JPH04141847A - 光磁気ディスク装置と記録再生方法 - Google Patents

光磁気ディスク装置と記録再生方法

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JPH04141847A
JPH04141847A JP26459590A JP26459590A JPH04141847A JP H04141847 A JPH04141847 A JP H04141847A JP 26459590 A JP26459590 A JP 26459590A JP 26459590 A JP26459590 A JP 26459590A JP H04141847 A JPH04141847 A JP H04141847A
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JP
Japan
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recording
permanent magnets
miniature
permanent magnet
magneto
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Application number
JP26459590A
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English (en)
Inventor
Kazunori Naito
一紀 内藤
Takehiko Numata
健彦 沼田
Kazuo Nakajima
一雄 中島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 光磁気ディスク装置および記録再生方法に関し、記録情
報の劣化を抑制する装置構成と再生方法を提案すること
を目的とし、 情報の記録および消去に永久磁石を用いる光磁気ディス
ク装置において、該永久磁石を保持する支持台の上部に
それぞれ小型永久磁石を備えると共に、前記永久磁石を
駆動する極性反転用電磁石の両側で且つ小型永久磁石の
対向位置にそれぞれ小型電磁石を設け、記録再生時には
該小型電磁石に通電し、支持台を吸引することを特徴と
して光磁気ディスク装置を構成し、また、支持台により
保持され、極性反転用電磁石により反転可能な永久磁石
の極性を記録再生時には情報の記録方向に保持して記録
の再生方法を構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は記録情報の劣化を抑制する装置構成と記録の再
生方法に関する。
光磁気ディスクの記録層は希土類・遷移金属、例えばテ
ルビウム・鉄・コバルh (Tb−Fe−Co)、カド
リニウム・テルビウム・鉄(Gd−Tb−Fe)などの
非晶質合金よりなり、磁化方向が基板面に対して垂直な
磁性体から構成されている。
そして、光磁気ディスクは外部より磁化方向とは反対方
向に垂直磁界を加えながら、集光したレーザ光を照射す
ると、照射した記録層の温度が上昇することにより磁性
体の保磁力が減少して磁化反転するのを利用して情報の
記録と消去とを行うメモリである。
か\る光磁気ディスクは従来の磁気ディスクに較べて記
録密度が高いことから、大容量のファイルメモリとして
期待されている。
〔従来の技術〕
先に記したように、光磁気ディスクへの情報の記録は記
録層を構成する磁性体の磁化方向とは反対方向に外部磁
界を印加しである状態でレーザパルスを照射して行い、
また、情報の消去は、何れかの方向に外部磁界を印加し
た状態でレーザ光を連続的に照射し、磁性体の磁化の方
向を一方向に揃えることにより行われているが、外部磁
界の印加方法としては電磁石を用いる方法と永久磁石を
用いる方法とがある。
こ\で、電磁石を用いる方法では情報の記録と消去に際
して、電流の通電方向により磁石の極性を変えることが
でき、また、再生を行う際には電流を切って行えばよい
ことから、簡便ではあるが、電力の消費が太き(、経済
的でないと云う問題がある。
一方、永久磁石を用いる方法では磁石を反転させる場合
にのみ電磁石を使用するため、経済的であり、今後普及
する傾向にある。
第2図は従来の光磁気ディスク装置において、永久磁石
を用いた磁界印加機構を説明する構成図である。
すなわち、基板面に対して垂直方向に磁化している永久
磁石lは、この両端が支持台2および2−により支えら
れて、反転可能に構成されている。
また、永久磁石Iの上には極性反転用電磁石3が設けら
れている。
なお、永久磁石1の下には光磁気ディスク4があり、中
心部にあるハブ5をモータの回転軸に固定して回転する
よう構成されている。
そして、情報の記録を行う際は光磁気ディスク4を構成
する記録層の磁化方向とは磁化の極性が反対となるよう
に永久磁石1を反転せしめ、この状態でレンズ6で集光
したレーザ光7を照射して照射部の記録層を磁化反転さ
せて記録している。
こ\で、永久磁石lの反転は極性反転用電磁石3のコイ
ルに通電することにより行われている。
また、情報の消去は、極性反転用電磁石3のコイルに先
と反対方向に通電することで永久磁石1の極性を反転せ
しめ、この状態でレーザ光7を連続照射し、記録層の記
録ビットの磁化を反転させて元に戻すことにより行われ
ている。
次に、情報の再生は記録ビットの磁化反転が生じないよ
うな弱いレーザパワーで行われているが、環境温度が高
い場合は記録ビットの劣化が生じると云う問題があった
〔発明が解決しようとする課題〕
光磁気ディスクへの磁界印加を永久磁石を用いて行う方
式は電磁石を用いて行う方式に較べて経済的であること
から、普及する傾向にあるが、光磁気ディスクに対する
永久磁石の位置が固定されていることから、記録情報の
再生に当たって永久磁石の磁界が加わり、記録情報か劣
化すると云う問題があり、解決が必要であった。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は情報の記録および消去に永久磁石を用いる
光磁気ディスク装置において、永久磁石を保持する支持
台の上部にそれぞれ小型永久磁石を備えると共に、永久
磁石を駆動する極性反転用電磁石の両側で小型永久磁石
の対向位置にそれぞれ小型電磁石を設け、記録再生時に
はこの小型電磁石に通電し、支持台を吸引することを特
徴として光磁気ディスク装置を構成し、また、支持台に
より保持され、極性反転用電磁石により反転可能な永久
磁石の極性を記録再生時には情報の記録方向に保持して
記録の再生方法を構成することにより解決することがで
きる。
〔作用〕
本発明は永久磁石を移動可能に構成することにより問題
を解決するものである。
すなわち、一般に永久磁石はサマリウム・コバル) (
Sm−Co)の様な強磁性体を用い、磁石面で磁界の強
さが1〜2KOeのものが用いられており、これにより
光磁気ディスクの記録層には約3000eの磁界が印加
されている。
一方、情報の再生は磁気ディスクの記録層に磁界が印加
されない状態で行うことが望ましいが、従来の構造では
位置が固定しであることから、約3000eの磁界印加
を避けることができない。
第3図は再生レーザパワーとC/N  (キャリアレベ
ル/ノイズレベル)との関係図である。
こ\で、C/Nと再生回数の間には、 C/N = −7log T 十a     ・(1)
但し、γは記録ビットの劣化の程度を示す指標、 Tは再生回数、 αは恒数、 の関係があり、再生を繰り返しても、記録ビットの劣化
がない場合はγ=0であるが、一般に高いレーザパワー
では再生回数の増加と共にC/′)の値は減少してゆく
同図において、−3000eのカーブは光磁気ディスク
の面上に情報の消去方向に3000eが印加されている
状態での情報の再生において、レーザパワーをl sn
W〜4 mWと徐々に増加させる場合に、記録情報が劣
化してゆ(状態を示している。
こ\で、破線の+3000eのカーブは情報の記録方向
に磁界が印加されている場合で、先の場合よりも劣化は
少ないもの\、γの値は再生レーザパワーに比例して増
加してゆく。
また、00eのカーブは磁石を除いて再生を行った場合
の特性であり、何れの場合もγの値は増加するが、これ
はレーザ照射による記録層の温度上昇のためである。
なお、PTIfは記録が開始されるレーザパワーを示し
、キュリー温度近くまで温度上昇するために磁化反転が
起こることを示している。
