JP3098852U - 一升瓶6本入ダンボール箱の搬送時における瓶底部破損防止かぶせ箱 - Google Patents
一升瓶6本入ダンボール箱の搬送時における瓶底部破損防止かぶせ箱 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】日本酒等液体の入った一升瓶6本入りンボール箱の底面、また側面下部を確実に、簡単な方法で保護して、ダンボール箱及び内部の瓶の破損を防止、その使用後においては容易にリサイクルまたは廃棄が行える緩衝用のはかま状ダンボール製かぶせ箱を提供する。
【解決手段】組立、管理保管を容易にするため、ダンボールの一体成形で構成される。構造としては、長辺側、短辺側フラップをそれぞれ内側へ折り返し、先端部を階段状に折り込むことによって構成される中空上げ底を組み合わせて、一升瓶6本入ダンボールの重量を支えうる強度の緩衝空間を持つ上げ底部分を構成するものである。この折り込みにより同時に側壁部はすべて2枚重ねの構造となり緩衝性を向上させ、さらに側壁部に設けた折り込み部で箱内寸法を調整することにより、多少サイズの異なる被包装物にも対応する。
【選択図】図4
【解決手段】組立、管理保管を容易にするため、ダンボールの一体成形で構成される。構造としては、長辺側、短辺側フラップをそれぞれ内側へ折り返し、先端部を階段状に折り込むことによって構成される中空上げ底を組み合わせて、一升瓶6本入ダンボールの重量を支えうる強度の緩衝空間を持つ上げ底部分を構成するものである。この折り込みにより同時に側壁部はすべて2枚重ねの構造となり緩衝性を向上させ、さらに側壁部に設けた折り込み部で箱内寸法を調整することにより、多少サイズの異なる被包装物にも対応する。
【選択図】図4
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は業務用などに使用される、一升瓶が6本入ったダンボール箱を搬送する際の破損防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に日本酒等液体の入った一升瓶を6本収納するダンボール箱は、搬送時16kg前後の重量になるため、これの搬送時においてしばしば発生する破損を防ぐために現在ダブル構造のダンボール基材を使用したり、さらに底面部を2枚重ねになるよう設計するなど強化につとめているが、余り効果が見られないのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記物品の搬送時、地面に置く際などにその重さにより思った以上に加速がつき、そのまま地面に当たる際の衝撃でしばしば内容物の瓶の底部が割れることがあり、こういった事態に際しては従来の構造では強度、緩衝力ともに不充分であった。
【0004】
しかし斯かる事態を想定した箱底面を保護する技術はこれまで特になく、一部の運送会社や酒販売店においては、箱から瓶を一度取り出し、箱の底部分にクッション材を敷いた上で瓶を入れ直したり、箱外側下部にクッション材を巻いたりして底面の保護を図っていたが、いずれも相当に手間がかかり、かつ使用後のクッション材の廃棄が不用意にできないという欠点があった。
【0005】
本考案は斯様な事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは重量のかかる一升瓶6本入りのダンボール箱底面また側面下部を確実に、かつ簡単な方法で保護し、使用後においては容易にリサイクルまたは廃棄が行える緩衝用のはかま状かぶせ箱を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための技術】
前項に記載した目的を達成するために、まず第一に本考案はダンボールの一体成形とした。構造としては長辺側フラップを折り返し、先端部を階段状に折り込むことによって構成される長辺側中空上げ底一対、短辺側フラップを長辺側とほぼ同様に折り込むことによって構成される短辺側中空上げ底一対からなり、短辺側中空上げ底の先端を長辺側中空上げ底に開けたスリットに差し込むことにより長辺側、短辺側ともに上げ底部分を安定させ強度を保つ。
またフラップを折り返したことによって側壁部はすべて2枚重ねの構造となり、さらに側壁頂部に入れた73ミリ間隔の切り込みによって構成された折り込み部分を折り返すことにより、当該かぶせ箱より小さい底面積の一升瓶6本入りダンボール箱でも粘着テープ等を使わず固定できる構造とした。
【0007】
【実施例】
以下に本考案によるかぶせ箱の実施例を、図面に基づいて説明する。
