JPH04136816A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH04136816A
JPH04136816A JP26210290A JP26210290A JPH04136816A JP H04136816 A JPH04136816 A JP H04136816A JP 26210290 A JP26210290 A JP 26210290A JP 26210290 A JP26210290 A JP 26210290A JP H04136816 A JPH04136816 A JP H04136816A
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高梨 宏
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一彦 秋元
Katsuhiko Hayashifuji
克彦 林藤
Akira Yoshimatsu
吉松 明
Akihiro Kondo
近藤 昭裕
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、液晶表示装置に関するものであり、特に製造
工程における静電気に起因するライン状点灯ムラを防止
することに関する乙のである。
(ロ)従来の技術 液晶表示装置は、第3図に示されるような構造をもって
いる。上下のガラス基板2の表面には所定の形状にパタ
ーン化された透明電極3とそれを覆う配向膜4があり、
2枚のガラス基板の間には液晶材料が注入されており、
ガラス基板の周辺部はシール材6で封止されている。液
晶セルの間隔を一定に保つため、スペーサー材7が均一
に分散配置されており、液晶セルの間隔は一般に4〜3
0μmである。最後にガラス基板の両性側に偏光板1を
配設して、液晶表示セルが完成する。
ところで、この偏光板は絶縁性フィルムの積層構造から
成っており、静電気を帯電し易い本性を持っている。ち
なみに、偏光板の上に設けられている保護フィルムを偏
光板本体から剥離する時には、数100〜敗1000ボ
ルトの静電気が発生することは周知のことである。
液晶表示装置は、上述の偏光成上の保護膜の剥離に伴う
静電気の発生の例に代表されるように、その製造工程に
おいて、静電気の帯)′[および放電か発生ずるに会か
多々あり、この帯電、放i1iに起因する液晶表示装置
の表示ムラ、特にライン状点灯ムラによる不具合か発生
する問題かあっf二。
(ハ)発明か解決しようとする課題 」−述の偏光板」二の保護膜の剥離に伴う静電気の発i
1ミの例のように、〆液晶層材料の外側に静電気の帯電
か発生しf二場合、この帯電の電荷に対応して電気2重
層か形成され、その結果液晶層材料の内側(液晶水装置
の2枚のガラス基板の内側)にら静電気の帯電(電位差
)か発生する。
この液晶表示装置内に静電気か帯電した状態で、液晶表
示装置の端子部が金属等の電気的良導体(即ち堆積固有
抵抗値が低いもの)に接触すると、放電経路が形成され
る。放電経路となった領域の液晶セルの透明電極の上に
位置する配向膜(第3図・4)とスペーサー(第3図−
7)の帯電状態か局所的に変化し、その結果として液晶
表示装置の閾直電圧か局所的に変化することに戸ろ。こ
のため、放電経路の跡(領域)かライン状の点灯ムラと
して肉眼で識別されろことになり、液晶表示装置の表示
品位を著しく劣化5れろとLlう間厘点かめった。
この問題の一つの解決策として、液晶表示装置の端子部
に導電性のテープ等を配設して(第2図8の部分)端子
部への金属等の電気的良導体の接触に伴う放電経路の形
成を広い領域に分散さC1液晶セルの多数の電極間に分
散さしろことにより、防11−才ろことか知らイーでい
ろ。導、π性のテープの例としては例えばソニーケミカ
ル社製のCu7838R(商品名)等がある。
しかし、液晶表示装置の端子部からの帯電現象および放
電現象は、液晶表示装置上駆動回路を接続する工程で乙
発生する乙のであり、」二連の導電性テープ法による解
決策は、駆動回路の接続工程においては邪魔で厄介なし
のとなり、実際に使用することが困難である。ま1ここ
の「導電性テープ」は、導電層/ベースフィルム/粘着
層からなり、この導電性テープを除去する時には、剥離
に伴う帯電現象・放電現象か発生ずるという大きな欠点
かある。
(ニ)課題を解決ずろf二めの手段 かくして、この発明によれば、液晶表示装置の端子部領
域に導電性樹脂組成物を配設し、その導電性樹脂組成物
の体積固有抵抗(直か102Ωcm〜lO8Ωcmで加
熱工程で実質的に変化しない乙のであることを特徴とす
る液晶表示装置が提供されろ。
この発明にいう液晶表示装置の端子部領域とは、第1図
(断面図)および第2図(正面図)において端子部8を
意味する。
第2図および第1図においては、1は偏光板、2はカラ
ス基板、3は透明電照、4:ま配向膜、5は液晶層、6
はノール材および7はスペーサー材である。ノール材の
外側を含んで、この発明の導電性樹脂組成物が配設され
る。
この配設は、導電性樹脂組成物(通常、ペースト状とし
て用いられる)を塗布することによって一 行われろ。塗布は常法に従って行うことかできる。
塗布の巾は、液晶セルの隙間が4um=lOμm程度の
とき(0,3−1;u+) X (10X l Ocm
)程度てある。塗布の時期は、通常液晶層を封入後であ
るのか好ましい。
この発明の導潰性樹11旨組戎物は、その体積固有抵抗
1直力川02Ωcnr−108Ωcmを示すように調整
される。そして、この抵抗値は、液晶セルの製造工程に
おけろ熱処理を受:上てら実質的に変化のないらのであ
る。
かかる導電性樹脂組成物は、通常導電性物質及び有機バ
インダーで構成されペースト状にするために更に溶剤が
用いられる。
導電性物質としては、化学酸化重合しうる芳香族化合物
(例えば、ピロール、ヂオフエン、フランなとの芳香族
5員環化合物およびその置換体、ヘンセン、ナツタレノ
、アットラセンなどのような芳香族炭化水素)を酸化重
合させて得られろ導電性高分子、これらの導電性高分子
を有機化合物またjJ: jllt賎化合物化合物」に
:’I −1−したらの、およびY丁’a電解質が用い
られる。
上記の芳香族化合物を化学酸化重合させろために使用す
る酸化剤としては、従来公知の酸化剤を用いろことかで
き、例えば塩化第2鉄、塩化第2銅、塩化第2錫、塩化
モリブデン、塩化タングステン、塩化ルテニウムなとの
塩化物、硫酸銅、硫酸第2鉄なとの硫酸塩1重クロム酸
カリウム、2酸化マンガン、2酸化鉛などの酸化物;過
硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、次亜塩素酸ナトリ
ウム、塩素酸ナトリウム、過酸化水素なとのバーオキノ
酸:テトラクロロ白金(II)酸カリウム、テトラクロ
ロバナジウム([1)ナトリウム、テトラクロロ金酸ナ
トリウムなどの金属塩化物:ヨウ素、臭素などのハロゲ
ン等が挙げられる。化学酸化重合一 合を行う際の酸化剤の濃度は0001モル/!2から飽
和濃度まで適宜選択することかできろが、特に0.01
〜50モル/Qfu度であることが望ましい。
上記芳香族化合物を化学酸化重合5せろとき使用する溶
媒については特に限定されろ乙のではなく、芳香族化合
物か可溶な溶媒を用いればj;い。
例えば水、アセトニトリル、ヘンジニトリル、ニトロヘ
ンセン、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン
(THF)等の溶媒が用いられる。
また、重合の際の温度・時間は使用する酸化剤及び溶媒
の種類、所望の体積固有抵抗値により任意に選択すれば
よく、通卓0−1oo″C,to分〜24時間の範囲で
ある。なお、得られる導電性高分子の体積固有抵抗(直
は、lXl0  ’〜I X I 05Ωam、より好
ましくはlXl0−’−IXIO’Ωcmである。すな
わち、導電性高分子の体積固有抵抗値が10′□lΩc
m未満のものを得るには、延伸処理なとか必要となり実
用的ではない。一方、105Ωcm以上である場合には
、導電性が不十分であり所定の性能を表現できない。
上記芳香族化合物を化学酸化重合させる方法は、通常使
用されろ方法が用いられ、例えば、酸化剤を水に溶解し
た溶媒に、該芳香族化合物を必要に応じて適当な溶媒に
溶解したちのを添加する方法か用いられる。上記の方法
により得られた導電性高分子を、濾別して溶媒を除き、
水洗い及び/または溶剤で洗浄の後、減圧乾燥等の通常
の手段によって粉体として単離することができる。また
、置換歴を有する芳香族化合物を用いた場合には、上記
と同様に操作にて液状の導電性高分子を得ろことができ
る。さらに、導電性高分子を少なくとも表面にコートし
た有機らしくは無機物質は、例えば、アニオン性官能堪
を有する重合体微粒子に酸化剤を吸着/含浸させた後、
該芳香族化合物を添加して芳香族化合物を重合さける方
法により得ることかできろ。
一方、前記有機電解質としては、有機スルホン酸塩、有
機硫酸塩、有機硫酸エステルの塩、有機リン酸塩及び有
機カルボン酸の塩から選ばれる一種又は二種類以上を用
いることかできる。塩の種類としては、アミン・1扱塩
、アンモニウム塩等のアミン系、及びナトリウム、カリ
ウム等の金属を用いることかできろ。
これらの有機電解質の具体例を以下に挙げろ。
有にスルホン酸系及び有機硫酸(エステル)系では、ド
ブノルスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、p−
トルエンスルホン酸、ンメチル硫酸、ナツタレノスルホ
ン酸、ポリスチレンスルホン酸のアミン塩、ナトリウム
、カリウム等の金居塩を用いることがて3る。このよう
なスルポン酸系て工業生産されているしのとしては、例
えば、捕水化成(昧)製NACURE 155、NAC
URE 1051、NACUREX49−110、 N
ACURE  3525、 NへCURE  250Q
X、  NACURE5225が例示てきろ。
(−T Iaミリン系では、リン酸、トデノルリン酸、
)−トデンルリン酸、トリートデノルリン酸のアミン塩
、アンモニウム塩、ナトリウム、カリウム等の金属塩を
用いろことかできろ。このようなリン酸系アミン塩で工
業生産されている乙のとしては、捕水化成(昧)製NA
CURE4054 (いずれら商品名)かめる。
さらに、有機カルボッ酸系ては、酢酸、マレイノ酸、ポ
リアクリル酸、ポリメタクリル酸等のアミン塩、アンモ
ニウム塩、ナトリウム、カリウム等の金属塩を用いるこ
とができろ。これらは単独もしくは2種類以上混合して
用いることができる。
」−2の中で、分解温度か比較的高い、ドデノルヘンセ
/スルポン酸、ノノニルナフタレノスルポノ酸(例 N
ACURE3525)の使用か好ましい。
本発明に用いられる有機バインダーとしては、一般に使
用される空袋バインダー樹脂を使用ずろことができる。
例えば、アクリル系、ヒニル系、セルロース系、及び塩
化ビニル/酢酸ビニル共重合体等の熱可塑性樹脂、また
は以下に示すような熱硬化性樹脂か使用できろ。
熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、ユリア樹脂、
アミノ樹脂、アルキッド樹脂、ケイ素樹脂、フラン樹脂
、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂
等の公知の熱硬化性樹脂を用いることができる。特にフ
ェノール樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂か好ましい。
フェノール樹脂としては、フェノール、クレシル、キン
レゾール、p−アルキルフェノール、クロロフェノール
、ビスフェノールA1フエノールスルポン酸、レゾルノ
ンなとのフェノール系水酸基を有する乙のにホルマリン
、フルフラールなとのアルデヒド類を付加、縮合しfこ
1を脂を挙げることかできる。特にレゾール型フェノー
ル系樹脂が好ましい。ノホラノク型フェノール系樹脂を
用いろ場合にはヘキササメチレンンアミンを併用するこ
とか好ましい。
アミノ樹脂として;よ、尿素、メラミン、クアナミノ、
アニリン、スルホンアミドなとのアミノ基にホルマリン
を付加縮合しfコ樹脂を挙げろことかでき、好ましくは
アルキルエーテル化したメラミン樹脂である。
メラミン樹脂の硬化に使用する触媒しては、pトルエン
スルホン酸、ナフタレンスルホン酸等の強酸のアミン塩
を導電性物質として用いた場合には、解離したスルホン
酸が硬化触媒となるため+1− 無触媒で硬化するが、その池のアミン塩を用いfコ場合
にはリノール酸等の有機酸を触媒して混合しおくことか
好ましい。
アルキルエーテル化メラミン樹脂としては、例えば大日
本インキ化学昧式会社製スーパーベッカミン1、−10
5−60のエチルメラミン樹脂、スーパーへッカミノJ
−802−80J−84OL−117−6OL−127
−60L−109−50のn−ブチル化メラミン樹脂、
スーパーへッカミノG−821−6OL−118−6O
L−121−607D139−60 1、−1l0−6
OL−125−6047−508−6OL−145−6
0,L−116−70のイソ−ブチル化メラミン樹脂(
いずれら商品名)などかめる。
エポキシ樹脂としては、ビスフェノール類のノエポキン
ドか好ましく、例えばノニル化学株式会社製エピコー)
827.828.834. tool、1002100
4 1007、1009、チバガイギー味式会社製のア
ラルダイトGY−250,260,280,6071,
60g4.60976099、大日本インキ化学株式会
社製のエピクロン810.1000 1010.301
0(いずれら商品名)がある。
さらにエポキシIIQMとして、平均エポキン基3個以
上の、例えばノボラック・エポキシ樹脂を使用すること
ができる。これらの7′ボラツク・エポキシ樹脂として
は、分子量が500以上のちのが適している。このよう
tノボラック・エポキシ樹脂て工業生産されている乙の
としては、例えば次のようなものがある。チバガイギー
味式会社製のアラルダイトEPN1138 1139.
 ECN1237. +280.1299、ダウケミカ
ル法式会社IDol+3+、 438、ノニル化学法式
会社製エピコート152.154、ユニオンカーバイト
昧式会社製EPR−0100,ERIセB−0447,
IERLB0488、日本化薬味式全社製EOCNシリ
ーズ等がある。
まfこ、必要に応してさらにエポキシ+HWの硬化触媒
や希釈剤を使用することかできる。エポキシ樹脂の硬化
触媒としはで、ジエチレン、トリアミン、トリエチレン
、テトラミン、テトラエチレン、ペンタミンなどの脂肪
族アミン、ベンノルジメチルアミン、ノアミノジフェニ
ルメタン、ノアミノジフェニルスルホンなどの芳香族ア
ミン、無水マレイン酸、無水フタル酸、ヘキサヒドロフ
タル酸無水物、メヂルナノック酸無水物、p−ジメヂル
アミノヘンブアルデヒド、3フツ化ホウ酸・ピペリンン
錯体なとを用いることができる。
エボギン樹1旨の希釈剤としては、n−プチルグリソノ
ルエーテル、レンオキサイト、フェニルグリノノルエー
テル、スヂレンオギサイト、アリルクリノジルエーテル
、グリノシルメタクリレートなどの反応性希釈剤、ジブ
チルフタレート、ノオクチルフタレート、トリクレジル
ホスフェート、セルローストリアセテート、キルン、ヒ
マン油、パイン浦なとの非反応性希釈剤、アルキル(ノ
ニル)フェノール、ポリグリコーノ呟ポリサルファイド
、ジアリルフタレート、ε−カプロラクタム、ブチロラ
クトンなどの準反応性希釈剤を用いることができる。
本発明に用いられる前述の硬化性樹脂は単独あるいは2
種類以上混合して使用してもよい。さらに本発明におけ
る有機バインダーの混合割合は、導電性物質10重量部
に対して5〜85重量部、好ましくは10〜45重量部
であり、5重量部未満の場合(ま育にバインダーの絶体
猪か不足して、得られる組成物の流動性か悪くなり、印
