JP3260993B2 - 表皮一体成形装置及び表皮一体成形方法 - Google Patents
表皮一体成形装置及び表皮一体成形方法Info
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Description
皮一体成形方法に係り、特に表皮一体成形と同時に表皮
を成形品の裏側に巻き込むことができ、同時に表皮材を
切断することのできる表皮一体成形装置及び表皮一体成
形方法に関する。
すために熱可塑性樹脂などからなる基材の表面に各種表
皮材が貼合された表皮付成形製品が多用されている。そ
して表皮付成形製品を製造するには、表皮一体成形装置
が用いられており、2つの金型の間に表皮材を配置し
て、型締めと共に樹脂を供給して成形している。
を示すものであり、図15で示すように表皮材Hを上下
の型101,102の間に配置し、一方の金型101側
から溶融樹脂を供給して、上下の型101,102で所
定形状の表皮一体成型品を成形する。このとき表皮材H
はクランプ装置103によって保持されている。
で示すように、表皮材Hが製品の裏側に巻き込まれてい
ないために、巻き込み工程を必要としている。従って、
図17で示すように、表皮材Hの端末の余分な部分を切
断(トリム)し、基材の裏面に接合するために、図18
で示すように表皮材Hの裏面に接着剤を塗布・乾燥させ
て、図19で示すように製品となる基材の裏側へ巻き込
み接合していた。
材とを成形した成形品を、脱型した後で表皮材をトリミ
ングする工程や、表皮材を基材の裏面へ巻き込んで接合
する工程等が必要であり、これらの作業は成形工程とは
別の箇所で行なう必要がある。
工程が必要であり、成形工程数が多く、またこれらの作
業に作業人員や作業スペース等が必要であるという不都
合があった。さらに巻き込み時に接着剤を取り扱う必要
等もあった。
成形と同時に、表皮材の破れを防止して表皮材の巻き込
みと表皮材の切断を同時に行うことの出来る表皮一体成
形装置及び表皮一体成形方法を提供することにある。
成形装置は、対向する第1金型及び第2金型で表皮材と
溶融樹脂とを型締めして成形品を形成する表皮一体成形
装置において、前記第1金型の凸部外周側に周設され、
該凸部から突出するように付勢されて型締め方向と交わ
る方向に摺動可能に配設された第1スライド部材と、前
記凸部より外側位置の第1金型上で前記第2金型側へ突
設されたストッパピンと、前記第2金型の端部側から該
第2金型中央部側に向けて移動可能に設けられ且つキャ
ビティ外周面を構成すると共に前記第2金型の中央部側
から前記第1金型の端部側へ広がるように傾斜した傾斜
面を内側に有する第2スライド部材と、該第2スライド
部材の前記傾斜面上に設けられ、前記第2スライド部材
とともに前記第2金型中央部側に移動して前記第1スラ
イド部材に近接し、該第1スライド部材との間で前記表
皮材を保持するとともに、型締により前記第2金型側へ
移動した前記ストッパピンに押圧されて前記傾斜面に沿
って前記第2金型側へ向けて摺動するのに伴い、前記第
1スライド部材との間で前記表皮材を保持したままで前
記第1スライド部材を前記第1金型の凸部内に後退させ
る方向に押圧する第3スライド部材と、を備え、前記第
3スライド部材の前記第2金型側を向いた面は、前記第
1金型,第2金型,第2スライド部材とともに前記成形
品のキャビティを形成するとともに、前記第3スライド
部材の内周端には前記第1の金型の凸部周面に設けられ
た係合溝に係合して前記成形品の表皮材端末部を切断す
る切断刃が設けられたことを特徴とする。
する第1金型及び第2金型で表皮材と溶融樹脂とを型締
めして成形品を形成する表皮一体成形方法であって、前
記第1金型は、該第1金型の凸部外周側に周設され、該
凸部から突出するように付勢されて型締め方向と交わる
方向に摺動可能に配設された第1スライド部材と、前記
凸部より外側位置の第1金型上で前記第2金型側へ突設
されたストッパピンと、を備え、前記第2金型は、該第
2金型の端部側から該第2金型中央部側に向けて移動可
能に設けられ且つキャビティ外周面を構成すると共に前
記第2金型の中央部側から前記第1金型の端部側へ広が
るように傾斜した傾斜面を内側に有する第2スライド部
