JPH0413727B2 - - Google Patents

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JPH0413727B2
JPH0413727B2 JP57050646A JP5064682A JPH0413727B2 JP H0413727 B2 JPH0413727 B2 JP H0413727B2 JP 57050646 A JP57050646 A JP 57050646A JP 5064682 A JP5064682 A JP 5064682A JP H0413727 B2 JPH0413727 B2 JP H0413727B2
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JP
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input
output
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interface module
interface modules
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JP57050646A
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JPS58168101A (ja
Inventor
Tadashi Azegami
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Publication of JPS58168101A publication Critical patent/JPS58168101A/ja
Publication of JPH0413727B2 publication Critical patent/JPH0413727B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B9/00Safety arrangements
    • G05B9/02Safety arrangements electric
    • G05B9/03Safety arrangements electric with multiple-channel loop, i.e. redundant control systems

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はプロセス制御装置に関し、特にプロ
セスに結合されるインターフエースモジユールを
スクランブル結合構造とすることにより、信頼性
の向上をはかることを主たる目的とするものであ
り、更にはスクランブル結合構造とすることによ
つて生じる弊害を除去する機能を合せ持つプロセ
ス制御装置を提供しようとするものである。
〔発明の背景〕
第1図に従来のプロセス制御装置の基本構造を
示す。図中32は複数のプロセスインターフエー
スモジユールを示す。プロセスインターフエース
モジユール32のそれぞれ32−1〜32−8は
各別にプロセス入出力線500に接続され、マル
チループコントローラ31に対してはループコン
トロールバス300によつて結合される。プロセ
ス入力はプロセスインターフエースモジユール3
2を介してマルチループコントローラ31に伝達
され、プロセスへの制御指令はマルチループコン
トローラ31から各々プロセスインターフエース
モジユール32−1〜32−8に各別に伝達さ
れ、各プロセスインターフエースモジユール32
−1〜32−8を通じてプロセスに出力される。
マルチループコントローラ31に集約されたプロ
セス制御情報はデータウエイ200を通じて上位
機器(特に図示しない)に伝達される。
従来の構成概念はプロセスとインターフエース
する部分32のハード・ウエアを個々のコントロ
ール・ループ毎に独立させ、いわゆる分散を意図
するものである。例えば第1図においてプロセス
インターフエースモジユール32−1と32−2
が同一のハード・ウエア内に同居する構造を採つ
たと仮定した場合、制御ループ毎の独立性が損わ
れる。つまり一方の制御ループの故障に対応すべ
くハード・ウエアを交換補修する際に、正常な制
御ループのハード・ウエアも共に交換を余儀無く
されこの点で不都合と考えるものであつた。従つ
て従来は制御ループを単位としてハード・ウエア
を分散する思想が一般的である。
ところで信頼性の向上を意図するとき、従来は
上述したように各制御ループ毎にハード・ウエア
を分散配置することを基本思想とするところか
ら、各プロセスインターフエースモジユール32
−1〜32−8を各別に冗長化すると共にバス3
00及びマルチループコントローラ31を冗長化
して操業の維持をはかつている。
〔従来の技術〕
従来技術において信頼性の向上をはかるべくハ
ード・ウエアを冗長化するが、その冗長化はコス
ト負担を考慮すれば二重化が限度である。特にプ
ロセスインターフエースモジユール32を二重化
以上の多重化を考えるとき、そのコスト負担増は
大きい。
更にプロセスインターフエースモジユール32
を二重化し、その二重化されたプロセスインター
フエースモジユールの双方のプロセス入力をマル
チループコントローラ31が取込むとき、データ
の比較対象が1対1であるため、双方の値が一致
しない場合は何が正常値であるか否かの判定がで
きない不都合が生じる。このような意味からプロ
セスインターフエースモジユール32を二重化以
上の多重化をはかることが要求されるが、上述し
たようにプロセスインターフエースモジユール3
2の多重化はコスト負担が大きく適当でない。
〔発明の目的〕
この発明の第1の目的はコスト負担増を抑えな
がらプロセスインターフエースの多重化を達成す
ることができるプロセス制御装置を提供するにあ
る。
この発明の第2の目的はプロセスインターフエ
ースモジユールを多重化した場合に生じる弊害を
除去し、真に信頼性が高いプロセス制御装置を提
供するにある。
〔発明の概要〕
この発明ではプロセスインターフエースモジユ
ールに多チヤンネル処理機能を持たせ、この多チ
ヤンネル処理機能を持つプロセスインターフエー
スモジユールの複数を一つのグループとし、グル
ープ化されたプロセスインターフエースモジユー
ルの各対応するチヤンネルの入出力端を共通接続
し、その共通接続された入出力端に各別にプロセ
ス入出力線を接続する。この接続構造をここでは
スクランブル接続構造と呼ぶこととする。
このスクランブル接続構造を採ることにより各
プロセスインターフエースモジユールはグループ
内の各制御ループの全てのプロセス入出力情報を
保有することができ、その各プロセス入出力情報
を上位機器であるマルチループコントローラ31
に各別に転送することができる。
従つて例えば1グループを3個以上のプロセス
インターフエースモジユールによつて構成した場
合はマルチループコントローラ31は各制御ルー
プの入出力値を3個ずつ得ることができる。よつ
てその中の並外れた値のデータを多数決論理によ
り除外し、正しいデータを採用することができ
る。またプロセス出力は任意のプロセスインター
フエースモジユールから発信させる。このとき出
力値をアンサバツクすることにより発信成功,不
成功を判定し、発信不成功に際しては他のプロセ
スインターフエースモジユールに発信権を移転す
ることができる。
スクランブル接続構造を採ることにより上述の
ようにプロセスインターフエースモジユールの多
重化が達せられ装置の信頼性を向上できる。とこ
ろでスクランブル接続構造にあつては各プロセス
インターフエースモジユールに入出力端が共通接
続されるところから、特に1個プロセスに対し複
数のプロセスインターフエースモジユールから制
御出力が発動されることに対して厳重に監視する
必要性が生じる。
この発明の第2の目的はグループ化され、出力
端が互いに共通接続された複数のプロセスインタ
ーフエースモジユールのそれぞれにプロセスへの
制御出力が発動又は停止されているか否かを検出
する手段と、この検知結果を他のプロセスインタ
ーフエースモジユールに伝達する相互監視線を設
け、グループ内の各インターフエースモジユール
の相互において能動プロセスインターフエースモ
ジユールの制御出力の発動停止を確実に検知し監
視することができるプロセス制御装置を提供する
にある。
〔発明の実施例〕
第2図にこの発明の一実施例を示す。図中第1
図と対応する部分には同一符号を付している。図
中31はマルチループコントローラ、32−1〜
32−8はそれぞれプロセスインターフエースモ
ジユール、300はこれらプロセスインターフエ
ースモジユール32−1〜32−8とマルチルー
プコントローラ31を結ぶコントロールバス、5
00はプロセス入出力線を示す。
この発明においてはプロセスインターフエース
モジユール32−1〜32−8に多チヤンネル処
理機能を持たせる。つまり各プロセスインターフ
エースモジユール32−1〜32−8は複数の入
力端101と出力端102を有し、各共通接続さ
れた入力端101はそれぞれ別個のプロセス入力
が与えられ、その複数の入力を各別に接続演算処
