JPH04141132A - 検眼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は１例えば眼科医院等で使用される眼屈折測定装
置、角膜曲率半径測定装置等に関するものである。

［従来の技術１ 従来１位置合わせのために前眼部像の撮像を行う撮像素
子を測定に兼用する検眼装置においては、測定時に室内
照明等の広いスペクトルの外乱光が前眼部像観察光学系
を介して撮像素子に受光されて、測定精度が低下するこ
とを防止するために、測定時に前眼部像観察光学系の光
路を遮断するシャッタを挿入する機構を備えたものが提
案されている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら上述の従来例においては、測定時に前眼部
像観察光学系を遮断する機械的な可動部材等を用いるた
めに構造が複雑化するという欠点がある。

本発明の目的は、上述の従来例の欠点を解消し、簡素な
構造で信頼性及び精度の高い測定が可能な検眼装置を捷
供することにある。

［Ｗ題を解決するための手段］ 上述の目的を達成するために、本発明に係る検眼装置に
おいては、眼底及び／又は角膜に光束を投影する投影光
学系と、前記光束の眼底及び／又は角膜の反射光束をＩ
Ｉ偉素子に受光する受光光学系と、前眼部を特定波長光
束で照明して前眼部像を前記撮像素子上に受光する前眼
部像観察光学系とを有する検眼装置において、前記特定
波長光束のみを選択的に通過する分光手段を前記前眼部
像観察光学系の光路中に設けたことを特徴とするもので
ある。

［作用］ 上述の構成を有する検眼装置は、測定時に前眼部像観察
光学系の光路を遮断することなく、前眼部を特定波長光
束で照明した前眼部像を分光手段を介して撮像素子上に
受光する。

［実施例］ 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。

１Ｊ１図は構成図を示し、眼屈折値測定用光源１から被
検眼Ｅに至る光路Ｏ１上には、順次にレンズ２、第２図
に示す中心開口３ａを有する絞り３、穴開きミラー４、
レンズ５、ダイクロイックミラー６、第３図に示す中心
間ロアａとその周囲の円環状間ロアｂと更にその周囲に
４個の開ロア０〜７ｆとを有する拡散板７が配置されて
いる。また、拡散板７の開ロアｂの背後には複数の光源
８が配置され、開ロア０〜７ｆの背後には光源９０〜９
ｆが被検眼Ｅに対向して配置されている。更に、これら
の周囲には２個の前眼部照明用光源１０が被検眼Ｅに向
けて配置されている。穴開きミラー４の反射方向の光路
０２上には、第４図に示す６個の開口１１ａ〜ｌｌｆを
有する絞り１１、レンズ１２、第５図に示す６個のクサ
ビプリズム１３ａ〜１３ｆから構成される分離プリズム
１３、ダイクロイックミラー１４が配置されている。ま
た、ダイクロイックミラー６の反射方向の光路０３上に
はレンズ１５、ミラー１６が設けられ、ミラー１６の反
射方向の光路０４上にはフィルタ１７、ダイクロイック
ミラー１４、レンズ１８、第６図に示す中心開口２０ａ
を有しソレノイド１９によって駆動されて光路０４に挿
脱可能な可動絞り２０、二次元ＣＣＤ等の撮像素子２１
が配置され、撮像素子２１の出力はテレビカメラ２２に
接続されている。なお、光源８、光源９Ｃ〜９ｆ、前眼
部照明用光源１０からの光束は例えば赤外光等の同一波
長であり、フィルタ１７はその波長の光束のみを通過す
る特性を有し、ダイクロイックミラー６は眼屈折値測定
用光源１からの光束を通過し、光源８．光源９Ｃ〜９ｆ
、前眼部照明用光源ｌＯからの光束を反射する波長分光
特性を有している。また、光路０１．０２．０４を介し
て絞り１１は被検眼Ｅの瞳孔と共役とされ、撮像素子２
１は正視眼底と共役とされている。

