JPH04143138A - 自動車用内装品 - Google Patents

自動車用内装品

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JPH04143138A
JPH04143138A JP26467890A JP26467890A JPH04143138A JP H04143138 A JPH04143138 A JP H04143138A JP 26467890 A JP26467890 A JP 26467890A JP 26467890 A JP26467890 A JP 26467890A JP H04143138 A JPH04143138 A JP H04143138A
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JP
Japan
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skin material
skin member
skin
foam
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP26467890A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuo Fujii
睦雄 藤井
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DaikyoNishikawa Corp
Original Assignee
Nishikawa Kasei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nishikawa Kasei Co Ltd filed Critical Nishikawa Kasei Co Ltd
Priority to JP26467890A priority Critical patent/JPH04143138A/ja
Publication of JPH04143138A publication Critical patent/JPH04143138A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用内装品に関する。
(従来の技術) 従来より、自動車用内装品では、デザイン性の向上を図
るために、基材の表面に2種類の表皮材を設けることが
一般によく行われている。そして、このような内装品と
して、例えば特開昭59−171730号公報に開示さ
れているように、基材に形成された溝に第1表皮材の端
末と第2表皮材の端末を両側より挿入するようにしたも
のが知られている。
また、例えば特開昭63−312249号公報に開示さ
れているように、基材と一体に接合された第1表皮材の
溝状の挟持部に、裏面にクツション材が積層一体化され
た第2表皮材の端末を圧入するようにしたものも知られ
ている。
さらに、例えば実開昭62−201153号公報に開示
されているように、バッキング材で裏打ちされて保形性
を有する第2表皮材の端末を第1表皮材の溝状の挟持部
に挿入するようにしたものも知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記の従来の1番目のものでは、第1表皮材
と第2表皮材との境目に比較的大きな隙間が形成される
ため、両者に連続した一体感がなくなって見栄えが低下
するという問題があった。
一方、2番目のものでは、第2表皮材の裏面に設けられ
たクツション材の弾性復元力によって第1表皮材と第2
表皮材との境目の隙間を吸収することができるものの、
第2表皮材側にクツション材が不可欠であり、該第2表
皮材の材質選定が限定されるという問題があった。
さらに、上記の3つのものでは、いずれも第2表皮材の
端末を第1表皮材の挟持部に挿入して保持させてはいる
ものの、強い引張り力が作用すると抜けるおそれがある
ことから、一般には、接着剤によって第2表皮材を第1
表皮材に接着固定しているのが現状で、そのためにマス
キングや接着剤塗布等の煩雑な作業を必要としていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、基材が発泡体で構成された内装品を
対象とし、かつこの発泡体成形時の発泡圧を活用するこ
とにより、第2表皮材の端末を第1表皮材の挟持部内に
挟み込んで両者間の隙間をできるだけ小さくシ、−第2
表皮材の材質選定を限定されることなく連続感を保持し
て見栄えの向上を図り、しかも第2表皮材の挟持部から
の抜けを確実に防止し、第2表皮材を接着剤を用いず第
1表皮材に堅固に固定せんとすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、溝形
状の挟持部を有する第1表皮材の裏面に発泡体を一体に
