JP3083749U - 収納容器 - Google Patents

収納容器

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JP3083749U
JP3083749U JP2001005017U JP2001005017U JP3083749U JP 3083749 U JP3083749 U JP 3083749U JP 2001005017 U JP2001005017 U JP 2001005017U JP 2001005017 U JP2001005017 U JP 2001005017U JP 3083749 U JP3083749 U JP 3083749U
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守蔵 佐光
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株式会社クラウン・パッケージ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品を損傷することなく容易に収納及び取出
しが可能であるとともに、収納容器自体を小さなスペー
スで保管することができる収納容器を提供する。 【解決手段】 収納容器Aは、1枚の段ボール材にて一
体に形成されており、底板部10に一対の第1側板部1
2と一対の第2側板部14とを折れ線を介してそれぞれ
展開閉合自在に連設させる。また、一方の第2側板部1
4に一対の横壁部16と第1上面部18とを折れ線を介
してそれぞれ展開閉合自在に連設させ、もう一方の第2
側板部14にも一対の横壁部16と第2上面部20とを
折れ線を介してそれぞれ展開閉合自在に連設させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、収納用の容器に関するものであり、特に、和菓子や洋菓子等の小型 の食料品を主とする物品を収納及び運搬するための容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、食品の収納及び運搬に用いられている容器は、厚手のボール紙等にて形 成されている。この容器は、箱状の収納部と、収納部を封止するための蓋部とを 有している。この蓋部には、手提げが配設されており、この手提げを握持して運 搬に供される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の容器においては、蓋部や側壁部が物品の出し入れの邪魔となる 場合があり、取り扱いに手間取るとともに、繊細な構造の物品を出し入れする際 に変形したり破損する可能性がある。
【0004】 また、収納容器は通常箱状を呈しているので、収納容器自体を保管する場合に 、大きなスペースを要してしまうという問題があった。
【0005】 そこで、本考案は、物品を損傷することなく容易に収納及び取出しが可能であ るとともに、収納容器自体を小さなスペースで保管することができる収納容器を 提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、物 品を収納するための収納容器であって、方形状を呈する底板部と、該底板部から 折れ線を介して連設された第1側板部であって、該底板部における辺であって、 相対する2つの辺から折れ線を介して連設された第1側板部と、該第1側板部か ら折れ線を介して連設された第2側板部であって、該底板部の該第1側板部が連 設された辺とは異なる辺で、相対する2つの辺から折れ線を介して連設され、方 形状を呈する第2側板部と、該第2側板部から折れ線を介して連設された天板部 であって、該第2側板部における辺であって、底板部が連設された辺と相対する 辺から折れ線を介して連設された天板部と、該第2側板部の相対する両辺から折 れ線を介して連設された外側支え板部であって、底板部側よりも天板部側の方が 大きい幅を呈し、天板部側の端部が該天板部に連設された外側支え板部で、第2 側板部と天板部との境界をなす折れ線の端部から伸びた折れ線を有する外側支え 板部と、を有することを特徴とする。
【0007】 この第1の構成の収納容器を使用する際には、第1側板部と第2側板部とを底 板部に対して寝かせた状態、つまり、同一平面上にした状態にして、底板部に収 納すべき物品を載置する。そして、第1側板部を立設させ、第1側板部を立設さ せた状態で、上記第2側板部を底板部に対して立設させ、一対の天板部を閉じた 状態とする。その際、第1側板部が外側支え板部の内側にあるようにする。する と、第1側板部は、外側支え板部に支持された状態になるので、第1側板部が外 側に倒れることがない。また、収納された物品を取り出す場合にも、第1側板部 と第2側板部とを底板部に対して寝かせた状態とした上で、取り出す。よって、 物品を収納したり、収納した物品を取り出す場合に、収納容器の構成部分が邪魔 になることがなく、物品を破損することがない。また、外側支え板部には、折れ 線を有しているので、天板部を第2側板部に当接するように折曲した場合でも、 外側支え板部自体も2つ折りの状態となり、収納容器を全体として平板状にする ことができ、収納容器自体を保管する際に少ないスペースで済ますことができる 。
【0008】 また、第2には、物品を収納するための収納容器であって、方形状を呈する底 板部と、該底板部から折れ線を介して連設された第1側板部であって、該底板部 における辺であって、相対する2つの辺から折れ線を介して連設された第1側板 部と、該第1側板部から折れ線を介して連設された第2側板部であって、該底板 部の該第1側板部が連設された辺とは異なる辺で、相対する2つの辺から折れ線 を介して連設され、方形状を呈する第2側板部と、該第2側板部から折れ線を介 して連設された天板部であって、該第2側板部における辺であって、底板部が連 設された辺と相対する辺から折れ線を介して連設された天板部と、該第2側板部 の相対する両辺から折れ線を介して連設された外側支え板部であって、該底板部 と第2側板部との境界をなす折れ線の端部から傾斜した直角三角形状を呈し、天 板部側の端部が該天板部に連設された外側支え板部で、第2側板部と天板部との 境界をなす折れ線の端部から伸びた折れ線を有する外側支え板部で、少なくとも 上記一対の天板部が閉状態になっている場合に、上記第1側板部を外側から支え るための外側支え板部と、を有することを特徴とする。
