JPH0413807B2 - - Google Patents

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JPH0413807B2
JPH0413807B2 JP58053061A JP5306183A JPH0413807B2 JP H0413807 B2 JPH0413807 B2 JP H0413807B2 JP 58053061 A JP58053061 A JP 58053061A JP 5306183 A JP5306183 A JP 5306183A JP H0413807 B2 JPH0413807 B2 JP H0413807B2
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JP
Japan
Prior art keywords
handle body
helical spring
spring
machine frame
locked
Prior art date
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Application number
JP58053061A
Other languages
English (en)
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JPS59177827A (ja
Inventor
Tsutomu Itsuhonsugi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP5306183A priority Critical patent/JPS59177827A/ja
Publication of JPS59177827A publication Critical patent/JPS59177827A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 本発明はブレーカに係り、回動自在に支持され
る操作用の把手を一方方向に付勢するつる巻ばね
の組立時の係止に関する。
(従来の技術) 従来のこの種のブレーカは、例えば、実公昭58
−6128号公報に記載されているように、把手体の
軸支部に形成したボス部につる巻ばねの巻回部を
装着し、この巻ばねの一端が把手体に係止される
とともに他端が前記フレームの係止部に係止さ
れ、このつる巻ばねにて把手体を一方向に付勢す
る構造が採られている。
この従来の構造のブレーカは、把手体の組立に
際して、把手体に装着したつる巻ばねの一端を把
手体に係止し、他端をつる巻ばねを撓ませた状態
に指先にて保持し、この状態で把手体をフレーム
に回動自在に支持してからつる巻ばねの他端をフ
レームに係止しなくてはならず、作業性が悪く、
自動化組立の障害となつていた。
また、実開昭51−62057号公報に記載されてい
るように、フレームにラツチを軸ピンにより回動
自在に軸支し、巻ばねにてラツチを一方方向に付
勢するブレーカにおいて、巻ばねを軸ピンに装着
して組立てる時に、巻ばねの一端をラツチに係止
するとともにこの巻ばねの他端をフレームに形成
した案内溝のばね休止位置に係合し、この巻ばね
の付勢力を弱めておき、組立後に付勢力を与える
ように、巻ばねの他端を休止位置から係止位置に
撓ませながら係止し、組立時に巻ばねを弱い力で
組み立てることができるようにした構造が知られ
ている。
この構造では、組立時に巻ばねの他端をフレー
ムの案内溝に係合する作業を必要とするととも
に、組立後に巻ばねの他端をばね力に抗して撓ま
せながら付勢力が作用する位置に係止しなくては
ならず、狭い箇所で巻ばねを撓ませながら係止す
る作業が必要となり、組立作業性に問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記実公昭58−6128号公報に記載の構造では、
把手体に装着したつる巻ばねの一端を把手体に係
止し、他端をつる巻ばねを撓ませた状態に指先に
て保持しながら、回動自在に支持してからつる巻
ばねの他端をフレームに係止しなくてはならず、
作業性が悪い問題があり、また、実開昭51−
62057号公報に記載の構造でも、組立時に巻ばね
の他端をフレームの案内溝に係合しなくてはなら
ないとともに、組立後に巻ばねのばね力に抗して
撓ませながら付勢力が作用するフレームの係止位
置に係止しくてはならず、狭い箇所で巻ばねを撓
ませる操作が必要で組立作業性に問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、機
枠の対向する側板部間に回転し得る狭い間〓を存
して軸支される把手体をつる巻ばねで付勢するよ
うにしたブレーカにおいて、把手体の組立時、把
手体のつる巻ばねを把手体において仮保持させ、
機枠の側板部間に軸支させる際、仮保持を解いて
係止部に係止させるようにして、把手体の組立作
業性を良好にし、自動化組立を容易にできるよう
にしたブレーカを提供するものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明のブレーカは、離間対向する対をなす側
板部を有しかつこの側板部から内方に突出した係
止部を設けた機枠と、この機枠の側板部間にこの
側板部の内側壁との間に小間〓を存して回動自在
に軸支された把手体と、この把手体に応動する開
閉機構と、この把手体の軸支部に装着され一端が
把手体に係止されるとともに他端が前記機枠の係
止部に係止されこの把手体を一方向に付勢するつ
る巻ばねとを具備し、前記把手体は、前記つる巻
ばねの一端を係止する係止部と、前記つる巻ばね
の巻回部が嵌合するボス部と、前記つる巻ばねの
前記機枠の係止部に係止される他端側を付勢方向
