JPH01273445A - 多重伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ｎ：１の冗長構成を有するバス切替回線に利
用する。特に、回線を監視する装置に関する。

〔概要〕

本発明は、スタッフ多重変換したデータをｎ：１の冗長
構成の伝送路を経由して伝送する方式において、 予備回線にも現用回線と同一のデータを伝送しこれをス
タッフ多重変換の低次群側で照合しこれを複数の回線に
ついて繰返すことにより、スタッフ多重変換の低次群速
度処理回路部分での障害を含めて障害検出が行えるよう
にしたものである。

〔従来の技術〕

従来、この種のパス切替回線で切替スイッチ内側の回線
がスタッフ多重変換装置で構成される場合に、高次群伝
送路の回線エラーを検出して回線品質の監視を行ってお
り、回線エラーの検出結果を切替スイッチへの切替トリ
ガにしたり、または予備回線の監視結果にしていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来の回線監視では、スタッフ多重変換装置
の低次群速度処理回路部分の動作不良を検出することが
不可能であるので、現用回線に使用されているスタッフ
多重変換装置の低次群速度処理回路部分に動作不良が発
生しても予備回線に切り替えが行われなかったり、予備
回線に使用されているスタッフ多重変換装置の低次群速
度処理回路部分に動作不良があっても、現用回線に障害
があった場合に誤って予備回線に切り替わる欠点がある
。

本発明はこのような欠点を除去するもので、スタッフ多
重変換装置の低次群速度処理回路部分の障害を含めて障
害検出が行える多重伝送方式を提供することを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、スタッフ多重変換装置を介して一方の局およ
び他方の局にそれぞれの回線が接続される複数の現用回
線および一つの予備回線を有する伝送路と、上記スタッ
フ多重変換装置と局との間の経路に挿入され、上記現用
回線のひとつに代わり上記予備回線をデータの伝送経路
に設定する切替手段とを備えた多重伝送方式において、
上記現用回線のひとつを選択し、この現用回線を経路と
して上記一方の局から上記他方の局に伝送されるデータ
と同一のデータを上記予備回線を経路として伝送させる
選択手段と、この選択手段で選択された現用回線に接続
された上記他方の局側のスタッフ多重変換装置を経由す
るデータと上記予備回線に接続された上記他方の局側の
スタッフ多重変換装置を経由するデータとを照合する照
合手段とを備えたことを特徴とする。

〔作用〕

現用回線上を伝送される信号を予備回線にも並列に供給
し、現用回線を経由してきた出力信号と予備回線を経由
してきた出力信号とをビット照合比較して回線品質の監
視を行う。これを複数の回線について行うことにより障
害回線を特定できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図は本発明の一実施例方式の構成を示すブロック構
成図であり、３：１の冗長構成の場合を示す。第２図は
第１図の送信側の回線監視装置１１の構成を示し、第２
図中の符号１４１〜１４９は第１図の符号１４１〜１４
９に対応する。また、第３図は第１図の受信側の回線監
視装置１２の構成を示し、第３図中の符号１５１〜１５
９は第１図の符号１５１〜１５９に対応する。

この実施例は、第１図に示すように、スタッフ多重変換
装置３．４．５．６．７．８．９および１０を介して一
方の局および他方の局にそれぞれの回線が接続される複
数の現用回線１６１．１６２．１６３および一つの予備
回線１６４と、スタッフ多重変換装置３．４．５．６．
７．８．９および１０と局との間の経路に挿入され、現
用回線１６１　、１６２および１６３のひとつに代わり
予備回線１６４をデータの伝送経路に設定する切替手段
１および２と、現用回線１６１．１６２および１６３の
ひとつを選択し、この現用回線を経路として上記一方の
局から上記他方の局に伝送されるデータと同一のデータ
を予備回線１６４を経路として伝送させる選択手段であ
る選択回路２０１．２０２および選択制御回路２０３　
と、この選択手段で選択された現用回線に接続された上
記他方の局側のスタッフ多重変換装置を経由するデータ
と予備回線１０４に接続された上記他方の局側のスタッ
フ多重変換装置１０を経由するデータとを照合する照合
手段である選択回路２１１．２１２および選択制御回路
２１３およびビット照合回路２１４．２１５とを備える
。切替スイッチ１および２と、２本の信号をスタッフ多
重するスタッフ多重変換装置３．４．５および６と、ス
タッフ分離を行って２本の信号を再生するスタッフ多重
変換装置７．８．９および１０と、信号入力端子１４１
．１４３および１４５に供給される信号を選択して信号
出力端子１４７に供給し、信号入力端子１４２．１４４
および１４６に供給される信号を選択して信号出力端子
１４８に供給する回線監視装置１１と、信号入力端子１
５１．１５３および１５５に供給される信号を選択して
信号入力端子１５７に供給される信号とビット照合を行
い、信号入力端子１５２．１５４および１５６に供給さ
れる信号を選択して信号入力端子１５８に供給される信
号とビット照合を行う回線監視装置１２と、送信側の制
御信号出力端子１４９と受信側の制御信号入力端子１５
９間を接続し、送信側と受信側との選択番号の同期化を
計る制御信号を伝送する制御信号線１６５とを備える。

次に、この実施例の動作を説明する。障害のない現用回
線を使用して信号を伝送している場合は、切替スイッチ
１は入力端子１０１．１０２．１０３．１０４．１０５
および１０６に供給されている信号をスタッフ多重変換
装置３．４および５の多重化部入力端子１２１　、１２
２．１２３．１２４．１２５および１２６に供給する。

スタッフ多重変換装置３．４および５の高次群出力信号
は伝送路Ｌ６１．１６２および１６３を経由して対向局
のスタッフ多重変換装置７．８および９に供給される。

スタッフ多重変換装置７．８右よび９の分離部出力端子
１３１．１３２．１３３．１３４．１３５および１３６
の出力信号は切替スイッチ２を経由して出力端子１１１
．１１２．１１３．１１４．１１５および１１６に供給
される。予備回線用スタッフ多重変換装置の多重化部入
力端子１２７および１２８には回線監視装置１１の出力
端子１４７および１４８の信号が切替スイッチ１を経由
して供給される。スタッフ多重変換装置６の出力は伝送
路１６４を経由してスタッフ多重変換装置ｌＯの分離部
に伝送される。

スタッフ多重変換装置１０の分離部出力端子１３７およ
び１３８の信号は切替スイッチ２を経由して回線監視装
置１２の信号入力端子１５７および１５８に供給される
。回線監視装置１１および１２での選択は制御信号線１
６５上の信号により同期化して変化するように制御され
る。例えば、送信側の回線監視装置１１で入力端子１０
１および１０２が選択されているときは受信側の回線監
視装置１２では出力端子１１１および１１２に供給され
ている信号が選択される。

回線監視装置１１の選択回路２０１は信号入力端子１４
１　、１４３および１４５に供給される信号を選択して
信号出力端子１４７に供給し、選択回路２０２は信号入
力端子１４２．１４４および１４６を選択して信号出力
端子１４８に供給する。選択制御回路２０３は選択回路
２０１および２０２の選択番号を制御し、かつ受信側の
選択動作を制御する制御信号を制御信号出力端子１４９
に供給する。回線監視装置１２の選択回路２１１は信号
入力端子１５１．１５３および１５５に供給される信号
を選択してビット照合回路２１４に供給し、選択回路２
１２は信号入力端子１５２．１５４および１５６に供給
される信号を選択してビット照合回路２１５に供給する
。ビット照合回路２１４は選択回路２１１の出力と信号
入力端子１５７からの信号とをビット照合し、ビット照
合回路２１５は選択回路２１２の出力と信号入力端子１
５８からの信号とをビット照合する。選択制御回路２１
３は選択回路２１１および２１２の選択番号を制御し、
制御信号入力端子１５９からの制御信号に従属して動作
することにより、受信側の選択回路２１１および２１２
は送信側の選択回路２０１および２０２を同期させる。

このように、現用回線中の任意の回線を通して伝送され
る信号を並列に予備回線を経由して伝送し、受信側で現
用回線を経由して送られてきた信号と予備回線を経由し
て送られてきた信号をビット照合して現用回線の回線品
質の監視を行い、予備回線への切替トリガとする。さら
に、予備回線の回線品質の監視も行う。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、現用回線を経由して伝
送される信号を予備回線にも並行に経由させ、受信側で
現用回線を経由してきた信号と現用回線を経由してきた
信号とをビット照合比較して回線品質の監視を行うので
、従来行われているパリティエラー・同期外れを用いた
高次群信号区間のみによる監視に比べ、切替えスイッチ
の内側に位置するスタッフ多重変換装置の低次群速度処
理回路部分の監視を可能にして低次群速度処理部分の動
作不良を検出し、現用回線スタッフ多重変換装置の低次
群速度部分の動作不良時に予備回線に切替えることを可
能にすると共に予備回線スタッフ多重変換装置の低次群
速度部分動作不良時に予備回線への誤った切替を防止す
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック構成図。 第２図は本発明実施例の送信側の構成を示すブロック構
成図。 第３図は本発明実施例の受信側の構成を示すブロック構
成図。 １．２・・・切替スイッチ、３．４．５．６．７．８．
９．１０・・・スタッフ多重変換装置、１１．１２・・
・回線監視装置、１０１．１０２．１０３．１０４．１
０５．１０６・・・入力端子、１１１．１１２．１１３
．１１４．１１５．１１６・・・出力端子、１２１．１
２２．１２３．１２４．１２５．１２６．１２７．１２
８・・・多重化部入力端子、１３１．１３２．１３３．
１３４．１３５．１３６．１３７．１３８・・・分離部
出力端子、１４１．１４２．１４３．１４４．１４５．
１４６．１５１．１５２．１５３．１５４．１５５．１
５６．１５７．１５Ｂ・・・信号入力端子、１４７．１
４８・・・信号出力端子、１４９・・・制御信号出力端
子、１５９・・・制御信号入力端子、１６１．１６２．
１６３．１６４・・・伝送路、１６５・・・制御信号線
、２０１．２０２．２１１．２１２・・・選択回路、２
０３．２１３・・・選択制御回路、２１４．２１５・・
・ビット照合回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、スタッフ多重変換装置を介して一方の局および他方
   の局にそれぞれの回線が接続される複数の現用回線およ
   び一つの予備回線を有する伝送路と、上記スタッフ多重
   変換装置と局との間の経路に挿入され、上記現用回線の
   ひとつに代わり上記予備回線をデータの伝送経路に設定
   する切替手段とを備えた多重伝送方式において、 上記現用回線のひとつを選択し、この現用回線を経路と
   して上記一方の局から上記他方の局に伝送されるデータ
   と同一のデータを上記予備回線を経路として伝送させる
   選択手段と、 この選択手段で選択された現用回線に接続された上記他
   方の局側のスタッフ多重変換装置を経由するデータと上
   記予備回線に接続された上記他方の局側のスタッフ多重
   変換装置を経由するデータとを照合する照合手段と を備えたことを特徴とする多重伝送方式。