【0009】 この第2の構成の収納容器を使用する際には、第1側板部と第2側板部とを底 板部に対して寝かせた状態、つまり、同一平面上にした状態にして、底板部に収 納すべき物品を載置する。そして、第1側板部を立設させ、第1側板部を立設さ せた状態で、上記第2側板部を底板部に対して立設させ、一対の天板部を閉じた 状態とする。その際、第1側板部が外側支え板部の内側にあるようにする。する と、第1側板部は、外側支え板部に支持された状態になるので、第1側板部が外 側に倒れることがない。また、収納された物品を取り出す場合にも、第1側板部 と第2側板部とを底板部に対して寝かせた状態とした上で、取り出す。よって、 物品を収納したり、収納した物品を取り出す場合に、収納容器の構成部分が邪魔 になることがなく、物品を破損することがない。また、外側支え板部には、折れ 線を有しているので、天板部を第2側板部に当接するように折曲した場合でも、 外側支え板部自体も2つ折りの状態となり、収納容器を全体として平板状にする ことができ、収納容器自体を保管する際に少ないスペースで済ますことができる 。
【0010】 なお、上記第2の構成において、外側支え板部を「該第2側板部の相対する両 辺から折れ線を介して連設された外側支え板部であって、該底板部と第2側板部 との境界をなす折れ線の端部から傾斜した直角三角形状を呈し、天板部側の端部 が該天板部に連設された外側支え板部で、第2側板部と天板部との境界をなす折 れ線の端部から伸びた折れ線を有する外側支え板部」としてもよい。
【0011】 また、第3には、上記第1又は第2の構成において、上記収納容器は、さらに 、上記天板部における第2側板部が連設された辺と相対する辺から折れ線を介し て連設された手提げ部を有することを特徴とする。よって、この手提げ部が設け られていることによって、運搬が容易となる。さらに、双方の手提げ部を両方同 時に握持して運搬することにより、収納容器が不用意に展開して内部に収納され ている物品が外部へ落下することを防止することができる。
【0012】 また、第4には、上記第1から第3までのいずれかの構成において、上記収納 容器は、さらに、上記一対の天板部が対向した状態で保持するとともに、保持し た状態を解除するための着脱機構部を有することを特徴とする。よって、収納容 器の上面を確実に封止することができ、第2側板部が不用意に展開することを防 止することができる。
【0013】 また、第5には、上記第1から第4までのいずれかの構成において、上記収納 容器は、さらに、上記天板部における第2側板部が連設された辺と相対する辺で ある自由端側の辺の両端から自由端側方向に折れ線を介して連設された内側支え 板部であって、少なくとも上記一対の天板部が閉状態になっている場合に、上記 第1側板部を内側から支えるための内側支え板部を有することを特徴とする。よ って、第1側板部を内側から支えるので、第1側板部が内側に倒れることにより 、物品を破損するおそれがない。
【0014】 また、第6には、上記第1から第5までのいずれかの構成において、上記収納 容器が、シート状部材により形成されていることを特徴とする。
【0015】 また、第7には、物品を収納するための収納容器で、シート状部材により形成 された収納容器であって、方形状を呈する底板部と、該底板部から折れ線を介し て連設された第1側板部であって、該底板部における辺であって、相対する2つ の辺から折れ線を介して連設された第1側板部と、該第1側板部から折れ線を介 して連設された第2側板部であって、該底板部の該第1側板部が連設された辺と は異なる辺で、相対する2つの辺から折れ線を介して連設され、方形状を呈する 第2側板部と、該第2側板部から折れ線を介して連設された天板部であって、該 第2側板部における辺であって、底板部が連設された辺と相対する辺から折れ線 を介して連設された天板部と、該第2側板部の相対する両辺から折れ線を介して 連設された外側支え板部であって、該底板部と第2側板部との境界をなす折れ線 の端部から傾斜した直角三角形状を呈し、第2側板部と天板部との境界をなす折 れ線の端部から伸びた折れ線を有する外側支え板部で、少なくとも上記一対の天 板部が閉状態になっている場合に、上記第1側板部を外側から支えるための外側 支え板部と、該外側支え板部の天板部側の辺から折れ線を介して連設された接着 板部であって、天板部に当接して接着するための接着板部と、該天板部における 第2側板部が連設された辺と相対する辺から折れ線を介して連設された手提げ部 と、を有することを特徴とする。
【0016】 この第7の構成の収納容器を使用する際には、第1側板部と第2側板部とを底 板部に対して寝かせた状態、つまり、同一平面上にした状態にして、底板部に収 納すべき物品を載置する。そして、第1側板部を立設させ、第1側板部を立設さ せた状態で、上記第2側板部を底板部に対して立設させる。その際、第1側板部 が外側支え板部の内側にあるようにする。すると、第1側板部は、外側支え板部 に支持された状態になるので、第1側板部が外側に倒れることがない。また、収 納された物品を取り出す場合にも、第1側板部と第2側板部とを底板部に対して 寝かせた状態とした上で、取り出す。よって、物品を収納したり、収納した物品 を取り出す場合に、収納容器の構成部分が邪魔になることがなく、物品を破損す ることがない。また、外側支え板部には、折れ線を有しているので、天板部を第 2側板部に当接するように折曲した場合でも、外側支え板部自体も2つ折りの状 態となり、収納容器を全体として平板状にすることができ、収納容器自体を保管 する際に少ないスペースで済ますことができる。また、手提げ部が設けられてい ることによって、運搬が容易となる。さらに、双方の手提げ部を両方同時に握持 して運搬することにより、収納容器が不用意に展開して内部に収納されている物 品が外部へ落下することを防止することができる。
【0017】 なお、上記第7の構成において、外側支え板部を「該第2側板部の相対する両 辺から折れ線を介して連設された外側支え板部であって、該底板部と第2側板部 との境界をなす折れ線の端部から傾斜した直角三角形状を呈し、第2側板部と天 板部との境界をなす折れ線の端部から伸びた折れ線を有する外側支え板部」とし てもよい。
【0018】 また、第8には、上記第7の構成において、上記収納容器は、さらに、上記一 対の天板部が対向した状態で保持するとともに、保持した状態を解除するための 着脱機構部を有することを特徴とする。よって、収納容器の上面を確実に封止す ることができ、第2側板部が不用意に展開することを防止することができる。
【0019】 また、第9には、上記第7又は第8の構成において、上記収納容器は、さらに 、上記天板部における第2側板部が連設された辺と相対する辺である自由端側の 辺の両端から自由端側方向に折れ線を介して連設された内側支え板部であって、 少なくとも上記天板部が閉状態になっている場合に、上記第1側板部を内側から 支えるための内側支え板部を有することを特徴とする。よって、第1側板部を内 側から支えるので、第1側板部が内側に倒れることにより、物品を破損するおそ れがない。
【0020】 また、第10には、上記第7から第9までのいずれかの構成において、上記第 1側板部の角部には、アールが形成されていることを特徴とする。よって、天板 部を開状態から閉状態にする場合や、閉状態から開状態にする場合に、上記外側 支え板部が第1側板部の縁を摺動しやすくなり、操作がしやすくなる。
【0021】 また、第11には、上記第1から第10までのいずれかの構成において、収納 容器が、段ボール材により形成されていることを特徴とする。よって、段ボール 材の持つ緩衝機能によって、収納される物品をより保護することが可能となる。
【0022】 また、第12には、上記第1から第11までのいずれかの構成において、上記 収納容器を形成している段ボール材が、中芯の波形形状の波高を0.6±0.1 mmとし、さらに、長さ30cm当たりの山数を175±5山に形成されている ことを特徴とする。この第11の構成の収納容器は、超薄手の段ボール材にて形 成されているので、嵩張ることなく保管でき、軽量であるので容易に運搬するこ とができ、さらに、微細な波形構造により、高い緩衝性と断熱性を得ることがで きる。
【0023】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態としての実施例を図面を利用して説明する。本実施例の収 納容器Aは、全体に1枚からなる平板状の段ボール材(シート状部材)を用いて 形成されており、これを所定の外形形状に裁断したものを、所定の手順で組み立 てることにより略箱状に形成されるものである。すなわち、該収納容器Aは、図 1、図2に示すように、1枚の段ボール材が所定の外形形状に裁断されて、底板 部10と、第1側板部12と、第2側板部14と、横壁部16と、第1上面部1 8と、第2上面部20とに形成されている。なお、上記収納容器Aの展開図面( 図2)における実線は、外周線又は切断線を示し、また、破線は、特に指示する 以外は全て谷折りの折れ線を示すものとする。また、図中に示されている円内の 平行線は、本実施例の基材となる段ボール材の中芯の波形の形成方向を示すもの である。さらに、以下の説明にて引用されているX軸及びY軸の座標は、図2に 記載の座標軸を参照するものとする。
【0024】 ここで、上記収納容器Aについてさらに詳しく説明すると、上記底板部10は 、図2に示すように、所定の外形寸法を有する方形状に形成されている。図2の 例では、長方形状に形成されているが、正方形状であってもよい。この底板部1 0は、該収納容器Aにおいて、容器の底面を構成する部分である。すなわち、こ の底板部10は、収納される物品を載置するために形成されている。
【0025】 また、上記底板部10に隣接する4辺全辺には、側板部が連設されている。す なわち、該底板部10のX軸方向の両端の辺には、図2に示すように、互いに同 様の外形形状を呈する一対の第1側板部12が折れ線を介して連設されている。 また、該底板部10のY軸方向の両端の辺には、互いに同様の外形形状を呈する 一対の第2側板部14が折れ線を介して連設されている。
【0026】 上記一対の第1側板部12のY軸方向の長さは、図2に示すように、上記底板 部10のY軸方向の幅と同様の長さに形成されている。また、この第1側板部1 2のX軸方向の長さは、上記第2側板部14のY軸方向の幅より若干短くなるよ うに形成されている。さらに、該第1側板部12は、図2に示すように、端部の 角が湾曲するように裁断されている。つまり、第1側板部12の角部には、アー ルが形成されている。前記第1側板部12の端部の湾曲形状は、上記収納容器A の組み立て作業を容易にするために形成されている。
【0027】 また、上記一対の第1側板部12は、所定の手順でそれぞれ組み立てられると 、上記収納容器AのX軸方向の仕切り部材として形成される。つまり、該一対の 第1側板部12は、該収納容器A内に収納されている物品を外部へ脱落させるこ となく保持するために形成されている。
