JPH03152781A - オーバーライト可能光磁気ディスク用カートリッジ - Google Patents
オーバーライト可能光磁気ディスク用カートリッジInfo
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- JPH03152781A JPH03152781A JP28883189A JP28883189A JPH03152781A JP H03152781 A JPH03152781 A JP H03152781A JP 28883189 A JP28883189 A JP 28883189A JP 28883189 A JP28883189 A JP 28883189A JP H03152781 A JPH03152781 A JP H03152781A
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、オーバーライト可能な光磁気ディスクを回転
自在に保持して格納するディスクカートリッジに関する
。
自在に保持して格納するディスクカートリッジに関する
。
(従来の技術〕
光磁気ディスク装置は、透明なディスク状の基板上にT
bFeCom膜などの垂直磁化膜からなる記録膜を形成
し、光ヘッドを介して集光レンズで集束させた光スポッ
トを透明基板を通して光磁気記録膜に照射すると同時に
、バイアス磁場発生コイルにより光磁気記録膜に垂直方
向にバイアス磁場を印加することにより、光スポツト照
射部分に記録膜の磁化の方向をデータとして記録する新
しいファイル装置であり、大容量、書き換え可能。
bFeCom膜などの垂直磁化膜からなる記録膜を形成
し、光ヘッドを介して集光レンズで集束させた光スポッ
トを透明基板を通して光磁気記録膜に照射すると同時に
、バイアス磁場発生コイルにより光磁気記録膜に垂直方
向にバイアス磁場を印加することにより、光スポツト照
射部分に記録膜の磁化の方向をデータとして記録する新
しいファイル装置であり、大容量、書き換え可能。
ディスク可換性などに大きな特徴がある。
しかし、一般に行われている光パワー変調記録方式の場
合、情報を書き換える際に、−度、消去バイアス磁場を
印加しながら、集束させたレーザビームを照射して、照
射領域をキュリー温度以上に上げた後、記録膜が冷却さ
れる過程において、消去バイアス磁場の方向に、磁化の
方向を一様に揃える消去動作を行ってから、さらに消去
バイアス磁場とは反対方向の記録バイアス磁場を印加し
て、レーザビームをオン・オフすることで、磁化の方向
として情報の記録を行っている。
合、情報を書き換える際に、−度、消去バイアス磁場を
印加しながら、集束させたレーザビームを照射して、照
射領域をキュリー温度以上に上げた後、記録膜が冷却さ
れる過程において、消去バイアス磁場の方向に、磁化の
方向を一様に揃える消去動作を行ってから、さらに消去
バイアス磁場とは反対方向の記録バイアス磁場を印加し
て、レーザビームをオン・オフすることで、磁化の方向
として情報の記録を行っている。
したがって、この方式ではオーバーライトができないた
めに、記録時に転送速度が実効的に低下している。これ
に対して、オーバーライトが可能となれば、記録、再生
とも同一の転送速度で実行できるので、データ転送速度
が向上し、より広範囲な分野に適用可能となる。
めに、記録時に転送速度が実効的に低下している。これ
に対して、オーバーライトが可能となれば、記録、再生
とも同一の転送速度で実行できるので、データ転送速度
が向上し、より広範囲な分野に適用可能となる。
そこで、オーバーライトを可能にするために、これまで
いくつかの方法が提案されている。その中の一つの方法
として、佐藤正聡らによる「多層光磁気記録媒体を用い
た単一ビームオーバーライト方式」第34回応用物理学
関係連合講演会予稿集No、28p−ZL−3,p、7
21 (1987)に記述されている交換結合多層膜を
用いた光パワー変調方式がある。
いくつかの方法が提案されている。その中の一つの方法
として、佐藤正聡らによる「多層光磁気記録媒体を用い
た単一ビームオーバーライト方式」第34回応用物理学
関係連合講演会予稿集No、28p−ZL−3,p、7
21 (1987)に記述されている交換結合多層膜を
用いた光パワー変調方式がある。
この方式に関して第2図を用いて説明する。
第2図は記録過程を示す図であり、記録媒体22の移動
方向は、矢印21で示すように右から左に進行していく
。記録媒体22は、メモリJii23と補助層24の二
層膜から構成されている。図でメモリ層23および補助
層24に書かれている矢印は、それぞれ磁化の方向を示
し、上向きの磁化を“1”レベルの記録状態、下向きの
磁化を“0”レベルの記録状態とする。25は初期化用
磁気回路、26はバイアス磁場印加用磁気回路であり、
矢印はそれぞれの磁場の方向を示している。27は集光
