JP2951991B2 - 眼屈折計 - Google Patents
眼屈折計Info
- Publication number
- JP2951991B2 JP2951991B2 JP2039515A JP3951590A JP2951991B2 JP 2951991 B2 JP2951991 B2 JP 2951991B2 JP 2039515 A JP2039515 A JP 2039515A JP 3951590 A JP3951590 A JP 3951590A JP 2951991 B2 JP2951991 B2 JP 2951991B2
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- eye
- light
- opening
- lens
- prism
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は眼屈折計に代表される検眼装置に関する。
[従来の技術] 従来、眼屈折計においては対物レンズにより被検眼瞳
孔と共役な位置をつくり、該位置に穴あきミラーを配置
して被検眼への入射孔束と被検眼眼底からの射出光束を
分離していた。
孔と共役な位置をつくり、該位置に穴あきミラーを配置
して被検眼への入射孔束と被検眼眼底からの射出光束を
分離していた。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら上記従来例では共役な位置を形成するた
めの光学系が必要となりコンパクト化することが困難で
あった。これとは別に、上記従来例では被検眼前眼部の
観察用の拡大光学系をスペースをとって配置しなければ
ならず、コンパクト化することが困難であった。
めの光学系が必要となりコンパクト化することが困難で
あった。これとは別に、上記従来例では被検眼前眼部の
観察用の拡大光学系をスペースをとって配置しなければ
ならず、コンパクト化することが困難であった。
[問題を解決するための手段] 本発明は上記従来例の欠点を解消する検眼装置を提供
することを目的とし、被検眼前に配置された第1の開口
部を介して被検眼に検眼光束を投影する投影系と、前記
第1の開口とは異なる位置の被検眼前に設けた第2の開
口を介して被検眼による前記検眼用光束の反射光を光電
検出する検出系と、前記第1と第2の開口の検者側近傍
に設けられ検者が前記被検眼の前眼部を拡大観察するた
めの単一の拡大レンズを有することを特徴としている。
することを目的とし、被検眼前に配置された第1の開口
部を介して被検眼に検眼光束を投影する投影系と、前記
第1の開口とは異なる位置の被検眼前に設けた第2の開
口を介して被検眼による前記検眼用光束の反射光を光電
検出する検出系と、前記第1と第2の開口の検者側近傍
に設けられ検者が前記被検眼の前眼部を拡大観察するた
めの単一の拡大レンズを有することを特徴としている。
[実施例] 第1図は本発明に先立つ実施例を示す。赤外LED等の
光源1から出た光束はレンズ2により、平行光となりプ
リズム3に入り、面4で反射する。面4には可視光を透
過し赤外光を反射するダイクロイツク膜が施されてい
る。プリズム3の被検眼側の面5には第2図に示す如く
入射射出光束を規制するダイクロイツク膜(可視光を面
5の全面において透過且つ赤外光を面5の一部領域にお
いてのみ透過)が施されている。
光源1から出た光束はレンズ2により、平行光となりプ
リズム3に入り、面4で反射する。面4には可視光を透
過し赤外光を反射するダイクロイツク膜が施されてい
る。プリズム3の被検眼側の面5には第2図に示す如く
入射射出光束を規制するダイクロイツク膜(可視光を面
5の全面において透過且つ赤外光を面5の一部領域にお
いてのみ透過)が施されている。
即ち第2図に示す如く、視線方向で略共役位置にある
赤外光透過開口51,52が面5に形成されており、開口51
を通って光束は被検眼の眼底Erに投影され眼底Erでの反
射光は開口52を通って可視光を透過し赤外光を反射する
ダイクロイツク膜の施されている面6で反射されレンズ
7の焦点面にある光電位置センサ8に入る。
赤外光透過開口51,52が面5に形成されており、開口51
を通って光束は被検眼の眼底Erに投影され眼底Erでの反
射光は開口52を通って可視光を透過し赤外光を反射する
ダイクロイツク膜の施されている面6で反射されレンズ
7の焦点面にある光電位置センサ8に入る。
被検眼視度は開口51,52の距離と、被検眼への入射光
束に対する被検眼からの射出光束の角度に比例するた
め、光電位置センサ8上の開口51,52を結ぶ方向の光位
置検出より被検眼視度の測定が可能である。
束に対する被検眼からの射出光束の角度に比例するた
め、光電位置センサ8上の開口51,52を結ぶ方向の光位
置検出より被検眼視度の測定が可能である。
センサ8は1次元方向の視度を測定すべく1次元のCC
Dや半導体光位置検出素子等が用いられる。なおプリズ
ム3の中間には遮光部材13が設けられ、光源1からの直
接光がセンサ8に入射しないようにされている。
Dや半導体光位置検出素子等が用いられる。なおプリズ