材と、該第2スライド部材の前記傾斜面上に該傾斜面に
沿って前記第2金型側へ向けて摺動可能であるととも
に、内周端に切断刃が設けられた第3スライド部材と、
を備え、前記第1金型と第2金型の型締めにおいて、前
記第2スライド部材及び前記第3スライド部材を前記第
2金型中央部側へ移動させ、前記第1スライド部材と第
3スライド部材で前記表皮材を保持すると共に、前記型
締めにより前記ストッパピンが前記第2金型に近接し、
前記ストッパピンにより前記第3スライド部材が前記傾
斜面に沿って前記第2金型側へ向けて押圧され、該第3
のスライド部材は前記第1スライド部材との間で前記表
皮材を保持しながら、前記第1スライド部材を第1金型
の凸部内に後退させる方向に押圧し、前記第3スライド
部材が前記第1金型に当接したときに前記第3スライド
部材の前記第2金型側を向いた面,前記第1金型,第2
金型,第2スライド部材とで前記成形品のキャビティが
形成されるとともに、前記表皮材の端末部が前記第1金
型の凸部周囲に形成された係合溝と前記第3スライド部
材の切断刃との間で切断されることを特徴とする。
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。なお本例では、低圧イン
ジェクションを用いた圧縮成形や、いわゆるスタンピン
グ成形を例にして説明する。
形装置の一実施例を示すもので、図1は表皮一体成形装
置の型開き状態を示す断面説明図、図2は型締めにおけ
る表皮材の固定状態を示す要部拡大断面図、図3はコア
型側のスライド部材を説明する拡大断面図、図4は図3
のA−A矢視図、図5はキャビティ型側のスライド部材
を説明する拡大断面図、図6は図8のB−B線矢視図、
図7は金型のコーナー部に配置される第3スライド部材
の斜視図、図8は金型のコーナー部における第1スライ
ド部材と第3スライド部材との配置説明図、図9は各ス
ライド部材と表皮材との動きを説明する要部拡大断面
図、図10は表皮材の切断状態を説明する要部拡大断面
図、図11は成形品を脱型する直前の状態を示す要部拡
大断面図、図12は成形品の断面図、図13は金型のコ
ーナー部における第3スライド部材の他の例を示す正面
図、図14はストッパ突起の取付け説明図である。
うに、第1金型10と第2金型20と、第1スライド部
材30と、第2スライド部材40と、第3スライド部材
50と、ストッパピン60と、係合溝70と、を主要構
成要素としている。本例の第1金型10と第2金型20
とは、対向して配置されており、第1金型10を固定側
金型とし、第2金型20を可動側金型としている。
スライド部材40及び第3スライド部材50により所定
形状のキャビティKを形成している。第1金型10には
射出装置が連結されており、第1金型10内には射出装
置から射出される樹脂を第1金型10上に供給するため
の通路11が形成されている。
ず)から、固定側金型である第1金型10内の通路11
およびゲート12を介してキャビティKへ溶融合成樹脂
Jを射出するように構成されている。また本例では、第
1金型10及び第2金型20により加圧型締めした後
で、冷却等ができるように構成されている。これらの溶
融合成樹脂Jの注入装置,型締め装置等は公知の技術を
用いることが出来る。
スライド部材30と、ストッパピン60と、係合溝70
と、が形成されている。本例の第1スライド部材30
は、第1金型10の外周側に周設されるもので、第1金
型10から突出するように付勢されて型締め方向と交わ
る方向に摺動可能に配設されている。即ち第1金型10
の周壁に凹溝15が形成され、この凹溝15に弾撥コイ
ルばね31を介して配設されている。
溝32が形成されており、この案内溝32は第1スライ
ド部材30の突出量を規制する位置まで形成されてい
る。一方、第1金型10の周壁の凹溝15にはストッパ
突起16が形成されており、このストッパ突起16と案
内溝32によって第1スライド部材30は案内されると
共に突出量が規制される。なお、ストッパ突起16の取
付けは、例えば弾撥コイルばね31及び第1スライド部
材30を凹溝15に入れた後で、図14で示されるよう
に予め作成されたストッパ突起16用の溝に後付けによ
って取付ける。なお、図14中、鎖線はストッパ突起1
6の止めプレートである。
イド部材30より外側位置で第2金型20側へ突設され
て形成されている。本例のストッパピン60の先端は、
第1スライド部材30の配設位置とほぼ同じような位置
まで延出しており、具体的には、後述する第3スライド
部材50の厚さにより異なるが、第3スライド部材50
の一部が第1スライド部材30と当接することができる
位置まで延出している。
スライド部材30より第2金型20側の位置に周設され
ている。この係合溝70の形状は、後述する第3スライ
ド部材50に形成された切断刃52の形状に整合するよ
うに形成されており、表皮材Hはこの係合溝70と切断
刃52によって切断される。
材50は、第2金型20に設けられている。本例の第2
スライド部材40の内周面は、キャビティKの外周側面
を構成するキャビティ形成部41を備えており、第2金
型20に摺動可能に設けられている。即ち、第2金型2
0の外周所定位置に複数のシリンダ装置42が設けられ
ており、このシリンダ装置42のロッド43と第2スラ
イド部材40が連結されており、シリンダ装置42の制
御によって第2スライド部材40は第2金型20に対し
て摺動する。金型のコーナー部における第1スライド部
材30と第2スライド部材の配置は図8で示されるよう
に配置される。
及び図6で示すようにキャビティKの外周側面を構成す
るキャビティ形成部41の端部位置から第1金型10側
へ広がるように傾斜した傾斜面44が形成され、傾斜面
44の端部には第3スライド部材50の支持部45が形
成されている。
図8で示すように第2金型20側の面側がキャビティ部
51を形成するもので、このキャビティ部51は表皮材
Hの巻き込み部分のキャビティを形成する。そして第3
スライド部材50の内側端には、切断刃52が突設さ
れ、切断刃52と反対側の外面は第2スライド部材40
の前記傾斜面44に整合した傾斜部54となっている。
この傾斜部54は図6で示すように金型のコーナー部に
おいては抜け止めの役割をする。またより円滑な摺動を
確保するために、図13で示すようにベアリング装置等
を傾斜部54に設けることもできる。そして第3スライ
ド部材50は、型締め時にストッパピン60と当接して
押されて、第2スライド部材40の傾斜面44に沿って
可動するように構成されている。なお図7は金型のコー
ナー部における第3スライド部材50の斜視図である。
脂、即ち注入される溶融合成樹脂Jとしては、例えば、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、アクリ
ロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体、ナイロン
等の熱可塑性樹脂、エチレン−プロピレンブロック共重
合体、スチレン−ブタジエンブロック共重合体等の熱可
塑性エラストマー等圧縮成形、射出成形および押出成形
に通常使用されるものを、いずれも用いることができ
る。また、これらに無機質充填剤,ガラス繊維等の充填
剤、顔料、滑剤、帯電防止剤等の添加物を含有したもの
も適宜用いることができる。
しては、織布,不織布,ポリオレフィン、塩化ビニル、
ナイロン等の熱可塑性樹脂及びポリオレフィン系、ポリ
エステル系、ウレタン系、塩化ビニル系等の熱可塑性エ
ラストマーのシート,フィルムが挙げられる。また上記
材質を単独或は2種以上積層したものを表皮材Hとして
使用することもできる。
の裏面にポリプロピレン、ポリエチレン、ウレタン等の
発泡シートを貼合したもの、成形時において溶融合成樹
脂の熱から保護したり、表皮材Hと芯材層の接着力を強
化させる目的で布、またはシート等を裏面に貼合した積
層体を使用することもできる。これらの表皮材Hの使用
にあたっては、表皮材Hの引張応力、伸びを調整するた
めに供給に先立って予備加熱を行ってもよい。
よって表皮一体成形品を製造する工程について説明す
る。先ず図1で示すように、第1金型10と第2金型2
0が開いているときに、表皮材Hを装着する。そして第
1金型10と第2金型20を型締めする。このときシリ
ンダ装置42を駆動して第2スライド部材40を第2金
型20の中心方向へ可動する。この第2スライド部材4
0の可動時期については、成形される基材の厚さ等によ
り、予め設定される。
第1スライド部材30及び第3スライド部材50との間
に表皮材Hを挾持して固定したときの状態を示すもので
あり、シェアーエッジで表皮材Hを固定している。この
とき第2金型20の可動中に、シェアーエッジクリアラ
ンス(即ち、第3スライド部材50と第1スライド部材
30とのクリアランス)で表皮材Hを握んでおり、第1
スライド部材30は弾撥コイルばね31によって付勢さ
れているために、シワの発生を防止をする。
ッジよりaの距離の分だけ金型の外側で表皮材Hを握む
ことになり、従来のような樹脂の流れにより表皮材Hを
展開させ巻き込むことがなく、表皮材Hの破れを防止
し、表皮材Hの巻き込み時の表皮材展開を有利にしてい
る。
が、図9で示すように、表皮材Hと第1金型10との間
に樹脂が供給される。なお本例の説明では、シェアーエ
ッジで表皮を挟んでから樹脂を供給しているが、挟む前
から樹脂を供給しても良い。そして型締めが進行する
と、第3スライド部材50は相対的にストッパピン60
に押され、型締めに応じて第2スライド部材40の傾斜
面44に沿って第2金型20側へ移動しながら第1金型
10側へ近づく。このとき第1スライド部材30と第3
スライド部材50とは表皮材Hを介して当接しており、
第3スライド部材50の移動に応じて第1スライド部材
30は弾撥コイルばね31に抗して移動する。
の係合溝70の位置へ到達したときに、供給された溶融
合成樹脂Jは第3スライド部材50のキャビティ形成部
51上へ移動する。型締めが完了すると同時に第3スラ
イド部材50は第1金型10側へ完全に移動する。そし
て時第3スライド部材50に形成された切断刃52によ
って表皮材Hを切断する。このときの状態を示したのが
図10である。
ように、第2スライド部材40を外側へ移動させて、脱
型可能にする。
第3スライド部材50の内側面に形成しているが、上面
と内側との境界部(角部)に形成することにより、巻き
込んだ表皮材H端部の若干の表皮余りをなくすことがで
きる。
同時に、表皮破れを起こさない様に巻き込み且つ表皮材
の切断をすることができるので、従来のような後工程で
行なう表皮材の巻き込み工程や切断(トリム)工程を削
減することができる。従って後工程に必要であった作業
が不要となり、省人化を図ることが出来る。
要となり、接着剤使用による諸問題を回避することがで
きる。さらに後工程が不要であるため、従来必要であっ
た後工程の作業スペースが不要となり、スペースの有効
利用を図ることが出来る。
と第3スライド部材により表皮材を固定しているので、
表皮材にテンションをかけたまま成形することができ、
しわの発生を防止することが可能となる。また表皮材に
テンションを加えたままであっても、表皮材の破れが生
じるような無理な力が第1スライド部材及び第3スライ
ド部材の摺動によって防止することができる。
形において、成形と同時に、表皮材の破れを防止して表
皮材の巻き込みと表皮材の切断を同時に行うことの出来
ると共に、しわの発生が防止された成型品を製造するこ
とが可能となる等の複合的な作用効果を奏することがで
き、実用的価値は非常に大きいものとなる。
示す断面説明図である。
大断面図である。
である。
断面図である。
材の斜視図である。
第3スライド部材との配置説明図である。
部拡大断面図である。
である。
断面図である。
の他の例を示す正面図である。
略断面図である。
明断面図である。
剤塗布の説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 対向する第1金型及び第2金型で表皮材
と溶融樹脂とを型締めして成形品を形成する表皮一体成
形装置において、 前記第1金型の凸部外周側に周設され、該凸部から突出
するように付勢されて型締め方向と交わる方向に摺動可
能に配設された第1スライド部材と、前記凸部 より外側位置の第1金型上で前記第2金型側へ
突設されたストッパピンと、前記 第2金型の端部側から該第2金型中央部側に向けて
移動可能に設けられ且つキャビティ外周面を構成すると
共に前記第2金型の中央部側から前記第1金型の端部側
へ広がるように傾斜した傾斜面を内側に有する第2スラ
イド部材と、該 第2スライド部材の前記傾斜面上に設けられ、前記第
2スライド部材とともに前記第2金型中央部側に移動し
て前記第1スライド部材に近接し、該第1スライド部材
との間で前記表皮材を保持するとともに、型締により前
記第2金型側へ移動した前記ストッパピンに押圧されて
前記傾斜面に沿って前記第2金型側へ向けて摺動するの
に伴い、前記第1スライド部材との間で前記表皮材を保
持したままで前記第1スライド部材を前記第1金型の凸
部内に後退させる方向に押圧する第3スライド部材と、
を備え、前記第3スライド部材の前記第2金型側を向いた面は、
前記第1金型,第2金型,第2スライド部材とともに前
記成形品のキャビティを形成するとともに、前記第3ス
ライド部材の内周端には前記第1の金型の凸部周面に設
けられた係合溝に係合して前記成形品の表皮材端末部を
切断する切断刃が設けられたことを特徴とする表皮一体
成形装置。 - 【請求項2】 対向する第1金型及び第2金型で表皮材
と溶融樹脂とを型締めして成形品を形成する表皮一体成
形方法であって、前記第1金型は、該第1金型の凸部 外周側に周設され、
該凸部から突出するように付勢されて型締め方向と交わ
る方向に摺動可能に配設された第1スライド部材と、前
記凸部より外側位置の第1金型上で前記第2金型側へ突
設されたストッパピンと、を備え、 前記第2金型は、該 第2金型の端部側から該第2金型中
央部側に向けて移動可 能に設けられ且つキャビティ外周
面を構成すると共に前記第2金型の中央部側から前記第
1金型の端部側へ広がるように傾斜した傾斜面を内側に
有する第2スライド部材と、該第2スライド部材の前記
傾斜面上に該傾斜面に沿って前記第2金型側へ向けて摺
動可能であるとともに、内周端に切断刃が設けられた第
3スライド部材と、を備え、 前記第1金型と第2金型の型締めにおいて、前記第2ス
ライド部材及び前記第3スライド部材を前記第2金型中
央部側へ移動させ、前記第1スライド部材と第3スライ
ド部材で前記表皮材を保持すると共に、前記型締めによ
り前記ストッパピンが前記第2金型に近接し、前記スト
ッパピンにより前記第3スライド部材が前記傾斜面に沿
って前記第2金型側へ向けて押圧され、該第3のスライ
ド部材は前記第1スライド部材との間で前記表皮材を保
持しながら、前記第1スライド部材を第1金型の凸部内
に後退させる方向に押圧し、前記第3スライド部材が前
記第1金型に当接したときに前記第3スライド部材の前
記第2金型側を向いた面,前記第1金型,第2金型,第
2スライド部材とで前記成形品のキャビティが形成され
るとともに、前記表皮材の端末部が前記第1金型の凸部
周囲に形成された係合溝と前記第3スライド部材の切断
刃との間で切断されることを特徴とする表皮一体成形方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33705794A JP3260993B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 表皮一体成形装置及び表皮一体成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33705794A JP3260993B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 表皮一体成形装置及び表皮一体成形方法 |
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JPH08174600A JPH08174600A (ja) | 1996-07-09 |
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ID=18305030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33705794A Expired - Lifetime JP3260993B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 表皮一体成形装置及び表皮一体成形方法 |
Country Status (1)
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