レンズで、図示しないレーザからの光スポット28を記
録媒体22上に集光する。
方向は、矢印21で示すように右から左に進行していく
。記録媒体22は、メモリJii23と補助層24の二
層膜から構成されている。図でメモリ層23および補助
層24に書かれている矢印は、それぞれ磁化の方向を示
し、上向きの磁化を“1”レベルの記録状態、下向きの
磁化を“0”レベルの記録状態とする。25は初期化用
磁気回路、26はバイアス磁場印加用磁気回路であり、
矢印はそれぞれの磁場の方向を示している。27は集光
レンズで、図示しないレーザからの光スポット28を記
録媒体22上に集光する。
まず、強力な磁界強度を発生する初期化用磁気回路25
で補助層24の磁化を一定方向に揃えるイニシャライズ
を行う。次に、記録用光スポット28を“0“と°“1
”のレベルに対応して変調し、補助層24の磁化または
バイアス磁場印加用磁気回路26による磁場の作用で情
報を書き込む方式である。
で補助層24の磁化を一定方向に揃えるイニシャライズ
を行う。次に、記録用光スポット28を“0“と°“1
”のレベルに対応して変調し、補助層24の磁化または
バイアス磁場印加用磁気回路26による磁場の作用で情
報を書き込む方式である。
例えば、“°l”レベルの記録を行う場合は、第2図の
(a)に示すように、レーザから発光するパワーをハイ
レベルにして、集光レンズ27によって集光された光ス
ポット28によりメモリ層23および補助層24の二層
ともキュリー温度以上に上昇せしめ、冷却過程において
バイアス磁場印加用磁気回路26による磁場作用により
、補助層24およびメモリ層23の二層とも上向きの磁
化に生じさせる。
(a)に示すように、レーザから発光するパワーをハイ
レベルにして、集光レンズ27によって集光された光ス
ポット28によりメモリ層23および補助層24の二層
ともキュリー温度以上に上昇せしめ、冷却過程において
バイアス磁場印加用磁気回路26による磁場作用により
、補助層24およびメモリ層23の二層とも上向きの磁
化に生じさせる。
一方、“0”レベルの記録を行う場合は、第2図の(b
)に示すように、レーザから発光するパワーをローレベ
ルにして、集光レンズ27によって集光された光スポッ
ト28により、メモリ層23のみをキュリー温度以上に
上昇せしめ、冷却過程で補助層24の磁化とのスピン相
互作用により下向きの磁化を誘導して記録する0以上の
ような過程により、単一ビームによるオーバーライトが
可能となる。
)に示すように、レーザから発光するパワーをローレベ
ルにして、集光レンズ27によって集光された光スポッ
ト28により、メモリ層23のみをキュリー温度以上に
上昇せしめ、冷却過程で補助層24の磁化とのスピン相
互作用により下向きの磁化を誘導して記録する0以上の
ような過程により、単一ビームによるオーバーライトが
可能となる。
しかし、上記のオーバーライト光磁気ディスク装置は、
従来の光磁気ディスク装置と比較して、初期化用磁気回
路25を特別に設ける必要がある。
従来の光磁気ディスク装置と比較して、初期化用磁気回
路25を特別に設ける必要がある。
ここで、初期化用磁界強度としては、低磁界強度化の研
究開発が活発に行われているが、現在のところ、記録媒
体面上で4〜5 koe程度と、かなり大きな磁界強度
を必要とする。
究開発が活発に行われているが、現在のところ、記録媒
体面上で4〜5 koe程度と、かなり大きな磁界強度
を必要とする。
この磁界強度を市販の永久磁石で実現しようとすると、
第3図に示すように、希土類磁石などのエネルギー積の
大きい永久磁石31を純鉄などのヨーク32で挟み込み
閉磁路として、ディスク33の両側に設けて挟み込むよ
うにセツティングする必要がある。
第3図に示すように、希土類磁石などのエネルギー積の
大きい永久磁石31を純鉄などのヨーク32で挟み込み
閉磁路として、ディスク33の両側に設けて挟み込むよ
うにセツティングする必要がある。
ここで、光磁気ディスクは一般に、ディスクを保護する
ために、カートリッジに格納されている。
ために、カートリッジに格納されている。
第4図は、現在開発が行われ、市場に出回り始めた光磁
気ディスクのカートリッジを示している。
気ディスクのカートリッジを示している。
光磁気ディスク装置に挿入される際にシャッタ41が開
き、開口部においてディスク両面から光ヘッドおよびバ
イアス磁場印加用磁気回路がディスク42にアクセスで
きるような機構になっている。
き、開口部においてディスク両面から光ヘッドおよびバ
イアス磁場印加用磁気回路がディスク42にアクセスで
きるような機構になっている。
第4図に示したようなカートリッジの中に光磁気ディス
クを格納した場合、初期化用磁気回路を光磁気ディスク
にアクセスする場所がないという問題がある。光ヘツド
側もバイアス磁場印加用磁気回路側もカートリッジの開
口部をほとんど覆うように設計されている。
クを格納した場合、初期化用磁気回路を光磁気ディスク