ム3の中間には遮光部材13が設けられ、光源1からの直
接光がセンサ8に入射しないようにされている。
さて検者eはプリズム3の各部位が可視光に対し透過
性を備えているため被検眼Eの前眼部を広範囲に観察で
き、被検眼と装置との3次元的な位置合せを行うことが
できる。この場合前眼部を検者の明視の距離に位置させ
ればレンズ系なしに前眼部観察ができる。なお、入射光
束、射出光束を規制する開口51,52に関しては第1図で
各々光路中レンズ2とプリズム3の間、プリズム3とレ
ンズ7の間に被検者側から見て第2図の如き形状の開口
を金属板等で形成しても良く、この場合プリズム3は面
4,6のみ赤外反射、可視透過のダイクロイツク面とすれ
ば良い。
性を備えているため被検眼Eの前眼部を広範囲に観察で
き、被検眼と装置との3次元的な位置合せを行うことが
できる。この場合前眼部を検者の明視の距離に位置させ
ればレンズ系なしに前眼部観察ができる。なお、入射光
束、射出光束を規制する開口51,52に関しては第1図で
各々光路中レンズ2とプリズム3の間、プリズム3とレ
ンズ7の間に被検者側から見て第2図の如き形状の開口
を金属板等で形成しても良く、この場合プリズム3は面
4,6のみ赤外反射、可視透過のダイクロイツク面とすれ
ば良い。
次に第3図に本発明の実施例を示す。第1図実施例は
1径線方向の測定であったが、本実施例は3径線測定で
も乱視も含めた眼屈折値を測れる。なお第1図と同一の
符号は同一の部材を示す。プリズム9はプリズム3と類
似するが、画10の開口形状のみ異なる。面10には第4図
に示す如く三つの開口100、101、102が形成されてい
る。入射光は開口100を通り射出光は開口101,102を通り
二次元センサアレイ11に入り第5図に示す如く二光束10
1′,102′を形成する。なお第1図と同様にプリズム中
間には遮光部材13が設けられ光源1からの直接光がプリ
ズムを通って二次元センサアレイ11に入るのを妨げてい
る。
1径線方向の測定であったが、本実施例は3径線測定で
も乱視も含めた眼屈折値を測れる。なお第1図と同一の
符号は同一の部材を示す。プリズム9はプリズム3と類
似するが、画10の開口形状のみ異なる。面10には第4図
に示す如く三つの開口100、101、102が形成されてい
る。入射光は開口100を通り射出光は開口101,102を通り
二次元センサアレイ11に入り第5図に示す如く二光束10
1′,102′を形成する。なお第1図と同様にプリズム中
間には遮光部材13が設けられ光源1からの直接光がプリ
ズムを通って二次元センサアレイ11に入るのを妨げてい
る。
開口100、101、102は瞳孔P内で同一円周上120゜毎に
中心位置を備える関係にあり、二次元センサアレイ11に
は第5図に示す如く二光束101′,102′が投影される。
開口100と開口101を結ぶ方向、開口100と開口102を結ぶ
方向の二次元センサアレイ11上の光位置より2つのこれ
ら径線方向の視度が求まり、又眼底上の一点からの光束
を瞳上の2点から取り出す時それらの光束101′と102′
との間隔で開口101と開口102を結ぶ方向の視度が求ま
る。なお二次元センサアレイ11上の基準位置は任意に定
めておけば良い。3径線方向の視度が求まれば、径線方
向の視度変化を正弦波的と仮定し乱視を含む眼屈折値を
測定できる。
中心位置を備える関係にあり、二次元センサアレイ11に
は第5図に示す如く二光束101′,102′が投影される。
開口100と開口101を結ぶ方向、開口100と開口102を結ぶ
方向の二次元センサアレイ11上の光位置より2つのこれ
ら径線方向の視度が求まり、又眼底上の一点からの光束
を瞳上の2点から取り出す時それらの光束101′と102′
との間隔で開口101と開口102を結ぶ方向の視度が求ま
る。なお二次元センサアレイ11上の基準位置は任意に定
めておけば良い。3径線方向の視度が求まれば、径線方
向の視度変化を正弦波的と仮定し乱視を含む眼屈折値を
測定できる。
なお第3図でレンズ12は検者がアライメントの際、被
検眼を拡大して観察するためのレンズである。このレン
ズを付けると合わせ易くなるが被検眼は外界が見えなく
なる。
検眼を拡大して観察するためのレンズである。このレン
ズを付けると合わせ易くなるが被検眼は外界が見えなく
なる。
次に第6図に本発明の参考となる実施例を示す。
光源1、レンズ2、プリズム22、ダイクロイツク絞り
23の開口23aを通って眼底に光束を投影する。眼底での
反射光は絞り23の開口23bを通り赤外光反射、可視光透
過のダイクロイツクミラー24で反射され、レンズ25を介
し、該レンズ25の焦点面に配される一次元の光電位置セ
ンサ8に照射する。センサ8上の光位置から被検眼の視
度(第6図の面内方向)が求まる。
23の開口23aを通って眼底に光束を投影する。眼底での
反射光は絞り23の開口23bを通り赤外光反射、可視光透
過のダイクロイツクミラー24で反射され、レンズ25を介
し、該レンズ25の焦点面に配される一次元の光電位置セ
ンサ8に照射する。センサ8上の光位置から被検眼の視
度(第6図の面内方向)が求まる。
