向にシフトする傾向がある。又、上記TPTを水素
化した場合、その傾向がより顕著になる。そこで、チャ
ンネル領域に10′5〜1019/cm’程度の不純物
をドープすると、vthのシフトを抑えることができる
。例えば、イオン注入法等でB(ボロン)等の不純物を
1011〜1013/cm2程度のドーズ量で打ち込む
等の方法がある。
尚、本発明は、第1図及び第2図の実施例に示したスタ
ックド型0MO3以外にも、積層型の絶縁ゲート型半導
体素子全般に応用できるほか、バイポーラトランジスタ
、静電誘導型トランジスタ、太陽電池・光センサをはじ
めとする充電変換素子等の半導体素子を多結晶半導体を
素子材として形成する場合にきわめて有効な製造方法と
なる。
[発明の効果コ 以上述べたように、本発明によればより簡便な製造プロ
セスで大粒径で結晶化率の高い多結晶シリコン膜を低温
で形成することができる。その結果、絶縁性非晶質材料
上に高性能な半導体素子を形成することが可能となり、
三次元IC等の積層型の半導体装置を低温で簡便なプロ
セスで製造できるようになった。
また、本発明は、第1図及び第2図の実施例に示したT
PT以外にも、絶縁ゲート型半導体素子全般に応用でき
るほか、バイポーラトランジスタ、静電誘導型トランジ
スタ、太陽電池・光センサをはじめとする光電変換素子
等の半導体素子を多結晶半導体を素子材として形成する
場合にきわめて有効な製造方法となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における半導体装置の断面図で
ある。 第2図(a)〜(d)は本発明の実施例における半導体
装置の製造工程図である。 第3図は従来の半導体装置の断面図である。 101.201,301 102.202,302 103.203,303 104.204,304 105 、205 、305 107.207,307 108.208.30B 109.209.309 シリコン基板 p”well領域 素子分離領域 ゲート絶縁膜 ゲート電極 ゲート絶縁膜 多結晶シリコン層 ソース・ドレイン領域 以上 出願人セイコーエプソン株式会社 代理人弁理土鈴木喜三部(fl!!1名)第1図 第2図(a) 第2図(b) 第2図(c) 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)絶縁ゲート型半導体装置のチャンネル領域がシリコ
    ンを主体とする多結晶半導体で形成された半導体装置に
    おいて、ゲート電極、ゲート絶縁膜、少なくともチャン
    ネル部に対応した領域に開口部を有するソース・ドレイ
    ン領域を成す薄膜、チャンネル領域を成すシリコンを主
    体とする多結晶半導体層がこの順で積層された構造を有
    することを特徴とする半導体装置。 2)前記絶縁ゲート型半導体装置のチャンネル長が1ミ
    クロン以下であることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置。 3)前記チャンネル領域を成すシリコンを主体とする多
    結晶半導体層の膜厚が50Å〜250Åであることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の半導体装置。 4)前記多結晶半導体層の結晶化率が99.5%以上で
    あることを特徴とする請求項1〜請求項3記載の半導体
    装置。 5)前記ソース・ドレイン領域を成す薄膜が不純物をド
    ープした多結晶シリコンより成ることを特徴とする請求
    項1〜請求項4記載の半導体装置。 6)前記不純物をドープした多結晶シリコン層の抵抗率
    が5×10^−^4Ωcm以下であることを特徴とする
    請求項5記載の半導体装置。 7)チャンネル領域を成すシリコンを主体とする多結晶
    半導体層を、弗素、塩素の内の少なくとも一方の元素を
    含むガスを少なくとも用い、前記ガスをプラズマ状に励
    起分解し、成膜する工程を少なくとも有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。 8)前記工程の基板温度が300℃〜600℃であるこ
    とを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。 9)ソース・ドレイン領域を成す不純物をドープしたシ
    リコンを主体とする多結晶半導体層を、弗素、塩素の内
    の少なくとも一方の元素を含むガスを少なくとも用い、
    前記ガスをプラズマ状に励起分解し、成膜する工程を少
    なくとも有することを特徴とする半導体装置の製造方法
    。 10)前記工程の基板温度が300℃〜600℃である
    ことを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07193144A (ja) * 1991-11-30 1995-07-28 Samsung Electron Co Ltd 半導体メモリ装置及びその製造方法
US6376287B1 (en) 1993-05-12 2002-04-23 Micron Technology, Inc. Method of making field effect

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