【0008】
図1は、本考案によるかぶせ箱の展開図である。本考案のかぶせ箱は、底面0の斜線部を底面00に、箱全体を中心の縦折れ線で半折し、糊付け部9を反対側の側壁面6に糊付けする事により保管・運搬に適した扁平状態になる。この時の底面は、公知の技術であるワンタッチ底箱の状態である。
【0009】
図2は扁平状態にしたかぶせ箱を立方体に起こした状態を示したものである。この状態から長辺側フラップ2〜5の折罫線K1を谷折り、K2を山折り、K4を谷折りにした状態でK0を箱内部へ折り返して底面でフラップ先端同士を付け合わせて図3の状態にする。
【0010】
次に短辺側フラップ7〜10の折罫線K5を山折り、K6を谷折り、K7を山折りにして図6の状態にする。
【0011】
次に短辺側フラップ7〜10の折罫線K5を山折り、K6を谷折り、K7を山折りにして図6の状態にする。
【0012】
このままK5を完全に折り返し、差込部10を切抜部Nに差し込んだ状態が図3である。これにより中空上げ底形成壁3と4が固定され、かぶせ箱が完成する。
【0013】
完成状態のかぶせ箱に、図5の様に被包装物12を収納する。被包装物の下3分の1から4分の1がかぶせ箱に収まる。
【0014】
これで本かぶせ箱は被包装物との密着により固定され使用状態となるが、被包装物の寸法は製造メーカーにより若干の差異があるため、本かぶせ箱はその中でも大きめのものにあわせて縦横寸法を設定するべきである。
【0015】
しかしそうなると縦横寸法が小さめのものについては、かぶせ箱との間に隙間が生じて、使用中にかぶせ箱が被包装物から外れ落ちてしまう等の不都合が起きることが考えられる。
【0016】
そのためそのような被包装物に使用する際は、図6の様に折り込み部11を内側へ折り返してかぶせ箱と被包装物の隙間を埋めた状態で、図7の様に被包装物12を収納する。これにより密着不足を補って固定する。
【0017】
【作用】
本考案によるかぶせ箱は、一升瓶6本入りのダンボール箱に袴をはかせる格好で使用する。これにより前項記載の中空上げ底部分が下方からの衝撃を、また2枚重ねの側壁面が下部側面からの衝撃を吸収し、被包装物に収納されている一升瓶の破損を防止する。
【0018】
また、側壁面もしくは側壁面に設けた折り込み部分が被包装物に密着、粘着テープ等を使用することなく安定した収納状態を維持することができ、かつ使用後の取り外しも容易である。
【0019】
一体成形のダンボール板で構成することにより、複数の部材を組み合わせるなどの複雑な作業をすることなく簡便に組立ができ、また使用後のリサイクルまたは廃棄も容易に行える。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるかぶせ箱の展開図。
【図2】図1に示すかぶせ箱を扁平状態から立方体に起こした状態の斜視図。
【図3】図2から長辺側フラップを組み立てた状態を上面から見た図。
【図4】図3から短辺側フラップを組み立て、完成した状態を上面から見た図。
【図5】被包装物を完成したかぶせ箱に収める状態の斜視図。
【図6】四方側面に設けた折り込み部分を折り込む様子を示す斜視図。
【図7】被包装物を図6の状態のかぶせ箱に収める状態の斜視図。
【0021】
【符号の説明】
1.長辺側側壁面外側
2.長辺側側壁面内側
3.長辺側中空上げ底形成壁上面
4.長辺側中空上げ底形成壁縦面
5.長辺側中空上げ底形成壁底面
6.短辺側側壁面外側
7.短辺側側壁面内側
8.短辺側中空上げ底形成壁上面
9.糊付け部
10.差込部
11.折り込み部
12.被包装物
0〜00.本体底面
K0〜K4.折罫線
S0〜S1.切込線
N.切抜部
【産業上の利用分野】
本考案は業務用などに使用される、一升瓶が6本入ったダンボール箱を搬送する際の破損防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に日本酒等液体の入った一升瓶を6本収納するダンボール箱は、搬送時16kg前後の重量になるため、これの搬送時においてしばしば発生する破損を防ぐために現在ダブル構造のダンボール基材を使用したり、さらに底面部を2枚重ねになるよう設計するなど強化につとめているが、余り効果が見られないのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記物品の搬送時、地面に置く際などにその重さにより思った以上に加速がつき、そのまま地面に当たる際の衝撃でしばしば内容物の瓶の底部が割れることがあり、こういった事態に際しては従来の構造では強度、緩衝力ともに不充分であった。