にアクセスする場所がないという問題がある。光ヘツド
側もバイアス磁場印加用磁気回路側もカートリッジの開
口部をほとんど覆うように設計されている。
そこで、開口部を大きくする方法が考えられるが、光ヘ
ッドの設置されているところは、光ヘッドのポジショナ
−機構などがあり、初期化用磁気回路を設置する余裕が
ない。
ッドの設置されているところは、光ヘッドのポジショナ
−機構などがあり、初期化用磁気回路を設置する余裕が
ない。
また、ドライブ側に初期化用磁気回路を持つとすると、
ディスクを挟んで初期化用磁気回路をセツティングする
必要があるため、カートリッジを挿入する際に、初期化
用磁気回路がディスクと共に上下動する機構、あるいは
スピンドルにディスクがセットされた後に初期化用磁気
回路を挿入する機構などが必要になり、機構部分がかな
り複雑になり小型化することが困難になるという問題が
ある。
ディスクを挟んで初期化用磁気回路をセツティングする
必要があるため、カートリッジを挿入する際に、初期化
用磁気回路がディスクと共に上下動する機構、あるいは
スピンドルにディスクがセットされた後に初期化用磁気
回路を挿入する機構などが必要になり、機構部分がかな
り複雑になり小型化することが困難になるという問題が
ある。
本発明の目的は、オーバーライト可能な光磁気ディスク
を初期化する初期化用磁気回路を予めカートリッジに取
り付けることにより、現在市場に出回り始めている光磁
気ディスク装置とまったく同じ機構で、オーバーライト
光磁気ディスク装置を実現することのできるオーバーラ
イト可能光磁気ディスク用カートリッジを提供すること
にある。
を初期化する初期化用磁気回路を予めカートリッジに取
り付けることにより、現在市場に出回り始めている光磁
気ディスク装置とまったく同じ機構で、オーバーライト
光磁気ディスク装置を実現することのできるオーバーラ
イト可能光磁気ディスク用カートリッジを提供すること
にある。
しかしこのように情報を記録する際に、カートリッジに
初期化用磁気回路を取り付けるようにすると、初期化用
磁気回路を取り付けるのを忘れる場合がある。このよう
に初期化磁場が印加されない状態で記録が行われた場合
、オーバーライトができずミ前の情報と新しい情報が重
なってしまうという問題点が生じる。
初期化用磁気回路を取り付けるようにすると、初期化用
磁気回路を取り付けるのを忘れる場合がある。このよう
に初期化磁場が印加されない状態で記録が行われた場合
、オーバーライトができずミ前の情報と新しい情報が重
なってしまうという問題点が生じる。
そこで、本発明の他の目的は、カートリッジの穴のある
なしで、初期化用磁気回路がセツティングされているか
どうか検出し、セツティングされていない場合は、警告
を発し記録できないようにスルオ−パーライト可能光磁
気ディスクカートリッジを提供することにある。
なしで、初期化用磁気回路がセツティングされているか
どうか検出し、セツティングされていない場合は、警告
を発し記録できないようにスルオ−パーライト可能光磁
気ディスクカートリッジを提供することにある。
本発明は、交換結合多層膜によるオーバーライト可能な
光磁気ディスクを回転自在に保持して格納するディスク
カートリッジにおいて、このカートリッジに設けられた
第一の開口部を開閉する第一のシャッタと、 前記カートリッジに設けられた第二の開口部を開閉する
第二のシャッタと、 開かれた第二の開口部にはめ込むことのできる、前記光
磁気ディスクに初期化磁場を印加する初期化用磁気回路
とを有することを特徴とする。
光磁気ディスクを回転自在に保持して格納するディスク
カートリッジにおいて、このカートリッジに設けられた
第一の開口部を開閉する第一のシャッタと、 前記カートリッジに設けられた第二の開口部を開閉する
第二のシャッタと、 開かれた第二の開口部にはめ込むことのできる、前記光
磁気ディスクに初期化磁場を印加する初期化用磁気回路
とを有することを特徴とする。
また、第二のシャッタに検出穴を設け、第二のシャッタ
板を開いて初期化用磁気回路をはめ込んだ際の検出穴の
位置の移動により、初期化用磁気回路がはめ込まれてい
ることを検出できるようにしたことを特徴とする。
板を開いて初期化用磁気回路をはめ込んだ際の検出穴の
位置の移動により、初期化用磁気回路がはめ込まれてい
ることを検出できるようにしたことを特徴とする。
本発明のオーバーライト可能光磁気ディスク用カートリ
ッジによれば、オーバーライト可能光磁気ディスクを格
納するカートリッジにおいて、初期化用磁気回路を取り
付けるための開口部を設け、その開口部はシャッタによ
り開閉自在にし、情報を記録するときにシャッタを開い
て初期化用磁気回路を取り付けて一体化することにより
、従来技術のようにドライブ装置側に初期化用磁気回路
を設けて、ディスクがセツティングされる際に、初期化
用磁気回路をディスクの回りに挟み込んでセツティング
