JP2620841B2 - 基材の部分加飾成形方法 - Google Patents

基材の部分加飾成形方法

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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1671Making multilayered or multicoloured articles with an insert
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    • B29C2045/1486Details, accessories and auxiliary operations
    • B29C2045/14901Coating a sheet-like insert smaller than the dimensions of the adjacent mould wall

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱可塑性樹脂からなる基
材の表面に、部分的に加飾する基材の部分加飾成形方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車の内装部品は、熱可塑性樹
脂からなる基材の表面に各種表皮材が貼合された多層成
形品が多用されている。この多層成形品は、対向する金
型の間に表皮材を配置して、型締めすると共に、表皮材
と一方の金型との間に溶融合成樹脂を注入して圧縮成形
等により形成している。そして車両によっては、基材の
一部に部分的にファブリック等を接合して部分加飾した
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来から、上述のよう
な基材の一部に部分的に表皮材を接合して加飾するには
接着剤によって表皮材を部分的に張り合わせたり、別工
程で成形された別体の成型品を組み付けるなどして加飾
していた。
【0004】しかし、基材に部分表皮材を別工程で接合
することは、一体成形では困難であった。また予め基材
を成形し、この基材に別表皮材である部分表皮材あるい
は別体成形品を接合すると、接合工程が複雑で面倒であ
り、加工コストの上昇を招くという不都合があった。特
に成形後の基材は製品形状となった凹凸があり、接合す
るには手間がかかって作業効率を著しく損なっていた。
【0005】本発明の目的は、ドアトリム等の内装成形
品において、ファブリック等の部分的な貼り合わせを、
後工程なしに成形工程で基材の成形と同時に行って工程
削減してコストダウンを図ると共に、接着剤廃止して環
境に影響を与えず、接合強度を向上させた基材の部分加
飾成形方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る基材の部分
加飾成形方法は、樹脂基材に部分的に表皮材を接合して
なる基材の部分加飾成形方法において、少なくとも一つ
の可動金型に表皮材を配設した複数の可動金型と、該複
数の可動金型に対向して基材となる溶融樹脂を射出する
ゲートが複数形成された固定金型とを用いて、表皮材を
配設した可動金型を可動すると共に該可動金型に対向し
たゲートから溶融樹脂を注入して成形し、次に表皮材を
備えていない可動金型を可動すると共に該可動金型に対
向したゲートから溶融樹脂を注入して成形するものであ
って、前記溶融樹脂の注入はバルブゲートのタイミング
を遅らせて調整し各ゲートから注入してなることを特徴
とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0008】図1乃至図4は本発明の一実施例を示すも
のであり、図1は中子可動金型による型締め直前の状態
を示す断面図、図2は固定金型と中子可動金型による型
締め状態を示す工程の断面図、図3は固定金型とメイン
可動金型との型締め状態を示す工程の断面図、図4は製
品の断面図である。
【0009】なお本例では、部分表皮材Hを保持して部
分表皮材Hと基材に加飾する可動金型を中子可動金型2
0として、この中子可動金型20を保持すると共に、基
材を成形する可動金型をメイン可動金型30として説明
する。本例の成形装置Sは、固定金型10と、中子可動
金型20,メイン可動金型30と、複数のゲート11a
と、突起部21と、溝部12と、を主たる構成要素とし
ている。
【0010】また本発明に用いられる部分表皮材Hの材
質としては、織布,不織布,ポリオレフィン、塩化ビニ
ル、ナイロン等の熱可塑性樹脂及びポリオレフィン系、
ポリエステル系、ウレタン系、塩化ビニル系等の熱可塑
性エラストマーのシート,フィルムが挙げられる。また
上記材質を単独或いは2種以上積層したものを使用する
こともできる。
【0011】さらにソフトな感触を出すために、部分表
皮材hの裏面にポリプロピレン、ポリエチレン、ウレタ
ン等の発泡シートを貼合したもの、成形時において溶融
樹脂の熱から保護したり、部分表皮材Hと基材を接着力
を強化させる目的で布、またはシート等を裏面に貼合し
た積層体を使用することもできる。これらの部分表皮材
Hの使用にあたっては、部分表皮材Hの引張応力、伸び
を調節するため供給に先立って予備加熱を行ってもよ
い。
【0012】本発明に基材として用いられる樹脂Jは、
例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合
体、ナイロン等の熱可塑性樹脂、エチレン−プロピレン
ブロック共重合体、スチレン−ブタジエンブロック共重
合体等の熱可塑性エラストマー等、圧縮成形、射出成形
および押出成形に通常使用されるものをいずれも用いる
ことができる。また、これらに無機質充填剤、ガラス繊
維等の充填剤顔料、滑剤、帯電防止剤等の添加剤を含有