成形する。さらに、上記第1表皮材の表面に保形性を有
する第2表皮材を重合し、この際、該第2表皮材の端末
に形成された上記第1表皮材に対するアンダーカット部
を上記第1表皮材の挟持部に挿入して上記発泡体の成形
時の発泡圧により圧縮保持するようにしたことである。
(作用) 上記の構成により、本発明では、溝形状の挟持部を有す
る第1表皮材の表面に保形性を有する第2表皮材が重合
されて上記挟持部に第2表皮材の端末に形成されたアン
ダーカット部が挿入され、この状態から、上記第1表皮
材の裏面に発泡成形原料が注入されて発泡体が成形され
、該発泡体の成形時の発泡圧により上記第2表皮材の端
末が第1表皮材の挟持部で圧縮保持される。
このことから、第2表皮材の圧縮保持に伴って第1表皮
材と第2表皮材との境目が平坦になって両者間に形成さ
れた隙間ができるだけ小さくなり、よって第2表皮材の
材質選定を限定されることなく連続した一体感を保持で
きて見栄えの向上が図られることとなる。しかも、第1
表皮材の挟持部に保形性を有する第2表皮材のアンダー
カット部が挿入されて係合していることから、引張り力
が働いても上記アンダーカット部の係合状態は解除され
ず、よって第2表皮材の挟持部からの抜けが確実に防止
され、第2表皮材は接着剤を用いずに第1表皮材へ堅固
に固定されることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第3図は本発明の一実施例に係る自動車用
内装品としてのドアトリムAを示す。該ドアトリムAは
、ガラス繊維マット(図示せず)が埋設された例えば硬
質ポリウレタン等の発泡体lを備えてなり、該発泡体1
の表面には、例えばポリ塩化ビニル等からなる第1表皮
材2が全面に亘って一体に接合され、かつ該第1表皮材
2の表面には、溝形状の挟持部3が上半部分に横長路矩
形のリング状に形成されている。実際には、上記発泡体
1は、例えばスラッシュ成形法や真空成形法等によって
所定形状に成形された挟持部3を有する第1表皮材2の
裏面に後述する成形手順に従って一体に成形されるもの
である。
また、上記第1表皮材2の表面には、例えば布地4と該
布地4の裏面の一体に接着されたABS樹脂製のバッキ
ング材5とからなる保形性を有する第2表皮材6が重合
されている。また、第2図に拡大詳示するように、該第
2表皮材6の端末には、rLJ字状に湾曲したアンダー
カット部7が形成され、該アンダーカット部7は、上記
第1表皮材2の挟持部3に挿入されて上記発泡体1の成
形時の発泡圧により圧縮保持されている。
次に、上述の如く構成されたドアトリムAの成形手順を
第4図ないし第7図に基づいて説明する。
まず、布地4にバッキング材5が裏打ちされた第2表皮
材6を端末にrLJ字状のアンダーカット部7が形成さ
れるように所定形状に成形し、第4図に示すように、上
記第2表皮材6をバッキング材5を上に向けた状態で発
泡型の下型8の第1真空通路9側にセットする。この際
、複数本(図では1本のみ表われる)の位置決めスライ
ドピン10.10.・・・を上方に突出させて上記第2
表皮材6のアンダーカット部7に接触させ、該第2表皮
材6を所定の位置に位置決めする。
次いで、上記第2表皮材6を第1真空通路9および真空
孔9a、9a、・・・を介して真空引きして上記下型8
に位置ずれしないように密着させた後、第5図に示すよ
うに、第1表皮材2を上記下型8にセットし、上記第2
表皮材6を覆う。
その後、上記第1表皮材2を第2真空通路11および真
空孔11a、lla、・・・を介して真空引きして上記
下型8に位置ずれしないように密着させる。これにより
、上記第1表皮材2が第2表皮材6のアンダーカット部
7を隙間なく包み込み、第1表皮材2に溝形状の挟持部
3が形成される。
つまり、第2表皮材6のアンダーカット部7が第1表皮
材2の挟持部3に挿入された状態となっている。
しかる後、上記位置決めスライドピン10を下方に没入
させて下型8から退避させ、この状態で、第1および第
2表皮材2,6の上にガラス繊維マット(図示せず)を
セットする。
その後、第6図に示すように、硬質ポリウレタン等の発
泡成形原料を上記第1表皮材2の裏面にスプレーガン等
によってスプレー(注入)した後、発泡型の上型12を
下降させて型締めし、型温で上記発泡成形原料を発泡硬
化させてガラス繊維マットが埋設された発泡体1を成形
し、第7図に示すように、該発泡体1の成形時の発泡圧
により上記第2表皮材6のアンダーカット部7が第1表
皮材2の挟持部3で圧縮保持されたドアトリムAを得る
このように、本実施例では、第1表皮材2の表面に第2
表皮材6を重合して上記第1表皮材2の挟持部3に第2
表皮材6のアンダーカット部7を挿入し、この状態から
、上記第1表皮材2の裏面に発泡成形原料を注入して発
泡体1を成形し、該発泡体1の成形時の発泡圧により上
記第2表皮材6のアンダーカット部7を第1表皮材2の
