JP3289515B2 - 給湯器の燃焼状態判定方法 - Google Patents

給湯器の燃焼状態判定方法

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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給湯器の燃焼状態判定方
法に関する。具体的にいうと、給湯器に用いられている
熱交換器のフィン詰り等による燃焼状態の悪化を判定す
るための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】給湯器においては、ガスバーナで燃焼さ
せたガスと水とを熱交換器で熱交換させることによりガ
スの燃焼熱で水を加熱する。しかし、ガスには水分が含
まれているため、低温出湯で給湯器を長期間使用する
と、熱交換器のフィンに結露し、結露によってフィンが
腐食する。このため熱交換器にフィン詰りが発生し、ガ
スバーナ側から熱交換器へ向けて強制的に供給されてい
るエアの排気が悪くなり、缶体の排気閉塞のためにガス
バーナの燃焼状態が悪化するという問題がある。
【0003】このようなフィン詰りによる燃焼状態の悪
化に対する対策としては、CO(一酸化炭素)センサ等
により排気ガス中の有害成分を測定することにより、燃
焼状態の悪化を検知し、燃焼状態が一定限度以上に悪化
した場合には、ガスバーナの燃焼を停止させるようにし
たものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにしてフィン詰りによる燃焼状態の悪化を検出する方
法では、センサの信頼性に問題があるため、あまり普及
していない。また、センサとその処理回路等を必要とす
るので、製品コストが上昇するという欠点もあった。
【0005】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、センサ等を
用いることなく、燃焼量の制御状態の変化からフィン詰
り等による燃焼状態の悪化を検出できるようにすること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による給湯器の燃
焼状態判定方法は、フィードフォワード制御にフィード
バック制御を併用して燃焼量を制御される給湯器におい
て、フィードバック制御量の制御可能範囲を予め設定し
ておき、フィードバック制御量が当該制御可能範囲の限
界値もしくは限界値近傍に達した場合には給湯器の燃焼
状態が悪化していると判定するようにしたことを特徴と
している。
【0007】例えば、前記フィードバック制御量が前記
制御可能範囲の限界値に達した場合には、燃焼停止させ
るようにすることができる。
【0008】また、前記フィードバック制御量が前記制
御可能範囲の限界値近傍に達した場合には、ファン回転
数補正や燃焼状態悪化の表示の出力を行わせるようにす
ることもできる。
【0009】
【作用】給湯器が当初フィードフォワード制御されてい
ても、熱交換器にフィン詰りが発生すると、熱交換効率
の低下により出湯温度が低下してくる。出湯温度が低下
してくると、フィードフォワード制御にフィードバック
制御が加わって出湯温度を設定温度に一致させるように
湯温制御される。さらにフィン詰りが進行すると、設定
温度の湯を出湯するためにフィードバック制御量が大き
くなっていく。
【0010】本発明にあっては、このような給湯器にお
いて、フィードバック制御量の制御可能範囲を予め設定
している。例えば、フィン詰りにより次第に悪化してく
る燃焼状態とフィードバック制御量との関係を実験的に
調べ、許容可能な燃焼状態に対応してフィードバック制
御量の制御可能範囲を定めることができる。従って、こ
の制御可能範囲の限界値もしくは限界値近傍に達した場
合には、給湯器の燃焼状態が悪化していると判定するこ
とができ、その判定結果に応じて給湯器を燃焼停止させ
たり、ファン回転数を補正したり、燃焼状態の悪化を示
す表示を出力させたりすることができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る給湯器Aを示
す概略構成図である。熱交換器1は缶体2内に納められ
ており、缶体2内の熱交換器1の下方にはガスバーナ3
が配設されている。さらに、缶体2の底部には、ガスバ
ーナ3に燃焼用エアを強制給気するためのファン4が設
けられており、缶体2の上面には排気口5が開口されて
いる。しかして、熱交換器1に流れる水は、ガスバーナ
3で燃焼させられた燃焼ガスと熱交換することによって
加熱され、湯となって出湯される。ファン4はガスバー
ナ3が最適な空燃比で燃焼するように所定のファン回転
数で回転し、ファン4から供給された燃焼用エアは、ガ
スバーナ3で加熱されて燃焼ガスと共に熱交換器1のフ
ィン1aの間を通過し、排気口5から外部へ排気され
る。
【0012】熱交換器1の入水側に接続された入水管6
には入水流量Qを検出するための水量センサ7と入水温