【0028】 上記一対の第2側板部14は、互いに同様の外形寸法を有する方形状に形成さ れている。すなわち、この第2側板部14のX軸方向の長さは、上記底板部10 のX軸方向の幅と同様の長さに形成されている。また、この第2側板部14のY 軸方向の長さは、収納される物品の高さ以上の幅となるように形成されている。 該一対の第2側板部14は、所定の手順でそれぞれ組み立てられると、該収納容 器AのY軸方向の仕切り部材として形成される。つまり、該一対の第2側板部1 4は、上記第1側板部12と同様に、該収納容器A内に収納されている物品を外 部へ脱落させることなく保持するために形成されている。
【0029】 ここで、上記一対の第2側板部14のX軸方向の両端の辺には、図2に示すよ うに、一対の横壁部16が折れ線を介してそれぞれ連設されている。この一対の 横壁部16は、図2に示すように、左右対称の外形形状を呈している。また、こ の横壁部16は、外側支持部(外側支え板部)16aと、接着部(接着板部)1 6bとを有している。
【0030】 上記外側支持部16aは、図2に示すように、直角三角形状を呈しており、そ のうちの一辺が、上記第2側板部14と折れ線を介して連設されている。つまり 、外側支持部16aは、該底板部10と第2側板部12との境界をなす折れ線の 端部から傾斜した直角三角形状を呈している。なお、第2側板部14の両側の各 外側支持部16aは、互いに左右対称に形成されている。この外側支持部16a は、上記収納容器Aを箱状に組み立てる際に、上記第1側板部12の立設状態を 外部側から支えるために形成されている。この外側支持部16aのX軸方向の長 さ、つまり、外側支持部16aにおける接着部16bと接する辺部の長さは、天 板部18aのY軸方向の長さと同様となっている。
【0031】 なお、外側支持部16aは、直角三角形であるとしたが、底板部側よりも天板 部側の方が大きい幅の構成であれば、他の形状であってもよい。
【0032】 上記接着部16bは、図2に示すように、概ね台形状を呈しており、外側支持 部16aの辺部から折れ線を介して連設されている。つまり、外側支持部16a における直角をなす辺部のうちの短い方の辺部、すなわち、上記外側支持部16 aの上記第2側板部14と連設されている辺から直角三角形の直角をなす角を挟 んで隣接する辺から折れ線を介して連設されている。この接着部16bは、図2 、図3に示すように、後述する方法でそれぞれ対応する糊しろRに合わせて接着 される部分である。糊しろRは、図2において、ハッチングで示される部分であ る。すなわち、この接着部16bが、天板部18aの所定の領域や天板部20a の所定の領域に当接して接着される。それぞれ対応する該糊しろRに合わせて接 着されると、上記横壁部16が上記第1上面部18及び第2上面部20の開閉動 作と連動して開閉するように形成されている。なお、収納容器Aの完成状態では 、接着部16bは、天板部18a、20aに接着されている。
【0033】 また、上記外側支持部16aの中辺部には、図2に示すように、折れ線Qが形 成されている。この折れ線Qは、第2側板部14と天板部18aとが接する折れ 線の端部から外側支持部16aの斜辺にまで伸びていて、第2側板部14と外側 支部部16aとが接する折れ線に対して45度の角度で形成されている。つまり 、図2において、角度α1は45度となっている。天板部20a側においても同 様に、第2側板部14と天板部20aとが接する折れ線の端部から外側支持部1 6aの斜辺にまで伸びていて、第2側板部14と外側支部部16aとが接する折 れ線に対して45度の角度で形成されている。つまり、図2において、角度α2 は45度となっている。なお、この折れ線Qには、ミシン目状に、所定間隔で切 込み線が形成されていて、より折曲げしやすくなっている。
【0034】 また、上記一対の第2側板部14の自由端側の辺、すなわち、該底板部10と 連設する辺とは反対の側に配設されている辺には、図2に示すように、第1上面 部18が折れ線を介して連設されている。さらに、もう一方の第2側板部14の 自由端の側には、該第1上面部18と同様に、第2上面部20が折れ線を介して それぞれ連設されている。
【0035】 上記第1上面部18は、図2に示すように、天板部18aと、内側支持部(内 側支え板部)18bと、嵌着部18cと、手提げ部18dと、舌片部18eとを 有している。
【0036】 上記天板部18aは、図2に示すように、所定の外形寸法を有する方形状(特 に、長方形状)を呈している。すなわち、この天板部18aのX軸方向の長さは 、上記底板部10及び第2側板部14のX軸方向の幅と同様の長さとなるように 形成されている。また、該天板部18aのY軸方向の長さは、該底板部10のY 軸方向の幅の約半分の長さとなるように形成されている。この天板部18aの両 側には、それぞれ隣接する接着部16bが当接して接着される。
【0037】 上記内側支持部18bは、図2に示すように、上記天板部18aの自由端側、 すなわち、上記底板部10と連設する辺とは反対の側の辺の両端に折れ線を介し て一対連設されている。この一対の内側支持部18bは、左右対称の形状を呈し ている。すなわち、この内側支持部18bの形状は、該天板部18aのX軸方向 の端部から上記手提げ部18dまでの間に配設可能な形状に形成され、さらに、 該天板部18aのX軸方向の端部側の頂点が湾曲するように形成されて、四半円 形の略扇状に形成されている。この内側支持部18bは、上記第1側板部12を 上記収納容器Aの内部側から支持し、底板部10側に倒れてこないようにするた めに形成されている。
【0038】 上記嵌着部18cは、図2に示すように、上記天板部18aの自由端側、すな わち、上記底板部10と連設する辺とは反対の側の辺の中辺部分に折れ線を介し て連設されている。また、この嵌着部18cは、その外周を上記天板部18aと 、手提げ部18dと、舌片部18eとに包囲される位置に配設され、かつ、所定 の外形寸法を有する方形状に形成されている。また、この嵌着部18cには、該 天板部18a寄りの中辺部に切込み線18c−1が形成されている。この切込み 線18c−1は、略コ字状に形成されている。この切込み線18c−1は、嵌着 部20cを挿通するためのものである。この嵌着部20cと切込み線18c−1 とで上記着脱機構部が形成される。