以上のことから、従来はl−1,5mWのレーザパワー
で再生が行われているが、環境温度が上昇した場合には
γの値はOにはならない。
そこで、本発明は第2図において、永久磁石lを記録再
生する際には極性反転用電磁石3の方向に移動させると
共に、情報の再生を行う場合は永久磁石の極性を情報の
記録方向に向けて情報の再生を行うものである。
第1図(A)は本発明に係る磁界印加機構の正面図、ま
た同図(B)は平面図である。
本発明の特徴は情報の再生を行う際に、永久磁石1を光
磁気ディスク4より離して磁化の影響を少な(するため
に、支持台2,2′にそれぞれ小型永久磁石8.8′を
埋め込むと共に、極性反転用電磁石3の両側で且つ小型
永久磁石8.8−の対向位置に小型電磁石9,9′を設
けるものである。
そして、再生に当たっては小型電磁石9,9′のコイル
に通電し、小型永久磁石8,8′との対向面を異種極性
とすることで、吸引することができ、これにより永久磁
石lを光磁気ディスク4より遠ざけることができる。
また、再生が終わった後は、小型電磁石9.9′のコイ
ルに先と反対方向に通電し、永久磁石lを元の位置に戻
しておけばよい。
〔実施例〕
径5インチ(130mm)で厚さが1.2mmのガラス
の上にフォトポリマを1.ctmの厚さに被覆した透明
な基板上に、第1の保護膜としてテルビウム・二酸化硅
素(Tb−3iOz)を、記録膜としてテルビウム・鉄
・コバルト(TbFeCo)を、また第2の保護膜とし
てTb−5iftをそれぞれ90nmの厚さにスパッタ
して光磁気ディスクを形成した。
そして、第1図に示す磁界印加機構をもつ装置に装着し
て情報の再生を行った。
その結果、小型電磁石に通電して永久磁石を吸引するこ
とにより、光磁気ディスク面での磁化の強さを従来の3
000eより1000eに減らすことができた。
第3図において、−1000eはこの状態で永久磁石の
磁化の向きを情報の消去方向に向けて、また+1000
eは記録方向に向けて再生を行った場合のもので、再生
回数とC/′)の関係を調べた際の再生レニザパワーと
γとの関係を示している。
この図から、永久磁石を遠ざけた影響は顕著であり、特
に、情報の記録方向に永久磁石を向けておくと劣化を抑
制できることが判る。
〔発明の効果〕
以上記したように本発明の実施により、記録情報の再生
に当たって永久磁石の磁界が加わり、記録情報が劣化す
ると云う問題がな(なり、光磁気ディスクの信頼性を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁界印加機構の構成図、第2図は
従来の磁界印加機構の構成図、第3図は再生レーザパワ
ーと光磁気ディスクのC/Nとの関係図、 である。 図において、 lは永久磁石、     2,2′は支持台、3は極性
反転用電磁石、 4は光磁気ディスク、 8.8′は小型永久磁石、 9.9′は小型電磁石、 である。 +A) 正 面 図 早 面 図 本発明[こ係りm界(ト)加機構の槙爪口亮 図 従来のm界岨加棟槙の構成図 纂 図 再IS、し−ずパつ− imW) f+瓜し−サーlX″ワーと尤砥気1”3スつのC水と
の関係■χ 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報の記録および消去に永久磁石を用いる光磁気
    ディスク装置において、該永久磁石(1)を保持する支
    持台(2),(2′)の上部にそれぞれ小型永久磁石(
    8),(8′)を備えると共に、前記永久磁石(1)を
    駆動する極性反転用電磁石(3)の両側で且つ小型永久
    磁石(8),(8′)の対向位置にそれぞれ小型電磁石
    (9),(9′)を設け、記録再生時には該小型電磁石
    (9),(9′)に通電し、支持台(2),(2′)を
    吸引することを特徴とする光磁気ディスク装置。
  2. (2)支持台(2),(2′)により保持され、極性反
    転用電磁石(3)により反転可能な永久磁石(1)の極
    性を記録再生時には情報の記録方向に保持して行うこと
    を特徴とする光磁気ディスクの記録再生方法。
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