するための複雑な機構を設けることを回避している。
ッジによれば、オーバーライト可能光磁気ディスクを格
納するカートリッジにおいて、初期化用磁気回路を取り
付けるための開口部を設け、その開口部はシャッタによ
り開閉自在にし、情報を記録するときにシャッタを開い
て初期化用磁気回路を取り付けて一体化することにより
、従来技術のようにドライブ装置側に初期化用磁気回路
を設けて、ディスクがセツティングされる際に、初期化
用磁気回路をディスクの回りに挟み込んでセツティング
するための複雑な機構を設けることを回避している。
また、初期化用磁気回路を取り付ける開口部の開閉を行
うシャッタに検出穴を設けることにより、情報を記録す
る際に、初期化用磁気回路がカートリッジに取り付けら
れ、ディスクに初期化磁場が印加されていることを検出
する。初期化用磁気回路が取り付けられていないときは
、警告を発し記録できないようにすることにより、初期
化磁場を印加することなしに情報の記録を行い、オーバ
ーライトができずに、前のデータと新しいデータとが混
在してしまうような状況を回避することができる。
うシャッタに検出穴を設けることにより、情報を記録す
る際に、初期化用磁気回路がカートリッジに取り付けら
れ、ディスクに初期化磁場が印加されていることを検出
する。初期化用磁気回路が取り付けられていないときは
、警告を発し記録できないようにすることにより、初期
化磁場を印加することなしに情報の記録を行い、オーバ
ーライトができずに、前のデータと新しいデータとが混
在してしまうような状況を回避することができる。
以下、図面を参照することによって本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図は、本発明に係わるオーバーライト可能な光磁気
ディスク用カートリッジの一実施例を示す斜視図である
。11は第一のシャッタ、12は第二のシャッタ、13
はディスク、14は初期化用磁気回路、15は検出穴で
ある。
ディスク用カートリッジの一実施例を示す斜視図である
。11は第一のシャッタ、12は第二のシャッタ、13
はディスク、14は初期化用磁気回路、15は検出穴で
ある。
第1図(a)は、第一のシャッタ11、第二のシャ・7
りとも閉じられている状態である。第1図(b)は、第
二のシャッタ12を開いて、開口部に第3図に示した永
久磁石31とヨーク32から構成されている初期化用磁
気回路14をはめ込んだ状態である。
りとも閉じられている状態である。第1図(b)は、第
二のシャッタ12を開いて、開口部に第3図に示した永
久磁石31とヨーク32から構成されている初期化用磁
気回路14をはめ込んだ状態である。
このようにすることにより、情報を記録する際に、常に
、補助層の磁化を一定方向に揃えて、オーバーライトを
可能にするための初期化用磁場を光磁気ディスクに印加
しておくことができる。
、補助層の磁化を一定方向に揃えて、オーバーライトを
可能にするための初期化用磁場を光磁気ディスクに印加
しておくことができる。
そして、カートリッジをドライブ装置に挿入してディス
クをセツティングする際にも、特別の機構は必要なく、
現在市場に出回り始めた光磁気ディスク装置と同じ機構
系で実現することができる。
クをセツティングする際にも、特別の機構は必要なく、
現在市場に出回り始めた光磁気ディスク装置と同じ機構
系で実現することができる。
さらに、初期化用磁気回路をカートリッジから取り外し
たときは、第1図(a)に示すように、第二のシャッタ
12が閉じるようになっていて、はこりなどが付着する
ことから保護することができる。
たときは、第1図(a)に示すように、第二のシャッタ
12が閉じるようになっていて、はこりなどが付着する
ことから保護することができる。
また、第二のシャッタ12には検出穴15が設けられて
いて、第二のシャッタを開いて初期化用磁気回路14を
カートリッジに取り付けたときには、検出穴が移動して
、第1図(ロ)に示すように、同じ場所には検出穴が存
在しないことになる。この検出穴15をマイクロスイッ
チなどで、ドライブ側で検出することにより、初期化用
磁気回路14をカートリッジに取り付けたか否かを検出
することができる。そして、情報の記録を行う際に、初
期化用磁気回路14が取り付けられていないことを検出
した場合は、警告を発して情報の記録を行えないように
する。
いて、第二のシャッタを開いて初期化用磁気回路14を
カートリッジに取り付けたときには、検出穴が移動して
、第1図(ロ)に示すように、同じ場所には検出穴が存
在しないことになる。この検出穴15をマイクロスイッ
チなどで、ドライブ側で検出することにより、初期化用
磁気回路14をカートリッジに取り付けたか否かを検出
することができる。そして、情報の記録を行う際に、初
期化用磁気回路14が取り付けられていないことを検出
した場合は、警告を発して情報の記録を行えないように
