JPH04138862A - ダイカスト機の射出速度制御方法 - Google Patents

ダイカスト機の射出速度制御方法

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JPH04138862A
JPH04138862A JP25689090A JP25689090A JPH04138862A JP H04138862 A JPH04138862 A JP H04138862A JP 25689090 A JP25689090 A JP 25689090A JP 25689090 A JP25689090 A JP 25689090A JP H04138862 A JPH04138862 A JP H04138862A
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Hirotsugu Saito
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ダイカスト機の射出速度制御方法の改良に関
する。
[従来技術] 射出速度の制御方法として、特開昭56131062号
に開示されたものがある。この方法は、「実射出速度が
許容限度を連続して所定口数越えた場合に補正をおこな
う」ものであり、−度許容限度を越えても「所定回数−
1」回分までは許容限度を越えて鋳造することになり、
みすみす不良品を作ってしまい、歩留りが低下する問題
がある。別の方法として、特開昭49−88722号に
開示された方法があるが、この方法では「実射出速度と
基準値とを比較し、その偏差により補正をおこなうjも
のであり、突発的な変動要因で基準値から偏差が生じた
場合は過度の補正をおこなってしまい、制御が不安定に
なるおそれがある。
[発明が解決しようとする技術的課題]本発明は上記従
来技術の欠点を解消すべくなされたもので、その目的と
するところは、ダイカスト製品の湯回り、焼付、鋳巣等
の鋳造品質に重要な影響を及ぼす射出速度、加速度は、
連続鋳造サイクルにおけるプランジャーチップの潤滑、
プランジャチップ、スリーブ間のパリさし、溶湯の温度
、金型の温度、凝固片のゲートへのつまり、アキュムレ
ータの圧力変動、その他等の各種の変化要因により変化
するが、これを速やかにかつ誤差を少なく自動的に制御
して、もって良品質のものを安定して製造できるダイカ
スト機の射出速度制御方法を提供するものである。
[課題を解決する手段] すなわち本発明は、ダイカスト機の速度設定弁または加
速度設定弁の開度を修正して、射出速度が設定値の許容
範囲内に入るように制御する方法において、実射出速度
または実加速時間を測定し、この測定値と予め定められ
た射出速度または加速時間の設定値とを比較し、前記測
定値が許容範囲を外れた時、許容範囲を外れた測定値を
含む連続した所定回数の平均値を演算し、この平均値と
前記設定値との偏差に基づいて、速度設定弁または加速
度設定弁の開度を修正して、射出速度または加速時間が
設定範囲内に入るようにすることを特徴とするダイカス
ト機の射出速度制御方法である。
[実施例] 以下、本発明を図示する実施例を参照して説明する。第
1図は射出成形装置およびその射出制御装置の一例を示
す概略図である。射出成形装置は、移動型10.固定型
11、固定型11に接続されたプランジャースリーブ1
2、プランジャースリーブ12内を往復移動するプラン
ジャーチップ13、プランジャーチップ13を駆動する
射出シリンダ14とを具備している。そして、射出シリ
ンダ14によりプランジャーチップ13をプランジャー
スリーブ12内で動作させて、溶湯をプランジャースリ
ーブ12内から、移動型10と固定型11との間に形成
されたキャビティ15内に充填するようになっている。
なお図中16は移動ダイプレート、17は固定ダイプレ
ートである。
射出制御装置は、射出シリンダ14に、プランジャーチ
ップ13を低速駆動するための低速系と、高速駆動する
ための高速系とを接続して構成されている。
低速系は、油圧ポンプ21、射出切替弁22、低速速度
設定装置23、アキュムレータ24を備えている。低速
速度設定装置23は低速射出速度制御弁23aを備え、
低速射出速度制御弁23aの開度及び開く速度が低速射
出制御用ソレノイド弁25および低速加速制御装置26
により制御される。
高速系は、油圧ポンプ21、高速速度設定装置27、ア
キュムレータ24を備えている。高速速度設定装置27
の高速射出速度制御弁27aを備え、高速射出速度制御
弁27aの開度及び開く速度が高速射出制御用ソレノイ
ド弁28および高速加速制御装置29により制御される
次ぎに本発明の制御方法を説明する。ここでの説明は、
高速射出速度又は高速射出加速度の制御、低速射出速度
又は低速射出加速度の制御のいずれにも適用される。
射出が開始されると、第2図に示すようなフローチャー
トに基づいて、射出速度を制御する。まず、実射出速度
を計算する。その計算は従来公知の方法でおこない、プ
ランジャーチップの位置検出器および時間測定器からの
信号をマイクロコンピュータに入力し、ここで所定の設
定範囲における射出速度を検出し、その実速度値をバッ
ファに格納しておく。その実射出速度と予め設定された
いる設定値の許容範囲とを比較し、射出速度が許容範囲
内である場合、次ぎの射出においても前回の射出条件で
おこなう。
射出速度が許容範囲外であった場合、例えば、平均値の
演算に用いる所定回数(平均値の演算については以下に
述べる)が3回である場合、以下のようにして射出速度
の修正をおこなう。第3図に示すように、1回目の射出
速度が許容下限未満である場合、所定回数未満であるた
め、その値のみに基づいて、速度設定装置23または2
7の開度を修正して、射出速度が許容範囲内に入るよう
にする。2回目の射出速度が許容範囲内となると、3回
目の射出速度の修正はおこなわず、前回の射出速度条件
で3回目の射出をおこなう。3回目の射出速度が許容上
限を越えた場合、1回目の射出速度の値が許容下限未満
であることから、この値を除外し、2回目と3回目の射
出速度の値の平均値を求め、この平均値と設定値の偏差
に基づいて射出速度が許容範囲内に入るように、低速射
出速度を修正する場合は速度設定装置23を、また高速
射出速度を修正する場合は速度設定装置27の開度を修
正する。その射出条件で次回以降の射出をおこなう。4
回目から7回目までの射出速度か許容範囲内であり、8
回目の射出速度が許容上限を越えた場合、6回目から8
回目までの3回の射出速度の値の平均値を求め、この平
均値と設定値の偏差に基づいて射出速度を許容範囲内に
入るように速度設定装置23または27の開度を修正す
る。次いで9回目の射出速度が許容範囲内であり、10
回目の射出速度が許容下限未満の場合、8回目の射出速
度の値か許容下限を越えることから、この値を除外し、
9回目と10回目の2回の値の平均値を求め、この平均
値と設定値の偏差に基づいて射出速度を許容範囲内に入
るように速度設定装置23または27の開度を修正する
これを数学的に示すと、 n回目の射出速度の実測値(VR)。の演算をおこない
、 ■。−β≦(VR)  ≦Vo−a (ただし、voは設定値、αは許容上限、βは許容下限
) であるならば、射出速度の補正はおこなわず、この範囲
から外れた場合、 (Va)−−f(VR)   +(VR)。
+(VR)  ゎ−、)/3 の演算をおこない、設定値V0と、この平均値(VR)
−との偏差 ΔV−VO(VR)− に基づいて、速度設定装置23または27の開度を修正
する。
平均値を求める別の方法としては、第4図に示すように
、1回目と2回目の射出速度が許容範囲内にあり、3回
目の射出速度が許容範囲を越えた場合、1回目から3回
目までの射出速度の平均値を求めて、この平均値に基づ
いて射出速度を許容範囲内に入るように補正する。4回
目から6回目までの射出速度が許容範囲内にあり、7回
目の射出速度が許容範囲を越えた場合、5回目から7回
目までの射出速度の平均値を求めて、この平均値に基づ
いて射出速度を許容範囲内に入るように補正する。ここ
までの制御方法は、第3図のものと同様であるが、この
とき同時にバッファ内の7回目の射出速度のデータを速
度設定装置23または27の開度修正分に対応する値γ
だけ補正する。
すなわち、7回目の射出速度は、実際には許容上限を越
えているが、上記速度設定装置23または27の開度修
正によりこの7回目の射出速度がどの様に変化するかを
想定し、その想定値を7回目の実射出速度値としてコン
ピュータのバッファに訂正入力しておく。このことによ
り、射出速度の急激な修正がなくなり、速度制御を安定
しておこなうことができる。
さらに補正の精度を上げるために、測定値が許容範囲を
外れた場合は、この測定値が設定値に対し+か−かを求
め、又補正をおこなうための平均値か設定値に対し+か
−かを求め、この二つか同符合であれば、上記平均値を
用いて補正をおこない、異符合であれば許容範囲を外れ
た値を上記平均値を求めるための所定回数で除した値を
用いて補正をおこなうと、さらに補正の精度が向上する
この補正方法の具体例を第2図のフローチャート(精度
を上げるための補正)と第5図を参照して説明する。第
5図の例では、この操作をおこなわない場合には、 (−4−3+6)/3−−1/3 (平均値)と1/3