【0039】 上記手提げ部18dは、図2に示すように、概ね同様の幅を有する逆U字形状 を呈している。この手提げ部18dは、その両端が上記天板部18aの自由端側 、すなわち、上記底板部10と連設する辺とは反対の側の辺の所定位置に折れ線 を介して連設されている。すなわち、該手提げ部18dの両端部は、上記一対の 内側支持部18bと、嵌着部18cとの間の位置において該天板部18aと連設 されている。なお、この手提げ部18dの作用については、後述する。
【0040】 上記舌片部18eは、図2に示すように、この舌片部18eは、上記手提げ部 18dと折れ線を介して連設するように配設され、該嵌着部18cとは切断線を 介して切り離されている。この舌片部18eは、該手提げ部18dと、嵌着部1 8cとに包囲される位置に配設されている。なお、この舌片部18eの作用につ いては、後述する。
【0041】 次に、上記第2上面部20は、図2に示すように、上記第1上面部18と連設 されている第2側板部14と対をなすもう一方の第2側板部14の自由端の側に 連設されている。この第2上面部20は、天板部20aと、内側支持部20bと 、嵌着部20cと、手提げ部20dとを有している。
【0042】 上記天板部20aは、上記天板部18aと同様の外形形状に形成されており、 図2に示すように、所定の外形寸法を有する方形状(特に、長方形状)を呈して いる。すなわち、この天板部20aのX軸方向の長さは、上記底板部10及び第 2側板部14のX軸方向の幅と同様の長さとなるように形成されている。また、 該天板部20aのY軸方向の長さは、該底板部10のY軸方向の幅の約半分の長 さとなるように形成されている。この天板部20aの両側には、それぞれ隣接す る接着部16bが当接して接着される。つまり、この天板部20aは、上記収納 容器Aが箱状に組み立てられると、上記天板部18aと互いに連設されて、該収 納容器Aの上面の全体を被覆する蓋部として形成される。
【0043】 上記内側支持部20bは、上記内側支持部18bと同様の外形形状に形成され ており、図2に示すように、上記天板部20aの自由端側、すなわち、上記底板 部10と連設する辺とは反対の側の辺の両端に折れ線を介して一対連設されてい る。この一対の内側支持部20bは、左右対称の形状を呈している。すなわち、 この内側支持部20bの形状は、該天板部20aのX軸方向の端部から上記手提 げ部20dまでの間に配設可能な形状に形成され、さらに、該天板部20aのX 軸方向の端部側の頂点が湾曲するように形成されて、四半円形の略扇状に形成さ れている。この内側支持部20bは、上記内側支持部18bと同様に、上記第1 側板部12を上記収納容器Aの内部側から支えるために形成されている。
【0044】 上記嵌着部20cは、図2に示すように、略半円形状を呈しており、上記第2 側板部14の自由端側の辺の中央付近から突出するように配設されている。この 嵌着部20cの最大幅は、嵌着部18cに形成された切込み線18c−1のX軸 方向の長さと同等又は若干小さく形成されている。つまり、この嵌着部20cは 、上記嵌着部18cの切込み線18c−1に挿通可能な形状に形成されている。 すなわち、この嵌着部20cは、該嵌着部18cの開口部19に挿通されること で、上記第1上面部18の天板部18aと第2上面部20の天板部20aとを確 実に連結して、上記収納容器Aが不用意に開蓋することを防止している。また、 該嵌着部20cには、図2に示すように、該天板部20aと連接する部分の外周 側の付け根に括れが形成されている。この括れは、該嵌着部18cと、嵌着部2 0cとの嵌着力を強化するために形成されている。
【0045】 上記手提げ部20dは、上記手提げ部18dと同様の外形形状を呈しており、 図2に示すように、概ね同様の幅を有する逆U字形状を呈している。この手提げ 部20dは、上記一対の内側支持部20bと、嵌着部20cとの間において該天 板部20aと折れ線を介して連設されている。該手提げ部20dは、該手提げ部 18dと互いの外形形状に合わせて積重されるようにして使用される。すなわち 、この手提げ部18dと、手提げ部20dとは、中辺部の開口部分に指を挿通し て同時に握持することで、上記収納容器Aを運搬するために形成されている。
【0046】 上記構成の収納容器Aの製造工程においては、図2に示す展開状態に紙材(特 に段ボール材)を抜き取り、その後、4箇所全ての接着部16bの裏側の面を、 これに対応する天板部18a及び天板部20a上に表示された糊しろRに所定の 接着剤を用いて接着させる。すると、第1上面部18と第2上面部20とが展開 及び閉合されると、これに連動して両端の横壁部16も展開及び閉合されること となる。
【0047】 なお、本実施例の収納容器Aは、中芯の波形形状の波高を0.6±0.1mm とし、さらに、長さ30cm当たりの山数を175±5山に形成されている段ボ ール材により形成されているものとする。
【0048】 次に、本実施例の使用状態について図面を利用して説明する。本実施例の収納 容器Aは、主に和菓子や洋菓子若しくはファーストフード等の食料品を主とする 小型の物品を収納及び運搬するために用いられるものである。
【0049】 上記の構成の収納容器Aにおいては、この収納容器Aを使用しない状態では、 図3のように平板状に折り畳んでおく。つまり、底板部10と、第1側板部12 と、第2側板部14とを同一平面上に展開させるとともに、第1上面部18を折 り曲げて第2側板部14(第1上面部18に連設された第2側板部14)に当接 する状態とし、また、第2上面部20を折り曲げて第2側板部14(第2上面部 20に連設された第2側板部14)に当接する状態とする。すると、外側支持部 16aには、折れ線Qが設けられているので、外側支持部16aも2つ折りの状 態となり、収納容器A全体として平板状にしておくことができる。よって、収納 容器Aを保管する際にも、最小限のスペースで保管することができる。