度TCを検出するためのサーミスタ等の入水温度センサ
8が設けられており、熱交換器1の出湯側に接続された
出湯管9には熱交換器1で加熱された湯の出湯温度TH
を検出する出湯温度センサ10が設けられている。
【0013】ガスバーナ3に接続されたガス供給管11
には、開閉弁12とガス比例弁13とが設けられてお
り、このガス比例弁13の開度を制御することにより給
湯器Aの燃焼量、つまりガスバーナ3の燃焼量を制御可
能になっている。
【0014】制御装置14は、図1に示すように水量セ
ンサ7、入水温度センサ8及び出湯温度センサ10の各
検知信号を入力されており、ファンモータ26、開閉弁
12及びガス比例弁13に制御信号を出力してファン
4、開閉弁12及びガス比例弁13を制御している。
【0015】図2は上記制御装置14の構成を詳細に示
すブロック図である。制御装置14は、ガス比例弁13
をフィードフォワード(以下、FFと記す)制御するた
めのFF燃焼量GFFを演算するFF演算部15と、ガス
比例弁13をフィードバック(以下、FBと記す)制御
するためのFB燃焼量GFBを演算するFB演算部16と
を有しており、燃焼量設定部17はFF演算部15で演
算されたFF燃焼量GFFとFB演算部16で演算された
FB燃焼量GFBに基づいて出力燃焼量G0を決定する。
FF演算部15には、水量センサ7の流量検出回路18
から水量センサ7で検出された入水流量Qと、入水温度
センサ8の入水温検出回路19から入水温度センサ8で
検出された入水温度TCと、リモートコントローラの温
度設定回路20からリモートコントローラで設定された
設定温度TSを示す各信号が入力されており、FF演算
部15はこれらのデータQ、TC、TSに基づいてFF燃
焼量 GFF=ρ(TS−TC)Q …… を演算し、燃焼量設定部17へFF燃焼量GFFの値を出
力している。ここで、ρは熱交換器1の熱交換効率であ
って、既定値(一定値)が用いられている。また、FB
演算部16には、流量検出回路18から水量センサ7で
検出された入水流量Qと、出湯温度センサ10の出湯温
検出回路21から出湯温度センサ10で検出された出湯
温度THと、温度設定回路20からリモートコントロー
ラで設定された設定温度TSを示す各信号が入力されて
おり、FB演算部16はこれらのデータQ、TH、TS
基づいて比例積分演算によりFB燃焼量GFBを演算す
る。すなわち、FB演算部16は、 GFB=KP(TS−TH)Q+(1/KI)S(TS−TH)Q・dt …… によってFB燃焼量GFBを演算する。ここで、KP、KI
はそれぞれ比例積分(PI)制御の比例定数と積分定数
である。また、S…・dtは積分記号である。FB演算部
16はこうして演算したFB燃焼量GFBの値を燃焼量設
定部17へ出力している。燃焼量設定部17では、FF
演算部15で演算されたFF燃焼量GFFとFB演算部1
6で演算されたFB燃焼量GFBとを加算して出力燃焼量 G0=GFF+GFB …… を求める。燃焼量設定部17で設定量が求められると、
その信号は比例弁電流設定部22とファンモータ回転数
設定部23へ出力される。比例弁電流設定部22では、
出力燃焼量G0の値に応じた比例弁電流の値を設定し、
比例弁駆動回路24からガス比例弁13に設定値の比例
弁電流を流してガス比例弁13を制御し、設定された出
力燃焼量G0でガスバーナ3を燃焼させて設定温度TS
湯を出湯させる。一方、ファンモータ回転数設定部23
では、出力燃焼量G0の値に応じたファンモータ回転数
を設定し、ファンモータ駆動回路25によりファンモー
タ26を設定したファン回転数で回転させ、最適な空燃
比となるようにガスバーナ3に燃焼用エアを供給する。
27は回転数検出回路であって、ファンモータ26の回
転数を検出しており、ファンモータ駆動回路25は回転
数検出回路27からのフィードバック信号によりファン
モータ回転数が設定値と等しくなるようにフィードバッ
ク制御している。
【0016】このような制御装置14を備えた給湯器A
においては、正常な状態(あるいは、理想的な状態)で
は、FF制御のみによって燃焼量の制御が行なわれ、出
力燃焼量G0=GFFとなる。すなわち、図3に示すFF
燃焼量GFFと出力燃焼量G0との関係では、直線G0=G
FF上で出力燃焼量G0が制御される。しかしながら、熱
交換器1にフィン詰りが発生した場合には、熱交換器1
の熱交換効率が上記式で用いられている熱交換効率ρ
の値(既定値)よりも低下し、FF制御のみでは出湯温
度THが設定温度TSよりも低くなってしまう。従って、
このような場合には、FF制御に加えてFB制御が働く
ようになり、FF制御とFB制御によって設定温度TS
の湯を出湯するようになり、制御状態は図3の直線G0
=GFF上から外れる。こうして熱交換器1のフィン詰り
が進行して燃焼状態が悪化するにつれて、FB制御が次
第に強く働くようになり、出力燃焼量G0に占めるFB
燃焼量GFBの割合が大きくなっていき、制御状態は図3
の直線G0=GFFからどんどん離れていく。
【0017】このように熱交換器1のフィン詰りによる
燃焼状態の悪化の程度と、出力燃焼量G0に占めるFB
燃焼量GFBの大きさとの間には一定の関係が認められる
ので、安全で許容可能な燃焼状態に対応する制御可能範
囲(正常域)を実験的に定めることができる。例えば、
FB燃焼量GFBがGFBmax(>0)よりも大きくなると
危険な状態になり、GFBmin(<0)よりも小さくなっ
ても危険な状態になるとすれば、制御可能範囲として
は、 GFBmin<GFB<GFBmax または GFF+GFBmin<G0<GFF+GFBmax …… と設定することができ、これは図3の斜線領域になる。
この場合には、制御可能範囲の限界値は、上限側と下限
側とで、それぞれ G0=GFF+GFBmax (又は、GFB=GFBmax) …… G0=GFF+GFBmin (又は、GFB=GFBmin) …… となる。さらに、上限側の限界値G0=GFF+GFBmaxと
下限側の限界値G0=GFF+GFBminの近傍には、それぞ
れ予備的処理のための限界近傍値 G0=GFF+GFBu (又は、GFB=GFBu) …… G0=GFF+GFBd (又は、GFB=GFBd) …… が定められている。但し、 GFBmin<GFBd<0<GFBu<GFBmax である。図3においては、この限界値G0=GFF+GFBm
ax及びG0=GFF+GFBminは実線で表わし、限界近傍値
0=GFF+GFBu及びG0=GFF+GFBdは一点鎖線で表
わしている。なお、次第にFB燃焼量GFBが大きくなっ
ていくので、上限側の限界値G0=GFF+GFBmaxだけを
定めておけばよいのであるが、式又は図3のように
上限側と下限側に限界値を定めておけば、例えば、予定
したより高カロリーの燃料ガスが供給された場合やガス
比例弁の調整ミス等の異常によってFF燃焼量GFFが過
大になった場合の燃焼異常も検出可能になる。
【0018】制御状態が限界近傍値や限界値を超えたか
否かを判定するためには、燃焼量設定部17から出力さ
れる出力燃焼量G0を監視し、この出力燃焼量G0を〜
式で定義される限界値や限界近傍値と比較すればよ
い。しかし、FB演算部16から出力されるFB燃焼量
FBを監視し、このFB燃焼量GFBが〜のかっこ内
の式で定義される限界値や限界近傍値と比較するほうが
処理が簡単になり、判断処理効率が向上する。このため
図2に示した制御装置14では、FB燃焼量GFBの限界
値GFBmax,GFBminや限界近傍値GFBu,GFBdの値を予
め判定部28に記憶している。この判定部28には、F
B演算部16で演算されたFB燃焼量GFBの値が入力さ
れており、入力されたFB燃焼量GFBを限界値GFBma
x,GFBminや限界近傍値GFBu,GFBdと比較している。
そして、FB燃焼量GFBが限界近傍値GFBu又はGFBdに
達すると、リモートコントローラの表示部(図示せず)
等にエラー表示してユーザーに給湯器Aの補修点検を促
したり、ファンモータ回転数設定部23のファン回転数
演算式(ファン回転数算出テーブル)を補正し、フィン
詰りによるエア不足を補償する。さらに、FB燃焼量G
FBが限界値GFBmax又はGFBminに達すると、安全動作に
移行し、開閉弁12を閉じて強制的にガスバーナ3の燃
焼を停止させる。
【0019】図4は上記制御装置14により燃焼状態を
判別し、必要な処理を施すための手順を示すフロー図で
ある。まず、給湯器Aに水が流れると、最低作動流量
(MOQ)がオン(つまり、入水流量Q≧MOQ)かオ
フ(つまり、入水流量Q<MOQ)か判定され(S3
1)、MOQオフであれば、給湯器Aは燃焼停止状態に
維持され、あるいは燃焼停止する(S32)。MOQオ
ンであれば、ガスバーナ3が定常燃焼しているか否か調
べられ(S33)、定常燃焼していなければ点火シーケ
ンスを実行してガスバーナ3を定常燃焼させる(S3
4)。定常燃焼中には、燃焼量設定部17は、FF演算
部15で演算されたFF燃焼量GFFとFB演算部16で
演算されたFB燃焼量GFBとから出力燃焼量G0=GFF
+GFBを算出し(S35)、これに基づいてガス比例弁
13を制御して燃焼量を制御する。ついで、判定部28
はFB燃焼量GFBが限界近傍値GFBu又はGFBdに達して
いないか判定し(S36)、限界近傍値よりも内側の制
御可能範囲(GFBd<GFB<GFBu)にある場合には元の
ステップS31からのフローを繰り返す。これに対し、
制御状態が限界近傍値を越えてGFB≧GFBu又はGFB
FBdであると判定した場合には、続けてFB燃焼量G
FBが限界値GFBmax又はGFBminに達していないか判定し
(S37)、限界値よりも内側の制御可能範囲(GFBmi
n<GFB<GFBmax)にある場合には、ファン回転数の演
算式を補正したり、エラー表示をしたり(S38)した
後、燃焼状態を維持する。これに対し、制御状態が限界
値を越えてGFB≧GFBmax又はGFB≦GFBminと判定した
場合には、開閉弁12を閉じて強制的に燃焼を停止させ