理を行い、その処理結果を各別に出力端102に
出力する。
第3図に多チヤンネル処理機能を持つプロセス
インターフエースモジユール32の内部構造を示
す。第3図に示す501はプロセス入出力線50
0の中の入力線である。この複数の入力線501
は入力端101に接続される。各入力線501を
通じて異なるプロセス入力信号が入力マルチプレ
クサ315により選択されてAD変換器314に
供給され、AD変換器314によりデイジタル符
号化されてマイクロコンピユータ311に取込ま
れる。マイクロコンピユータ311は例えば各チ
ヤンネル毎に設定された設定値とプロセス入力値
とを比較し、その偏差値を必要に応じてPID演算
処理し、その演算処理結果をDA変換器312に
出力する。DA変換器312の出力は出力マルチ
プレクサ313により所定のチヤンネルの出力端
102に出力され出力端502に送出される。3
16はバスインターフエースを示す。このバスイ
ンターフエース316を介してマイクロコンピユ
ータ311がコントロールバス300と結合さ
れ、マルチループコントローラ31とデータの授
受を行う。
出力マルチプレクサ313の構造の一例を第4
図に示す。出力マルチプレクサ313は常時マイ
クロコンピユータ311により走査される走査ス
イツチ群401と、この走査スイツチ群401の
各スイツチが順次オンに操作されるとき、その対
応するチヤンネルの演算処理結果をサンプルホー
ルドするホールドコンデンサ群402と、このホ
ールドコンデンサ群402の各コンデンサにホー
ルドされた電圧値を電圧又は電流信号として出力
するバツフア群403と、プロセスへの制御出力
の発動停止を制御する出力スイツチ群404とに
より構成される。
この出力スイツチ群404はマイクロコンピユ
ータ311の指示に従つてオンに操作され、この
プロセスインターフエースが受け持つチヤンネ
ル、つまり指定されたプロセスに制御出力を発動
する。
制御出力が正常か否かを判定するには第5図に
示すように入力マルチプレクサ315に結合し、
出力値をアンサバツクする構造により実現できる 以上により多チヤンネル処理機能を持つプロセ
スインターフエースモジユール32の構造及びそ
の動作状況が理解できよう。
この発明においては第2図に示すように多チヤ
ンネル処理機能を持つプロセスインターフエース
モジユール32を少なくとも3個以上を一つのグ
ループとし、グループ内の各プロセスインターフ
エースモジユール32の各対応するチヤンネルに
入力端101及び出力端102を共通接続し、そ
の共通接続された入力端101と出力端102の
それぞれにプロセス入出力線500を接続するも
のである。この接続部分をここではスクランブル
結合部201と呼ぶこととする。第2図の例では
4個のプロセスインターフエースモジユール32
−1〜32−4及び32−5〜32−8によりそ
れぞれ1つのグループを構成した場合を示す。
各4個のプロセスインターフエースモジユール
32−1〜32−4又は32−5〜32−8はそ
れぞれ1個のプロセス入力を同一時点で取込み、
その演算処理結果を同時に各対応するチヤンネル
に出力する。よつて1個のプロセス入力に対して
4個の演算処理結果が得られる。
マルチループコントローラ31はコントロール
バス300を介して各プロセスインターフエース
モジユール32−1〜32−8を順次呼び出し、
プロセス入力値及び演算処理結果を集める。各プ
ロセスへの制御出力はマルチループコントローラ
31から指定されたプロセスインターフエースモ
ジユールのみが出力する。
この発明においては更に第2図に示すように各
プロセスインターフエースモジユール32−1〜
32−8に能動時における発動停止の結果を検知
する手段202を設けると共にグループを構成す
るプロセスインターフエースモジユール32−1
〜32−4及び32−5〜32−8の各相互間に
発動停止検知手段202の検知結果を伝達する相
互監視線600を設けるものである。
つまり、発動停止検知手段202は各プロセス
インターフエースモジユール32−1〜32−8
に設けられ、その検知出力をそのグループ内の各
プロセスインターフエースモジユール32−1〜
32−4及び32−5〜32−8に相互監視線6
00のより伝達し、各プロセスインターフエース
モジユール32において他のプロセスインターフ
エースモジユール32のプロセスへのアクセス状
況を監視する。と同時に各プロセスインターフエ
ースモジユールは各別にマルチループコントロー
ラ31に発動停止検知手段202の検知結果を通
知する。従つてプロセスインターフエースモジユ
ール32のプロセスへのアクセス状況は各プロセ
スインターフエースモジユール32−1〜32−
8から重複してマルチループコントローラ31に
伝送される。よつてプロセスへのアクセス状況は
複数の経路を通じてマルチループコントローラ3
1に伝達され冗長化による信頼性の向上が達せら
れる。
第6図にこの発明の具体例を示す。この図にお
いて320は第3図で説明した入力及び出力マル
チプレクサ315,313,及びAD変換器31
4,DA変換器312,マイクロコンピユータ3
11を含む処理装置である。処理装置320はバ
スインターフエース325を介してループコント
ロールバス300に接続されマルチループコント
ローラ31に結合される。
321は電圧入力に対する入力インターフエー
ス、322は電流出力に対する出力インターフエ
ース、323は抵抗入力に対する入力インターフ
エースである。この入力インターフエース323
では電流出力インターフエース322と電圧入力
インターフエース321の双方が含まれる。50
1,502,503,504はそれぞれ第2図で
説明したプロセス入出力線500に含まれる入力
及び出力線を示す。501は入力線でありその先
端にこの例では電圧信号線601を接続した場合
を示す。502及び504は出力線を示す。出力
線502,504には操作器602が接続され
る。この例では操作器602として電流信号を受
信して動作する制御弁を接続した場合を示す。5
03は入力線である。この例では白金測温抵抗体
のような抵抗入力素子603を接続した場合を示
す。
202は第2図で説明した発動停止検知手段を
示す。その具体的な構造は第7図に示す如くであ
り、電流検知回路により構成することができる。
つまりこの発動停止検知手段202は出力インタ
ーフエース322及び抵抗入力に対する入力イン
ターフエース323に含まれる出力インターフエ
ース322が処理装置320の指示に従つてプロ
セスに対して出力を発動しているか、停止してい
るかの結果を検知し、その検知結果を自身の処理
装置320に通知すると共にその他のプロセスイ
ンターフエースモジユール32に設けた処理装置
320に相互監視線600を通じて通知する。
〔発明の動作〕
第6図に示すプロセスインターフエースモジユ
ール32の一方は例えばマルチループコントロー
ラ31の指令に基づいて、プロセスの信号源例え
ば601の電圧信号を入力線501を介して受信
し、その受信入力値が所定値となる様にプロセス
制御出力を例えば4〜20mAのプロセス標準信号
として出力線502を介して操作器602に発信
する。
また他のプロセス入力線503から抵抗入力素
子603の抵抗入力信号を受信する。このとき入
力線303には電流出力インターフエース322
により規定の電流を抵抗入力素子603に与え、
その両端の電圧を取込むことにより温度入力とな
し、その温度入力値が所定値となるように操作器
602にプロセス制御出力を電流信号により発信
する。
この間他方のプロセスインターフエースモジユ
ール32は入力インターフエース321及び32
3を介してグループ内の全てのプロセスの状況を
モニタする。プロセスインターフエースモジユー
ル32の一方もしくは他方がプロセスを制御する
こと、或いは一方と他方が各別に別個のプロセス
を分担して制御するかはマルチループコントロー
ラ31が指令する。
プロセスへの発信権が与えられたプロセスイン
ターフエースモジユール32はその指令に従つて
対応する電流出力インターフエイス322を発動
させ、プロセスに電流信号を発信する。
出力インターフエース322の発動と停止の結
果は発動停止検知手段202により検知され、そ
の検知結果を自身の処理装置320に通知すると
共に相互監視線600を介して他のプロセスイン
ターフエースモジユール32の処理装置320に
通知する。各プロセスインターフエースモジユー
ル32の処理装置320は発動停止検知手段20
2に検知結果を上位のマルチループコントローラ
31に各別に伝送する。
第8図乃至第10図に第6図に示した抵抗入力
素子603に対するインターフエース323の構
造の具体例を示す。
第8図の例では抵抗入力素子603と能動性イ
ンターフエース801の間に直列にスイツチ素子
802を接続し、スイツチ素子802を処理装置
320からの指令によりオン、オフ制御し、抵抗
入力素子603に対する電流の発動及び停止を制
御するように構成した場合を示す。またこの例で
は能動性インターフエース801は電圧源とした
場合を示す。つまりバツフア増幅器803の一方
の入力端子に基準電圧源804から基準電圧を与
え、他方の入力端子に抵抗器805を通じて自身
の出力電圧を帰還させることによりバツフア増幅
器803は基準電圧源804の電圧と等しい電圧
を出力する。この電圧がスイツチ素子802を通
じて抵抗器806,808の各一端に与えられ
る。従つて抵抗入力素子603の両端子A,B間
に等しい電圧が与えられ、端子A及びBに等しい
電流が供給され、その電流の和が端子Cを通じて
帰路される。尚抵抗器806,808の抵抗値は
抵抗入力素子603の抵抗値より充分大きい例え
ば数kΩ程度に選定し、抵抗入力素子603の抵
抗値の変化により電流値が大幅に変化しないよう
にしている。
抵抗入力素子603の両端に発生する電圧は直
列抵抗RSを通じて入力インターフエース321
に入力されその増幅出力はAD変換器314によ
りAD変換され処理装置320に入力される。
このようにスイツチ素子802を設けることに
より処理装置320は抵抗入力素子603に対す
る電流の発動停止の制御を行なうことができ、第
2図に示したスクランブル結合構造を採るとき、
電流の発動及び停止の制御を確実に実行すること
ができる。また任意の時刻に抵抗入力素子603
に対する電流の発動を停止させることにより入力
インターフエース321にゼロ信号を入力させる
ことができる。このゼロ信号により入力インター
フエース321を構成する演算増幅器のゼロ点の
ドリフトを検出することができ、ゼロ点修正手段
809によりそのゼロ点ドリフト修正することが
できる。
入力インターフエース321と抵抗入力手段6
03との間を結合する直列抵抗器RSの抵抗値は
数メグオーム程度に選定する。よつてスクランブ
ル結合により一つの抵抗入力素子603に対して
も複数の入力インターフエース321を並列接続
しても相互に干渉が起きることはない。
第9図の例では能動性インターフエース801
を電流源とし、その電流源から出力される電流を
直列スイツチ素子DSを通じて抵抗入力素子60
3の両端に与えるように構成すると共にその電流
路に対し並列スイツチ素子901を設け、この並
列スイツチ901を処理装置320の指令により
オンに制御することにより電流出力を停止させ、
オフに制御することにより電流出力を発動させる
ように構成した場合を示す。このとき電流供給路
の出力電圧をバツフア増幅器902を通じて処理
装置320に取込むことにより電流の発動停止の
状態を判定することができる。その他の構成及び
作用効果は第8図の場合と同様である。
第10図の例では能動性インターフエース80
1の電源供給路にスイツチ素子1001を挿入
し、このスイツチ素子1001を処理装置320
によりオン、オフ制御することにより抵抗入力素
子603に対する電流の発動と停止を制御するよ
うに構成した場合を示す。
尚第8図及び第10図に示したスイツチ素子8
02,及び1001はプロセスへの出力インター
フエースにも利用することができることは容易に
理解できよう。
〔発明の効果〕 上述したようにこの発明によればスクランブル
接続構造によりプロセスインターフエースモジユ
ール32はグループ内の全てのプロセスの状況を
把握することができ、各プロセスインターフエー
スモジユール32は自由にどのプロセスに対して
も制御値を得て分担されたプロセスを制御するこ
とができる。然もプロセスとマルチループコント
ローラ31の間はグループ化されたプロセスイン
ターフエースモジユール32の数に対応した多重
化効果が得られ、信頼性の向上も達せられる。ま
た各プロセスインターフエースモジユール32は
第3図乃至第5図で説明したように第1図に示し
た単ループ用プロセスインターフエースモジユー
ルに入出力マルチプレクサ315と313を付加
した程度の規模の拡大ですむためこの発明による
プロセス制御装置を実現するに際してコスト負担
の増加は小さい。
更に発動停止検知手段202と相互監視線60
0との組合せによりスクランブル接続構造に伴な
つて生じる弊害を解消でき、真に信頼性の高いプ
ロセス制御装置を得ることができる。つまりこの
発明では出力インターフエース322の発動停止
の状況をプロセスに発信される電流の有無を見て
検知するから、発信権の移転指令が出されたと
き、その移転動作が確実に出力端102の段階で
実行されたか否かをマルチループコントローラ3
1が確認できる。このことは休止指令を受けたプ
ロセスインターフエースモジユール32の不調に
よりプロセスへの出力が遮断されないことを検知
できることであり、この効果は重要である。
換言すれば各プロセスインターフエースモジユ
ール32は上位からの指令に基づいてプロセスへ
の制御信号の発信権を得るものであるが、能動中
のプロセスインターフエースモジユール32が休
止指令を受けたときプロセスへの制御信号の発信