【0050】 次に、収納容器Aを立体状に組み立てる場合について説明する。なお、収納容 器Aに物品を収納するには、組立て前に物品を底板部10上に載置しておくこと が好ましい。このようにすることにより、物品を収納する際にも、物品が収納容 器の壁面(第1側板部12や第2側板部14)等に接触せず、物品を保護するこ とができる。
【0051】 まず、閉合された状態の第1上面部18と、第2上面部20とをそれぞれ矢印 S方向(図3参照)へ引き上げて、天板部18aと、天板部20aとを立設させ る。ここで、内側支持部18b及び内側支持部20bは、収納容器Aの内部方向 へ折曲させておく。
【0052】 すると、第2側板部14の両端に配設されている外側支持部16aと内側支持 部18bとの間には、所定の隙間がそれぞれ形成される。また、同様に、外側支 持部16aと内側支持部20bとの間にも所定の隙間が形成される。
【0053】 また、手提げ部18d、手提げ部20dは、内側支持部18b、内側支持部2 0bとは反対に収納容器Aの外部方向へ折曲させておく。さらに、嵌着部18c は、開口部19を適宜開口状態とするべく嵌着部18cを収納容器Aの内部方向 へ若干折曲させておく。
【0054】 なお、上記の内側支持部18b、20bの折曲げと、手提げ部18d、20d の折曲げと、嵌着部18cの折曲げは、組立前に予め行っておいてもよい。
【0055】 次に、一対の第1側板部12を折れ線からそれぞれ矢印T方向(図3参照)へ 折曲させて立設させる。
【0056】 その後、一対の第2側板部14を立設させるが、同時に立設させるのは、多少 困難であるので、まず、第1上面部18が連設されている側の第2側板部14を 立設させる。
【0057】 つまり、第1上面部18が連設されている側の第2側板部14を、底板部10 に対して折れ線から前記の矢印T方向に立設させる。つまり、底板部10方向へ 折曲させて立設させる。この時、図4に示すように、一対の第1側板部12の端 部を、外側支持部16aと内側支持部18bとの間の隙間Uにそれぞれ同時に挿 通させて、外側支持部16aと第1側板部12とが重なり合うように嵌合させる 。つまり、この場合、第1側板部12は、外側支持部16aの内側になる。
【0058】 次に、第2上面部20が連設されている側の第2側板部14も同様に、底板部 10に対して折れ線から前記の矢印T方向へ折曲させて立設させる。さらに、該 第1上面部18が連設されている側の第2上面部14と同様に、既に立設されて いる第1側板部12の端部を、外側支持部16aと内側支持部20bとの間の隙 間に挿通させて、外側支持部16aと第1側板部12とが重なり合うように嵌合 させる。この場合にも、第1側板部12は、外側支持部16aの内側になる。
【0059】 そして、嵌着部18cの切込み線18c−1に嵌着部20cを挿通して嵌着さ せた後、図4に示すように、手提げ部18d、手提げ部20dが互いに重なり合 うようにして、舌片部18eを手提げ部20dの側へ折曲させる。この舌片部1 8eは、前記の如く手提げ部20dの側へ折曲されることにより、手提げ部18 dと、手提げ部20dとを一体に保持可能に形成されている。すなわち、この舌 片部18eは、使用者に手提げ部18dと手提げ部20dとを同時に握持させる ことにより、収納容器Aを握持する際に、第1上面部18及び第2上面部20が 不用意に開蓋することを防止している。さらに、この舌片部18eは、手提げ部 18d、手提げ部20dを握持する際に使用者の指が接触する部分、すなわち、 手提げ部18dと、手提げ部20dとを形成している段ボール材の下部側の端部 を被覆することで、使用者の指を保護するとともに、握持する際の使用感を向上 させている。このように、天板部18a、20aが閉状態になっている場合には 、第1側板部12は、外側からは外側支持部16bにより支えられ、また、内側 からは内側支持部18b、20bにより支えられることになる。なお、完全に閉 じた状態でなく、半分閉じたような状態でも、第1側板部12は、外側支持部1 6bと内側支持部18b、20bにより支えられる。
【0060】 また、収納された物品を取り出す場合には、嵌着部20cを切込み線18c− 1から抜いて、第1上面部18と第2上面部20の接続を解除し、第2側板部1 4を底板部10と同一平面状になるように寝かせる。また、第1側板部12につ いても、底板部10と同一平面状になるように寝かせる。そのような状態にした 後に、物品を取り出す。よって、物品を収納容器Aに接触させないで、収納され ていた物品を取り出すことが可能となる。なお、物品がケーキ等の食品の場合に は、第1側板部12と第2側板部14とを寝かせた状態でそのままこの収納容器 Aを皿のように使用して食べてもよい。
【0061】 以上のように、本考案の収納容器Aによれば、収納される物品に損傷を与える ことなく、容易に物品を出し入れすることができる。つまり、収納容器Aの開状 態においては、第1側板部12と第2側板部14とを寝かせた状態とすることが できるので、物品を収納する場合や取り出す場合に、収納容器Aの側壁等に接触 することがなく、ケーキ等の柔らかく損傷しやすい物品であっても、損傷なく収 納することができる。
【0062】 また、外側支持部16aが形成されているので、第1側板部12が外側に倒れ ることなく、立設状態を確実に保持することができる。同様に、内側支持部18 b、20bが設けられているので、第1側壁部12が内側に倒れることなく、立 設状態を確実に保持することができる。
【0063】 また、上記のように、収納容器Aは図3に示すように平板状に折り畳むことが できるので、収納容器Aがかさばることなく、保管においてもできる限り少ない スペースで済むことになる。