【0004】
しかし斯かる事態を想定した箱底面を保護する技術はこれまで特になく、一部の運送会社や酒販売店においては、箱から瓶を一度取り出し、箱の底部分にクッション材を敷いた上で瓶を入れ直したり、箱外側下部にクッション材を巻いたりして底面の保護を図っていたが、いずれも相当に手間がかかり、かつ使用後のクッション材の廃棄が不用意にできないという欠点があった。
【0005】
本考案は斯様な事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは重量のかかる一升瓶6本入りのダンボール箱底面また側面下部を確実に、かつ簡単な方法で保護し、使用後においては容易にリサイクルまたは廃棄が行える緩衝用のはかま状かぶせ箱を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための技術】
前項に記載した目的を達成するために、まず第一に本考案はダンボールの一体成形とした。構造としては長辺側フラップを折り返し、先端部を階段状に折り込むことによって構成される長辺側中空上げ底一対、短辺側フラップを長辺側とほぼ同様に折り込むことによって構成される短辺側中空上げ底一対からなり、短辺側中空上げ底の先端を長辺側中空上げ底に開けたスリットに差し込むことにより長辺側、短辺側ともに上げ底部分を安定させ強度を保つ。
またフラップを折り返したことによって側壁部はすべて2枚重ねの構造となり、さらに側壁頂部に入れた73ミリ間隔の切り込みによって構成された折り込み部分を折り返すことにより、当該かぶせ箱より小さい底面積の一升瓶6本入りダンボール箱でも粘着テープ等を使わず固定できる構造とした。
【0007】
【実施例】
以下に本考案によるかぶせ箱の実施例を、図面に基づいて説明する。
【0008】
図1は、本考案によるかぶせ箱の展開図である。本考案のかぶせ箱は、底面0の斜線部を底面00に、箱全体を中心の縦折れ線で半折し、糊付け部9を反対側の側壁面6に糊付けする事により保管・運搬に適した扁平状態になる。この時の底面は、公知の技術であるワンタッチ底箱の状態である。
【0009】
図2は扁平状態にしたかぶせ箱を立方体に起こした状態を示したものである。この状態から長辺側フラップ2〜5の折罫線K1を谷折り、K2を山折り、K4を谷折りにした状態でK0を箱内部へ折り返して底面でフラップ先端同士を付け合わせて図3の状態にする。
【0010】
次に短辺側フラップ7〜10の折罫線K5を山折り、K6を谷折り、K7を山折りにして図6の状態にする。
【0011】
次に短辺側フラップ7〜10の折罫線K5を山折り、K6を谷折り、K7を山折りにして図6の状態にする。
【0012】
このままK5を完全に折り返し、差込部10を切抜部Nに差し込んだ状態が図3である。これにより中空上げ底形成壁3と4が固定され、かぶせ箱が完成する。
【0013】
完成状態のかぶせ箱に、図5の様に被包装物12を収納する。被包装物の下3分の1から4分の1がかぶせ箱に収まる。
【0014】
これで本かぶせ箱は被包装物との密着により固定され使用状態となるが、被包装物の寸法は製造メーカーにより若干の差異があるため、本かぶせ箱はその中でも大きめのものにあわせて縦横寸法を設定するべきである。
【0015】
しかしそうなると縦横寸法が小さめのものについては、かぶせ箱との間に隙間が生じて、使用中にかぶせ箱が被包装物から外れ落ちてしまう等の不都合が起きることが考えられる。
【0016】
そのためそのような被包装物に使用する際は、図6の様に折り込み部11を内側へ折り返してかぶせ箱と被包装物の隙間を埋めた状態で、図7の様に被包装物12を収納する。これにより密着不足を補って固定する。
【0017】
【作用】
本考案によるかぶせ箱は、一升瓶6本入りのダンボール箱に袴をはかせる格好で使用する。これにより前項記載の中空上げ底部分が下方からの衝撃を、また2枚重ねの側壁面が下部側面からの衝撃を吸収し、被包装物に収納されている一升瓶の破損を防止する。
【0018】
また、側壁面もしくは側壁面に設けた折り込み部分が被包装物に密着、粘着テープ等を使用することなく安定した収納状態を維持することができ、かつ使用後の取り外しも容易である。
【0019】
一体成形のダンボール板で構成することにより、複数の部材を組み合わせるなどの複雑な作業をすることなく簡便に組立ができ、また使用後のリサイクルまたは廃棄も容易に行える。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるかぶせ箱の展開図。
【図2】図1に示すかぶせ箱を扁平状態から立方体に起こした状態の斜視図。
【図3】図2から長辺側フラップを組み立てた状態を上面から見た図。
【図4】図3から短辺側フラップを組み立て、完成した状態を上面から見た図。
【図5】被包装物を完成したかぶせ箱に収める状態の斜視図。
【図6】四方側面に設けた折り込み部分を折り込む様子を示す斜視図。
【図7】被包装物を図6の状態のかぶせ箱に収める状態の斜視図。
【0021】
【符号の説明】
1.長辺側側壁面外側
2.長辺側側壁面内側
3.長辺側中空上げ底形成壁上面
4.長辺側中空上げ底形成壁縦面
5.長辺側中空上げ底形成壁底面
6.短辺側側壁面外側
7.短辺側側壁面内側
8.短辺側中空上げ底形成壁上面
9.糊付け部
10.差込部
11.折り込み部
12.被包装物
0〜00.本体底面
K0〜K4.折罫線
S0〜S1.切込線
N.切抜部
Claims (5)
- 長辺側、短辺側それぞれ左右対象の、接地面から約30ミリの中空部分を有する上げ底部分で一升瓶6本が入ったダンボール箱を支え、搬送または移動中に地面に急激に下ろした際などに生ずる下からの衝撃を中空部分で
吸収し、中の一升瓶底部が破損することを防ぐ構造のかぶせ箱。 - 四方の約150ミリの側壁をすべてダンボール板2枚で構成し、これにより請求項1記載の底面保護に加え側面からの衝撃も緩和して瓶下部を保護
する構造のかぶせ箱。 - 内寸を一般的な一升瓶6本入りダンボールの縦横寸法に近い寸法として被収納物と当該かぶせ箱との側壁同士が密着するようにし、これにより粘着テープなどで固定しなくても被収納物を持ち上げた際等に容易に落下しな
い構造のかぶせ箱。 - 当該かぶせ箱より底面積の小さい一升瓶6本入りダンボール箱を収納する際、四方の約150ミリの側壁すべてに設けた幅73ミリの折り込み部分のいずれか、または4枚すべてを箱内部に折り込んで、この折り込み部分の厚みと反発力によって被収納物を支えることにより、粘着テープなどで固定しなくても被収納物を持ち上げた際等に容易に落下しない構造のかぶ
せ箱。 - 請求項1から請求項4までの特徴を、粘着テープによる固定、別パーツの使用などに依ることなく1枚のダンボール板で一体成形として実現した構
造のかぶせ箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002008274U JP3098852U (ja) | 2002-11-20 | 2002-11-20 | 一升瓶6本入ダンボール箱の搬送時における瓶底部破損防止かぶせ箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002008274U JP3098852U (ja) | 2002-11-20 | 2002-11-20 | 一升瓶6本入ダンボール箱の搬送時における瓶底部破損防止かぶせ箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3098852U true JP3098852U (ja) | 2004-03-18 |
Family
ID=43252595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002008274U Expired - Fee Related JP3098852U (ja) | 2002-11-20 | 2002-11-20 | 一升瓶6本入ダンボール箱の搬送時における瓶底部破損防止かぶせ箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3098852U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102426598B1 (ko) * | 2022-03-08 | 2022-07-29 | (주)대명피앤씨 | 녹다운형 카톤박스 |
-
2002
- 2002-11-20 JP JP2002008274U patent/JP3098852U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102426598B1 (ko) * | 2022-03-08 | 2022-07-29 | (주)대명피앤씨 | 녹다운형 카톤박스 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |