JPH04136617A - ジルコニアo↓2センサの異常出力の回避方法 - Google Patents

ジルコニアo↓2センサの異常出力の回避方法

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JPH04136617A
JPH04136617A JP2257842A JP25784290A JPH04136617A JP H04136617 A JPH04136617 A JP H04136617A JP 2257842 A JP2257842 A JP 2257842A JP 25784290 A JP25784290 A JP 25784290A JP H04136617 A JPH04136617 A JP H04136617A
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zirconia
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豊 青木
Yasuyuki Konishi
靖之 小西
Noritoshi Kimura
文紀 木村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本発明は、不完全燃焼を防止するため燃焼機器に取り付
けられ、その排気中の02濃度を測定するジルコニア0
2センサに関し、詳しくはその異常出力の回避方法に関
するものである。
口 従来の技術 従来、各種燃焼機器の不完全燃焼を防止するため、排気
中の02濃度を測定し、その測定結果からファン回転数
を補正し、空気比を最適に維持する方法が行なわれてい
た。そして、燃焼機器の排気中の02濃度を測定するセ
ンサとして限界電流型ジルコニア0□センサが広く一般
的に使用されていた。
ハ 発明が解決しようとする課題 上記従来の技術において、02濃度とジルコニア02セ
ンサの出力とは通常比例しているがO2濃度が低くなり
COが多量に発生してくると、ジルコニア02センサに
異常出力が起こる。(第5図参照) その原因はCOが大量に存在する状態になると、O3が
高温のセンサ上で消費され、最終的に02が無くなり、
水蒸気が電気分解されて02の供給源となるためである
。それによって、ジルコニア02センサの出力が第5図
示のように急激に増大するのである。即ち、第5図示の
02センサのグラフは、実際には02不足の状態(O2
濃度約3%以下のゾーン)であるにかかわらず、02過
剰の信号になっており、異常出力を表わしているもので
ある。
このようなジルコニア0□センサの異常出力の状態では
、実際の02濃度が低いにもかかわらす02センサの出
力が高いため、その出力値に応する空気比によってファ
ンの回転を制御することになり、第4図示の如く、ファ
ン回転数が低下し02不足となって不完全燃焼を起すと
いう問題があった。
尚、第4図において、「ファン閉塞」とは、例えば燃焼
中にファン給気口な詰らせること等を言う。
二 課題を解決するための手段 本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、ジルコニア0
2センサの異常出力を制御ソフトで判断して、ファンの
回転数を補正したり或は器具を停止させて、燃焼機器の
不完全燃焼を防止することを目的とするもので、その構
成は、燃焼機器の排気路にジルコニア02センサを取り
付けて排気中の02濃度を測定し、その測定結果からフ
ァン回転数の適正値を計算し、その計算結果によってフ
ァン回転数を補正し、空気比を最適に維持する制御方式
において、02センサからの出力データを入力して時間
勾配を計算する計算手段と、その計算結果を規定値と比
較する比較手段と、その比較結果から前記ジルコニア0
2センサの異常出力を判断する判断手段と、その判断結
果によりファンの回転数をアップ又は器具を停止させる
制御手段とを備えたものである。
又、燃焼機器の排気路に02センサを取り付けて排気中
の02濃度を測定し、その測定結果からファン回転数の
適正値を計算し、その計算結果によってファン回転数を
補正し、空気比を最適に維持する制御方式において、ガ
ス比例制御弁の電流値及びファン回転数のデータを入力
して予想空気比を計算する計算手段と、その計算結果と
02センサからの出力データとを比較する比較手段と、
その比較結果から前記ジルコニア0□センサの異常出力
を判断する判断手段と、その判断結果によりファン回転
数をアップ又は器具を停止させる制御手段とを備えたも
のである。
ホ 作用 燃焼機器に取り付けた02センサからの出力データを入
力し、計算手段により時間勾配を計算し、その計算結果
と02濃度規定値とを比較し、その比較結果から判断手
段によりジルコニア02センサの異常出力を判断し、異
常出力と判断された場合には、制御手段により一時ファ
ンの回転数をアップして燃焼機器の不完全燃焼を防止し
、更に異常状態が続く時は器具を停止させる。
又、ガス比例制御弁の電流値及びファン回転数のデータ
を入力して計算手段により予想空気比を計算し、その計
算結果と燃焼機器に取り付けた02センサからの出力デ
ータとを比較し、その比較結果から判断手段によりジル
コニア02センサの異常出力を判断し、異常出力と判断
された場合には、前記実施例と同様に、制御手段により
一時ファンの回転数をアップして燃焼機器の不完全燃焼
を防止し、更に異常状態が続く時は器具を停止させる。
へ 実施例 本発明の第1実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は、マイクロプロセッサを使用してジルコニア0
2センサの異常出力を回避する制御プログラムのフロー
チャートで、最初に燃焼機器の排気路に取り付けた02
センサからの出力データ(空気比)をマイクロプロセッ
サに入力する。
次に空気比(O2濃度)の時間勾配(dx/dt)が計
算される。そして、その02濃度の時間勾配とあらかじ
め設定された02濃度規定値とを比較する。
そして、その比較結果からジルコニア02センサの出力
が異常か否かを判断する。即ち、異常の場合の出力はd
x/dtw■となるので、あらかじめ設定された02濃
度規定値以上は異常とする。異常出力と判断された場合
には、マイクロプロセッサからの制御信号により一部フ
ァンの回転数をアップして燃焼機器の不完全燃焼を防止
し、更に異常状態が続く時は器具を停止させる。(第3
図参照) 上記の手順により、不完全燃焼の状態が回避され、燃焼
機器の使用安全が確保される。
又、第2図は、本発明の第2実施例を示したもので、第
1実施例と同様にマイクロプロセッサを使用して、ジル
コニア0□センサの異常出力を回避する制御プログラム
のフローチャートである。
最初に、燃焼機器の排気路に取り付けた02センサから
の出力データ(空気比)と、ガス比例制御弁の電流値及
びファン回転数のデータとがマイクロプロセッサに入力
される。そして、ガス比例制御弁の電流値及びファン回
転数のデータから予想空気比(予想02濃度)が計算さ
れる。
次に、その予想空気比と前記0□センサから人力された
空気比とを比較する。
その比較結果から、ジルコニア02センサの出力が異常
か否かを判断する。
即ち、「予想空気比」(「空気比」、即ち、「予想空気
比」/「空気比J<K(Kは予め設定された比率)の場
合、異常出力とされ、マイクロプロセッサは制御手段の
一部を構成するタイマーに作動信号を送る。タイマーは
同じく制御手段の一部を構成する10%回転数up回路
に信号を送り、ファンの回転数が10%upされる。そ
の状態を所定時間続け、その間依然としてセンサが異常
出力している場合には、タイマーがタイムupL、てリ
レーにOFF信号を送りファンの回転を停止させる。こ
のようにして燃焼機器の不完全燃焼が防止或は不完全燃
焼の状態が回避され、燃焼機器の使用安全が確保される
尚、上記両実施例において、異常出力回避のため、ファ
ンの回転数を10%upとしているが、これに限定され
るものではない。
ト 発明の詳細 な説明の如く、本発明に係るジルコニア02センサの異
常出力の回避方法は、マイクロプロセッサを使用して、
02センサの時間勾配と規定値とを比較して異常出力を
判断したり、或は、予想空気比と02センサからの出力
データとを比較して異常出力を判断し、異常出ツJの場
合、制御手段によりファン回転数をアップ又は器具を停
止させるものであるから、燃焼機器の不完全燃焼の状態
を回避或は不完全燃焼を防止し、燃焼機器の使用安全が
確保されると共に、制御ソフトウェアによって異常出力
を回避するため低コストで・実現出来る等、その実用価
値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る第1実施例の制御プログラムのフ
ローチャート、第2図は第2実施例の制御プログラムの
フローチャート、第3図は異常出力の回避がなされた状
態を表すグラフ、第4図は異常出力の回避がなされない
状態を表すグラフ、第5図はジルコニア02センサの出
力特性を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃焼機器の排気路にジルコニアO_2センサを取り
    付けて排気中のO_2濃度を測定し、その測定結果から
    ファン回転数の適正値を計算し、その計算結果によって
    ファン回転数を補正し、空気比を最適に維持する制御方
    式において、O_2センサからの出力データを入力して
    時間勾配を計算する計算手段と、その計算結果を規定値
    と比較する比較手段と、その比較結果から前記ジルコニ
    アO_2センサの異常出力を判断する判断手段と、その
    判断結果によりファンの回転数をアップ又は器具を停止
    させる制御手段とを備えたことを特徴とするジルコニア
    O_2センサの異常出力の回避方法。 2 燃焼機器の排気路にO_2センサを取り付けて排気
    中のO_2濃度を測定し、その測定結果からファン回転
    数の適正値を計算し、その計算結果によってファン回転
    数を補正し、空気比を最適に維持する制御方式において
    、ガス比例制御弁の電流値及びファン回転数のデータを
    入力して予想空気比を計算する計算手段と、その計算結
    果とO_2センサからの出力データとを比較する比較手
    段と、その比較結果から前記ジルコニアO_2センサの
    異常出力を判断する判断手段と、その判断結果によりフ
    ァン回転数をアップ又は器具を停止させる制御手段とを
    備えたことを特徴とするジルコニアO_2センサの異常
    出力の回避方法。
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