【0064】 また、収納容器Aを用いて物品を収納するに際しても、各部を立設させる等し て、簡単な操作で収納ができ、また、収納された物品を取り出す際にも、各部を 展開させる等して、簡単な操作で取出しを行なうことができる。
【0065】 また、手提げ部18d、手提げ部20dがそれぞれ設けられているので、収納 容器Aの運搬が容易となる。また、手提げ部18d及び手提げ部20dを両方同 時に握持して運搬するので、収納容器Aが不用意に展開して内部に収納されてい る物品が外部へ落下することを防止することができる。
【0066】 第1上面部18には嵌着部18cが、第2上面部20には嵌着部20cが互い に嵌着可能に形成されているので、収納容器Aの上面を確実に封止するとともに 第2側板部14が不用意に展開することを防止することができる。
【0067】 収納容器Aが全体に1枚の段ボール材にて形成されているので、部材の加工を 省力化することができ、利用される段ボール材を無駄なく効率良く使うことがで きる。同様に、1枚の段ボール材にて形成されているので、収納容器Aとして使 用不能となった場合には、材質の分別を行うことなく容易にリサイクル資源とし て廃棄することができる。
【0068】 収納容器Aが全体に超薄手の段ボール材にて形成されているので、嵩張ること なく保管でき、軽量であるので容易に運搬することができ、さらに、微細な波形 構造により、高い緩衝性と断熱性を得ることができる。
【0069】 さらに、収納容器Aが、独特の外観を有する形状に組み立てられるので、他の 収納容器と充分に識別することができる。
【0070】 なお、本考案は、本実施例の構成のみに限定されるものではなく、本実施例の 要旨を逸脱しない範囲であれば、これ以外の多様な態様に形成されていてもよい 。例えば、本実施例の基材として用いられている段ボール材を所定の強度を有す る材質であれば、異なる規格の段ボール材や、他の材質の紙材、若しくはシート 状の合成樹脂材等にて形成されていてもよい。また、部材間の接着に用いられて いる接着剤の代わりに両面テープを使用してもよい。
【0071】 また、本実施例の収納容器Aは、比較的小型の物品を収納可能な形状に形成さ れているが、さらに大型の物品や細長い物品を収納するために辺の長さを適宜調 整してもよい。
【0072】
【考案の効果】
本考案に基づく収納容器によれば、物品を収納したり、収納した物品を取り出 す場合に、収納容器の構成部分が邪魔になることがなく、物品を破損することが ない。また、外側支え板部には、折れ線を有しているので、天板部を第2側板部 に当接するように折曲した場合でも、外側支え板部自体も2つ折りの状態となり 、収納容器を全体として平板状にすることができ、収納容器自体を保管する際に 少ないスペースで済ますことができる。
【0073】 また、手提げ部を有する場合には、運搬が容易となる。さらに、双方の手提げ 部を両方同時に握持して運搬することにより、収納容器が不用意に展開して内部 に収納されている物品が外部へ落下することを防止することができる。
【0074】 また、上記一対の天板部が対向した状態で保持するとともに、保持した状態を 解除するための着脱機構部を有する場合には、収納容器の上面を確実に封止する ことができ、第2側板部が不用意に展開することを防止することができる。
【0075】 また、上記天板部における第2側板部が連設された辺と相対する辺である自由 端側の辺の両端から自由端側方向に折れ線を介して連設された内側支え板部であ って、上記天板部が閉状態になっている場合に、上記第1側板部を内側から支え るための内側支え板部を有する場合には、第1側板部を内側から支えるので、第 1側板部が内側に倒れることにより、物品を破損するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に基づく収納容器の構成を示す
全体斜視図である。
【図2】本考案の実施例に基づく収納容器の展開状態を
示す平面図である。
【図3】本考案の実施例に基づく収納容器の組み立て手
順を示す全体斜視図である。
【図4】本考案の実施例に基づく収納容器の組み立て手
順を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
A 収納容器 10 底板部 12 第1側板部 14 第2側板部 16 横壁部 16a 外側支持部 16b 接着部 18 第1上面部 20 第2上面部 18b、20b 内側支持部 18c、20c 嵌着部 18d、20d 手提げ部 Q 折れ線

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を収納するための収納容器であっ
    て、 方形状を呈する底板部と、 該底板部から折れ線を介して連設された第1側板部であ
    って、該底板部における辺であって、相対する2つの辺
    から折れ線を介して連設された第1側板部と、 該第1側板部から折れ線を介して連設された第2側板部
    であって、該底板部の該第1側板部が連設された辺とは
    異なる辺で、相対する2つの辺から折れ線を介して連設
    され、方形状を呈する第2側板部と、 該第2側板部から折れ線を介して連設された天板部であ
    って、該第2側板部における辺であって、底板部が連設
    された辺と相対する辺から折れ線を介して連設された天
    板部と、 該第2側板部の相対する両辺から折れ線を介して連設さ
    れた外側支え板部であって、底板部側よりも天板部側の
    方が大きい幅を呈し、天板部側の端部が該天板部に連設
    された外側支え板部で、第2側板部と天板部との境界を
    なす折れ線の端部から伸びた折れ線を有する外側支え板
    部と、を有することを特徴とする収納容器。
  2. 【請求項2】 物品を収納するための収納容器であっ
    て、 方形状を呈する底板部と、 該底板部から折れ線を介して連設された第1側板部であ