だけ速度を上げるように補正している。
この操作をおこなう場合は、上記式で得られた平均値−
1/3と許容範囲を外れた値(6)との符合か異なるの
で、 6/3−2 とシだけ速度をFげるように補正する。
なお、上記の方法は、低速射出速度や高速射出速度を直
接制御する場合について述べたが、低速加速時間や高速
加速時間を制御するようにしても同様である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、−度でも許容限
度を越えた場合、射出速度を修正するので、不良品を極
力少なくすることができ、歩留まりを向上することかで
きる。また、許容限度を越えた場合、それまでの所定回
数の射出速度をも考慮して、これらの平均値に基づいて
射出速度を修正するので、突発的な変動要因で許容限度
を越えたとしても、過度の補正をおこなうことかなく、
安定した射出速度の制御をおこなうことかできる。
特に、射出速度を修正した場合、修正したことにより予
想される射出速度(この予想射出速度は許容限度範囲内
にある)とすることにより、より安定した射出速度の制
御をおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の射出制御方法を実施するのに使用さ
れるダイカスト機の射出制御装置の一例を示す概略図、
第2図は本発明の射出制御方法の一例を示すフローチャ
ート、第3図乃至第5図は本発明の制御方法の説明図で
ある。 IO・・・移動型、II・・・固定型、12・・・プラ
ンジャースリーブ、l 3−1.プランジャーチップ、
14・・・射出シリンダ、15・・・キャビティ、21
・・・油圧ポンプ、22・・・射出切替弁、23・・・
低速速度設定装置、23a・・・低速射出速度制御弁、
24・・・アキュムレータ、25・・・低速射出制御用
ソレノイド弁、26・・・低速加速制御装置、27・・
・高速速度設定装置、27a・・・高速射出速度制御弁
、28・・高速射出制御用ソレノイド弁、29・・・高
速加速制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダイカスト機の速度設定弁または加速度設定弁の
    開度を修正して、射出速度が設定値の許容範囲内に入る
    ように制御する方法において、実射出速度または実加速
    時間を測定し、この測定値と予め定められた射出速度ま
    たは加速時間の設定値とを比較し、前記測定値が許容範
    囲を外れた時、許容範囲を外れた測定値を含む連続した
    所定回数の平均値を演算し、この平均値と前記設定値と
    の偏差に基づいて、速度設定弁または加速度設定弁の開
    度を修正して、射出速度または加速時間が設定範囲内に
    入るようにすることを特徴とするダイカスト機の射出速
    度制御方法。
  2. (2)請求項1のダイカスト機の射出速度制御方法にお
    いて、前記所定回数に達する以前に前記測定値が許容範
    囲を越えた時、それまでの射出回数の平均測定値に基づ
    いて修正をおこなうことを特徴とするダイカスト機の射
    出速度制御方法。
  3. (3)請求項1のダイカスト機の射出速度制御方法にお
    いて、測定値が許容範囲から外れて速度設定弁または加
    速度設定弁の開度を修正した場合、前記測定値について
    、その修正により想定される射出速度又は加速時間を演
    算し、この想定値を前記平均値の演算に使用することを
    特徴とするダイカスト機の射出速度制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0679432A (ja) * 1992-09-04 1994-03-22 Ube Ind Ltd 射出成形装置の射出速度自動制御装置
KR100666781B1 (ko) * 2005-08-16 2007-01-09 현대자동차주식회사 고압 다이캐스팅시 공기혼입 방지를 위한 저속사출 제어방법
JP2013059812A (ja) * 2012-12-17 2013-04-04 Toshiba Mach Co Ltd 成形機の射出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100666781B1 (ko) * 2005-08-16 2007-01-09 현대자동차주식회사 고압 다이캐스팅시 공기혼입 방지를 위한 저속사출 제어방법
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