に抗して撓ませて組立時仮係止する仮係止する仮
係止部とを含み上記機枠に軸支させる際上記つる
巻ばねの他端側を上記仮係止部との仮係止を解い
て上記機枠の係止部に付勢力を与えて係止させて
なるものである。
(作用) 本発明のブレーカは、把手体を機枠の離間対向
する側板部間にこの把手体に付勢力を付与するつ
る巻ばねの一端を把手体に係止するとともに他端
を側板部の係止部に係止させて組込むには、つる
巻ばねの一端を把手体に係止し、他端を付勢方向
に抗して撓ませて予め把手体に仮保持させてお
き、把手体の側板部間に組込む際に、つる巻ばね
の他端と把手体との仮保持を解いて機枠の側板部
の係止部に付勢力を与えて係止させることがで
き、幅狭の側板部間への把手体の装着が容易にで
きる。
(実施例) 本発明の一実施例の構成を図面に基づいて説明
する。
1は絶縁性合成樹脂にて成形された基台で、こ
の基台1上に機枠2が固着されている。この機枠
2は第5図に示すように底板部3とこの底板部3
の両側から垂直に接曲され離間対向する側板部4
とを有している。そして、この機枠2の一方の側
板部4の上部にはつる巻ばね係止部5が内側に向
つて折曲げ形成されている。
次に6は把手体で、この把手体6は第2図乃至
第4図に示すように、軸支板部7とこの軸支板部
7から突出した操作部8を有している。この把手
体6の軸支板部7には略中心部に軸支孔9が形成
され、この軸支孔9の両側部に筒状のボス部1
0,11が一体に形成され、この一側のボス部1
0の外周はつる巻ばね装着部12となつている。
さらに軸支板部7の一側に突設した突部13につ
る巻ばね係止凹部14が形成され、この係止凹部
14には前記軸支板部7の他端に貫通した成形時
の型抜き孔15が形成されている。またこの軸支
板部7の一側下部には仮係止部16が円柱状に突
出されている。さらにこの軸支板部7には連結軸
孔17が形成されている。そしてこの把手体6は
前記機枠2の側板部4の内側壁との間に小間〓を
存して回動自在に軸支される。
また18はつる巻ばねで、中間部は前記把手体
6のボス部10のつる巻ばね装着部12に嵌合装
着される巻回部19が形成され、この巻回部19
の両端は直線状に延出され、一端20は前記把手
体6のつる巻ばね係止凹部14に係止され、他端
21は付勢方向に抗して撓ませて前記仮係止部1
6に仮係止される。
前記把手体6はつる巻ばね18をボス部10の
つる巻ばね装着部12に巻回部19を装着してつ
る巻ばね18の一端20を凹部14に係止し、他
端21を仮係止部16に付勢方向に抗して撓ませ
て仮係止した状態で、軸支孔9に挿通した軸22
にて前記機枠2に回動自在に軸支し、この状態で
つる巻ばね18の他端21を治具などで仮係止部
16から外すと、付勢力が与えられてつる巻ばね
18の他端21は機枠2のつる巻ばね係止部5に
係止され、把手体6はつる巻ばね18により第1
図時計方向に付勢される。
また第1図に示すように前記基台1の一端部に
複数個の負荷側端子38がそれぞれ対応して設け
られている。この各電源側端子23にそれぞれ接
続した各固定接触片24に接離する板ばね状の弾
性可動接触片25はバイメタル片26とともに前
記基台1に固着され、このバイメタル片26は前
記負荷側端子38に接続されている。
次に27は前記把手体6に応動する開閉機構
で、絶縁性板材で成形された開閉作動板28およ
び前記両接触片24,25にて構成され、この開
閉作動板28に前記可動接触片25を挿通し、こ
の開閉作動板28はスプリング29にて可動接触
片25を固定接触片24から離反させる方向に付
勢されている。
また30は引掛け板で、前記把手体6の連結軸
孔17に一方の軸杆部31を軸支した略コ字形連
結軸32の他方の軸杆部33が挿通支持され、こ
の他方の軸杆部33は前記機枠2に形成した案内
溝34に摺動自在に嵌合され、この引掛け板30
の一端は前記開閉作動板28の上方に対向され、
この開閉作動板28を下方に押圧するようになつ
ている。また前記引掛け板30の他端は引外し板
35の係合部36に係脱されるようになつてい
る。この引外し板35は前記機枠2に摺動自在に
支持され、この引外し板35はスプリング37に
て係合部36が引掛け板30に係合する方向に付
勢され、前記バイメタル片26に係合部36が引
掛け板30から外れる方向に揺動されるようにな
つている。
次にこの実施例の作用を説明する。
ブレーカのセツトに際しては、第1図に示す接
点解放状態から把手体6を操作部8の操作により
反時計方向へ回動させる。この操作により連結軸
32には把手体6の回動に連動して軸杆部31を
中心として他方の軸杆部33が案内溝34に沿つ
て下方へ移動するようなクランク運動をする力が
伝わる。そして他方の軸杆部33に連動して引掛
け板30が下降し、引掛け板30の他端は引外し
板35の係合部36の下辺に当接し、引掛け板3
0の一端は開閉作動板28の上端に当接する。さ
らに引掛け板30は係合部36の下辺の当接箇所
を支点として開閉作動板28を下方へ押圧する。
この押圧により開閉作動板28が下降すると開閉
作動板28に挿通された可動接触片25は固定接
触片24に接続される。このときスプリング29
および板ばね状の可動接触片25の上方への復元
力は引掛け板30、連結軸32を介して軸杆部3
1から把手体6へ伝わり、つる巻ばね18の付勢
力とともに把手体6を時計方向へ回動させるよう
に付勢している。
この把手体6の反時計方向への回動操作は、操
作部8の操作範囲の中間付近を過ぎると把手体6
を支持する軸22と他方の軸杆部33を結ぶ直線
上を一方の軸杆部31が越える。この状態では、
スプリング29および可動接触片25の復元力は
軸杆部31から把手体6を反時計方向へ回動させ
るように付勢し、この復元力がつる巻ばね18の