る(S39)。
【0020】図5は本発明の方法による別な限界値と限
界近傍値の設定の仕方を示す図である。図3ではFB燃
焼量の限界値GFBmax及びGFBminや限界近傍値GFBu及
びGFBdの値はFF燃焼量GFFに依存しない定数として
いたが、図5ではGFBmax、GFBmin、GFBu、GFBdはF
F燃焼量GFFの関数としており、より精妙な判定を可能
にすることができる。このためには、図2に破線で示す
ようにFF演算部15からもFF燃焼量GFFの演算値を
判定部28へ伝える必要がある。また、図5に示すよう
に限界近傍値G0=GFF+GFBu及びG0=GFF+GFBdを
複数組設定しておき、異なる各限界近傍値G0=GFF
FBu及びG0=GFF+GFBd毎に順次段階的にファン回
転数を補正するようにしてもよい。あるいは、内側の限
界近傍値G0=GFF+GFBu及びG0=GFF+GFBdでファ
ン回転数を補正し、外側の限界近傍値G0=GFF+GFBu
及びG0=GFF+GFBdでエラー表示するようにしてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】本発明にあっては、フィードバック制御
量の制御可能範囲を定めておき、この制御可能範囲の限
界値もしくは限界値近傍に達した場合に給湯器の燃焼状
態が悪化していると判定する。従って、プログラム上で
制御可能範囲を設定してフィードバック制御量がその限
界値または限界値近傍に達しているか否かを監視するだ
けでよく、従来方法のようにCOセンサのようなセンサ
やセンサ用の処理回路等が必要なく、安価なコストで給
湯器の燃焼状態を監視することができる。
【0022】また、COセンサ等のセンサの感度や信頼
性にも依存しないので、精度よく燃焼状態の悪化ないし
異常を検出することができ、信頼性を向上させることが
できる。
【0023】例えば、フィードバック制御量が制御可能
範囲の限界値に達した場合には、燃焼停止させることに
より給湯器の不完全燃焼を防止し、給湯器の安全性を高
めることができる。また、フィードバック制御量が制御
可能範囲の限界値近傍に達した場合には、ファン回転数
補正を行なわせることにより悪化した燃焼効率を向上さ
せることができる。あるいは、燃焼状態悪化を示す表示
を出力することにより、ユーザーに補修点検を促し、燃
焼状態が限界まで悪化するのを予防することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給湯器の概略構成図である。
【図2】同上の制御装置及びその周囲の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の方法によりフィン詰りを検出するため
の方法を説明する説明図である。
【図4】同上の方法によりフィン詰りを検出し、必要な
処理を施すための手順を示すフロー図である。
【図5】本発明の別な方法を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 1a フィン 3 ガスバーナ 4 ファン 15 フィードフォワード(FF)演算部 16 フィードバック(FB)演算部 17 燃焼量設定部 28 判定部 G0 出力燃焼量 GFF FF燃焼量 GFB FB燃焼量 GFBmax,GFBmin FB燃焼量の限界値 GFBu,GFBd FB燃焼量の限界近傍値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−200133(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/10 302

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィードフォワード制御にフィードバッ
    ク制御を併用して燃焼量を制御される給湯器において、 フィードバック制御量の制御可能範囲を予め設定してお
    き、フィードバック制御量が当該制御可能範囲の限界値
    もしくは限界値近傍に達した場合には給湯器の燃焼状態
    が悪化していると判定するようにした給湯器の燃焼状態
    判定方法。
  2. 【請求項2】 前記フィードバック制御量が前記制御可
    能範囲の限界値に達した場合には、燃焼停止させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の給湯器の燃焼
    状態判定方法。
  3. 【請求項3】 前記フィードバック制御量が前記制御可
    能範囲の限界値近傍に達した場合には、ファン回転数補
    正や燃焼状態悪化の表示の出力を行なわせるようにした
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の熱交換器の燃
    焼状態判定方法。
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