JPH04136192U - 小便器ユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 余りスペースを取れない狭いトイレにも省ス
ペース化を図りつつ小便器、手洗器、温風乾燥器等の様
々な機能を組み込んだ小便器ユニットを設置できるよう
にすること。 【構成】 前面に小便器１１を備えた小便器ユニット１
において、前記小便器１１と並んで手洗器１２や、温風
乾燥器１３等の種々の機器を組込んだことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、小便器ユニットに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、小便器と手洗器をトイレの壁に沿って連立させる場合、配管類を備えト イレの壁からの前出し寸法や床面からの高さが異なった夫々のユニットを横に並 べて配設していた。又、これら両ユニットに加えて更に温風乾燥器等のその他の 機器を設ける場合には、前記両ユニットを取付けた後、この何れかのユニットの 前面板、若しくはユニット側面の壁に温風乾燥器等の機器を取付けていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら小便器、手洗器を夫々個別のユニットとして取付け、更に温風乾 燥器等の機器を取付ける上記従来のものでは、各ユニットや機器の部位によって トイレの壁からの前出し寸法や高さが異なるため、トイレ全体のデザイン上不必 要な凹凸が生じ、これがデザイン上の大きなネックとなっている。又、これらの 各ユニットの凹凸によって、トイレ内の使用可能な空間が制限されてしまう。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために本考案は、前面に小便器を備えた小便器ユニットに おいて、前記小便器と並んで手洗器や、温風乾燥器等の種々の機器を組込んだ。

【０００５】

【作用】

上記手段によれば、小便器ユニットに小便器と並んで、手洗器や温風乾燥器等 の種々の機器を組込んだので、様々な機能を備えた小便器ユニットを場所を取ら ずに設置することが出来る。

【０００６】

【実施例】 次に本考案の実施例を添付した図面により説明する。 図１は本考案の小便器ユニットの斜視図、図２は同じく正面図、図３は同じく 側面図である。 図で１は小便器ユニットを示し、Ｌ字管を組み付けて形成したフレーム２をト イレ３の壁４に沿って設置し、フレーム２の内部には小便器、手洗器、温風乾燥 器等のための給水管５、排水管６、汚水管７、各種配線管８等が収納してある。 フレーム２の上面にはカウンター９を冠着し、フレーム２の前面には、前面板１ ０と並んで、前述の小便器１１、手洗器１２及び温風乾燥器１３等が取付けてあ る。

【０００７】 小便器１１、手洗器１２及び温風乾燥器１３等は、夫々前面板１０と同じ体裁 で形成したキャビネット１４、１５、１６に一体に取付けられており、これらの キャビネット１４、１５、１６をフレームに取付けることで、小便器１１、手洗 器１２及び温風乾燥器１３等を小便器ユニット１に組込む。この時各キャビネッ ト１４、１５、１６は、前面板１０と面一になる。

【０００８】 小便器１１のキャビネット１４には赤外線センサー１７が取付けてあり、利用 者が去った後自動的に水を流すようになっている。又、手洗器１２には手を差し 伸べると自動的に温水が出る自動水栓１８と共に、水石鹸の吐出口１９がある。 そして手洗器１２のキャビネット１５には、手洗器１２の下にごみ箱２０を組込 み、手洗器の上にはペーパータオルのホルダー２１が組込んである。尚、温風乾 燥器１３は、手洗器１２で洗った手を差し伸べると、自動的に温風が出て、手を 乾かす様になっている。

【０００９】

【考案の効果】

以上詳述した様に本考案によれば、小便器ユニットに小便器の他に手洗器、温 風乾燥器等を組み込んだので、余りスペースを取れず狭いトイレでも省スペース 化を図りつつ場所を取らずに様々な機能を設置することが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の小便器ユニットの斜視図である。

【図２】同じく正面図である。

【図３】同じく側面図である。

【符号の説明】

１ 小便器ユニット １１ 小便器 １２ 手洗器 １３ 温風乾燥器

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 前面に小便器を備えた小便器ユニットに
   おいて、前記小便器と並んで手洗器や、温風乾燥器等の
   種々の機器を組込んだことを特徴とする小便器ユニッ
   ト。