ダイクロイツク絞り23は第7図に示す如く開口23a,23
bの領域は赤外光及び可視光透過、他の領域は赤外光不
透過、可視光透過であり、検者はダイクロイツクミラー
24、ダイクロイツク絞り23を通して被検眼前眼部を観察
して位置合わせを行うことができる。
bの領域は赤外光及び可視光透過、他の領域は赤外光不
透過、可視光透過であり、検者はダイクロイツクミラー
24、ダイクロイツク絞り23を通して被検眼前眼部を観察
して位置合わせを行うことができる。
なお上述した実施例でダイクロイツクミラーをハーフ
ミラーに置き換えることは可能である。又眼屈折測定光
として赤外光でなく可視光を用いても良い。
ミラーに置き換えることは可能である。又眼屈折測定光
として赤外光でなく可視光を用いても良い。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、二つの異なる
位置の開口を介することにより被検眼の検眼を行なう検
眼系を備えること、これにより測定投影光が検眼系に混
入することを防止することができます。又この検眼系の
検者側すぐ近くに被検眼前眼部を拡大する単一の拡大レ
ンズを配置することにより、小型でありながら、検眼す
る際の正確、且つ容易な位置合わせが可能となる。
位置の開口を介することにより被検眼の検眼を行なう検
眼系を備えること、これにより測定投影光が検眼系に混
入することを防止することができます。又この検眼系の
検者側すぐ近くに被検眼前眼部を拡大する単一の拡大レ
ンズを配置することにより、小型でありながら、検眼す
る際の正確、且つ容易な位置合わせが可能となる。
第1図、第2図は各々本発明に先立つ実施例の図、プリ
ズムを被検眼側から見た図。 第3図、第4図、第5図は各々本発明に関する実施例の
図、プリズムを被検眼側から見た図、センサ上の光束を
示す図。 第6図、第7図は各々本発明の参考となる実施例の図、
ダイクロイック絞りを被検眼側から見た図。 図中1は光源、3,9はプリズム、4,5,6はダイクロイツク
膜が施された面、8は光電位置センサ、13は遮光部材、
23はダイクロイツク絞り、24はダイクロイツクミラー、
Eは被検眼、eは検者眼である。
ズムを被検眼側から見た図。 第3図、第4図、第5図は各々本発明に関する実施例の
図、プリズムを被検眼側から見た図、センサ上の光束を
示す図。 第6図、第7図は各々本発明の参考となる実施例の図、
ダイクロイック絞りを被検眼側から見た図。 図中1は光源、3,9はプリズム、4,5,6はダイクロイツク
膜が施された面、8は光電位置センサ、13は遮光部材、
23はダイクロイツク絞り、24はダイクロイツクミラー、
Eは被検眼、eは検者眼である。
Claims (1)
- 【請求項1】被検眼前に配置された第1の開口部を介し
て被検眼に検眼光束を投影する投影系と、前記第1の開
口とは異なる位置の被検眼前に設けた第2の開口を介し
て被検眼による前記検眼用光束の反射光を光電検出する
検出系と、前記第1と第2の開口の検者側近傍に設けら
れ検者が前記被検眼の前眼部を拡大観察するための単一
の拡大レンズを有することを特徴とする検眼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2039515A JP2951991B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 眼屈折計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2039515A JP2951991B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 眼屈折計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03242132A JPH03242132A (ja) | 1991-10-29 |
JP2951991B2 true JP2951991B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=12555182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2039515A Expired - Fee Related JP2951991B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 眼屈折計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2951991B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP2039515A patent/JP2951991B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03242132A (ja) | 1991-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |