JP3075524U - 紙 箱 - Google Patents

紙 箱

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JP3075524U
JP3075524U JP2000005702U JP2000005702U JP3075524U JP 3075524 U JP3075524 U JP 3075524U JP 2000005702 U JP2000005702 U JP 2000005702U JP 2000005702 U JP2000005702 U JP 2000005702U JP 3075524 U JP3075524 U JP 3075524U
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JP
Japan
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side walls
paper box
semi
folded
side wall
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JP2000005702U
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Inventor
昭廣 井関
Original Assignee
株式会社和気
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 底面及び三側壁を形成し、上面及び残りの一
側壁を開放した半組立て状態に組立てた紙箱の形崩れを
防止し、その半組立て状態で行われる紙箱への商品の詰
込み、及び紙箱の積重ねを容易に行えるようにする。 【解決手段】 四角形状の底板1の前後側縁に前後側壁
4,5を折立て自在に連結し、前後側壁4,5のいずれ
か一方の側壁5の左右側縁に、折畳み用の傾斜状の折目
38,39を有する左右側壁20,21を折曲げ自在に
連設する紙箱において、左右側壁20,21に接着固定
する左右接着片42,43を底板1の左右側縁に折立自
在に連結し、左右接着片42,43を左右側壁20,2
1を連設する側壁5に係合連結させる係合手段44,4
5、46,47を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えばケーキ屋等に用意される商品持帰り用の紙箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような紙箱は、所定の折畳み状態から底面及び三側壁がワンタッチで組 立て可能で、上面及び残りの一側壁を開放した半組立て状態で、ショートケーキ やシュークリーム等の商品を詰込んだ後、開放側壁及び開放上面を閉鎖するよう になっているが、従来、紙箱を半組立て状態に組立てた後に三側壁の直立を保持 する機能が箱自体に無かったため、三側壁が組立て前の折畳み状態に戻ろうとし て内側に倒込んでしまい、商品の詰込みが行い難く、また紙箱をある程度の数、 半組立て状態で用意しておくときに積重ね難くい等の欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、上記のような紙箱において、半組立て状態に組立て後に三側壁の直立 を保持する機能を紙箱自体に持たせ、紙箱が半組立て状態から形崩れしないよう にし、その半組立て状態で行われる紙箱への商品の詰込み、及び紙箱の積重ねを 容易に行い得るように改良した紙箱を提供することを本考案の主たる目的として いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の紙箱は、四角形状の底板の前後側縁に前 後側壁を折立て自在に連結し、前後側壁のいずれか一方の側壁の左右側縁に、折 畳み用の傾斜状の折目を有する左右側壁を折曲げ自在に連設する紙箱において、 左右側壁に接着固定する左右接着片を底板の左右側縁に折立自在に連結し、左右 接着片を左右側壁を連設する側壁に係合連結させる係合手段を設けるものである 。
【0005】
【作用】
本考案の紙箱では、半組立て状態で左右側壁と一体的に折立てられる左右接着 片が相互にはまり合う係合突起と係合穴等の係合手段により側壁に係合連結され て、内側への倒込みが阻止され、直立状態に保持されるから、左右側壁及び側壁 が内側へ倒込むことができなくなり、それら三側壁が直立状態に保持される結果 、紙箱が半組立て状態から形崩れしないようになるものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は紙箱の展開状態を示 す平面図であり、四角形状の底板1の前後側縁に折目2,3を介して四角形状の 前後側壁4,5を折立て自在に連結し、その前後側壁4,5の先端縁に折目6, 7を介して前後上蓋8,9を折曲げ自在に連設し、その前後上蓋8,9の先端縁 に折目10,11及びコ字形の切目12,13を介して前後取手14,15を折 曲げ自在に連設している。前後取手14,15の先端左右側部にはV字形の係止 溝16,17を形成している。また前後側壁4,5のいずれか一方の側壁、本実 施例では後側壁5の左右側縁に折目18,19を介して四角形状の左右側壁20 ,21を折曲げ自在に連設し、左右側壁20,21の先端縁に折目22,23を 介して左右フラップ24,25を折曲げ自在に連設し、左右側壁20,21の上 端縁に折目26,27を介して三角形状の左右係合片28,29を折曲げ自在に 連設している。左右係合片28,29の中央部には縦溝穴30,31と、その縦 溝穴30,31の一側に折目32,33及び円弧状の切目34,35を介して扇 形状の切起こし片36,37を形成している。さらに前記左右側壁20,21に はこの後側壁5側下部の角頂部から斜め上方に傾斜状の折目38,39を形成し ている。さらにまた前記底板1の左右側縁に折目40,41を介して左右接着片 42,43を折立て自在に連結している。