する。
このようにすることにより、情報を記録する際に、初期
化用磁気回路14をカートリッジに取り付けるのを忘れ
て、情報の記録を行ってしまい、オーバーライトができ
ず、前のデータと新しいデータとが混在してしまうよう
な状況になることが避けられる。
化用磁気回路14をカートリッジに取り付けるのを忘れ
て、情報の記録を行ってしまい、オーバーライトができ
ず、前のデータと新しいデータとが混在してしまうよう
な状況になることが避けられる。
以上説明してきたように、本発明のオーバーライト可能
光磁気ディスク用カートリッジは、初期化用磁気回路を
カートリッジに取り付けることにより、ドライブの機構
が複雑化することもなく、現在市場に出回り始めている
光磁気ディスク装置と同じ機構系でドライブ装置を実現
することができる。
光磁気ディスク用カートリッジは、初期化用磁気回路を
カートリッジに取り付けることにより、ドライブの機構
が複雑化することもなく、現在市場に出回り始めている
光磁気ディスク装置と同じ機構系でドライブ装置を実現
することができる。
ここで、初期化用磁気回路は、永久磁石で構成されてい
るので、電磁石のように線材をはわせる必要がなく、ド
ライブと完全に独立させることができる。
るので、電磁石のように線材をはわせる必要がなく、ド
ライブと完全に独立させることができる。
また、初期化用磁気回路をカートリッジに取り付けたか
否かを検出する検出穴を設けに情報の記録を行う際に、
初期化用磁気回路が取り付けられていないことを検出し
た場合は、警告を発して情報の記録を行えないようにす
ることにより、情報を記録する際に、初期化用磁気回路
をカートリッジに取り付けるのを忘れて、情報の記録を
行ってしまい、オーバーライトができず、前のデータと
新しいデータとが混在してしまうような状況になること
が避けられるという効果がある。
否かを検出する検出穴を設けに情報の記録を行う際に、
初期化用磁気回路が取り付けられていないことを検出し
た場合は、警告を発して情報の記録を行えないようにす
ることにより、情報を記録する際に、初期化用磁気回路
をカートリッジに取り付けるのを忘れて、情報の記録を
行ってしまい、オーバーライトができず、前のデータと
新しいデータとが混在してしまうような状況になること
が避けられるという効果がある。
この方法に対して、初めから一つ一つのカートリッジそ
れぞれに初期化用磁気回路を埋め込んでしまう方法が考
えられるが、初期化磁界強度が大きいために、永久磁石
として希土類磁石などのエネルギー積の大きい磁石を用
いることにより、初期化磁気回路は非常に高価なものと
なってしまう。
れぞれに初期化用磁気回路を埋め込んでしまう方法が考
えられるが、初期化磁界強度が大きいために、永久磁石
として希土類磁石などのエネルギー積の大きい磁石を用
いることにより、初期化磁気回路は非常に高価なものと
なってしまう。
したがって、一つのドライブ装置に対して一つの初期化
磁気回路があればよいこの方法の方が、コストの面から
も実際の装置に適している。
磁気回路があればよいこの方法の方が、コストの面から
も実際の装置に適している。
第1図は本発明に係わるオーバーライト可能光磁気ディ
スク用カートリッジの一実施例を示す斜視図で、それぞ
れ(a)は初期化用磁気回路をはずした状態、(ハ)は
初期化用磁気回路を取り付けた状態を示し、 第2図は交換結合多層膜を用いた光パワー変調オーバー
ライトの原理図、 第3図は初期化用磁気回路の斜視図、 第4図は従来の光磁気ディスク用カートリッジの斜視図
である。 11・・・・・第一のシャッタ 12・・・・・第二のシャッタ 13・・・・・ディスク 14・・・・・初期化用磁気回路 15・・・・・検出穴 21・・・・・媒体進行方向 22・・・・・記録媒体 23・・・・・メモリ層 24・・・・・補助層 25・・・・・初期化用磁気回路 26・・・・・バイアス磁場印加用磁気回路27・・・
・・集光レンズ 28・・・・・光スポット 31・・・・・永久磁石 32・・・・・ヨーク 33、42・・・ディスク 41・・・・・シャッタ (b) 第1図
スク用カートリッジの一実施例を示す斜視図で、それぞ
れ(a)は初期化用磁気回路をはずした状態、(ハ)は
初期化用磁気回路を取り付けた状態を示し、 第2図は交換結合多層膜を用いた光パワー変調オーバー
ライトの原理図、 第3図は初期化用磁気回路の斜視図、 第4図は従来の光磁気ディスク用カートリッジの斜視図
である。 11・・・・・第一のシャッタ 12・・・・・第二のシャッタ 13・・・・・ディスク 14・・・・・初期化用磁気回路 15・・・・・検出穴 21・・・・・媒体進行方向 22・・・・・記録媒体 23・・・・・メモリ層 24・・・・・補助層 25・・・・・初期化用磁気回路 26・・・・・バイアス磁場印加用磁気回路27・・・
・・集光レンズ 28・・・・・光スポット 31・・・・・永久磁石 32・・・・・ヨーク 33、42・・・ディスク 41・・・・・シャッタ (b) 第1図