挟持部3で圧縮保持する。
このことから、第2表皮材6の圧縮保持により第1表皮
材2と第2表皮材6との境目を平坦にして両者間に形成
された隙間をできるだけ小さくし得、これにより第2表
皮材6の材質選定を限定されることなく連続した一体感
を保持できて見栄えの向上を図ることができる。しかも
、第1表皮材2の挟持部3に保形性を有する第2表皮材
6のアンダーカット部7を挿入して係合させていること
から、引張り力が働いても上記アンダーカット部7の係
合状態を強固に保持でき、これにより第2表皮材6の挟
持部3からの抜けを確実に防止して、第2表皮材を接着
剤を用いずに第1表皮材に堅固に固定することができる
また、第8図は本実施例の変形例を示し、この変形例で
は、第2表皮材6のアンダーカット部7の形状をrLJ
字形状から「へ」の字形状に変えたほかは、上記実施例
と同様に構成されているので、同一の構成部分について
は同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。した
がって、この変形例においても上記実施例と同様の作用
効果を奏することができるものである。
なお、上記各実施例では、内装品かドアトリムAである
場合を示したが、これに限らず、例えばインストルメン
トパネルや他の内装品にも適用できるものである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、第1表皮材の挟
持部に第2表皮材のアンダーカット部を挿入した状態で
、上記第1表皮材の裏面に発泡成形原料を注入して発泡
体を成形するので、発泡体成形時の発泡圧による圧縮保
持力によって上記第1および第2表皮材間の隙間をでき
るだけ小さくでき、第2表皮材の材質選定を限定される
ことなく連続した一体感を保持できて見栄えの向上を図
ることができる。しかも、第2表皮材の挟持部からの抜
けを確実に防止し、第2表皮材を接着剤なしで第1表皮
材に堅固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る自動車用内装品として
のドアトリムの縦断側面図、第2図は挟持部分の要部拡
大縦断側面図、第3図はドアトリムの全体を示す正面図
、第4図ないし第7図はドアトリムの成形手順を示す説
明図である。第8図は変形例の第2図相当図である。 1・・・発“泡体 2・・・第1表皮材 3・・・挟持部 6・・・第2表皮材 7・・・アンダーカット部 A・・・ドアトリム(内装品) 代    理    人  而 1)  仏(fl!!
1人と第 図 第3 図 第4 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溝形状の挾持部を有する第1表皮材と、該第1表
    皮材の裏面に一体に成形された発泡体と、上記第1表皮
    材の表面に重合され、端末に形成された上記第1表皮材
    に対するアンダーカット部が上記第1表皮材の挟持部に
    挿入されて上記発泡体の成形時の発泡圧により圧縮保持
    されている保形性を有する第2表皮材とを備えてなるこ
    とを特徴とする自動車用内装品。
JP26467890A 1990-10-01 1990-10-01 自動車用内装品 Pending JPH04143138A (ja)

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JP26467890A JPH04143138A (ja) 1990-10-01 1990-10-01 自動車用内装品

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JP (1) JPH04143138A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0655981A (ja) * 1992-08-07 1994-03-01 Ikeda Bussan Co Ltd 加飾部材付内装材およびその製造方法
JPH0672256A (ja) * 1992-08-28 1994-03-15 Ikeda Bussan Co Ltd 加飾部材付内装材およびその製造方法
EP0591735A1 (de) * 1992-09-26 1994-04-13 Göppinger Kaliko GmbH Zweifarbiger Formhimmel für Personenwagen

Cited By (3)

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JPH0672256A (ja) * 1992-08-28 1994-03-15 Ikeda Bussan Co Ltd 加飾部材付内装材およびその製造方法
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