付勢力よりも強いため把手体6が反時計方向に回
動されるように付勢される。この付勢は連結軸3
2の軸杆部31に挿通された一端が案内溝34の
上方の側板部4に当接することで係止され、開閉
作動板28、可動接触片25、および把手体6が
固定し、ブレーカが電源投入状態へセツトされ
る。
この電源投入状態で、過大電流が流れると、バ
イメタル片26が湾曲され、引外し板35をスプ
リング37に抗して時計方向に回動され、引掛け
板30の他端が引外し板35の係合部36の下辺
の当接箇所から外れる。したがつて引掛け板30
は支点を失い、スプリング29および可動接触片
25の復元力は把手体6へ伝わらず、この復元力
による把手体6への反時計方向に回動させる付勢
は解かれ、把手体6はつる巻ばね18の付勢力に
より時計方向へ回動され、開閉作動板28はスプ
リング29の復元力によつて上昇され、可動接触
片25を固定接触片24から離反し、回路は遮断
されブレーカは接点解放状態に戻る。
尚、前記把手体6は前記実施例に示すブレーカ
に限らず、漏電ブレーカなどの各種ブレーカの把
手体に適用できる。
[発明の効果] 本発明によれば、機枠の対向する側板部間に回
転し得る小間〓を存して軸支される把手体をつる
巻ばねで付勢するようにしたブレーカにおいて、
把手体の組立て時、つる巻ばねを把手体において
付勢方向に抗して撓ませて仮係止させ、側板部間
に軸支させる際、仮係止を解いて係止部に係止さ
せるようにしたので、把手体を組込むには、つる
巻ばねの一端を把手体に係止し、他端を予め把手
体に付勢方向に抗して撓ませて仮保持させてお
き、把手体を側板部間に組込む際に、つる巻ばね
の他端と把手体との仮保持を解いて機枠の側板部
の係止部に係止させることができる。その際、つ
る巻ばねは把手体との仮保持を解くと付勢六が与
えられ係止部に係止され幅狭の側板部間への把手
体の装着が容易になる。したがつて把手体を機枠
に組込む際に、指先でつる巻ばねの端部を撓ませ
ながら軸支する必要がないとともに、把手体を軸
支してからつる巻ばねの他端を機枠に係止する操
作も必要もなく、把手体の組立作業性が良好にな
り、自動化組立が容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブレーカの縦
断側面図、第2図は同上把手体の側面図、第3図
は第2図−線部の断面図、第4図は第2図
−線部の断面図、第5図は同上機枠の平面図で
ある。 2……機枠、4……側板部、5……係止部、6
……把手体、10……ボス部、16……仮係止
部、18……つる巻ばね、19……巻回部、20
……つる巻ばね18の一端、21……つる巻ばね
18の他端、27……開閉機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 離間対向する対をなす側板部を有しかつこの
    側板部から内方に突出した係止部を設けた機枠
    と; この機枠の側板部間にこの側板部の内側壁との
    間に小間〓を存して回動自在に軸支された把手体
    と; この把手体に応動する開閉機構と; 前記把手体の軸支部に装着され一端が把手体に
    係止されるとともに他端が前記機枠の係止部に係
    止され前記把手体を一方向に付勢するつる巻ばね
    と; を具備し、 前記把手体は、前記つる巻きばねの一端を係止
    する係止部と、前記つる巻きばねの巻回部が嵌合
    するボス部と、前記つる巻きばねの前記機枠の係
    止部に係止される他端側を付勢方向に抗して撓ま
    せて組立時仮係止する仮係止する仮係止部と、を
    含み上記機枠に軸支させる際上記つる巻ばねの他
    端側を上記仮係止部との仮係止を解いて上記機枠
    の係止部に付勢力を与えて係止させてなることを
    特徴とするブレーカ。
JP5306183A 1983-03-29 1983-03-29 ブレ−カ Granted JPS59177827A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5306183A JPS59177827A (ja) 1983-03-29 1983-03-29 ブレ−カ

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JP5306183A JPS59177827A (ja) 1983-03-29 1983-03-29 ブレ−カ

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Publication Number Publication Date
JPS59177827A JPS59177827A (ja) 1984-10-08
JPH0413807B2 true JPH0413807B2 (ja) 1992-03-10

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ID=12932324

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JP5306183A Granted JPS59177827A (ja) 1983-03-29 1983-03-29 ブレ−カ

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5162057U (ja) * 1974-11-12 1976-05-15

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JPS59177827A (ja) 1984-10-08

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