JPH0414346Y2 - - Google Patents

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JPH0414346Y2
JPH0414346Y2 JP1986183962U JP18396286U JPH0414346Y2 JP H0414346 Y2 JPH0414346 Y2 JP H0414346Y2 JP 1986183962 U JP1986183962 U JP 1986183962U JP 18396286 U JP18396286 U JP 18396286U JP H0414346 Y2 JPH0414346 Y2 JP H0414346Y2
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packaging box
support member
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handle
packaged
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JP1986183962U
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JPS6388948U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、包装箱に小型ステレオ装置等の被包
装物が収容されて成る梱包体を運搬するために設
けられる梱包体の把手構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の梱包体の把手構造としては、例
えば、第3図に示すような型式のものが多用され
ている。同図の構造では、包装箱20の天壁とな
る長尺がわ天フラツプ21,21に、それぞれ切
欠き部22,22が形成されている。包装箱20
の内部には、緩衝材24……に保護されたステレ
オ本体25と、一対のスピーカー26,26と
が、各々独立した被包装物23,23に形成さ
れ、並べて収容される。上記両被包装物23,2
3の緩衝材24……上には、包装箱20に対応し
た大きさを有し、かつ、第4図に示すようなプラ
スチツク製の把手27を上方に突出させて取り付
けたハードボード28が配置される。そして、第
5図に示すように、上記ハードボード28を把手
27のみが上記切欠き部22,22から外部へ突
出するように、上記被包装物23,23と共に包
装箱20内に収容し、長尺がわ天フラツプ21,
21の合わせ目にテープ29,29を貼着して包
装箱20を封止し、把手27を握持して包装箱2
0を運搬するものであつた。
しかしながら、上記従来の構造では、把手27
が包装箱20の天壁から外部に突出しているの
で、見栄えが悪くなる上に、被包装物23,23
が重い場合には、把手27を握持して包装箱20
を運ぶに際し、天フラツプ21,21が凸状に膨
らんで大きく撓み、包装箱が損壊する虞れを有し
ていた。
そこで、上記のような問題点を解決するものと
して、実開昭60−50182号公報および実開昭60−
50119号公報に開示されている構造が先に提案さ
れている。これら両者は、包装箱の天壁に手指挿
入孔を形成し、包装箱内に、その底壁から天壁に
達する緩衝材を配し、この緩衝材における上記の
手指挿入孔付近に凹状の把手部を形成し、この把
手部に手指挿入孔から指を挿入することにより包
装箱を運搬するようになつている。そして、この
ような構造により、包装箱からの把手の突出を回
避し、また、全ての荷重が包装箱の天壁に加わつ
て包装箱が損壊する事態を防止している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記のように、緩衝材によつて把手
を形成する場合には、剛性の低い緩衝材に把手と
しての強度を確保するため、および把手形成用の
スペースを確保するために緩衝材が大型化し、こ
れに伴つて梱包体が大型化するという問題点を有
している。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る梱包体の把手構造は、上記の課題
を解決するために、包装箱の内部に、製品本体が
緩衝材に支持されかつ保護された状態で収容され
る梱包体の把手構造において、上記包装箱内に、
横設部と立設部とを有する薄板状の支持部材を備
え、上記の緩衝材を、支持部材の横設部が緩衝材
と包装箱の底壁との間で挟圧されるように、支持
部材の立設部に沿つて横設部上に配置し、支持部
材における立設部の上部に握持孔を形成する一
方、包装箱の天壁には、上記支持部材上の部位
に、運搬者の手を挿入するための挿入孔を形成し
たことを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成によれば、横設部を立設部とを有す
る薄板状の支持部材の立設部の上部に握持孔を形
成し、この部分が把手となつているので、梱包体
の大型化を招来することなく、把手が形成されて
いる。また、製品本体を支持し保護する緩衝材
を、支持部材の横設部が緩衝材と包装箱の底壁と
の間で挟圧されるように、支持部材の立設部に沿
つて横設部上に配置しているので、方向箱内にお
いて支持部材は適切に固定され、梱包体の運搬を
安定した状態で行うことができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
第1図に示すように、包装箱1の上部には、開
閉自在な各々一対の短尺がわ天フラツプ2,2と
長尺がわ天フラツプ3,3とが対向位置を成して
形成されている。両長尺がわ天フラツプ3,3
は、包装箱1の天壁を成すものであり、閉じた際
に相互に当接する端部の各々対応する部位に、挿
通孔5を形成するための切欠き部4,4を有して
いる。これら切欠き部4,4は、第2図に示すよ
うに、長尺がわ及び短尺がわ天フラツプ2,2、
3,3の封止時に形成される挿入孔5へ、容易に
手を挿入することができるように充分な大きさを
有している。
製品本体である一対のスピーカー8,8及びス
テレオ本体10は、それぞれ、緩衝材7,7およ
び緩衝材9a,9bに両側から支持されかつ保護
された状態で、各々独立した被包装物6a,6b
として形成され、上記包装箱1の内部に並べて収
容される。これら被包装物6a,6bの間から一
方の被包装物6bと包装箱1の底壁との間にかけ
て、立設部11bと横設部11aとから成るL字
形の支持部材11が配置される。この支持部材1
1は本梱包体における把手となるものであり、薄
板状のプラスチツク材又は厚紙等にて形成されて
いる。上記支持部材11の横設部11a上には、
上記の緩衝材9aが、立設部11bに沿つて配置
される。従つて、支持部材11は、横設部11a
がステレオ本体10の重量のために緩衝材9aと
包装箱1の底壁との間にて挟圧されることによ
り、固定される。上記立設部11bの上部には、
親指を除く4本の指を挿通できる程度の大きさの
楕円形を成す握持孔12は穿設されている。更
に、上記横設部11a上の緩衝材9aには、第2
図に示す挿入孔5に直下で、かつ、上記握持孔1
2と近接する上端部に、指を挿入孔5から握持孔
12まで導くための切込み凹部13が形成されて
いる。そして、第2図に示すように、包装箱1に
被包装物6a,6b及び支持部材11を収容し、
短尺がわ天フラツプ2,2と長尺がわ天フラツプ
3,3とを閉じて、両長尺がわ天フラツプ3,3
の突合わせ部位に挿入孔5を除いてテープ14,
14を貼着して封緘することにより、梱包体が構
成される。
上記の構成において、包装箱1を持ち運ぶ場合
には、挿入孔5から手を挿入し、指を握持孔12
に挿通して支持部材11を握持する。この状態か
ら梱包体を持ち上げると、緩衝材9aの上端部が
包装箱1の天壁に当接し、被包装物6aの重量と
被包装物6bの重量の一部が、包装箱1の底壁、
天壁および緩衝材9aを介して支持部材11に加
わる。また、被包装物6bの残りの重量は直接、
支持部材11に加わる。従つて、包装箱1の長尺
がわ天フラツプ3,3には被包装物6a,6bの
重量が直接かからなくなり、これによつて上記長
尺がわ天フラツプ3,3の撓みは抑制される。
なお、上記の実施例では、1個のL字形の支持
部材11にて1個の被包装物6bに直接、力を作
用させる構造であるが、これに限定されるもので
はなく、例えば1個の支持部材11にて複数の被
包装物に直接、力を作用させる構造、或いは、逆
T字形の支持部材を使用することにより両被包装
物6a,6bに直接、力を作用させる構造等を採
用してもよい。
〔考案の効果〕
本考案に係る梱包体の把手構造は、以上のよう
に、包装箱内に、横設部と立設部とを有する薄板
状の支持部材を備え、製品本体を支持しかつ保護
する緩衝材を、支持部材の横設部が緩衝材と包装
箱の底壁との間で挟圧されるように、支持部材の
立設部に沿つて横設部上に配置し、支持部材にお
ける立設部の上部に握持孔を形成する一方、包装
箱の天壁には、上記支持部材上の部位に、運搬者
の手を挿入するための挿入孔を形成した構成であ
る。
これにより、梱包体の大型化を招来することな
く、美観が良好で包装箱が損壊する虞のない把手
を備えることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
のであつて、第1図は梱包体内部の状態を示す分
解斜視図、第2図は梱包状態の斜視図、第3図乃
至第5図は従来例を示すものであつて、第3図は
梱包体内部の状態を示す分解斜視図、第4図は把
手とハードボードとの関係を示す分解斜視図、第
5図は梱包状態の斜視図である。 1は包装箱、3は長尺がわ天フラツプ(天壁)、
5は挿入孔、7,9a,9bは緩衝材、8はスピ
ーカー(製品本体)、10はステレオ本体(製品
本体)、11は支持部材、12は握持孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 包装箱の内部に、製品本体が緩衝材に支持され
    かつ保護された状態で収容される梱包体の把手構
    造において、上記包装箱内に、横設部と立設部と
    を有する薄板状の支持部材を備え、上記の緩衝材
    を、支持部材の横設部が緩衝材と包装箱の底壁と
    の間で挟圧されるように、支持部材の立設部に沿
    つて横設部上に配置し、支持部材における立設部
    の上部に握持孔を形成する一方、包装箱の天壁に
    は、上記支持部材上の部位に、運搬者の手を挿入
    するための挿入孔を形成したことを特徴とする梱
    包体の把手構造。
JP1986183962U 1986-11-28 1986-11-28 Expired JPH0414346Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986183962U JPH0414346Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JP1986183962U JPH0414346Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6388948U JPS6388948U (ja) 1988-06-09
JPH0414346Y2 true JPH0414346Y2 (ja) 1992-03-31

Family

ID=31131184

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6050119B2 (ja) * 1978-11-09 1985-11-06 松下電器産業株式会社 スピ−カ装置
JPS6050182B2 (ja) * 1979-05-17 1985-11-07 東レ株式会社 1,6,11−ウンデカントリアミンの製造法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6050119U (ja) * 1983-09-12 1985-04-09 三洋電機株式会社 把手孔付梱包装置
JPS6050182U (ja) * 1983-09-12 1985-04-09 三洋電機株式会社 扇風機の梱包装置

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JPS6388948U (ja) 1988-06-09

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