及び抵抗入力素子603への電流出力の発信を確
実に停止することが重要である。この意味で通常
考えられる方法としては制御信号の発信権の移転
指令が出されたとき、上位のマルチループコント
ローラ31はその発信権の移転が指令通り実行さ
れたか否かを各プロセスインターフエース32の
処理装置320の問う照合方式が考えられる。こ
の照合方式によるときは処理装置320が上位か
らの指令に従つて忠実に動作していれば上位のマ
ルチループコントローラ31は正常に発信権の移
転が行われたことを確認するだけのことであり、
指令に従つて出力インターフエース322が確か
に電流の発信を発動したこと及び電流の発信を停
止したことまでは確認できない。この照合方式と
対比すればこの発明の重要性が理解できよう。
更にこの発明の重要な点は休止指令を受けたプ
ロセスインターフエースモジユール32が不調に
よりプロセスへの信号の発信を停止し得ないと
き、このことを自身の処理装置320が不調なる
がためにマルチループコントローラ31に通知で
きないとしても、相互監視線600により他のプ
ロセスインターフエースモジユール32の処理装
置320が正常であれば、不調となつたプロセス
インターフエースモジユール32の存在をマルチ
ループコントローラ31に通知することができる
点である。よつて複数のプロセスインターフエー
スモジユール32の相互を相互監視線600によ
り結合し、複数の経路をもつて上位のマルチルー
プコントローラ31に通知できる構造はスクラン
ブル接続構造とすることによる弊害を解消し、真
に信頼性の高いプロセス制御装置を得ることがで
きる。
尚第2図の実施例では4個のプロセスインター
フエースモジユールにより1グループを形成した
場合を説明し、その効果として3個以上のプロセ
スインターフエースモジユールによりグループを
構成した場合はマルチループコントローラ31は
各プロセスインターフエースモジユール32から
送られたデータを多数決論理により選択し、正し
い値のデータを取込むことができる点を説明した
が、この発明はこの点を特に請求するものではな
い。つまり1つのグループを構成するプロセスイ
ンターフエースモジユール32の数は2個以上の
複数であればよく、その数は任意である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプロセス制御装置の構成概念を
説明するためのブロツク図、第2図はこの発明の
プロセス制御装置の概要を説明するためのブロツ
ク図、第3図乃至第5図はこの発明によるプロセ
ス制御装置に使用するプロセスインターフエース
モジユールの内部構造の説明に供するブロツク
図、第6図はこの発明のプロセス制御装置の要部
の具体例を説明するブロツク図、第7図はこの発
明のプロセス制御装置に使用する発動停止検知手
段の一例を示す接続図、第8図乃至第10図は抵
抗入力素子に対するインターフエースの具体例を
示すブロツク図である。 31……マルチループコントローラ、32,3
2−1〜32−8……プロセスインターフエース
モジユール、101……入力端、102……出力
端、201……スクランブル接続部、202……
発動停止検知手段、300……コントロールバ
ス、600……相互監視線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 A プロセスへの複数の入出力端を持つ複数
    のプロセスインターフエースモジユールと、 B これら複数のプロセスインターフエースモジ
    ユールの各入出力端の相互を共通接続するスク
    ランブル接続部と、 C 上記プロセスインターフエースモジユールに
    対して上位機能を持ち、上記複数のプロセスイ
    ンターフエースモジユールとバスによつて結合
    されたマルチループコントローラと、 D 上記各プロセスインターフエースモジユール
    に設けられ能動時における発動停止の結果を検
    知する発動停止検知手段と、 E 上記各プロセスインターフエースモジユール
    に設けられその発動停止検知手段の検知結果を
    上記マルチループコントローラに各別に伝達す
    る処理装置と、 F 上記発動停止検知手段の検知結果を自身の処
    理装置へ通知すると共に、他のプロセスインタ
    ーフエースモジユールの処理装置に伝達し各プ
    ロセスインターフエースモジユールに相互監視
    機能をもたせるための相互監視線と、 を具備して成るプロセス制御装置。
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