【0007】 図1の展開状態から底板1の上に左右接着片42,43を折目40,41を介 して折畳み、また後側壁5の上に左右側壁20,21を折目18,19を介して 折畳むと共に、左右側壁20,21の傾斜状の折目38,39から一側部20a ,21aを他側部20b,21bの上に折目38,39を介して折返し、左右側 壁20,21を二つ折状態に折畳み、その後、後側壁5を底板1の上に折目3を 介して折畳み、左右接着片42,43と左右側壁20,21の一側部20a,2 1aとの接合面を接着剤又は両面接着テープ等により接着固定し、図2に示す折 畳み状態に折畳むもので、その折畳み状態から後側壁5を底板1の後側縁から折 目3を介して直角に折立てることにより、その折立て動作に連動して左右側壁2 0,21を展開させながら引起こして行き、同時に左右接着片42,43も一体 的に底板1の左右側縁から折目40,41を介して折立てて行き、左右側壁20 ,21と左右接着片42,43とを底板1の左右側縁で直角に起立させ、図3に 示すように、紙箱の底面及び三側壁(後側壁5,左右側壁20,21)をワンタ ッチで形成し、上面及び残りの一側壁(前側壁4)を開放した半組立て状態にワ ンタッチで組立てるように構成している。
【0008】 上記のように紙箱を折畳み状態から半組立て状態にワンタッチで組立てたとき 、左右接着片42,43を後側壁5に係合連結させる係合手段を設けるもので、 左右接着片42,43を左右側壁20,21の傾斜状の折目38,39から一側 部20a,21aの接着固定部にだけ対応する大きさに形成するのではなく、左 右側壁20,21の傾斜状の折目38,39から一側部20a,21aの接着固 定部に加え、他側部20a,21aの非接着固定部にも対応する大きさに形成し 、即ち、紙箱を半組立て状態に組立てたとき、左右接着片42,43が左右側壁 20,21の内面側略全域に折立てられるように、その左右接着片42,43を 左右側壁20,21と略同じ大きさに形成し、紙箱を半組立て状態に組立てたと き、後側壁5の左右側縁に沿う左右接着片42,43の後側壁5側の側縁に係合 突起44,45を形成し、且つ、その係合突起44,45をはめ込む係合穴であ る切目46,47を後側壁5の左右側縁の折目18,19の上に形成し、紙箱を 半組立て状態に組立てたとき、左右接着片42,43の係合突起44,45を切 目46,47にはめ込み、左右接着片42,43を後側壁5に係合連結させ、左 右接着片42,43の内側への倒込みを阻止し、左右接着片42,43を直立に 保持することにより、左右側壁20,21が折畳み癖で元の折畳み状態に戻ろう として折目38,39で内側に折れ曲がるのを阻止し、その左右側壁20,21 とそれを左右側縁に連設している後側壁5の内側への倒込みを阻止し、それら左 右側壁20,21と後側壁5の三側壁を直立に保持し、紙箱を半組立て状態から 形崩れさせるのを防止するように構成している。
【0009】 上記の半組立て状態において、係合突起44,45を切目46,47から引抜 き、左右接着片42,43と後側壁5との係合を解くことにより、その左右接着 片42,43と共に左右側壁20,21及び後側壁5の三側壁が内側に折畳み可 能となり、紙箱を再度折畳み状態に戻すことができるものである。
【0010】 紙箱はその製造会社から図2に示す折畳み状態で、例えばケーキ屋等に納品さ れ、ショートケーキやシュークリーム等の商品の持ち帰り用の紙箱として使用さ れるもので、その紙箱は折畳み状態から底面及び三側壁(後側壁5,左右側壁2 0,21)をワンタッチで形成でき、上面及び残りの一側壁(前側壁4)を開放 した半組立て状態にワンタッチで組立てることができ、しかも、その半組立て状 態から形崩れすることがなく、三側壁(後側壁5,左右側壁20,21)が直立 に保持され、内側への倒込みが阻止されているから、半組立て状態で行われる紙 箱へのショートケーキやシュークリーム等の商品の詰込みが容易に行えると共に 、紙箱をある程度の数、半組立て状態で用意しておくときの紙箱の半組立て状態 での積重ねも容易に行えるものである。