    って、該底板部における辺であって、相対する2つの辺
    から折れ線を介して連設された第1側板部と、 該第1側板部から折れ線を介して連設された第2側板部
    であって、該底板部の該第1側板部が連設された辺とは
    異なる辺で、相対する2つの辺から折れ線を介して連設
    され、方形状を呈する第2側板部と、 該第2側板部から折れ線を介して連設された天板部であ
    って、該第2側板部における辺であって、底板部が連設
    された辺と相対する辺から折れ線を介して連設された天
    板部と、 該第2側板部の相対する両辺から折れ線を介して連設さ
    れた外側支え板部であって、該底板部と第2側板部との
    境界をなす折れ線の端部から傾斜した直角三角形状を呈
    し、天板部側の端部が該天板部に連設された外側支え板
    部で、第2側板部と天板部との境界をなす折れ線の端部
    から伸びた折れ線を有する外側支え板部で、少なくとも
    上記一対の天板部が閉状態になっている場合に、上記第
    1側板部を外側から支えるための外側支え板部と、を有
    することを特徴とする収納容器。
  3. 【請求項3】 上記収納容器は、さらに、 上記天板部における第2側板部が連設された辺と相対す
    る辺から折れ線を介して連設された手提げ部を有するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の収納容器。
  4. 【請求項4】 上記収納容器は、さらに、 上記一対の天板部が対向した状態で保持するとともに、
    保持した状態を解除するための着脱機構部を有すること
    を特徴とする請求項1又は2又は3に記載の収納容器。
  5. 【請求項5】 上記収納容器は、さらに、 上記天板部における第2側板部が連設された辺と相対す
    る辺である自由端側の辺の両端から自由端側方向に折れ
    線を介して連設された内側支え板部であって、少なくと
    も上記一対の天板部が閉状態になっている場合に、上記
    第1側板部を内側から支えるための内側支え板部を有す
    ることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載
    の収納容器。
  6. 【請求項6】 上記収納容器が、シート状部材により形
    成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又
    は4又は5に記載の収納容器。
  7. 【請求項7】 物品を収納するための収納容器で、シー
    ト状部材により形成された収納容器であって、 方形状を呈する底板部と、 該底板部から折れ線を介して連設された第1側板部であ
    って、該底板部における辺であって、相対する2つの辺
    から折れ線を介して連設された第1側板部と、 該第1側板部から折れ線を介して連設された第2側板部
    であって、該底板部の該第1側板部が連設された辺とは
    異なる辺で、相対する2つの辺から折れ線を介して連設
    され、方形状を呈する第2側板部と、 該第2側板部から折れ線を介して連設された天板部であ
    って、該第2側板部における辺であって、底板部が連設
    された辺と相対する辺から折れ線を介して連設された天
    板部と、 該第2側板部の相対する両辺から折れ線を介して連設さ
    れた外側支え板部であって、該底板部と第2側板部との
    境界をなす折れ線の端部から傾斜した直角三角形状を呈
    し、第2側板部と天板部との境界をなす折れ線の端部か
    ら伸びた折れ線を有する外側支え板部で、少なくとも上
    記一対の天板部が閉状態になっている場合に、上記第1
    側板部を外側から支えるための外側支え板部と、 該外側支え板部の天板部側の辺から折れ線を介して連設
    された接着板部であって、天板部に当接して接着するた
    めの接着板部と、 該天板部における第2側板部が連設された辺と相対する
    辺から折れ線を介して連設された手提げ部と、を有する
    ことを特徴とする収納容器。
  8. 【請求項8】 上記収納容器は、さらに、 上記一対の天板部が対向した状態で保持するとともに、
    保持した状態を解除するための着脱機構部を有すること
    を特徴とする請求項7に記載の収納容器。
  9. 【請求項9】 上記収納容器は、さらに、 上記天板部における第2側板部が連設された辺と相対す
    る辺である自由端側の辺の両端から自由端側方向に折れ
    線を介して連設された内側支え板部であって、少なくと
    も上記一対の天板部が閉状態になっている場合に、上記
    第1側板部を内側から支えるための内側支え板部を有す
    ることを特徴とする請求項7又は8に記載の収納容器。
  10. 【請求項10】 上記第1側板部の角部には、アールが
    形成されていることを特徴とする請求項7又は8又は9
    に記載の収納容器。
  11. 【請求項11】 収納容器が、段ボール材により形成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4
    又は5又は6又は7又は8又は9又は10に記載の収納
    容器
  12. 【請求項12】 上記収納容器を形成している段ボール
    材が、中芯の波形形状の波高を0.6±0.1mmと
    し、さらに、長さ30cm当たりの山数を175±5山
    に形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は
    3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は10又は
    11に記載の収納容器。
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