JPH0624347Y2 - 物品輸送用緩衝材 - Google Patents

物品輸送用緩衝材

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Publication number
JPH0624347Y2
JPH0624347Y2 JP1986085951U JP8595186U JPH0624347Y2 JP H0624347 Y2 JPH0624347 Y2 JP H0624347Y2 JP 1986085951 U JP1986085951 U JP 1986085951U JP 8595186 U JP8595186 U JP 8595186U JP H0624347 Y2 JPH0624347 Y2 JP H0624347Y2
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JP
Japan
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end points
line
folding
points
rectangular board
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Application number
JP1986085951U
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JPS62191633U (ja
Inventor
勇 安谷屋
Original Assignee
勇 安谷屋
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、物品輸送用緩衝材に関するものであり、特に
封筒等に入れて、内部に収納する物品を保護する物品輸
送用緩衝材に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、物品類を安全に輸送荷役するのに有効な緩衝材と
して実公昭49−47339号の考案が提案されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のこの緩衝材は、特定の形態をした物品(懸垂碍子
その他の円盤状或は笠状の襞部を備えた送電線用の碍子
類)を収容するのには適するものの、それ以外の物品を
収容して輸送する場合には緩衝材内で物品の移動が起り
緩衝効果をあまり期待できないという問題点があった。
従って、本考案の目的は、収納する物品の形状及び種類
の如何を問わず損傷することなく保持、運搬が可能な物
品輸送用の緩衝材を提供することにある。
本考案の他の目的は、内部に物品保持用のオープンスペ
ースを容易に形成でき、極めて安定した状態で内容物の
収納、搬送が図れる物品輸送用の緩衝材を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、2枚の厚紙A,Bの間に波形紙Cを接着した
3層構造の矩形ボードより形成され、この矩形ボードが
次のa,bの要素を備えて成る物品輸送用緩衝材であ
る。
a.矩形ボードの底辺の両端を端点とする、オープンス
ペース形成用の第1の折曲線を傾斜して刻設するととも
に、該第1の折曲線との端点MとM′を結ぶ線分に水平
線を刻設し、更に前記端点M,M′より上方に、この端
点M,M′を各始点とする胴部形成用の第2の折曲線を
刻設し、前記第1の折曲線及び第2の折曲線の折曲を確
実にするため、前記端点M,M′を一端とし、前記底辺
の中央に設けた切欠の外周縁上の3点P,Q,Rを他の
一端とする4本の切込線を設けたこと。
b.前記第2の折曲線の上方側の端点T,T′を一方の
端点とし、矩形ボードの上辺の各両端を他の端点とする
第3の折曲線を刻設するとともに、前記端点TとT′を
結ぶ線分に水平線を刻設し、更に前記端点T,T′をそ
れぞれの略頂点とし、前記上辺の一部を底辺とする二等
辺三角形の小部分に、前記上辺閉鎖用の脆弱部を形成し
たこと。
〔作用〕
2枚の緩衝材を封筒内に収納し、2枚の緩衝材によって
形成される内部スペースに物品を収容して第1の折曲線
及び第2の折曲線等によって、緩衝材の内部が拡開した
ときには、緩衝材の内部下端に形成される三角形MM′
Pの内壁面は上辺(上方)側へ隆起する。このため、内
部に瓶などを収容すると、瓶等の底部は支持され、落下
による衝撃等から有効に保護される。
〔実施例〕
以下、本考案を添付図面に示した良好な実施例とともに
説明する。
第1図において、本考案に係る緩衝材400は、厚紙A
と厚紙Bとの間に波形紙Cを接着した3層構造の矩形ボ
ード401より形成されている(第2図参照)。
この矩形ボード401の底辺404側には、底辺404
の両端を端点とする、オープンスペース形成用の第1の
折曲線410,410を傾斜して刻設し、更にこの第1
の折曲線410,410の端点MとM′を結ぶ線分(底
部404と略平行な線分)には、水平線414を刻設し
ている。更に前記端点M,M′より上方には、この端点
M,M′を各始点とする胴部形成用の第2の折曲線41
2,412を刻設している。しかして、この第2の折曲
線412,412の存在により前記第1の折曲線41
0,410の折曲は容易になる。
更に前記第1の折曲線410及び第2の折曲線412の
折曲を確実にするため、前記端点M,M′を一端とし、
前記底辺404の中央に設けた菱形の切欠430の外周
縁上の3点P,Q,Rを他の一端とする、前記厚紙B及
び波形紙Cに達する4本の切込線412,422,42
3,424を設けてある(例えば、切込線421は、線
分MQを有する切込として、切込線422は、線分MP
を有する切込として、切込線423は、線分M′Pを有
する切込として、そして切込線424は、線分M′Rを
有する切込としてそれぞれ形成されている)。
一方、前記第2の折曲線412,412の上方側には、
端点T,T′をそれぞれの一方の端点とし、矩形ボード
の上辺441の各両端をそれぞれの他の端点とする第4
の折曲線443,444を刻設するとともに、前記端点
TとT′を結ぶ線分に水平線447を刻設してある。又
前記端点T,T′をそれぞれの略頂点とし、前記上辺4
41の一部を底辺とする二等辺三角形の小部分に、外面
側より内面側に達する多数の点穴あるいは断続的な切込
み等が施され、前記上辺441閉鎖用の脆弱部449,
450が形成されている。
しかして、第3図の状態にある緩衝材400の上辺44
1はEF方向に閉じ合わせることが可能であり、封筒の
蓋閉もスムーズに行い得る構成となっている。このた
め、この緩衝材400を2枚封筒内に入れ、更に物品を
緩衝材内に収容し、封筒を蓋閉すれば、荷は極めて安定
した状態で保持できる(第4図参照)。符合460は封
筒、461は瓶である。
〔考案の効果〕
本考案は以上の如く構成され、次に記載する効果を奏す
る。
緩衝性の優れたボードによって形成され、外方よりの衝
撃に強く、又市販の封筒内に一対の緩衝材を折曲線を対
向させて挿入することにより、物品を収納保持するスペ
ースを内部に簡単に形成でき、しかも物品を収納した場
合には2枚の緩衝材が接近しようとして包装体内で物品
を挾圧保持するため、緩衝材間の内部空間において収容
物品との間に多少の隙間ができても収納された物品は移
動せず、輸送時に物品が損傷する虞れがないとともに、
収納する物品の形状及び種類の如何を問わず、安定した
状態で物品を搬送・保管でき極めて汎用性が高い物品輸
送用の緩衝材が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る物品輸送用緩衝材の正面図、第2
図は緩衝材が3層構造のボードを用いて形成されている
ことを示す略図、第3図は第1図に示す緩衝材2枚を封
筒内に挿入し物品収容空間を形成し、その一部を切欠い
た状態を示す斜視図、第4図は使用状態を示す断面略図
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の厚紙A,Bの間に波形紙Cを接着し
    た3層構造の矩形ボードより形成され、この矩形ボード
    が次のa,bの要素を備えて成る物品輸送用緩衝材。 a.矩形ボードの底辺404の両端を端点とする、オー
    プンスペース形成用の第1の折曲線410,410を傾
    斜して刻設するとともに、該第1の折曲線410と41
    0の端点MとM′を結ぶ線分に水平線414を刻設し、
    更に前記端点M,M′より上方に、この端点M,M′を
    各始点とする胴部形成用の第2の折曲線412,412
    を刻設し、前記第1の折曲線410及び第2の折曲線4
    12の折曲を確実にするため、前記端点M,M′を一端
    とし、前記底辺404の中央に設けた切欠430の外周
    縁上の3点P,Q,Rを他の一端とする4本の切込線4
    21,422,423,424を設けたこと。 b.前記第2の折曲線412,412の上方側の端点
    T,T′を一方の端点とし、矩形ボードの上辺441の
    各両端を他の端点とする第3の折曲線443,444を
    刻設するとともに、前記端点TとT′を結ぶ線分に水平
    線447を刻設し、更に前記端点T,T′をそれぞれの
    略頂点とし、前記上辺441の一部を底辺とする二等辺
    三角形の小部分に、前記上辺441閉鎖用の脆弱部44
    9,450を形成したこと。
JP1986085951U 1986-05-24 1986-06-05 物品輸送用緩衝材 Expired - Lifetime JPH0624347Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
WO86/00266 1986-05-24
PCT/JP1986/000266 WO1987000145A1 (en) 1985-07-09 1986-05-24 Envelope element, envelope blank and envelope formed from said envelope blank

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62191633U JPS62191633U (ja) 1987-12-05
JPH0624347Y2 true JPH0624347Y2 (ja) 1994-06-29

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ID=30941916

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JP1986085951U Expired - Lifetime JPH0624347Y2 (ja) 1986-05-24 1986-06-05 物品輸送用緩衝材

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JP (1) JPH0624347Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4947339U (ja) * 1972-08-01 1974-04-25

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JPS62191633U (ja) 1987-12-05

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