Claims (2)
- (1)交換結合多層膜によるオーバーライト可能な光磁
気ディスクを回転自在に保持して格納するディスクカー
トリッジにおいて、 このカートリッジに設けられた第一の開口部を開閉する
第一のシャッタと、 前記カートリッジに設けられた第二の開口部を開閉する
第二のシャッタと、 開かれた第二の開口部にはめ込むことのできる、前記光
磁気ディスクに初期化磁場を印加する初期化用磁気回路
とを有することを特徴とするオーバーライト可能光磁気
ディスク用ディスクカートリッジ。 - (2)第二のシャッタに検出穴を設け、第二のシャッタ
板を開いて初期化用磁気回路をはめ込んだ際の検出穴の
位置の移動により、初期化用磁気回路がはめ込まれてい
ることを検出できるようにしたことを特徴とする請求項
1記載のオーバーライト可能光磁気ディスク用ディスク
カートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28883189A JPH03152781A (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | オーバーライト可能光磁気ディスク用カートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28883189A JPH03152781A (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | オーバーライト可能光磁気ディスク用カートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03152781A true JPH03152781A (ja) | 1991-06-28 |
Family
ID=17735311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28883189A Pending JPH03152781A (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | オーバーライト可能光磁気ディスク用カートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH03152781A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0561000A1 (en) * | 1991-10-09 | 1993-09-22 | Seiko Epson Corporation | Data recording medium, its production, and data recording/reproduction apparatus |
EP0579148A2 (en) * | 1992-07-15 | 1994-01-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disc cartridge |
-
1989
- 1989-11-08 JP JP28883189A patent/JPH03152781A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0561000A1 (en) * | 1991-10-09 | 1993-09-22 | Seiko Epson Corporation | Data recording medium, its production, and data recording/reproduction apparatus |
EP0561000A4 (ja) * | 1991-10-09 | 1995-02-22 | Seiko Epson Corp | |
US5450379A (en) * | 1991-10-09 | 1995-09-12 | Seiko Epson Corporation | Information storage medium, method of fabricating same, and drive unit for such medium |
EP0579148A2 (en) * | 1992-07-15 | 1994-01-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disc cartridge |
EP0579148A3 (en) * | 1992-07-15 | 1994-08-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Disc cartridge |
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