したものも適宜用いることができる。
【0013】本例の固定金型10は所望の型形状を備え
ており、基材となる溶融樹脂Jを金型上面に射出し、こ
の固定金型10上面には複数のゲート11aが開口して
形成されている。これらのゲート11aは、次述する中
子可動金型20とメイン可動金型30に対向して配設さ
れると共に、中子可動金型20とメイン可動金型30に
対向した各ゲートは、時間差をもって溶融合成樹脂Jが
射出されるようにバルブゲート11で調整されて構成さ
れている。この固定金型10には、型締めにおける中子
可動金型20とメイン可動金型30との境界部分に次述
する中子可動金型20の突起部21が挿入できる溝部1
2が形成されている。
【0014】この固定側金型10には、図示しない押出
成形機或いは射出成形機が付設されており、この押出成
形機或いは射出成形機から溶融状態の合成樹脂JJが固
定側金型10の型面上に供給される。
【0015】上記固定金型10と対向して、中子可動金
型20とメイン可動金型30が配設されている。この中
子可動金型20の外周は固定金型10の溝部12へ挿入
できるように突起部21となっている。この突起部21
の先端には、部分表皮材Hを保持するための針等が形成
されている。
【0016】そして中子可動金型20には部分表皮材H
が取り付けられると共に、中子可動金型20はメイン可
動金型30に図示しない駆動機構等により可動自在に構
成されている。駆動機構としては油圧装置、空気圧装
置、ばね式等の公知の手段を用いることが出来る。例え
ばばね式を用いる場合には20〜80kgf/cm2
なるように調整する。またメイン可動金型30も図示し
ない駆動機構等により可動自在に構成されており、中子
可動金型20よりタイミングを遅らせて型締め移動す
る。
【0017】次に、上記構成からなる成形装置Sを用い
て基材の部分加飾成形方法について説明する。先ず固定
金型10に対向して配設されている中子可動金型20に
部分表皮材Hを取付ける。
【0018】次に部分表皮材Hと基材との成形を行う。
この成形は、部分表皮材Hを取り付けた中子可動金型2
0を可動して対向した固定金型10側へ移動させると共
に、この中子可動金型20に対向したゲート11aから
キャビティ内に溶融樹脂Jを射出し、型締め加圧して部
分表皮材Hと基材とを成形する。このとき部分表皮材H
の端末は中子可動金型20の突起部21に端部が取り付
けられているので、部分表皮材Hの一面側が樹脂Jによ
り当接されながら溝部12に押し込まれる。
【0019】この部分表皮材Hと基材の一体成形の途中
で、即ち中子可動金型の可動及びこれに対応する樹脂の
注入からタイミングを遅らせて、メイン可動金型30を
可動させる。このときもメイン可動金型30と対向する
固定金型10のゲート11aから溶融樹脂Jを射出し、
型締め加圧する。上記タイミングは前述したバルブゲー
ト11により行う。
【0020】このとき溝部12の中子可動金型20の突
起部21により部分表皮材Hが樹脂Jと接合されて溝部
12で突起部21を回り込むように移動するが、この回
り込んだ樹脂Jは、メイン可動金型30と対向した固定
金型10のゲート11aから射出された樹脂Jと接合さ
れ、部分表皮材Hの端部を樹脂Jで挟持する。このため
部分表皮材Hの端末処理が不要となる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基材に部
分加飾をしたドアトリム等の内装成形品に関して、基材
の成形と同時にファブリック等の部分的な貼合せを後工
程なしに、基材の成形と同時に一体成形することがで
き、工程削減してコストダウンを図ると共に、接着剤を
使用せず、接合強度を向上させた基材の部分加飾成形方
法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の成形工程を示すもので、
中子可動金型による型締め直前の状態を示す断面図であ
る。
【図2】固定金型と中子可動金型による型締め状態を示
す工程の断面図である。
【図3】固定金型とメイン可動金型との型締め状態を示
す工程の断面図である。
【図4】製品の断面図である。
【符号の説明】
10 固定金型 11 ゲートバルブ 11a ゲート 12 溝部 20 可動金型(中子可動金型) 21 突起部 30 可動金型(メイン可動金型) H 部分表皮材 J 合成樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂基材に部分的に表皮材を接合してな
    る基材の部分加飾成形方法において、少なくとも一つの
    可動金型に表皮材を配設した複数の可動金型と、該複数
    の可動金型に対向して基材となる溶融樹脂を射出するゲ
    ートが複数形成された固定金型とを用いて、表皮材を配
    設した可動金型を可動すると共に該可動金型に対向した
    ゲートから溶融樹脂を注入して成形し、次に表皮材を備
    えていない可動金型を可動すると共に該可動金型に対向
    したゲートから溶融樹脂を注入して成形するものであっ
    て、前記溶融樹脂の注入はバルブゲートのタイミングを
    遅らせて調整し各ゲートから注入してなることを特徴と
    する基材の部分加飾成形方法。
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KR20020034424A (ko) * 2000-11-01 2002-05-09 이계안 씨.티.알 트림 기재에 피륙 부착 방법
JP5697241B2 (ja) * 2011-01-26 2015-04-08 日本プラスト株式会社 樹脂成形品の製造方法

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