刷性が低下する。何機バインダーの量が85重量部を越
える場合には、逆に導電性物質の絶対量か不足して、必
要な導電性か得られない。
導電性樹脂組成物に用いろことの溶剤としては、ヘンゼ
ン、トルエン、ヘキサノン、)オキサン、ソルベントナ
フサ、工業用ガソリン、酢酸セルソルブ、エチルセルソ
ルブ、ブチルセルソルブ、ブチルセルソルブアセテート
、ブチルカルピトールアセテート、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、及びイソプロパツール、ブ
タノールなとのアルコール系、メチルエチルケトン、メ
チルシソブチルケトンなどのケトン系、酢酸アミル、酢
酸イソアミル、酢酸ブチル等のエステル系の公知の溶剤
が挙げられる。溶剤の配合量は混練機の種類、混線条件
及び溶剤の種類によって異なってくる。混練終了後のペ
ースト粘度がスクリーン印刷の行える範囲で溶剤量を調
整することが好ましい。
本発明の導電性ペーストを製造するには、例えば、バイ
ンダーを溶剤に溶かし、ついて熱硬化性樹脂と導電性物
質とを加え、これをデイスパーやボールミルらしくは3
本ロールにて十分均一に混練して導電性ペーストを調製
する。
また、本発明の導電性樹脂組成物は、塗布後の熱処理に
おいてその体積固有抵抗値が実質的に変化なく、102
Ωcm−108ΩCmである。この間ては帯電ムラの防
止、線間リークの問題に有効なことを確かめている。
なお、導電性樹脂組成物の体積固有抵抗値の測定は以下
の方法で行った。
すなわち、ガラス−エポキノ基板上にスクリーン印刷を
行い、硬化処理面後の体積固有抵抗値を、20Vの直流
電圧下で2端子法で測定(26℃/60%RH雰囲気下
/測定装置は株式会社アトパンテスト製R8340Aデ
ジタル超高抵抗計)した。
なお、体積固有抵抗値は以下の式で算出した。
体積固有抵抗値(Ωcm) −RX t X w/ し
ただし、R−電極間の抵抗値(Ω)、し=塗布膜の厚さ
(cm) 、W +塗布膜の幅(cm)、L:電極間距
離(cm)である。
(ホ)実施例 次に、この発明を実施例によって説明するが、この発明
はこれによって限定されない。以下“部”は重量部を意
味する。
参考例1 メタノール130部に塩化第二鉄(6水和物、和光純薬
(昧)製)50部を溶解さu′fこ。この溶液にピロー
ル(東京化成(株)製)20部を添加し、15°Cにて
5時間反応させた。得られたポリピロールを濾過/水洗
し粉体として単#精製しん。得られfこポリピロールの
体積固有抵抗は1.2X I 09cmてあっfこ。
参琴例2 ピロールの代わりに3−へキルンチオフェンを用いる以
外に、参考例1と同様の操作を行い、液状の導電性高分
子を得fコ。得られたポリチオフェンの体積固有抵抗値
は6.5X I O2Ωcmであった。
実施例1 バインダーとしてボリヒニルフェノール22部、熱硬化
性樹脂としてイソブチル化メラミン・1.0部、導電性
物質として参考例1で得られたポリピロール05部、溶
媒としてプチルカルヒト−ル03部を秤取し、3本ロー
ルにて30分混練した。
得られた導電性ペーストの体積固有抵抗値は2.5X 
I 030cmであった。
次にこの導電性ペーストをセルギャップ75μm、塗布
幅0 、8mm、長さ150.ixおよび250i71
に塗布しん液晶表示パネルを製作し、120℃1分間の
熱処理を施した。この加熱後の導電性ペーストの体積固
有抵抗値は〜4X103Ωamてあっf:、。
液晶表示パネルの端子部の構造は、引き出し線幅〜O,
125xa、引き出し線と引き出し線との間隔ら〜O,
125Ill肩(即ち線間ピッチは0.250Rx)で
あって、この場合の線間抵抗は絶縁抵抗が〜0.2MΩ
(即ち200にΩ)以上であった。その結果は、帯電ム
ラの防止効果が確認されかつ線間リークの問題ら生じな
かった。
実施例2 導電性物質として参考例2て得られたポリチオフェン0
9物質を用いろ以外に:」、実施例1と同様の操作わ行
い、得られ1こ導電性ペーストの体積固有抵抗値は4.
5X l O”9cmであった。
次に、導電性ペーストをセルギャップ9.0部m。
塗布幅0.5−0.771a、長さl 50 n=rお
よび240 m、wに塗布しfこ液晶表示パネルを製作
し、120°C30秒間の熱処理を施しfこ。この加熱
後の導電性ペーストの固有抵抗性は〜7XI09Ωcm
毘度てあっ1こ。液晶表示パネルの端子部の構造;ま、
実施例と同様であり、引き出し線幅〜O,1,25,u
+、引き出し線と引き出し線との間隔ら〜O,125i
で(即ち線間ピッチはQ、250.iu)てゐって、こ
の場合の線間抵抗は絶縁抵抗が〜100MΩ以上てあっ
た。その結果、帯電ムラの防止効果か確認されかつ線間
リークの問題も生じなかった。
実施例3 バインダーとしてポリヒニルフェノール(50%ブチル
カルピトール溶液)20部、熱硬化性樹脂としてイソブ
チル化メラミン(60%ブタノール溶液)10部、導電
性物質としてNACUIンE X49〜110(捕水化
成(株)製、ジノニルナフタレンノスルホン酸アミン塩
)を0.5部、溶媒としてメチルエチルケト210部を
秤取し、3本ロールにて30分混練しfこ。
次にこの導電性ペーストをセルギャップ75μm、塗布
幅−0、8mlR1長さ150gxおよび250aMに
塗布した液晶表示パネルを製作し、100°CI分間の
熱処理を施した。この加熱後の導電性ペース]・の体積
固有抵抗値は〜IXI(100cmであった。
液晶表示パネルの端子部の構造は、引き出し線幅〜O,
125x*、引き出し線と引き出し線との間隔ら−O,
125zz(即ち線幅ピッチは0.250部M)であっ
て、この場合の線間抵抗は絶縁抵抗が〜4 MΩ以上で
あった。その結果、帯電ムラの防止効果か確認されかつ
線間リークの問題ら生じなかった。
実施例・1 バインダーとしてポリヒニルフェノール(50%ブチル
カルピトール溶液)20部、アクリル尉指(60%ME
K溶液)1.0部、リノール酸043部、導電性物質と
して、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(分子量5万
)を1.5部、溶媒としてエタノール10部を秤取し、
3本ロールにて30分混練した。
得られた導電性ペーストの体積固有抵抗値は27XIO
7Ωcmであった。これを池の実施例と同様液晶パネル
に適用し、1508Cて1分間の熱処理により、樹脂の
体積固有抵抗値は9.4X40’Ωcmとなつ1こ。こ
の場合も、帯電ムラの防止効果が確認されかつ線間リー
クの問題ら生じなかった。
(へ)発明の効果 この発明による液晶表示装置には、液晶層がシール材で
対重され几後、そのノール材の外側を含んだ端子部領域
に、特定の導電性樹脂組成物が塗布され、その組成物は
体積固有抵抗値が中等度で製造工程に伴う端子部への金
IQ ?、どの接触によって生ずる帯電ムラや、線間リ
ークの問題を防止することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による液晶表示装置の概略断面図、第
2図はその平面図、 第3図は従来の液晶 表示装置の断面図である。 偏光板、2・・・・基板、 ・透明電極、4・・・・配向膜、 ・・液晶層、6  レール材、 ・・スペーサ材、 導電性ペーストの塗布部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液晶表示装置の端子部領域に導電性樹脂組成物を配
    設してなり、その導電性樹脂組成物の体積固有抵抗値が
    10^2Ωcm〜10^8Ωcmで加熱工程で実質的に
    変化しないものであることを特徴とする液晶表示装置。 2、導電性樹脂組成物が導電性物質及び有機バインダー
    を必須成分として含有する請求項1に記載の装置。 3、導電性物質が、酸化重合可能な芳香族化合物を酸化
    重合させた導電性高分子またはその導電性高分子を有機
    物質もしくは無機物質にコートしたものである請求項2
    に記載の装置。 4、導電性物質が、有機スルホン酸塩である請求項2記
    載の装置。
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