JP2651069B2 - 燃焼安全装置 - Google Patents

燃焼安全装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプレパージやポストパ
ージなどを行う送風機能の故障や劣化を診断する燃焼安
全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開平2−146412号
公報に示された従来の燃焼安全装置を示すブロック構成
図であり、図において、1は羽根車1aと駆動モータ1
bとで構成される送風機、2はバーナで、このバーナ2
は比例制御弁3によって燃料量が調節される。4はバー
ナ2によって加熱される熱交換器で、この熱交換器4は
水をお湯にして給湯するガス瞬間給湯機5を構成する。
【0003】6は熱交換器4の出湯温度を検出して設定
温度となるように比例制御弁3で燃料量を調節する燃焼
制御部で、この燃焼制御部6はガス瞬間給湯機5の運転
シーケンスを管理する。7は燃焼制御部6で設定される
バーナ2の燃料量に対応した燃焼用空気を供給すべく送
風機1の回転数検出部8の回転数信号をフィードバック
するための回転数制御部(回転数制御手段)で、制御則
としてはPIDで構成される。なお、回転数検出部8は
ホール素子やフォトカプラなどで構成されている。9は
送風機1を構成する駆動モータ1bの駆動電流ipを検
出する電流検出部、10は上記回転数制御部7で制御さ
れる設定回転数の駆動モータ1bの駆動電流を設定する
設定電流部で、送風機1の負荷状態によって予め実験な
どで求めた値に設定してある。11は上記電流検出部9
の電流値ipと設定電流値isとを比較すうる比較部、
12は比較部11の出力で制御される報知手段で、この
報知手段12は駆動電流値ip≧設定電流値isの関係
になったときに起動される。報知手段12はガス瞬間給
湯機5の本体もしくはリモコンなどへ表示ランプやブザ
ー音で報知する構成とし、使用者が認識可能な手段であ
ればよい。
【0004】次に動作について説明する。回転数制御部
7は燃焼制御部6で設定されるバーナ2の燃料量に対応
した燃焼用空気を供給すべく送風機1に回転数検出部8
の回転数信号をフィードバックする。また、電流検出部
9は送風機1を構成する駆動モータ1bの駆動電流ip
を検出する。これらより燃焼装置は最大燃料量と最小燃
料量との間で回転数Nを制御しており、駆動電流値ip
は通常負荷特性上の値となる。すなわち、例えばある燃
料量Qgaのときの駆動モータ1bの駆動電流ipはi
poで、回転数NはNoとなっている。しかし、送風機
1の吸気詰まりや羽根車への異物付着などが発生する
と、異常負荷特性へ移動し、駆動電流値ipはipaへ
低下するが、回転数Nは回転数制御部7によって回転数
Noを保つことになる。したがって、駆動モータ1bの
電流を検出して送風機1の動作状態を監視し、駆動電流
ipが異常負荷電流値isに達した時点で警報を発し、
図5に示す風量Qに対する圧力Pおよび駆動電流ipの
送風特性より、実線で示す通常時の負荷点Koの駆動電
流ipoは送風機1の吸気詰まりなどにより破線で示す
異常負荷点Kaへ移動し、そのときの駆動電流ipはi
paと減少して送風構成の異常を知らせることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃焼安全装置は
以上のように構成されているので、送風機1の回転数や
風圧スイッチや風量センサなどを用いて風量を検出する
場合に、屋外での風により排気口や吸気口の近傍の風圧
が変化して燃焼室内部の圧力が変化するために、真の風
量を検出できない場合があった。このため、掃気量を時
間によって計測する構成では未燃ガスの排出が十分発揮
できなかったり、燃焼に必要な風量を確保できなかった
り、風圧が上がっても実際の空気流がないような現象が
生じるという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、屋外の風により排気口や吸気口
の近傍の風圧が変化し、燃焼室内部の圧力が変化しても
安定に、しかも安全に燃焼させることができるようにし
た燃焼安全装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る燃焼安全
装置は掃気用空気および燃焼用空気の供給を行う送風機
の回転数を検出する回転数検出部と、上記送風機の近傍
に設けられて風量を検出する風量センサと、上記回転数
検出部が検出した回転数と上記風量センサが検出した風
量とを比較して偏差を出力するコンパレータと、このコ
ンパレータで得られた偏差があらかじめ設定された値を
一定時間越えた場合に上記風量センサの異常を検出する
判別手段と、上記風量センサが異常でない場合には測定
風量を積算する回転数制御手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】この発明における燃焼安全装置は掃気量の計測
をタイマにより行わず、測定風量を計測し、測定値が一
定値に達したら掃気を終了させるようにすると共に、風
量センサの異常を検出できるようにしたものである。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の構成図、図2はこの発明の一実
施例を示すブロック構成図で、図1および図2において
図4と同一または均等な構成部分には同一符号を付して
重複説明を省略する。図において、13は熱線式流量計
を用いた風量センサで、上記回転数検出部8は送風機1
の回転数を正確に測定できるので、風量センサ13の出
力シフトを測定できる。14は回転数検出部8の出力と
風量センサ13の出力との偏差をとるコンパレータ、1
5はコンパレータ14よりの偏差があらかじめ設定され
た値を一定時間越えたかどうか判別する判別手段、16
は水流を検出する水流センサである。
【0010】次に図3に示すフローチャートに基づいて
動作について説明する。ステップST1において水流セ
ンサ16は水流を検出すると、ステップST2では駆動
モータ1bが始動し、またステップST3では風量セン
サ13にて流量を測定すると共に、回転数検出部8によ
って送風機1の回転数を検出し、コンパレータ14によ
って偏差をとる。そして、偏差があらかじめ設定された
値を一定時間に越えたかどうかを判別して風量センサ1
3が正常であるか否かを判断し、風量センサ13が異常
である場合はステップST4により異常処理を行う。ま
た、風量センサ3が正常であれば、ステップST5に進
んでプレパージやポストパージなどの掃気量の風量単位
を検出し、次いでステップST6において測定風量を積
算し、ステップST7において掃気量が一定量となった
か否かを判断する。ステップST7において掃気量が一
定になったことを検出すると、ステップST8において
プレパージやポストパージなどの掃気を完了し、次いで
図示を省略した点火装置にて点火を試みる。点火がスム
ーズに行われない場合には送風機1の風量を回転数制御
部7により制御し、また比例制御弁3の燃料量を燃焼制
御部6により調節して点火の確率を高める制御を行う。
正常に点火が完了すると、比例燃焼に入る。ここで、外
風の影響などで風量が不安定になり、燃焼の安定性が得
られない場合は、回転数制御部7により駆動モータ1b
の回転数を制御して風量を調整し、燃焼の安定を計る。
すなわち、風量または燃料量を調節し、適正な空燃比を
得るように制御を行う。
【0011】一方、この燃焼安定制御を計っても、安定
に燃焼しないとき、すなわち調整する風量や燃料量の制
御範囲を逸脱して消炎するようなときには、一旦燃焼を
停止し、一定時間経過後に再度燃焼シーケンスを始動す
る。これでも正常な燃焼が行われないときはロックアウ
トとし、警報を出す。これによって使用者が本来の燃焼
装置の異常により燃焼をロックアウトするという理由以
外のために警報発生と燃焼装置のリセットを行う回数を
減らすことができ、使用勝手のよい燃焼装置を得ること
ができる。
【0012】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば掃気用空
気および燃焼用空気の供給を行う送風機の回転数を検出
する回転数検出部と、上記送風機の近傍に設けられて風
量を検出する風量センサと、上記回転数検出部が検出し
た回転数と上記風量センサが検出した風量とを比較して
偏差を出力するコンパレータと、このコンパレータで得
られた偏差があらかじめ設定された値を一定時間越えた
場合に上記風量センサの異常を検出する判別手段と、上
記風量センサが異常でない場合には測定風量を積算する
回転数制御手段とを有するように構成したので、掃気量
の計測をタイマにより行わず、測定風量を計測し、測定
値が一定値に達したら掃気を終了させるようにすると共
に、風量センサの異常を検出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示すクレーム対応図である。
【図2】この発明の燃料安全装置の一実施例を示すブロ
ック構成図である。
【図3】図2の動作を説明するフローチャートである。
【図4】従来の燃焼安全装置の一例を示すブロック構成
図である。
【図5】図4の動作を説明するための風量に対する圧力
と駆動電流の送風特性図である。
【符号の説明】
1 送風機 6 燃焼制御部 7 回転数制御部(回転数制御手段) 8 回転数検出部 13 風量センサ 14 コンパレータ 15 判別手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃気用空気および燃焼用空気の供給を行
    う送風機の回転数を検出する回転数検出部と、上記送風
    機の近傍に設けられて風量を検出する風量センサと、上
    記回転数検出部が検出した回転数と上記風量センサが検
    出した風量とを比較して偏差を出力するコンパレータ
    と、このコンパレータで得られた偏差があからじめ設定
    された値を一定時間越えた場合に上記風量センサの異常
    を検出する判別手段と、上記風量センサが異常でない場
    合には測定風量を積算する回転数制御手段とを備えた燃
    焼安全装置。
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TW294771B (ja) * 1995-01-30 1997-01-01 Gastar Co Ltd

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