位置合わせ時に前眼部照明用光源１０を点灯すると、被
検眼Ｅの前眼部による反射光束はダイクロイックミラー
６によって反射され、レンズ１５を介してミラー１６で
反射されて、フィルタ１７、ダイクロイックミラー１４
、レンズ１８を経て、撮像素子２１上に第７図に示すよ
うな前眼部像が投影され、この前眼部像を用いて位置合
わせが行われる。

角膜曲率半径測定時には前眼部照明用光源ＩＯを消灯し
、可動絞り２０を光路０４に挿入した状態で光源９ｃ〜
９ｆを点灯すると、その光束は開ロア０〜７ｆを経て被
検眼Ｅに至り、その角膜反射光束は光路Ｏ１を経て、ダ
イクロイックミラー６で反射されてレンズ１５を介して
ミラー１６で反射され、フィルタ１７、ダイクロイック
ミラー１４、レンズ１８、可動絞り２０を介して、第８
図に示すように撮像素子２１上に４個の角膜反射像Ｍａ
’〜Ｍｆ’が投影され、これらの位置関係から乱視を含
む角膜曲率半径を測定できる。一方、拡散板７の円環状
間ロアｂは位置合わせ観察用であり、光源８からの光束
を同様に角膜Ｅｃで反射させて撮像素子２１上に投影し
て利用する。

この際に角膜反射光束を観察光学系のフィルタ１７を介
して撮像素子２１上に投影しているので、広いスペクト
ル幅を有する室内照明等の外乱光は遮光されて、撮像素
子２１上の光束位置から行う測定精度は低下しない。な
お、このフィルタ１７の役割はダイクロイックミラーを
組合わせることによっても果たすことが可能である。

眼屈折値測定時に眼屈折測定用光源１を点灯すると、そ
の光束はレンズ２、絞り３、穴開きミラー４の開口部、
レンズ５、ダイクロイックミラー６、拡散板７の開ロア
ａを経て被検眼Ｅの眼底Ｅ「に至り、その眼底反射光束
は同じ光路を戻り穴開きミラー４で反射され、絞り１１
．レンズ１２、分離プリズム１３を経てダイクロイック
ミラー１４で反射され、レンズ１８を経て撮像素子２１
上に第９図に示すような眼底反射像Ｍａ−財が投影され
、テレビカメラ２２でビデオ信号に変換され、これらの
反射像Ｍａ−Ｍｆの位置からコンピュータ等で眼屈折値
を算出することができる。

なお、実施例では測定中に光源１０を消灯するように下
が、減光することにより測定に支障のない範囲で、測定
中にも前眼部を観察することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明に係る検眼装置は、前眼部を
特定波長光束で照明して、その波長の光束のみを通過す
る分光手段を介して前眼部像を撮像素子上に受光するの
で、測定時に前眼部像観察光学系の光路を遮断する必要
がなく、外乱光が撮像素子に受光されずに精度の高い測
定が可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る検眼装置の一実施例を示し、第１図
は構成図、第２図、第４図、第６図は絞りの正面図、第
３図は拡散板の正面図、第５図は分離プリズムの正面図
、第７図、第８図、第９図は撮像素子上の投影光束の説
明図である。 符号１は眼屈折測定用光源、３．１１．２０は絞り、６
．１４はダイクロイックミラー　７は拡散板、８．９０
〜９ｆは光源、１０は前眼部照明用光源、１７はフィル
タ、２１は撮像素子、２２はテレビカメラである。 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、眼底及び／又は角膜に光束を投影する投影光学系と
   、前記光束の眼底及び／又は角膜の反射光束を撮像素子
   に受光する受光光学系と、前眼部を特定波長光束で照明
   して前眼部像を前記撮像素子上に受光する前眼部像観察
   光学系とを有する検眼装置において、前記特定波長光束
   のみを選択的に通過する分光手段を前記前眼部像観察光
   学系の光路中に設けたことを特徴とする検眼装置。 ２、前記特定波長光束と同一波長の光束を角膜に投影し
   て、その角膜反射光束を前記観察光学系を介して前記撮
   像素子上に受光して角膜形状を得る角膜形状測定手段を
   有する請求項１に記載の検眼装置。