【0011】 また、左右側壁20,21に形成される折畳み用の傾斜状の折目38,39は 、左右側壁20,21の後側壁5側の下部の角頂部から前壁側4側の上部の角頂 部にわたって対角線上に形成し、左右側壁20,21だけに形成しても良いが、 折目38,39と左右側壁20,21の後側壁5側の側縁との間の角度θが45 度より若干小さくなる傾斜角度で、折目38,39を左右側壁20,21の後側 壁5側の下部の角頂部から斜め上方に延ばし、折目38,39の一端部を左右側 壁20,21の上縁から左右係止片28,29の前側壁2側の斜辺まで延ばして 形成することにより、紙箱を半組立て状態にワンタッチで組立てたとき、左右係 止片28,29が左右側壁20,21の上縁で内側に倒込むのを、その左右係止 片28,29に左右側壁20,21から連続して形成された折目38,39によ り阻止でき、左右係止片28,29が左右側壁20,21の上で直立に保持でき 、半組立て状態で行われる紙箱へのショートケーキやシュークリーム等の商品の 詰込みがより一層容易に行えると共に、紙箱をある程度の数、半組立て状態で用 意しておくときの紙箱の半組立て状態での積重ね保管もより一層容易に行えるの で、好ましい。
【0012】 紙箱を折畳み状態から半組立て状態にワンタッチで組立て、その半組立て状態 の紙箱にショートケーキやシュークリーム等の商品の詰込んだ後、左右側壁20 ,21の前側縁から左右フラップ24,25を折目22,23を介して内側に直 角に折曲げ、次いで底板1の前側縁から前側壁4を折目2を介して直角に折立て 、次いで前後側壁4,5の上縁から前後上蓋8,9を折目6,7を介して内側に 折曲げながら、前後上蓋8,9の先端縁の前後取手14,15を折目10,11 及びコ字形の切目12,13を介して外側に折曲げて行き、前後側壁4,5の上 縁から前後上蓋8,9を折目6,7を介して内側に直角に折曲げ、且つ、前後上 蓋8,9の先端縁から前後取手14,15を折目10,11及びコ字形の切目1 2,13を介して直角に折立てて接合させ、またそのとき、切目12,13の内 側に対応する部分を前後取手14,15から切抜き、接合状態の前後取手14, 15の中央部に指をかける取手穴14a,15aを形成すると共に、前後取手1 4,15から切抜かれて前後上蓋8,9の先端中央部から連続的に突出形成され る突片8a、9aをそれぞれ反対側の突片8a,9aを有する前後上蓋8,9の 先端中央部の重ね合わせる。そして最後に、左右係合片28,29を折目26, 27を介して内側に折曲げて行き、接合状態の前後取手14,15の左右上角部 を縦溝穴30,31に切起こし片36,37を介して差し込み、左右係合片28 ,29を接合状態の前後取手14,15の係止溝16,17に係合させることに より、図4及び図5に示すように、半組立て状態の紙箱の開放前側壁に前側壁4 が折立てられて直立に保持され、その開放前側壁が閉鎖され、且つ、半組立て状 態の紙箱の開放上面に前後上蓋8,9が水平に張設保持されて、その開放上面が 閉鎖され、且つ、紙箱の閉鎖上面に取手が形成された完全な組立て状態(商品持 ち帰り状態に)に組立てられるものである。
【0013】
【考案の効果】
以上実施例から明らかなように、本考案の紙箱は、四角形状の底板1の前後側 縁に前後側壁4,5を折立て自在に連結し、前後側壁4,5のいずれか一方の側 壁5の左右側縁に、折畳み用の傾斜状の折目38,39を有する左右側壁20, 21を折曲げ自在に連設する紙箱において、左右側壁20,21に接着固定する 左右接着片42,43を底板1の左右側縁に折立自在に連結し、左右接着片42 ,43を左右側壁20,21を連設する側壁5に係合連結させる係合手段44, 45、46,47を設けたもので、半組立て状態で左右側壁20,21と一体的 に折立てられる左右接着片42,43が、相互にはまり合う係合突起44,45 と係合穴46,47等の係合手段により側壁5に係合連結されて、内側への倒込 みが阻止され、直立状態に保持されるから、左右側壁20,21及び側壁5が内 側へ倒込むことができなくなり、それら三側壁20,21,5が直立状態に保持 される結果、紙箱が半組立て状態から形崩れしないようになる。従って、半組立 て状態で行われる紙箱への商品の詰込み、及び紙箱の積重ねを容易に行うことが できる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 紙箱の展開状態を示す平面図
【図2】 紙箱の折畳み状態を示す平面図
【図3】 紙箱の半組立て状態を示す斜視図
【図4】 紙箱の組立て状態を示す中央横断面図
【図5】 紙箱の組立て状態を示す中央縦断面図
【符号の説明】
1 底板 4,5,20,21 側壁 38,39 折目 42,43 接着片 44,45 係合突起 46,47 切目(係合穴)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形状の底板の前後側縁に前後側壁を
    折立て自在に連結し、前後側壁のいずれか一方の側壁の
    左右側縁に、折畳み用の傾斜状の折目を有する左右側壁
    を折曲げ自在に連設する紙箱において、左右側壁に接着
    固定する左右接着片を底板の左右側縁に折立自在に連結
    し、左右接着片を左右側壁を連設する側壁に係合連結さ
    せる係合手段を設けたことを特徴とする紙箱。
JP2000005702U 2000-08-09 2000-08-09 紙 箱 Expired - Lifetime JP3075524U (ja)

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